昆虫の世界を旅しよう!

筆者のテレビ視聴は、地上波よりもCSに多くの時間が割かれています。ナショナルジオグラフィック、ヒストリーチャンネル、アニマルプラネットは鉄板ですね。筆者は特に大自然の生態系を扱った番組が好きで、動物や昆虫の動きをカメラが追っている映像には大興奮です。

今回は、まるでアニマルプラネットの番組のようなシーンを撮影できるカメラレンズ「Laowa 24mm f/14 Probe Lens(以下Laowa 24mm)」をご紹介します。

ファーブル昆虫記の世界

広角24mmであると同時に、2倍マクロレンズでもあるこの製品。

その外見は非常に特徴的です。まるで銃身のような細さで、一度見たら忘れられない製品でもあります。ですがこの設計が、昆虫を撮影するのに最適な環境を生み出します。

葉と葉の間に潜む虫を撮影する際、細いレンズをスッと差し入れます。そこに広がるのは、まるでファーブル昆虫記のような世界です。アニマルプラネットで見た世界が、カメラの液晶画面に繰り広げられています。

水中撮影も

Laowa 24mmの欠点は、絞りがf/14であるということ。これではどうしても暗くなってしまいます。

ですが、心配は無用。その欠点を補う措置として、先端にLEDライトが搭載されています。

また、Laowa 24mmは防塵防水仕様でもあるため、たとえば川の中にレンズを突っ込んで撮影するということも可能です。

冒険心くすぐる昆虫の国

忘れかけていた子供心をくすぐる昆虫の世界。その撮影はテクニックを要するものでしたが、Laowa 24mmによってさらに簡単なものになりました。

Laowa 24mmはクラウドファンディング「Kickstarter」で8627香港ドル(約12万2000円)から。