日本発のダンボール製キーボード!
Yudoという企業がクラウドファンディングに投入した「KAMI-OTO」というプロダクト。これは誰でも手軽に組み立てることのできるキーボードです。
日本の伝統文化である折り紙にも似た発想で、大人が忘れかけていた子ども心を刺激させる逸品でもあります。
誰でも簡単に組み立て
このKAMI-OTOは、電子基板と鍵盤で構成されています。鍵盤の素材はダンボールです。電子機器の組み立ての知識は必要なく、初心者でも30分程度で組み立てることができるといいます。
完成したKAMI-OTOは、iPhoneかiPadに接続します。iOS向けの演奏アプリでそのままプレイできるそうです。
鍵盤部分はダンボールゆえ、長く使っていると消耗してしまいますが、同時にその交換が容易であるという点もあります。まさにダンボール製ならではの特徴と言えます。
世界にひとつだけのKAMI-OTO
さらに特筆すべきは、KAMI-OTOの鍵盤部分に落書きをすることができるという点です。
これもまた、ダンボール素材がもたらす効果。鍵盤に思い思いの色やイラストをつけることも、もちろんアリ。世界にひとつだけのKAMI-OTOを作ることができます。
既製品というよりも、DIY感覚で接することができるこの製品。世界中から注文が相次いでいるようです。
3000円からプレオーダー
KAMI-OTOはクラウドファンディング「Kickstarter」に出展されました。
価格は、1台3000円から。ただしこちらはBluetoothを省いたバージョンです。Bluetooth搭載モデルは、1台4000円からのオーダーを受け付けています。配送は8月を予定しています。
特殊な知識は必要なく、誰でも組み立てることのできるKAMI-OTO。大人も子どもも楽しめる電子楽器として、世界中のテクノロジーメディアが大いに注目しています。