ペットボトルがスピーカーに変身?
今や、さまざまな種類のワイヤレススピーカーが販売されています。スピーカーがワイヤレスになることでポーダブル化し、より多様なデザイン設計が可能になりました。
ただ、この記事の主役「Sodapop」のようなスピーカーは、まさに前代未聞。その辺のペットボトルを使用するワイヤレススピーカーとして、世界中から注目を集めています。
ペットボトルからベース音!?
Sodapopは円筒形の中高音スピーカーと、収納ケースを兼ねる低音スピーカーの二段構造。特に低音スピーカーはペットボトルの形をしています。
中高音スピーカーとの接続部は、ペットボトルの口ネジが適合するようになっています。つまり、そこら辺に転がっているペットボトルをこれに設置することも可能というわけです。
たかがペットボトル、されどペットボトル。ベース音を従来型スピーカーよりも10dB以上拡大するそうです。
開発者はノルウェーの企業
口ネジさえ合えば、もちろんどの形状のペットボトルでも構いません。
飲み終わったあとのペットボトルを捨てずに、Sodapopを設置して音楽を楽しむ。知らない人が見たらビックリする光景です。
Sodapopの開発者の所在はノルウェー・オスロ。環境問題に関して世界で最も先進的な北欧諸国ならではの製品と言えます。
ペットボトルで創意工夫
道を歩いていると、たまに捨ててあるペットボトル。ですがそれは、工夫次第でどのようなものにも活かせます。
何気ないものを製品の一部に組み込んでしまったSodapop。クラウドファンディング「Kickstarter」で390ノルウェー・クローネ(約5300円)からの出資を募っています。
おしゃれさの中にも徹底した合理性、そして斬新性を含んでいる北欧デザイン。我々が普段何気なく使っているペットボトルが、最先端のワイヤレススピーカーになってしまいました。この発想はなかった!