最近では、イヤホンで音楽を聴くことが当たり前になっています。でも、自宅ではじっくりスピーカーから開放的な音楽を聴くのも楽しいもの。イヤホンでは得られないリアルな感動を体験できます。しかし、オーディオを組むのは大変。あるいはラジカセ、PCスピーカー? いずれも大げさか、簡単すぎるかも。

そこで、おすすめなのがミニコンポです。程よいスペースと予算の中で、十分な高音質と多機能を備えられます。今回は最新ミニコンポの中から人気メーカーのおすすめ機をご紹介。きっと用途に合った一台が見つかるはず。

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ミニコンポの人気メーカー比較
オンキヨー

ミニコンポ業界随一の人気メーカー。コンポメーカーとしてのノウハウをミニコンポに凝縮する能力に長けています。中でもFRシリーズが看板機です。他メーカーでは対応例が少ない4Ωスピーカードライブに対応するのも特徴。好きなスピーカーに交換しても楽しめます。

基本的な高音質に注力しているのも特徴で、この価格の小さなシステムからこんな自然でリアルな音が、という驚きを体験させてくれますよ。

オンキヨー(ONKYO) ハイレゾ対応CD/SD/USBレシーバーシステム X-NFR7TX

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商品価格 ¥ 39,148

人気のFRシリーズ2016年最新機。伝統のディスクリート構成アンプと独自技術「WRAT」による豊かな情報量でのナチュラルな高音質が特徴です。スピーカー部には自社開発のN-OMF振動板を採用したウーハーユニットを使用。大きさを超えたダイナミックなサウンドが楽しめますよ。

USBメモリからのハイレゾファイル再生(96kHz/24bitまでのWAV/FLAC)、NFCにも対応したBluetoothワイヤレス再生機能も装備してます。SDカード/USBメモリへの録音機能も搭載し、CD、ラジオ、アナログ音声入力の録音が可能なのも便利。他と比較すると、ほどよい機能性を備えるので、幅広い層の方におすすめできます。

ミニコンポの人気メーカー比較
ソニー

世界的なオーディオ・ビジュアルメーカーの巨人です。高度で先進的な技術とコンパクト化を得意にしています。ミニコンポにおいてはハイレゾ再生にいち早く取り組みました。Bluetooth機能でも、独自の高音質コーデックのLDACを搭載するのもソニーらしさが出ています。時代の最先端を感じ取りたいならおすすめです。

ソニー(SONY) マルチオーディオコンポ CMT-SX7

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商品価格 ¥ 45,790

ハイレゾ対応に加え、ソニーらしい高機能が満載のミニコンポです。USB-DAC機能とDLNAを搭載。また、Bluetooth/Wi-Fi経由のワイヤレス音楽再生機能も搭載しています。Bluetoothで高音質コーデックのLDACをサポートするのはソニーだけのメリットです。

ハイレゾはDSD 2.8MHz(リニアPCM変換)や、最大192kHz/24bitのPCMに対応するハイスペック。CD音源をハイレゾ相当にアップコンバートする「DSEE HX」も見逃せません。

40kHz再生のハイレゾ対応スピーカーを強力な総合100Wのアンプでドライブします。なお、スマホアプリ使用前提での多機能であることには留意してください。高音質音源を豊富な入力と多機能で自在に操りたい方におすすめです。

ミニコンポの人気メーカー比較
パイオニア

日本を代表する老舗音響機器メーカーです。その高度なノウハウをミニコンポに巧みに注入する手腕には定評があります。オーディオメーカー系にしては低価格帯のミニコンポを得意にするのが特徴です。

わずか1万円程度ながら高機能、高音質機を送り出していることからライトユーザーを中心に人気がありますよ。一方、ハイレゾ対応の高級機も揃える懐の深さも持っています。

パイオニア(Pioneer) CDミニコンポーネントシステム X-CM35

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商品価格 ¥ 14,800

安さと機能のバランスで人気のCDミニコンポです。NFC対応のBluetooth機能を装備しています。本機の電源が切れていても、ワイヤレス接続すると同時に本機の電源が入り、再生が始まるBluetoothスタンバイ機能も便利です。USBメモリからのMP3/WMAファイルの再生も可能。アナログ入力も備えるので、幅広く活用できますよ。

この価格で大出力30Wのアンプと2ウェイスピーカーを装備するのは驚き。印象的なレッドカラーも含めたカラーバリエーションも魅力です。Bluetoothメインでコスパ重視の方におすすめ。

ミニコンポの人気メーカー比較
パナソニック

ソニーと並ぶ世界的家電メーカー。高級コンポ専門ブランド・テクニクスで開発した技術をミニコンポに投入することによる高音質に定評があります。早くから高効率のデジタルアンプに取り組むなど、他社と比較しても意外にも先進的なのも特徴です。最近ではハイレゾ対応にも注力しています。安価な一体型から20万円を超える高級ミニコンポまでラインナップも豊富です。

パナソニック(Panasonic) CDステレオシステム ハイレゾ音源対応 SC-PMX70-S

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商品価格 ¥ 28,941

ハイレゾ対応CDミニコンポです。USBメモリ経由でMP3/AIFF/FLAC/WAV/AACファイルを再生することが可能で、192kHz/24bitまでのハイレゾ再生に対応しています。Bluetoothに対応しアナログ音声入力も装備するので、幅広い音源を楽しむことも可能です。 スピーカーは豪華な3ウェイ仕様。これによりハイレゾの超高音再生に対応しています。

アンプ部の最大出力はなんと60W+60W。他と比較してもハイレゾを大音量再生で楽しめるミニコンポとしておすすめです。

ミニコンポの人気メーカー比較
JVCケンウッド

旧日本ビクターとケンウッドが合併して2008年にできたメーカーです。現在もビクター系のジェイブイシーとケンウッドの二つのブランドからミニコンポを出しています。ジェイブイシーは世界で唯一、木を振動板に使用したウッドスピーカー技術を持っています。ミニコンポでも全面的にこれを生かした製品展開が特徴です。

ケンウッドは伝統的にチューナーを得意にしているので、ラジオの品位にこだわりたい方におすすめします。

ジェーブイシー(JVC) USB端子搭載CDステレオシステム EX-S5

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商品価格 ¥ 36,917

ジェイブイシーだけのウッドコーンスピーカーの音色を楽しめるミニコンポ。他と比較して、温かみのある優しい高音質で音楽を楽しめるのが最大のメリットです。特に木を使った楽器の再現性ではミニコンポ界トップクラス。Bluetooth/NFCを搭載したワイヤレス再生対応も便利です。MP3、WMA対応のUSBメモリ再生機能も備えています。

実用最大出力25W+25Wのフルデジタルアンプをさりげなく搭載。見掛けによらずハイテクです。高さわずか110mmのフラットかつロースタイルなデザインもインテリア志向でおしゃれ。コンパクトさも魅力の一つです。

ケンウッド(KENWOOD) Bluetooth搭載ハイレゾ対応ミニコンポ XK-330

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商品価格 ¥ 27,704

コンパクトなスピーカーとハイレゾ再生の両立が特徴のミニコンポです。スピーカーは幅102mmで高さ181mmと、新書サイズ並みで置き場所に困りません。小型スピーカーでは難しくなるハイレゾ再生対応も実現。独自開発のソフトドームツイーターを搭載することで、40kHz再生をクリアしています。

USBメモリからのハイレゾ音源(WAV/FLAC 96kHz/24bitまで)の再生が可能です。Bluetoothにも対応。NFCにも対応しているので便利です。定格出力10W+10Wのデジタルアンプを搭載しています。ベッドサイドなど身近な場所に置いて程よい音量でハイレゾを楽しむのにおすすめです。

ミニコンポの人気メーカー比較
ヤマハ

楽器からバイクまで扱う総合メーカーのオーディオ部門です。認知度のあるブランドイメージを活用した製品作りが、ミニコンポにも生かされています。音質面でもヤマハビューティーと言われる美しい音を確立。ピアノメーカーのノウハウを活かしたピアノ音の再現性では他社を圧倒します。生楽器全般の再生に向いたミニコンポとしてもおすすめです。

ヤマハ(YAMAHA) マイクロコンポ CD/USB/ラジオ/Bluetooth対応 MCR-B043

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商品価格 ¥ 24,552

カジュアルな外観とポップなカラーが他と比較して特徴的なCDミニコンポ。鮮やかな色使いとメカっぽい独特のデザインは、誰の目をも引きますね。

ヤマハ発動機の協力により、ヤマハバイクの雰囲気を取り入れたデザインを採用しているのが特徴的。天面にはバイクエンジンのフィンをイメージした装飾を配し、音量調整ノブはラジエターキャップの形などディテールへのこだわりが満載です。

USBメモリ内のMP3/WMA音源の再生が可能、Bluetooth再生機能、もちろんFM/AMチューナー搭載と機能もしっかり押さえてあります。アナログ入力もOK。アンプ部の最大出力は15W+15W。スピーカー部は11cmフルレンジです。インテリアにも活躍できるミニコンポとして、ヤマハファンならずともおすすめです!

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ミニコンポについて知る

ミニコンポとは

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By: amazon.co.jp

ミニコンポとはアンプ、プレーヤー、スピーカーを組み合わせて構築されるオーディオシステムである「コンポ」の「ミニ」版のこと。コンポは一般に幅約43cmあり、それよりも小さい幅(一般に25cm前後)が条件の一つです。また、コンポは自由に組み合わせて構築しますが、ミニコンポはアンプ、プレーヤー、スピーカーでセットが基本です。

アンプとプレーヤーは一体型が多いのも特徴で、センター部やレシーバー部と呼ばれます。重要なポイントは、レシーバー部とスピーカーが分離できるものがミニコンポということです。スピーカーまで一体のオーディオはラジカセ扱いなのが伝統的な区分。

ミニコンポはコンポよりも小さく、価格も手頃でありながら、コンポ並みの高音質、機能性ではむしろ上回る性能をもったオーディオと言えます。

最近のミニコンポの特徴

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最近のミニコンポの特徴としては、従来からのCD/ラジオ付きは当然として、USBメモリ再生、iOS機接続対応、さらにはBluetoothワイヤレス機能、USB-DAC/ネットワークオーディオ(DLNA)機能付きなど高機能化している傾向にあります。

話題のハイレゾ再生に対応するものもありますが、高機能は高価格につながるので、必要な機能を見極めて選ぶのがポイントです。