ディスプレイなしで画面操作?
スマートフォンを取り出さなくてもイロイロ確認できて便利なスマートウォッチ。でも今度はその小さなディスプレイを操作するのも億劫になってしまったらどうしましょう? 大丈夫です! スマートフォンもスマートウォッチもわざわざ取り出さなくても、画面操作ができるテクノロジーがワシントン大学の研究として発表される予定なのです。いったいどんなことができるのでしょうか?
FingerIO テクノロジー
スマートフォンの画面操作が面倒なのに、時代の流れにのってスマートウォッチに手を出すと悲惨なことに。でも、FingerIO テクノロジーなら”操作革命”がおこるかもしれません!
FingerIO とは、テーブルなどの上に指で文字を書いたり、タイピングしたりしてスマートフォンを操作できる驚きのテクノロジー。空間で指を動かして操作できる可能性もあるそうです。これは興味津々!
どんなしくみ?
では、FingerIO テクノロジーはどんなしくみになっているのでしょうか? スマートフォンのスピーカーから聴こえない周波数の音を出し、当たってはね返ってきたものを計測して、指の動きをほとんどリアルタイムで検知することができるのです。
カメラなどを利用したシステムと違って、スマートフォンがバッグに入っていても、またスマートウォッチが袖にかくれていても、指の動きをきちんとトレースするというからスゴい!
どんな活用方法がある?
FingerIO はその研究がこれからプレゼンテーションされる期待のテクノロジー。それだけに活用方法が気になりますね。
たとえば、スマートウォッチでのタイピングをテーブル上の”バーチャルキーボード”でパパッと済ませたり、スマートフォンをバッグに入れたまま、腕をなぞってボリューム調節や再生操作なども実現するかもしれないのです。
Android のスマートフォンでの実験にすでに成功している FingerIO。ぜひ、メジャーな企業に注目してほしいテクノロジーです!
操作性の面から大型ディスプレイのスマートフォンを選んできたでしょうか? FingerIO テクノロジーが実用化すれば、もっとコンパクトサイズを選べるかもしれませんね!