カーナビはHUDが主流になる?
カーナビは便利な一方、情報確認のための視線移動が気になることも。ある研究ではコンソール型の場合、情報確認に1.1秒、HUD(ヘッドアップディスプレイ)では0.5秒。その差0.6秒でも、時速100キロでは約27メートに相当します。今回ご紹介するのは、安全面で有利なスマートフォン接続式HUDカーナビ IRIS です。
スマホと接続
IRISはサンバイザーの位置に取り付けるHUD(ヘッドアップディスプレイ)式ナビでスマートフォンとBluetooth接続して使用するタイプ。
iOSとAndroidの専用アプリにより、着信、メッセージ、カレンダーの予定などを表示し、カスタマイズ可能でさらに表示機能が増える予定です。
ジェスチャーコントロール
たとえば電話の着信があった場合、IRISに表示されたら指のスワイプで応答。ボイスコントロールにも対応しているので、これまで以上に運転に集中できますね。
分かりやすいナビゲーション
IRISはターンバイターン式ナビ。ポイントごとに進む距離、曲がる方向などがはっきりディスプレイに表示され直感的で非常に分かりやすく安心です。
またGPSデータに基づいて、スクールゾーンに入ったことを知らせるゾーンアラート、取締り用カメラ、スピード警告を表示。※日本の道路データに対応しているかは不明。
拡張性が高い
現在 IRIS は Googleマップ、Facebookなどのアプリやスマートフォンのほとんどの通知に対応し、これからも対応アプリを増やしていく予定です。ドンドン便利になるのがイイですね。
Indiegogoで進行中のプロジェクトである IRISは日本製と比較して割安感のある299ドルからなので、HUDカーナビを始めやすいかもしれませんね。
HUDディスプレイの実際の見え方は動画などでは確認しづらいですが、運転の邪魔にならず、情報を確認しやすく本当に安全。これからも様々なプロダクトが出てきそうです。