足元をクラシカルかつ、おしゃれに演出するタッセルローファー。ビジネスシーンから休日のカジュアルな装いまで、幅広く活躍するのが魅力です。しかし、製品によってデザインや素材などが異なるので、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、タッセルローファーのおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- タッセルローファーとは?
- タッセルローファーの選び方
- タッセルローファーのおすすめブランド
- タッセルローファーのおすすめ
- タッセルローファーのおすすめメンズコーデ|ビジネス・きれいめ
- タッセルローファーのおすすめメンズコーデ|カジュアル
タッセルローファーとは?

タッセルローファーは、甲部分に「タッセル」という房飾りが付いた、紐なしのスリッポンタイプの靴です。ローファーは「怠け者」を意味し、脱ぎ履きが楽な靴の総称として知られています。
ローファーの中でもフォーマル寄りのデザインで、クラシカルで上品な雰囲気を演出できるのが魅力。スーツとの相性もよく、ビジネスシーンでも使用されることがあります。
アメリカでは弁護士が愛用する靴として知られており、ペニーローファーと並ぶ代表的なスタイルです。
タッセルローファーの選び方
サイズ感をチェック

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タッセルローファーは、ジャストサイズか、ややぴったりめを選ぶのがおすすめです。紐がないスリッポンタイプなので、足の幅のフィット感で甲や踵を固定するのがポイントになります。
革は履いているうちになじんでくるため、最初は少しきつめでも問題ない場合があります。つま先には適度なゆとりがあり、幅はしっかりフィットするモノを選んでみてください。
また、ブランドやモデルによってサイズ感が異なるため注意しましょう。購入前に試着して歩いたりしゃがんだりして、踵が浮かないかを確認すると安心です。
レザーやスエードなど素材をチェック

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タッセルローファーの主な素材は、スムースレザーや起毛感が特徴のスエードです。着用するシーンに合わせて素材を使い分けるのが一般的です。
艶のあるレザーはドレッシーな印象で、ビジネスやフォーマルなシーンに適しています。スーツスタイルに合わせる方には、表革であるスムースレザーのタイプがおすすめです。
一方、スエードはマットな質感でカジュアルな印象を与え、休日のスタイルに合わせやすいのが魅力。上品さも兼ね備えており、特に秋冬のコーディネートによく合います。
カラー・デザインをチェック

アッパーに付いた房飾りのタッセルが、デザインの最大の特徴。クラシックでありながらモダンなシルエットで、エレガントさと遊び心を兼ね備えているのが魅力です。
黒と茶色、濃いダークブラウンなどは定番カラー。黒は汎用性が高く、さまざまな色のパンツに合わせやすいため、最初の一足としておすすめです。
タッセルローファーといってもデザインもさまざま。スーツやジャケパンスタイルに合う上品なモノから、カジュアルに使える個性的なデザインまでブランドによっても異なります。デザインの印象が大きく変わるため、好みのモノを探してみてください。
タッセルローファーのおすすめブランド
ドクターマーチン(Dr.Martens)

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ドクターマーチンは耐久性の高いエアクッションソールを採用し、個性的なデザインのシューズを展開していることで知られている英国発のブランドです。パンクやロックを背景にしたカジュアルスタイルを提案しています。
デニムなどカジュアルなアイテムに合う、ドクターマーチンならではのタッセルローファーを展開しています。
ハルタ(HARUTA)

1917年創業の日本ブランドで、東京・荒川区南千住で高品質な革靴を国内生産しています。学生から大人まで幅広い世代に愛される靴を販売しています。
丈夫で履きやすいタッセルローファーは、シンプルなデザインでビジネスからカジュアルまで使いやすいのが特徴です。幅広いコーディネートに合う革靴を探している方にぴったりです。
リーガル(REGAL)

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1880年にアメリカで創業し、1961年に日本に上陸したブランドです。伝統的なグッドイヤーウェルト製法を用い、フォーマルからカジュアルまで幅広い革靴を展開しています。
タッセルローファーをはじめ、ビジネスシューズやスニーカー、オーダーメイドシューズなどを扱っているため、さまざまなシーンに合う靴を選べます。耐久性と履き心地のよさが特徴です。
オールデン(ALDEN)

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1884年にアメリカで創業し、伝統的なグッドイヤーウェルト製法と高品質素材を用いた紳士靴を展開しています。アメリカントラディショナルスタイルを提案するブランドです。
伝統的でクラシックなスタイルを好み、快適な履き心地を重視する方に向いています。タッセルローファーはコードバンのほか、スエード素材のモノも展開されています。
タッセルローファーのおすすめ
ドクターマーチン(Dr.Martens) ADRIAN タッセルローファー
1980年代に英国の工場で初めて製造されたモデルです。光沢のあるポリッシュドスムースレザーをアッパーに採用し、上品な質感を表現しています。甲に配置されたダブルのタッセルが、クラシカルで洗練された印象を与えます。長く愛用できるローファーです。
厚みのあるソール構造が特徴で、踵部分は約3.0cm、つま先は約1.5cmの設計。安定感のある歩き心地を実現しています。さらに、エイドリアンの愛称で知られる定番シルエットは、さまざまなスタイリングに対応するおすすめのアイテムです。
ハルタ(HARUTA) タッセルローファー #907
タッセル付きのローファーで、ベーシックなデザインより格式感を備えています。飽きのこないシンプルな見た目が魅力で、長く愛用できる定番モデルです。ビジネスシーンからカジュアルなコーディネートまで、さまざまなスタイルに対応します。
ブラック・ダークブラウンの2色展開で、サイズラインナップも充実。オン・オフを問わず活躍する1足を探している方におすすめです。どのような場面でも足元を上品にまとめられる万能なローファーです。
リーガル(REGAL) タッセルローファー
裏なしのソフトな足当たりを実現したタッセルローファーです。足に優しく吸い付くような履き心地が特徴。グッドイヤーウェルト製法を採用しながらも、ソールのつま先と踵部分は硬く、屈曲部分は柔らかい設計により、軽快な歩行感を実現しています。
正統派な美しいフォルムと履き心地の柔らかさを兼ね備えたモデル。スリッポンならではの軽快さとエレガントな雰囲気が同時に味わえるため、ドレススタイルに程よい抜け感をもたらし、カジュアルコーディネートでは品よく洗練された印象を与えます。
さまざまなシーンで活躍するおすすめのタッセルローファーです。
オールデン(ALDEN) 563
素材にホーウィン社のジェニュインシェルコードバンを採用したタッセルローファーです。上質な革の風合いと経年変化を楽しめるのが特徴。革本来の光沢感と深みのある色合いが、足元に洗練された印象を与えます。
現在のタッセルシューズの原型とされており、ブランドを代表するモデルとして今も愛され続けています。
タイムレスなデザインと職人技術が融合した一足は、長く愛用できるシューズを探している方におすすめ。上質な素材感を備えた、大人の装いを完成させるモカシンです。
クロケット&ジョーンズ(Crockett & Jones) CAVENDISH 3
日本人の足型に合わせて作られたタッセルローファーです。従来モデルのトゥのボリュームを保ちながら、ウエスト・ヒールカップを調整することで、足への吸い付き感が向上。より快適な履き心地を実現しています。
グッドイヤーウェルト製法により、耐久性に優れた構造を採用。カーフ素材は一般的な牛革を使用しており、扱いやすい柔軟性を備えているのが特徴です。上品な光沢感と経年変化を楽しめる素材感も魅力です。
カジュアルからビジネスカジュアルまで、幅広いスタイリングに対応できる1足。さまざまなシーンで活躍するローファーを探している方におすすめです。
バーウィック(Berwick) タッセルローファー
日本人の足の形状に合わせて開発されたローファーです。踵部分をシャープに設計したヒールカップにより、踵抜けを防止。ソールにはヴィブラム社の素材を採用し、耐久性とクッション性を両立させた歩き心地を実現しています。
アッパーに用いたボックスカーフレザーは、欧州を代表する素材。しなやかさと耐久性を兼ね備えており、長く愛用できる一足です。加えて、発泡ゴムを使用したソールは同等体積の通常ゴムと比べ、約1/2の軽さを実現しています。
グッドイヤーウェルテッド製法により、高い耐久性を備えた構造。幅広いサイズ展開で、自分の足に合った一足を選べます。
サンダース(SANDERS) 2715 タッセルローファー
アッパーに油分を豊富に含むカッターワックスレザーを採用したタッセルローファーです。目の詰まった素材は、着用を重ねるごとに深みのある光沢へと変化していく経年変化も特徴。加えて、ライニング全体にレザーを使用しているため、肌に触れる部分から質感にこだわっています。
フラットウェルト・シングルソール仕様により、足元をシャープに見せる設計。グッドイヤーウェルテッド製法で仕立てられた堅牢さと洗練された佇まいが両立した一足は、大人の日常使いにおすすめです。
カルミナ(CARMINA) タッセルローファー
伝統的なグッドイヤーウェルト製法で仕立てられた革靴です。職人の手による丁寧な作業と厳格な品質管理を通じて、一足一足が完成。耐久性に優れた構造により、長く愛用できる相棒になります。
アッパーに採用されたボックスカーフは、上質な風合いを引き出す素材。フルレザーライニングと高品質レザーソールで、履き心地と耐久性を両立させています。吸湿性に優れた内装により、足元を快適に保つ仕様です。
ラウンドトゥのフォレストEEラストを採用し、指周りにゆとりを持たせた設計。創設当初から愛用される定番ラストです。
ジョセフ チーニー(JOSEPH CHEANEY) HARRY タッセルローファー
214 LASTの木型を採用したスマートなシルエットのタッセルローファーです。横から見た甲の高さが抑えられ、細身のトゥにより洗練された足元を与えます。タッセルとアッパー部のモカ縫いが上品さと華やかさを引き立てるのも特徴。伝統的な製法で丁寧に仕上げられたアイテムです。
踵を覆うヒールカップと履き口のトップラインが適切にシェイプされており、足にしっかりと吸い付くようなフィット感を実現しています。長く愛用できるタッセルローファーを探している方におすすめの1足となっています。
グッドイヤー・ウェルテッド製法により、耐久性に優れた構造に仕上げられているのもポイント。上質な履き心地とデザイン性を兼ね備えたアイテムです。
マグナーニ(MAGNANNI) FLEX スエード タッセルローファー ブラック
柔らかな履き心地を実現したボロネーゼ製法を採用したローファーです。屈曲性に優れたラバーソールにより、足の動きに自然に追従する歩行感を味わえます。バランスの取れたラウンドラストのシルエットは、軽快でストレスのない足当たりを実現。洗練された雰囲気を探している方におすすめの一足です。
上質なスエード素材がエレガントな表情を引き立てます。アッパーレザーの柔らかさが肌に優しく、丁寧な手入れで長く愛用できるのも魅力。シンプルなタッセルデザインで、ドレスシーンからカジュアルまで幅広いスタイルに対応。さまざまなコーディネートに合わせやすく、活躍の場が広がります。
チャーチ(CHURCH’S) Tiverton EDB028

燻し仕上げを施したブックバインダーレザーのローファーです。ハンドステッチ縫製・鋸歯状のタンなど、モデルを象徴するディテール・タッセルなどの洗練された装飾が際立ちます。
ジョージ6世のスリッパとして誕生した、真の英国スタイルを継承する一足。グッドイヤー製法でイングランドのノーサンプトンで丁寧に製作され、カレッジスタイルの魅力を引き出しています。
裏地なしの非常にソフトな仕様で、素足での着用も快適。折り込み仕様のトップラインにより、快適性が向上されているのもポイントです。
エドワードグリーン(Edward Green) Belgravia

モカ部分とヒールに施されたつまみ縫いが印象的なタッセルローファーです。ローファーラストの定番となる楕円形のつま先は、つま先にかけて少し絞られた形状で、洗練された足元を与えます。
加えて、踵からトップラインの上部にかけてなだらかな傾斜が付けられており、踵の抜けを軽減する設計が施されています。
スーツやジャケパンといったドレッシーな装いにも、デニムやチノパンといったカジュアルなコーディネートにも対応できる汎用性の高さが魅力。さまざまなシーンで活躍するローファーを探している方におすすめです。
タッセルローファーのおすすめメンズコーデ|ビジネス・きれいめ
グレーセットアップのきれいめスタイル

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ライトグレーのセットアップに黒インナーを合わせた、きれいめカジュアルコーデです。カジュアルな素材感のジャケットが、ほどよい抜け感を演出しています。
インナーとシューズの色を黒で統一し、コーデ全体にまとまりを生んでいます。足元には光沢のあるタッセルローファーを合わせ、上品さをプラス。きれいめでありながらリラックス感もある、ビジネスカジュアルスタイルが完成します。
ブラウンでまとめる大人のトラッド

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あたたかみのあるブラウンのホームスパンスーツを主役にしたクラシカルなコーデです。インナーにはシンプルな白シャツを合わせ、胸元にはペイズリー柄のネクタイを添えることで、上品ながらも華やかなアクセントを加えています。
パンツの裾をダブルで仕上げ、足元のタッセルローファーを際立たせているのが着こなしのポイント。全体をブラウン系で統一しつつ、素材感や柄で奥行きを演出した、まとまりのあるスタイリングです。
きれいめ冬コーデとタッセルローファー

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ネイビーのダウンジャケットに、グレーのスラックスを合わせたきれいめな冬の装いです。インナーにはチェック柄のジャケットとストライプ柄のネクタイを着用し、ドレッシーな要素をプラス。足元にはブラウンのタッセルローファーを選び、軽快な印象に仕上げています。
ダウンジャケットのようなカジュアルなアウターも、革靴を合わせることで上品な雰囲気にまとまります。ジャケットスタイルを程よくカジュアルダウンさせたいときにおすすめです。
タッセルローファーのおすすめメンズコーデ|カジュアル
ワイドパンツとローファーの上品バランス

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ロゴが印象的なベージュのニットに、黒のワイドパンツを合わせたきれいめカジュアルコーデです。ゆったりとしたシルエットの組み合わせが、リラックスした雰囲気になります。
足元には光沢のある黒のタッセルローファーを合わせ、カジュアルな装いを格上げしています。コーディネート全体を引き締め、上品さをプラスする着こなし。きれいめなスタイルが好きな方におすすめのコーディネートです。
ローファーで決める大人のカジュアルスタイル

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ベージュのサファリジャケットにブルージーンズを合わせた、きれいめカジュアルコーデです。インナーには落ち着いた印象のグリーンシャツを使い、全体をアースカラーでまとめています。無骨な雰囲気のジャケットとカジュアルなデニムの組み合わせが魅力です。
足元には黒のタッセルローファーを合わせ、上品さをプラスしているのがポイント。帽子やベルトも黒で統一して、コーディネート全体を引き締めます。カジュアルさの中に品格が漂う、大人の着こなしが完成します。
タッセルローファーで足元を引き締める

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バブアーのジャケットにグレーのチェック柄パンツを合わせた、アメトラスタイルです。足元には、上品な印象の黒いタッセルローファーをチョイス。ドレッシーなスラックスとの組み合わせが、クラシックな雰囲気を演出しています。
ベースボールキャップでカジュアルダウンさせつつ、タッセルローファーで足元を引き締めているのがポイントです。トップスやキャップとシューズの色を黒系統で統一することで、まとまりのあるスタイリングが完成。遊び心と上品さを両立した着こなしになります。
タッセルローファーは、素材やソールの種類によって履き心地や見た目の印象が大きく変わります。きれいめなスタイルはもちろん、デニムと合わせてカジュアルダウンするのもおすすめです。ぜひ本記事を参考に、お気に入りのアイテムを見つけてみてください。