はじめのうちは日帰り登山でも、登山にハマると山で何泊かしていろいろな山に登る「縦走」に興味が出てくる方、多くいらっしゃると思います。縦走に必要なのは、気力、体力、そして軽量な荷物。その荷物の中でも特に重さに気をつけたいのは、テントではないでしょうか。なんとなく本格的な登山家のもののようだった軽量な登山テントも、最近はずいぶんと手頃な価格のものも登場してきました。今回は、おすすめの人気軽量テントを、それぞれ特徴を比較しながらご紹介します。

モンベル(mont-bell) ステラリッジテント 1型

1.モンベル(mont-bell) テント ステラリッジテント 1型 [1人用] サンライトイエロー 1122475-SUYL

アウトドアで困ったら定番のモンベルです。重量はペグ込みで1440gとかなり軽量ですが、過酷な環境にも耐えうる高い剛性を備えています。テント本体に加えて、スノーフライ(積雪時にテント全体に掛ける覆い)やグランドシート(地面との間に敷くシート)など、豊富なオプションがそろっているのもモンベル製品の魅力です。

アライテント(ARAI TENT) エアライズ1

2.アライテント(ARAI TENT) エアライズ1(AIR RAIZ1) 1人用

国内ハンドメイドでテントを作り続けるアライテントの定番テント「エアライズ」です。重量は、本体+フレーム+フライシートとあわせて1360gで、ペグとラインは約200gです。テントの素材は東レのファリーロという繊維で、糸の中に空気を含んでいるので、軽さと断熱性の両立が特徴です。もともとは3シーズン(春・夏・秋)用のテントですが、オプションの追加で、冬でも使えるテントになります。

アライテント(ARAI TENT) トレックライズ0

3.アライテント(ARAI TENT) トレックライズ0(TREK RAIZ0) 究極の1人用 34224413

こちらもアライテントの製品です。素材は「エアライズ」と同様ですが、大きな半月型の入口がある点が特徴的です。入口は、メッシュによってふさぐことができるので、暑い夏でも蒸れることなく通気性が確保できて、開放的で居住性に優れています。重量は1250gで、付属のペグとラインは約200gです。エアライズとの違いは、入口がテントの長辺にあるか短辺にあるかの違いで、当然入口が長辺にあるトレックライズの方がテントへの出入りは容易です。

スノーピーク(snow peak) ファル2

4.スノーピーク(snow peak) ファル2 SSD-602

新潟県にあるアウトドアメーカーであるスノーピークは、使う側に立った製品を作ることで定評があります。このテントは二人用テントですが、本体重量(本体とフレームのみ)は1710gと軽量です。このテントの魅力は立てやすさで、インナーとフライシートが一体型のため、テントの自立にかかる時間はわずか20秒となっています。素早いテントの展開は、無駄な体力の消耗を防ぎ、急な天候の変化に対応ができたりと、山行では有利な点が多くあります。

ダンロップ(DUNLOP) VS10

5.DUNLOP(ダンロップテント) 1人用コンパクト登山テント VS10 国内生産品 VS10

昔から登山用テントやツーリングテントに定評のある、ダンロップの一人用登山用テントです。本体重量は約1450g(インナーテント+フライシート+ポール)で耐久性と軽量性を備えた冬山をもターゲットに見据えた本格テントです。テントの生地は斜めに、フライの生地はそれから45度ずれて裁断されているため、お互いに異なる方向に引っ張り合い、風によるテントの横揺れを防ぐという工夫がされています。

プロモンテ(PUROMONTE) ライトウエイト・アルパインテント VL15

6.プロモンテ(PUROMONTE) ライトウエイト・アルパインテント(1人用) VL15 国内生産品 VL15

こちらも先に紹介したダンロップのテントと同じ製造元が製造している、純国産のテントです。重量は約1350g(インナーテント+フライシート+ポール)で、付属品の重量は150gとなっています。このテントの特徴は、入口のファスナーがまっすぐ垂直につけられていることです。この理由には、テントの修理依頼のトップがファスナーの補修とのことで、多くの開閉回数を重ねても、なるべく壊れないように直線に設定しています。耐久性への強いこだわりが感じられます。

ケルティ(KELTY) SALIDA 2

7.KELTY(ケルティ) SALIDA 2 軽量テント 40812211

アメリカのアウトドア雑誌「バックパッカー」の2011年エディターズチョイス賞を受賞したケルティのテントです。重量はパッキングして2007gと他のテントと比較して少し重めですが、こちらは二人用テントとなっている上に、テント内の天井に、通常オプションになりがちな、吊り下げ式の棚(ギアロフト)が元から付いています。他のテントと比較して、値段がお手頃な点も魅力的です。

エムエスアール(MSR) ハバNX

8.MSR 軽量 テント ハバNX ホワイト [1人用] 【日本正規品】 37746

本格的な山道具をいくつも展開しているMSRのテントです。重量はすべて含めて1290gと軽量です。従来品とくらべて、軽量でありながらテント内の広さは広くなるなど、高い技術力に定評があります。色にもこだわりがあり、上部のライトグレーはテント内部を明るくするため、底部のレッドは、中で荷物や道具を探しやすくするため工夫されています。

ニーモ・イクイップメント(NEMO) ブレイズ 1P

9.NEMO(ニーモ・イクイップメント) ブレイズ 1P NM-BLZ-1P

このテントは非自立式テントというタイプで、四方に張り綱を張らないと自立しないタイプです。とはいえ、ポールはメインポールと短いサブポールが一体型となっていて、一般的な非自立式テントと比べると、立てやすくなっています。そのかわりポールを最小限にできるので、最小重量790gという驚異的な軽さが実現できています。非自立式でもしっかりと立てることができる地形であれば、大きなメリットとなるテントです。

ヨーレイカ(Eureka) ソリティア

10.バックパッカーに強い味方!3シーズン最軽量ソロテント★ ヨーレイカEureka ソリティア(1P) 一人用テント【並行輸入】

いままで紹介したテントとはだいぶ形状が異なるテントです。寝るための必要最小限のスペースが確保されているだけで、なかでの作業はほぼできません。しかし、重量は約1200gと軽く、バックパッカーや自転車旅行などに最適です。内部スペースの狭さは単にデメリットだけではなく、内部の空気がすぐに温まりますし、狭いスペースでも楽に設置することができます。

ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER) OUTDOOR ソロテント ST-01

11.DOPPELGANGER OUTDOOR 1人用 ソロテント ST-01 超コンパクト収納 重量1.2kg

こちらも一人用の「寝るだけテント」です。重量は1200gで、これはペグや収納バッグを含んだ重さです。寝るだけのテントとはいえ、頭部にはちょっとした小物いれがあり、足の部分にはベンチレータ(通風口)があるので、快適性には配慮されています。自転車やバイクでのキャンプでの使用のほかに、お昼寝などに使ってもいいかもしれません。

ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER) OUTDOOR ワンタッチソロテント T1-51

12.DOPPELGANGER OUTDOOR 1人用 ワンタッチソロテント T1-51 超コンパクト収納 重量1.2kg

おなじくドッペルギャンガーのテントですが、こちらは誰でも簡単に設置ができるワンタッチ式のテントです。ベンチレータが頭部と足部の両方についているほかに、おもしろい特徴は顔の位置にあたる天井部にスマートフォンホルダーが設置されている点です。仰向けに横になりながらスマートフォンが操作できるというもので、普通のアウトドア用品メーカーにはない機能です。どんなときもスマホが手放せないあなたにおすすめ。

テラノバ(TERRA NOVA) レーサーコンペティション1

13.TERRA NOVA(テラノバ) レーサーコンペティション1 43LCG

すべての付属品をあわせても1020gでありながら、使い方によっては二人での使用も可能な、本格的なウルトラライトテントです。本体真ん中にポールを通せばあとは四隅をペグで固定すれば、1分とかからずテントが立ち上がります。変わった形状ですが、床面のないタイプなので、別途グランドシートなどが必要ですが、内部は高さがあるため、座っての作業がストレスなくできる特徴があります。

ヒルバーグ(HILLEBERG) エナン

14.ヒルバーグ(HILLEBERG) エナン グリーン 12770173004000

全体の形状はテラノバのテントによく似ていますが、こちらは床面があるタイプです。それでも重量は1100gと軽量です。広い前室と、適度な高さがあるので、雨天時でも濡れずに快適に作業が行えます。素材にはケルロンという特殊なものを使っていて、一般的にテントで使われる素材とは違い、経年劣化がないため、テントを長く使えます。お値段は張りますが、その分の元は十分に取れるでしょう。

テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS) パンダ(PANDA)

15.テンマクデザイン PANDA[パンダ]アースカラー

女性がプロデュースしたテントであり、かわいらしい名前がつけられています。重量は2190gと、他のテントと比べると少し重めですが、テントと聞いてイメージするそのままのトンガリ形で、本格的なキャンプや登山以外にもフェスなどで目立つこと請け合いです。デザイン性と機能性を高次元で融合させた、バランスのよいテントです。