CPUは、PCパーツのなかでも特に発熱量が多いパーツです。性能をフルで発揮させるためには、効率的な冷却が必要。冷却システムの代表格であるCPUクーラーの交換が有効です。
静音性の高いモノやデザイン性に優れたモノなど多くの製品があり、どれを選べばよいのか迷ってしまうことも。そこで今回は、おすすめのCPUクーラーをトップフロー・サイドフロー・水冷の3タイプに分けてご紹介します。
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- 目次
- CPUクーラーの種類
- CPUクーラーの選び方
- CPUクーラーのおすすめメーカー
- CPUクーラーのおすすめモデル|トップフロー型
- CPUクーラーのおすすめモデル|サイドフロー型
- CPUクーラーのおすすめモデル|水冷型
- CPUクーラーの売れ筋ランキングをチェック
CPUクーラーの種類
トップフロー型

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トップフロー型は、CPUに対して風を上から下に吹き付けるタイプ。CPUに向かって上から風を当てるので、周辺のメモリやグラフィックボード、チップセットなども同時に冷却できるのがメリットです。
また、全体的に高さの低い製品が多く、サイドフロー型と比べて場所を取らないため、小さいPCケースに取り付けられます。一方、マザーボード全体を覆ってしまうので、メンテナンス性が低いのがデメリットです。
サイドフロー型

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サイドフロー型は、CPUに対して前から後ろに風を吹き付けるタイプ。PCケース内のフロントファンからリアファンまでのエアフローが乱れないので、効率よく冷却を行えるのが特徴です。
サイドフロー型は、トップフロー型よりもメンテナンスをしやすいのがメリット。一方で製品の高さがあるため、ミドルタワーやミニタワーPCケースに収められないこともある点に注意が必要です。
水冷型

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水冷型は、冷却水が熱を吸収して冷却するタイプのCPUクーラーです。パーツは大まかに分けると、冷水ヘッド・チューブ・ラジエーターの3つ。ラジエーターにはファンが搭載されていますが、空冷型ほど強力である必要がないため、より高い静音性を実現します。
水冷ヘッド内の冷却水がCPUの熱を吸収し、チューブを通ってラジエーターまで移動。ラジエーターのファンが放熱を行い、冷えた冷却水が再び水冷ヘッドに戻る仕組みです。冷却水の量やラジエーターのサイズ、ファンの数などにより性能が変わります。
取り付け可能なPCケースの種類が比較的少なく、価格も高めではありますが、空冷型よりも冷却性能の高いモデルが多いのも特徴。負荷の多い作業をする方や高性能なプロセッサを使用している方におすすめです。
CPUクーラーの選び方
冷却性能をチェック

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冷却性能はCPUクーラーを選ぶうえで非常に大切。CPUの寿命にも直接関わってきます。空冷型の場合は、ヒートシンクを大きくすることにより効率よく熱を吸収。ファンに関しては大口径化のほか、数を増やすのも効果的です。
水冷型の場合はラジエーターの大型化に加え、空冷型と同じくファンを複数搭載することで冷却性能の向上を図れます。
静音性をチェック

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CPUクーラーの性能において、冷却に次いで重要な静音性能。単純にファンが回転する音を抑えたモデルや、ファンの回転数をカスタマイズすることで静音性を高めるモデルがあります。音の大きさは、「dB(デシベル)」の数値が低いほど静か。最大数値が20~30dB程度であれば、あまり気にならないレベルといえます。
ファンの回転数は「rpm」といった単位で表記。1分間にファンが回転する回数を表しているので、rpm数値が大きいほど冷却性能とともに音の大きさも上がります。
基本的には冷却性能と動作音は比例するので、ファンの回転数をコントロールして音を抑えるモデルがおすすめ。より高度なカスタマイズを求める方は、CPUや冷却水の温度をモニタリングできるソフトを使用し、適した環境を構築してみてください。
固定方法をチェック

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CPUクーラーの取り付け方法には、いくつかの種類があります。CPUクーラーとプレートでマザーボードを挟んで固定する「バックプレート式」は、工具を必要とするため脱着時に手間がかかりますが、しっかりとした固定が可能です。
「プッシュピン式」は、CPUクーラーに付いているピンを押し込んで固定するだけで簡単に取り付け可能。そのほかにも、ネジで固定するタイプやクリップレバーで固定するタイプなどがあります。バックプレート式以外は工具が不要。ピンなどのパーツが破損しやすいリスクを考慮しつつ、自分に合ったモノを選ぶのがおすすめです。
また、CPUソケットのタイプによっては、CPUクーラーの形状やピンの位置が異なります。マザーボードのスペックにあるCPUソケットタイプをチェックし、対応するモデルを選んでみてください。
MTTF(平均故障間隔)をチェック

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CPUクーラーを長持ちさせたい場合は、MTTFをチェックするのが大切です。MTTFは、CPUクーラーが故障するまでの平均時間を示す数値。いわゆる製品寿命で、数値が高いほど長く安全に製品を使えます。
空冷型と水冷型では、一般的に空冷型のほうが長寿命。水冷型の場合はポンプの寿命がファンよりも短いため、数年程度で交換になります。一方、空冷型のMTTFは5~20万時間と幅広く、長寿命モデルであれば10年以上使用可能です。
MTTFの数値が大きい製品は価格も高くなる傾向にありますが、自作PCの場合、CPUクーラーはCPUやマザーボードを買い替えても使用できるため、長い目で見るとお得。予算に余裕がある場合は、MTTFも重視してみてください。
ケースサイズやマザーボードに合ったモノを選ぼう

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CPUクーラーは、性能が高くなるほどファンの数が増え、冷却機構が大きくなる傾向にあります。すでに使用しているPCケースやマザーボードがある場合は、対応可能なサイズの製品を選ぶのが大切です。
水冷型のCPUクーラーには、横幅が360mm以上の大型モデルも存在します。PCケースには設置できるCPUクーラーのサイズや数が記載されているため、事前に確認しておきましょう。
また、CPUクーラーは取り付けできるCPUソケットが決まっています。インテル・AMDのどちらか一方にしか対応しないケースもあるため注意が必要。これから自作PCを組む場合は、性能に応じたCPUクーラーが入るPCケースやマザーボードを選ぶのがおすすめです。
CPUクーラーのおすすめメーカー
サイズ(SCYTHE)

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CPUクーラーのメーカーとして高い知名度がある「サイズ」。ロングセラーモデルである「虎徹」を製造していることで有名です。サイズのCPUクーラーは耐久性や静音性に優れ、ファン回転数が低くても充分な冷却性能を発揮します。
空冷型のCPUクーラーに関してはラインナップが豊富。コスパを重視したリーズナブルなモデルから、高性能プロセッサ用のモデルまで選べるのが魅力です。
クーラーマスター(Cooler Master)

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空冷型から水冷型まで幅広いラインナップを揃える「クーラーマスター」。トップフロー型・サイドフロー型・水冷型と、種類を問わず選べます。
空冷型の「MasterAir」シリーズや水冷型の「MasterLiquid Lite」シリーズなど、LEDライティング機能を搭載したモデルも人気。デザイン重視の方にもおすすめのメーカーです。
NZXT

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「NZXT」は、水冷型のCPUクーラーをメインに製造しています。冷却性能と静音性ともに高い評価を得ているメーカーです。
CPUに装着する「CPUヘッド」は丸型デザインが特徴で、シンプルなNZXTのロゴをあしらったスタイリッシュなデザインが人気。性能だけでなく、PCパーツの見た目にこだわる方にもおすすめです。
コルセア(Corsair)

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「コルセア」は、ポンプとCPUヘッドを一体化させた「簡易水冷型CPUクーラー」を豊富にラインナップ。コスパに優れたCPUクーラーが人気です。
搭載しているラジエーターはシングル・デュアル・トリプルとモデルによって異なり、PCケースのサイズやCPUのスペックに合わせて選択可能。水冷型CPUクーラーを初めて導入する方にもおすすめです。
CPUクーラーのおすすめモデル|トップフロー型
サイズ(SCYTHE) 超天 SCCT-1000
サイズを代表するCPUクーラー「虎徹」のトップフロー版というコンセプトのもとに設計された製品。6mm径のヒートパイプを4本搭載しているのが特徴。冷却性能だけでなく、コスパにも優れたCPUクーラーです。ヒートパイプはニッケルメッキ処理が施されており、酸化を予防できます。
また、インテルだけでなくAMDプロセッサーのソケットに対応しているのもポイント。幅広いCPUに使用できます。
冷却ファンには「KAZE FLEX」を採用。静粛性が高いだけでなく、25℃の環境下でMTTFが12万時間と長寿命な点もおすすめです。
クーラーマスター(Cooler Master) STANDARD COOLER I50 RH-I50-20FK-R1

アルミ製のフィンによる優れた放熱効果が期待できるCPUクーラーです。ソケットの形状はインテルのLGA115XシリーズやLGA1200に対応。60mmのスリムなデザインが採用されており、コンパクトなPCケースにも収まりやすいのが魅力です。
92mmの冷却ファンは耐久性が高く長寿命。低ノイズながら、しっかりと冷却できる性能を備えています。また、比較的リーズナブルな価格で購入できるのも本製品のポイント。コスパを重視する場合にもおすすめのモデルです。
noctua CPUクーラー NH-L9a-AM4
全高37mmのスリムなトップフロー型CPUクーラーです。小型のPCケースに収まりやすいのが特徴。占有面積もコンパクトで、メモリなどのパーツと干渉しにくいのが魅力です。
また、プレミアムグレードの「NF-A9x14 PWM ファン」を採用している点もおすすめ。ファンの最大速度を2200rpmから1700rpmに下げる低ノイズアダプタが搭載されており、静音性にも優れています。
さらに、入口が階段状に設計された「ステップインレットデザイン」も魅力的。吸引力や静音性の向上が見込めます。
付属品としては、塗布しやすいCPUグリス「NT-H1 サーマルコンパウンド」を同梱。ソケットの形状はAM4に対応しており、AMDのRyzenプロセッサーに取り付けできます。
ainex CPUクーラー CC-06B
青色LEDを搭載しているトップフロー型のCPUクーラーです。PCケースの側面から見た際に美しいライティングを楽しめるのが魅力。高さは62mmにデザインされており、比較的小型のPCケースに収まりやすいのもメリットです。
また、取り付け済みのスプリングネジとバックプレートで、マザーボードにしっかりと固定できるのもポイント。スムーズに設置できる点もおすすめです。
CPUが発する熱が放射状のアルミニウムヒートシンクに伝わり、PWMファンで適切な冷却を行える設計。最大ノイズレベルは20dBと低く、冷却ファンの騒音が気になる場合にも適しています。
ID-COOLING CPUクーラー IS-40X v2
高さ45mmに設計されている薄型のCPUクーラー。Mini-ITX規格のマザーボードに対応したコンパクトなケースを使って、自作PCを制作する場合にも便利です。
ソケットの形状やインテルとAMDの両方に対応。幅広いCPUに使用できる点もメリットです。直径6mmのヒートパイプ×4本は純銅製。熱伝導率を高めるためにCPUと接する部分は銅が露出しており、優れた冷却効果が期待できます。
固定方式はネジ留め式。マザーボードにしっかりと固定できます。バックプレートは必要ないので、周辺パーツとの干渉が気になる場合にもおすすめです。
ID-COOLING CPUクーラー IS-55
120mm角 PWM 4ピンファンを搭載しているおすすめのCPUクーラーです。直径6mmの純銅製ヒートパイプを5本備えており、冷却性能に優れているのが魅力。CPUと接する部分は全銅製で、効率のよい熱伝導を実現しています。
マザーボードとの固定にはバックプレートを使用。安定性が高く、しっかりと固定できます。また、インテルとAMDのソケット両方に対応しているのもポイント。幅広いCPUに対応しているので、PCパーツのアップグレードやカスタマイズを想定している場合にも便利です。
高さは55mmにデザインされており、スリムなPCケースにもマッチ。CPU周辺のパーツにも効率よく風を送れるトップフロー型の製品です。
PCCOOLER CPUクーラー GI-46U V2
120mm 青色LEDファンを搭載しているトップフロー型のおすすめCPUクーラーです。大型のファンを備えているにもかかわらず、高さは75mmと薄型の設計。ソケット形状もインテルとAMDの両方に対応しており、幅広いPCケースおよびCPUに使用できます。
また、焼結金属粉構造とニッケル加工を採用した直径6mm銅製ヒートパイプ×4本を搭載しているのもポイント。CPUに接する部分は銅が露出しており、熱伝導率にも優れています。
取り付けにはバックプレートを使用。マザーボードにしっかりと固定でき、安定して使用できる点も魅力です。
サーマルテイク(Thermaltake) TOUGHAIR 110 CPU Cooler CL-P073-AL12BL-A
冷却性能と静音性に優れたファンを搭載しているCPUクーラーです。最大2000rpmのパワフルな回転と多くの空気を取り込む非対称構造のフィンによってCPUを冷やし、安定した動作をサポートできます。
また、6mm径の銅製ヒートパイプを4本搭載しているのもポイント。冷却効率の高いダイレクトヒートパイプ方式が採用されています。
全高は114mmに抑えたトップフロー型の製品。小型のPCケースを使ったシステムに対応しやすいデザインもおすすめです。
サーマルテイク(Thermaltake) Gravity i3 CL-P094-AL09WT-A
全高65.4mmの薄型設計が特徴的なCPUクーラーです。ソケットの形状はインテルのLGA1700に対応しています。
92mm径のファンは、7枚のブレードを搭載。CPUからアルミヒートシンクに伝わった熱を効率よく冷却できる設計です。マザーボードへの取り付けにはバックプレートとバネねじを使用。しっかりと固定できるので、ファンの回転による振動などが心配な場合にもおすすめです。
ARCTIC Alpine 17
取り付けにプッシュピン方式を採用しているCPUクーラーです。工具なしで簡単に設置できるのが魅力。好みのパソコンを気軽に自作したい場合にも便利です。
また、細身のY字型フィンを扇型に配置したラジアルヒートシンクを搭載しているのもポイント。ヒートシンクの表面積を拡大し、冷却性能を向上している点もメリットです。
さらに、ドイツで開発された合金や潤滑剤によって、ベアリングの摩耗を抑制できるのも長所。駆動時の音が小さい点もおすすめです。
CPUクーラーのおすすめモデル|サイドフロー型
サイズ(SCYTHE) 風魔 弐 SCFM-2000
サイズオリジナル設計のCPUクーラーです。6mm径のヒートパイプを6本を搭載。ヒートパイプの熱が2つのブロックに分割されたフィンにしっかりと伝達されます。
冷却用のファンは2基搭載。フロントファンの厚みが15mmとスリムにデザインされているので、メモリとの干渉も予防できます。ファンの動作はフロントが反時計回り、ミドルが時計回りになる設計。気流の乱れを抑えて、風量や静音性を向上できるのが魅力です。
ファンの固定はワイヤークリップを使用。クリップが3組付属しているので、リアに冷却ファンを追加できます。取り付けは、ヒートシンクのベース部にメタルバーを渡したブリッジ式を採用。大型のヒートシンクをしっかりと固定できる点もおすすめです。
サイズ(SCYTHE) KOTETSU MARK3 SCKTT-3000
6mm径のヒートパイプ×4本と120mmのファンを搭載しているCPUクーラーです。形状の異なる2枚のフィンを組み合わせた構造が特徴。ファンの風を効率よく取り込み、PCケース内に高い効果が期待できるエアフローを生み出せます。
また、フィンの厚みが54mmと比較的スリムにデザインされているのもポイント。大型ヒートスプレッダを備えたメモリとの干渉を回避する設計です。
120mm PWMファンには、防振ラバーを搭載。ファン駆動時の振動をしっかりと吸収できる点もおすすめです。
クーラーマスター(Cooler Master) HYPER H412R RR-H412-20PK-R2
サイドフロー型ながら、高さ136.5mmと比較的コンパクトなサイズを実現しているCPUクーラーです。CPUに直で接する「ダイレクト コンタクト ヒートパイプ」を4本搭載しているのが特徴。CPUの熱を効率よく伝達できる点がおすすめです。
92mm PWMファンは、CPUの温度に合わせて回転数の調節が可能。高負荷時は高速回転し、負荷が軽い作業を行う場合は低速で静かに回転します。
取り付けには付属のバックプレートを使用。ソケットはインテルとAMDの両方に対応しています。
クーラーマスター(Cooler Master) HYPER T200 RR-T200-22PK-R1
効率のよい冷却と低騒音を両立しているCPUクーラーです。防振パッドの付いたPWMファンを搭載しているのが特徴。ノイズや振動をしっかりと抑制できるのが魅力です。
また、クイックファンブラケット設計が採用されているのもポイント。ファン部分を簡単に脱着できるので、定期的なメンテナンスを行う場合にも便利です。
さらに、ダイレクトコンタクトテクノロジーを搭載しているのもメリット。CPUの熱をヒートシンクへスムーズに伝達できる点もおすすめです。
クーラーマスター(Cooler Master) MASTERAIR MA410M MAM-T4PN-218PC-R1
2基の冷却ファンがヒートシンクを挟み込むように配置されているCPUクーラーです。空気の取り込みと排出を2つのファンで行うのが特徴。空気の流れを誘導するエアガイドアーマーも備えており、CPUを効果的に冷却できます。
また、温度感知センサーが搭載されている点もおすすめ。CPUの温度に合わせてLEDライトの色が変化する点も魅力的です。
さらに、「RGB LEDコントローラ」が付属しているのもメリット。RGB対応のマザーボードやソフトがない場合でも、ボタンを押すだけで簡単にライティングをカスタマイズできます。
DEEPCOOL GAMMAXX GTE V2 DP-MCH4-GMX-GTEV2
トップカバーのデザインが上質なサイドフロー型のCPUクーラーです。RGBコントロール機能を搭載しているのが特徴。付属の延長ケーブルを利用すれば、マザーボードを介して照明システムをコントロールできます。
また、ファンノイズが最大27.8dBと比較的静かな点も魅力。静音性に優れているので、パソコン作業に集中したい場合にも便利です。
ヒートパイプは4本搭載。効率のよい換気によって高い熱分散効率を実現している点もおすすめです。
DEEPCOOL AK620 R-AK620-BKNNMT-G
260Wの最大熱放散能力を備えており、しっかりとCPUを冷却できるおすすめのクーラーです。流体軸受を搭載した120PWMファンを2台使用しているのが特徴。静音性に優れているので、作業に集中したい場合にも便利です。
また、6本の銅製ヒートパイプと精度の高い機械加工が施された凸状銅製ベースにより、高い熱伝達性能を実現しているのもポイント。高密度なマトリクスフィンアレイに2台のファンでしっかりと風を取り込み、CPUが発する熱を効率よく冷却できます。
noctua CPUクーラー NH-D15
140mmサイズの大型ファンを2基搭載しているCPUクーラーです。ヒートパイプは6本備えており、優れた冷却性能が期待できます。
また、静音動作をサポートするローノイズアダプターが付いているのもポイント。冷却性能と静音性を両立させたい場合にも便利です。
ソケットはインテルとAMDの両方に対応。幅広いCPUの冷却に使用できる点もおすすめです。
オウルテック(Owltech) PCCOOLER製 ヒートパイプダイレクトタッチ方式採用 ARGBコントローラー付属 TDP230W対応 高冷却CPUクーラー GI-D66A
トップパネルのロゴマークや冷却ファンが美しく光るCPUクーラーです。マザーボードのRGB Sync機能に対応しているのが特徴。自作PCのライティングを楽しみたい場合にもおすすめの製品です。
また、CPUクーラー単体でのライティングコントロールに対応しているのもメリット。付属のARGBコントローラーを使ったライティングの操作も可能です。
さらに、空気の流れを最適化するエアダクト構造を採用しているのもポイント。CPUの熱は、6本のヒートパイプを介してヒートシンクにスムーズに伝わります。
ID-COOLING CPUクーラー SE-914-XT-BASIC-V2
高さが126mmにデザインされており、小さめのPCケースでも使いやすいCPUクーラーです。ソケットはインテルとAMDの両方に対応。幅広いCPUで使用できます。
また、CPUと直に接する6mm径ヒートパイプを4本搭載している点もおすすめ。効率よくCPUを冷却できる設計です。フィンはベース部分から後方にオフセットされており、メモリと干渉してしまうトラブルも予防できます。
92mm角 PWM 4ピンファンには、防振パッドが付属。ファンが回転する際の振動を抑え、静音性能の向上が見込める点もおすすめです。
CPUクーラーのおすすめモデル|水冷型
クーラーマスター(Cooler Master) MASTERLIQUID ML120L V2 RGB MLW-D12M-A18PC-R2
付属の小型RGBコントローラーやRGB対応マザーボードへの接続でライティングをカスタマイズできるCPUクーラーです。
耐摩耗性に優れたポンプを採用しているのが特徴。工業用グレードのEPDMゴムによってシーリングも強化されており、液漏れも予防できます。
また、ラジエーターの表面積を拡大し、放熱性を向上している点もメリット。「SICKLEFLOW 120 RGB」と呼ばれるファンによって風を送り、効率よく冷却できる点もおすすめです。
NZXT Kraken 240 RL-KN240-B1
1.54インチの液晶ディスプレイを搭載した丸型のポンプヘッドが採用されているCPUクーラーです。「NZXT CAM」と呼ばれるソフトを介して、システムの情報や画像を表示できるのが特徴。ポンプヘッドの設置位置に合わせて、画面の向きも調節できます。
ラジエーターには、「Kraken 240」を2基搭載。流体動圧軸受が採用されており、冷却性能と静音性を両立できるのも魅力です。また、強化ナイロン編組スリーブのチューブを備えているのもポイント。耐久性が高く、安心して使用できる点もおすすめです。
コルセア(Corsair) iCUE H115i RGB ELITE Liquid CPU Cooler CW-9060059-WW
16個のRGB LEDを搭載しているCPUクーラーです。「CORSAIR iCUE ソフトウェア」を利用したライティングエフェクトのカスタマイズが可能。ファンやポンプのスピード調節に加え、CPUや冷却水の温度チェックなどもソフトを通じで行えます。
280mmのラジエーターには、140mmの「CORSAIR AF ELITE Series ファン」を2基搭載。強力なエアフローを生み出す「AirGuide テクノロジー」が採用されている点もおすすめです。
DEEPCOOL 360mm 簡易水冷 CPU クーラー LT720 R-LT720-BKAMNF-G-1
360mmのラジエーターを採用している簡易水冷型のCPUクーラーです。水流を最適化するマイクロ流路設計や固定銅ベース、三相駆動モーターなどが搭載されており、優れた冷却性能が期待できます。
冷却ファンには、「DeepCool FK120」を採用。頑丈なフレームと流体動的ベアリングを備えており、長期間安定して動作する設計です。
また、サポートされているRGBのソフトやマザーボードと同期して、ライティングをカスタマイズできるのもポイント。美しい照明効果を楽しめる点もおすすめです。
DEEPCOOL LS720 R-LS720-BKAMNT-G-1
高性能なウォーターポンプを搭載しているCPUクーラーです。冷却液の流れを最適化するマイクロチャネル設計やパワフルな三相駆動モーター、銅のベースなどを採用しているのが特徴。冷却性能を重視する場合にもおすすめです。
360mmラジエーターには、「FC120 A-RGB PWM ファン」を3基搭載。静音性が高く、パソコン作業に集中したい場合にも便利です。
ウォーターポンプ部分には、「インフィニティミラーポンプフェイスデザイン」を採用。ロゴマークや光のループなどを表示できる点もおすすめです。
エムエスアイ(MSI) MPG CORELIQUID K360
取り付けにバックプレートを使用する水冷型のCPUクーラーです。ソケットはインテルのLGA1700やAMDのAM5などに対応。幅広いCPUで使用できる製品です。
ラジエーターには、「TORX FAN 4.0」を3基搭載。ラジエーターに強力な風をあててスピーディに冷却できるだけでなく、静音性にも優れています。
また、ウォータポンプ部分に60mmの「TORX FAN 3.0」が内蔵されているのもポイント。電源回路の冷却効果が期待できる点もおすすめです。
エムエスアイ(MSI) MAG CORELIQUID 240R V2
ラジエーター内の流路を分割し、効率のよい冷却を実現しているCPUクーラーです。240mmのラジエーターには、騒音レベルの低い「MAG CORELIQUID 240R V2」を2基搭載。冷却ファンの音が気になる場合にもおすすめです。
ラジエーターに内蔵されているポンプ部分には、耐久性に優れた三部構造のモーターを採用。長期間使用できる点もメリットです。
水冷ブロック部分は、270°まで回転が可能。表示されるドラゴンのエンブレムを正しい向きで取り付けできる設計です。
zalman CPUクーラー ALPHA 36
惑星をモチーフにしてデザインされたポンプカバーを採用しているCPUクーラーです。ウォーターブロックは360°回転が可能。搭載するシステムに合わせてロゴの向きを調節できます。
また、アドレサブルRGB LEDが搭載されているのもポイント。幅広いRGB Sync機能に対応しており、好みに合わせたライティングにカスタマイズできます。
さらに、ポンプ内部の流路を3つに分割したトリプルチャンバー構造を採用しているのも魅力。ポンプに重い負荷がかかるのを防ぎ、効率のよい冷却を実現している点もおすすめです。
ProArtist CPUクーラー GRATIFY AIO5
マルチソケットに対応している水冷型のCPUクーラーです。インテルだけでなくAMDのソケット形状に対応できるのが特徴。幅広いCPUを冷却できるクーラーです。
また、ProArtistが自社開発したヘッドユニットを搭載しているのもポイント。パワフルな冷却性能を備えているのが魅力です。
ヘッド部分には水温をデジタル表示可能。PCケースのサイドから簡単に温度チェックできる点もおすすめです。
エイスース(ASUS) ROG RYUO III 360 ARGB
ポンプヘッド部に「AniMe Matrixディスプレイ」を搭載しているCPUクーラーです。10種類のアニメーションを画面に表示できるのが特徴。Pixel Editorを使って、オリジナルのアニメーションを作成することも可能です。
ラジエーターに3基搭載されている「ROG AF 12S ARGB FAN」は、美しいARGBイルミネーションを楽しめる設計。冷却性能や静音性に優れている点もおすすめです。
PCパーツといえば、CPU・メモリ・グラフィックボードなどが注目されがち。これらのパーツが性能を100%発揮するには、冷却システムの働きが不可欠です。CPUやPCケース内の熱を効果的に冷却したい方は、CPUクーラーの交換から始めてみてください。