テニスボールがBluetoothスピーカーに!
世界中で使用されているテニスボールは、永久に使えるモノではありません。言い換えれば、日々大量のテニスボールがゴミとして廃棄されているということです。
それはもったいない! そこで開発されたのが、「hearO」という製品です。
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テニスボールの廃棄を減らす
スタープレイヤーがサインを書いて販売されるテニスボールは、全体のごく一部に過ぎません。
それ以外のボールは、すべて廃棄されます。地球環境にとってもいいわけがありません。そこで、ボール内部にワイヤレススピーカーを組み込むという発想が生まれました。
ボール上部にスピーカー、下部にボタンがついています。このボタンたったひとつで、電源のON/OFFやモバイル端末へのコネクトが可能です。
Bluetooth規格が更新
非常に操作が簡単なhearO。携帯性にも優れています。何しろ、もともとはテニスボールです。バッグの中に収めることができます。また、部屋のインテリアとしても映える製品です。
このhearOがクラウドファンディングに登場した当初のBluetooth規格は4.0。しかし今の製品は、4.1にバージョンアップされているようです。
プロが手にしていたボールも
本来なら捨てられる運命だったテニスボールを再利用し、ワイヤレススピーカーにしてしまったというこの製品。もしかしたら、あのスタープレイヤーが持っていたボールが我々の元へやってくるかもしれません。
hearOは60ポンド(約8900円)の価格で販売中です。
「テニスボールが大量廃棄されている」という事実を知っている人は、あまりいません。その事実を周知させる意味でも、hearOはその社会的役割を十分に果たしています。