ヨーロッパをはじめ多方面から高い評価を得たバックパックであり、ボブルビー(BOBLBE-E)の代名詞となったフラッグシップシリーズ、メガロポリス(MEGALOPOLIS)。ラップトップを安全に、そしてユーザーも安全に使用できるバックパックの構想を形にしており、「EN 1621-2」というヨーロッパのバックプロテクション規格の最高ランクを誇っています。
ボブルビー(BOBLBE-E)のデザイナーを務めたヨーナスブランキング(JONAS BLANKING)
ヨーナスブランキング(JONAS BLANKING)はイタリアの自動車製造会社IDEA Institute。メルセデスやアルファロメオ、フェラーリなどのデザインチームに参加した後、デンマークの郵便局などでコーポレートアイデンティティを手がけました。その経験をもって1994年に独立。1998年にメガロポリスが正式リリースされるまでに、4年の歳月を費やしたとのことです。
ボブルビー(BOBLBE-E)のメガロポリスの構造
ABSプラスチック製モノコックハードシェルは、その奇抜なデザインから衝撃を与えました。『本当にバックパック?』と聞きたくなるような一風変わったメタリックフォルム。「人とコンピューターを護る」というコンセプトを見事に具現化したデザインと言えます。スキーやBMXなどのハードなスポーツでもコンピューターを護ることができる設計はもはや完璧とも言われています。
インパクトプロテクション
ABSプラスチック製モノコックハードシェルで覆われたバックパックは、外部からの強い衝撃、圧迫から中身を守ります。
バックプロテクター
スキーやBMX、オートバイでは常に事故の可能性がつきもの。そんな危機に人体の背中を保護する役割がバックプロテクター。この機能がヨーロッパの安全規格の最高レベルの認証を受けている理由です。
メガロポリスは現在在庫限りで終了または限定生産
現在は、メガロポリスの構造を後継モデルとして「POINT 65 BOBLBEE」と名称が変更されました。これはボブルビーがライセンスをPoint 65 Packs AB社に譲渡したから。製品名としてボブルビーの名前はしっかりと受け継がれたようです。
ボブルビー(BOBLBE-E) Point65 GTO 25L
こちらがメガロポリスを引き継いでいる現行モデル。メガロポリスの基本構造をベースに、今後も改良が続けられていくでしょう。
ボブルビー(BOBLBE-E)のメガロポリスの構造と現在までをまとめてみました。ライセンス譲渡の関係で製品名やモデル名に変化はあるものの、今後どのような製品をリリースしていくのかも注目ですね。