本格的過ぎるワイヤレスイヤホン。
「SoundFlux」は、プロのミュージシャンも賞賛するほどのダイナミックサウンドを繰り出す新製品です。正直、「ワイヤレスイヤホンにここまで凝っていいのか?」とすら思えてしまうほど。ですが、それだけ高い技術力を詰め込んでいるということでもあります。
てか、最近のイヤホンは本当にスゴイぞ!
ふたつの音域レンジを組み込む
まずは、下の画像をご覧ください。
ワイヤレスイヤホンの内部を開けると、音を流す管は普通は1本のみのはず。それがSoundFluxの場合は2本あります。
中高音用と低音用のふたつのレンジがあり、そのため通常のイヤホンに比べて低音がはっきり聞こえるそうです。確かに、高級音響機器は低音のためだけの機構をどこかに内蔵しています。しかし、それをワイヤレスイヤホンでやるとは……。
「驚異的なサウンド」というよりも、「驚異的な内部構造」と表現するほうがより正確です。サウンドの質は、あくまでもその結果に過ぎません。
安全を確保する「サウンドパスモード」
SoundFluxを象徴する機能が「サウンドパスモード」というものです。
これは、音楽を聴きながら外部の音を耳に入れるというモード。すなわち、会話の度に音楽を中断する必要はないということです。
音楽を聴きながらのランニングの際、車のクラクションが聞こえなかった……というのは非常に危険です。それを回避する機能としても役立ちます。
未知の音質
ともかく、ほんの小さなボディーに高級ステレオ並みの構造を組み込んだことは驚愕に値します。これはぜひ手に入れて、音質を確認してみたい製品ですね。
SoundFluxはクラウドファンディング「Indiegogo」で、59ドル(約6600円)からの出資枠を公開しています。
音響機器は、低音をどれだけ再現できるかがネックです。それが実現して初めて「音楽を持ち歩く」ということが達成します。SoundFluxは、一切妥協のない作りでイヤホンに革命をもたらそうとしています。