ロールス・ロイス自動運転車の未来がここに。

どの時代においても、人を圧倒するオーラを放つロールス・ロイス。いくつかのモデルの「ファントム」だけを見てみても、想像をはるかに超える装備、性能がただの高級車ではありません。そんなロールス・ロイスが自動運転車を作ったらどうなるのでしょうか？ 発表された驚きのコンセプトカーをご紹介しましょう！

“真の”自動運転？

今回発表されたコンセプトカー Rolls Royce Vision Next 100、コードネーム103EX。もはや他のメーカーが辿りつけないのではないか？ と思わせるくらいの領域に行ってしまいました。

ロールス・ロイス然とした、贅をつくしたリビングルームをコンパクトに凝縮したキャビンには、ハンドルなどの運転に必要な装備はまったくありません！ “真の”自動運転なのです。

AI「Eleanor」登場

103EX の自動運転を含めたすべてをつかさどっているのは 人工知能 Eleanor。玄関を出ると、かがむことなく乗り込むことができるようにルーフとドアを開けた「彼女」が。

毛足の長い高級カーペットの車内に入り、シルク生地のソファに身を沈めると、あとは「彼女」が目的地に連れて行ってくれます。

旅行中は、前方の巨大なOLEDスクリーンで目的地について、これから会う人ついての情報を映し出し、また時には映画などで退屈させられることはありません。

外装やパワートレイン

目を引くのは独特の形状で作り込まれたメタルとダークガラストップのコンビネーションのボディ。28インチのホイールは65のアルミニウムパーツからなる、オールハンドメイド！

今回のパワートレインは、現行モデルのような巨大な12気筒エンジンではなく、前後に配された250kWモーター。きっと静寂の中に盛り上がる強烈なパワーなのでしょう！

ロールス・ロイスのコンセプト自動運転車にふさわしい姿を披露してくれた 103EX。そのテクノロジーが現実になる日はそう遠くないかもしれません！