急な離席でもセキュリティはバッチリ。
カフェなどでPC作業している際「ちょっと用を足しにお手洗いへ……」というシーンは誰しも経験します。ですがその際、PCのセキュリティは本当に大丈夫でしょうか?
もしかすると、お手洗いに行っている間に誰かがPCを勝手に閲覧してしまうかもしれません。それを防ぐために開発されたのが「Halberd」というセキュリティーガジェットです。
パスワード入力不要のPCロック
PCから所有者が離れる際、通常は画面にロックをかけます。それを解除するためにはパスワードの入力が必要ですが、Halberdはその手間を省いてくれます。
首にかけることができるほど小さいこの機器は、Bluetoothで接続しているPCと一定以上の距離が空いたら自動でロックをかけるという機能を持っています。つまり、Halberdを持っている所有者がトイレに行けば、PC操作ができなくなるというわけです。
逆に所有者がPCに近づけば、即座にロックが解除されます。パスワードの入力は一切不要です。
ふたつの要素を両立
所有者がいない間を狙ってPCから情報を抜き取る。古典的ではありますが、じつは最も確実なハッキングの手段でもあります。
ですが、だからといって誰しもが毎回ロックをかけているかというと、じつはそうでもないようです。やはり人間は「面倒くさいこと」を遠ざけてしまう習性があります。
セキュリティーの確立と面倒くささの解消。一見両立しないようにも思えるこの要素を、Halberdは実現しているのです。
大人気の防犯ガジェット
Halberdは現在、世界最大のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で資金調達を行っています。
価格は25ドル(約2800円)から……と言いたいところですが、最も安価のこの枠はすでに締め切られてしまいました。2017年12月21日の時点では、35ドル(約4000円)の枠が残っています。
配送は2018年1月からの予定です。
どんな人の個人情報であっても、そこに何らかの価値を見出す人がいます。認めたくはありませんが、それを狙った犯罪者がいるのも事実です。あなたの個人情報を守るために、こまめなPCロックは欠かすことができません。それを手間なく実現できるのがHalberdの魅力です。