どこでも大迫力の映像を楽しめる。
プロジェクターは小型化の一途を辿っています。少し前までのプロジェクターといえば、女性ひとりではなかなか担げないくらいに大きく、どっしりと重量がありました。
ですが今では、片手で持ち運べるサイズの製品も珍しくありません。クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で発表された「Oracle」も、重量わずか1.3kgの小型プロジェクターです。
手軽にホームシアター
Android OSを搭載するOracleは、1280×800の解像度を持つ製品。Wi-Fi、Bluetooth接続機能はもちろんですが、なんと言っても最大180インチのスクリーンを投影できるという特徴を持っています。
180インチといえば、完全にホームシアターのサイズです。しかし、Oracle以外の特別な機器は必要ありません。強いて言えば、必要なのは180インチに対応できる広めの壁くらいです。
スマートフォンなどと接続し、OracleでYouTubeなどの動画サイトを観るという使い方ももちろん可能です。
部屋に馴染む設計
Oracleの連続稼働時間は4.5時間。平均的な映画なら2本分のバッテリー寿命です。
先述の通り、重量は1.3kgで全長は24cm。部屋のどこにおいても邪魔にならない設計です。ホームシアターとしての用途だけではなく、音楽プレイヤーやビジネス用途のプロジェクターとしても使うことができます。
日本への配送は?
Oracleは現在、Indiegogoで499ドル(約5万6500円)からの出資枠を設けています。配送は2018年3月を予定。日本在住のユーザーもこの製品へ出資することが可能で、しかも配送料は免除されます。
なお、先述の499ドル枠は先着50名限定です。
「ホームシアター」といえば、今までは金持ちの家の道楽と考えられてきました。ですがプロジェクターの小型化により、どんな人でもある程度広い壁さえあれば、ホームシアターを導入できる時代に突入しています。最先端テクノロジーは、我々の生活に大きな影響を与えているのです。