今回ご紹介する製品は、iPhoneの位置情報をアートな作品にするアプリ、FRICKbits。無味乾燥なGPS情報から、まるで抽象画のようなステキな作品が創り出せます。
位置情報からアート作品を創り出すアプリ
FRICKbitsは、位置情報を抽象画のようなアート作品に変えてくれるアプリです。インフォグラフィックスの枠を超えて、アート作品として位置情報を楽しむことができるんです。FRICKbitsは現在開発中のため、リリースはこれから(記事執筆時点)。下記の紹介動画からデモ画面が見られるので、そちらもご覧くださいね。
▼FRICKbitsの紹介動画はこちらから。
行動ログとしても、アート作品としても使える
FRICKbitsで制作した作品は、行動ログとしても十分に使えるでしょう。普段の行動パターンを分析したり、旅行ルートの記録にも向いているかもしれません。また、シンプルにアーティスティックな作品としても楽しめます。TwitterなどのSNSにシェアしたり、印刷したものをインテリアとして飾ってもいいですね。
アプリの機能詳細については記載がありませんでしたが、例えば利用する位置情報の期間が指定できたら嬉しいですね。また他ユーザーの作品をギャラリーとして表示する機能があってもおもしろそうです。
FRICKbitsのプロジェクトリーダーであるLaurie Frickのバックグラウンドは、神経科学。各種サイエンス誌だけでなく、TEDで話した経歴もあるようです。TEDでのトーク映像も、下記に載せておきます。
▼Seeing the hidden language in art: Laurie Frick at TEDxAustin
FRICKbitsが利用するのは、iPhoneで収集したGPSなどの個人情報。作品はSNSへシェアすることも可能だと思いますが、個人情報であることを忘れないようにしましょう。