自作PCを構築する場合に重要となる「電源ユニット」。CPUやグラフィックボードに比べると軽視されがちですが、各パーツに電源を供給する重要な役割を担っています。電源容量や規格などが異なるさまざまな製品が販売されているので、どれを選んでよいかは悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの電源ユニットをご紹介します。選び方のコツも解説しているので、参考にしてみてください。
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- 目次
- 電源ユニットとは?
- 電源ユニットの選び方
- 電源ユニットのおすすめメーカー
- 電源ユニットのおすすめモデル|~600W未満
- 電源ユニットのおすすめモデル|600~800W未満
- 電源ユニットのおすすめモデル|800W以上
- 電源ユニットの売れ筋ランキングをチェック
電源ユニットとは?

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パソコンの各パーツに、電力を安定して供給するために必要な「電源ユニット」。家庭用のコンセントの電気は交流ですが、パソコンに電気を供給するためには直流への変換が必要です。電源ユニットは、コンセントの電気をパソコンに適した形に変換する役割を担っています。
また、家庭用コンセントの電力は、さまざまな要因により不安定になりがちです。電源ユニットを使用すれば、不安定な電力を受け止めた場合でもパソコンに安定した電力を供給できます。特に、高性能なCPUやグラフィックボードを搭載しているパソコンは高い電力が必要。ハイスペックのパソコンを使っている場合には、品質の高い電源ユニットを選ぶのがおすすめです。
電源ユニットの選び方
パーツ構成に適した容量(W数)のモデルを選ぶ

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グラフィックボードを搭載していないパソコンであれば、400W前後の電源ユニットでも稼働します。CPUには65~105Wほど、HDDには25W前後、SSDには3W程度の電力が必要。少し余裕を持たせても、400Wほどの電源ユニットで十分稼働します。
グラフィックボードを搭載する場合には、500W以上の電源ユニットをチェック。グラフィックボードの性能にもよりますが、ミドルスペックのパソコンで500~600W程度、ハイスペックモデルであれば850W以上の電源ユニットが適しています。
グラフィックボードの搭載数でも適した容量は異なり、1つであれば消費電力の1.5倍、複数であれば1.5〜2倍程度が電源容量の目安です。
ただし、将来的にグレードアップを想定している場合には注意が必要。パーツをグレードアップする際には、電源ユニットも交換が必要か確認しておくのがおすすめです。
コネクタの種類と数をチェック

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電源ユニットから各パーツへの電力供給は、コネクタを接続して行います。使用するパソコンのスペックによって必要なコネクタの種類や数が異なるので、対応できる電源ユニットを選択しましょう。
HDDやSSD、DVDドライブなどに電力を供給する場合は、「SATA電源ケーブル」が必要。ストレージを複数使用する場合には、SATA電源ケーブルを複数搭載している電源ユニットを選択するのがおすすめです。
また、PCケース内をすっきりと見せたい場合は、必要なコネクタだけを利用できる「プラグイン対応」の電源ユニットが便利。不要なコードを取り外せるので、スペースを有効に活用できるのもメリットです。
PCケースに対応した規格を選ぶ

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電源ユニットを購入する際は、PCケースによって取りつけられる規格が異なる点に注意。フルタワーやミドルタワーなどのPCケースであれば、「ATX」規格の電源ユニットがおすすめ。電源容量の大きなモデルも多く、スペックの高いパソコンにも対応しやすいメリットがあります。
スリムタワーや小型のPCケースを利用する場合には、「SFX」規格の電源ユニットがおすすめ。ATXに比べるとサイズが小さく、スペースの限られているPCケースにも対応できるのが特徴です。
80 PLUS認証のグレードをチェックしよう

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電源ユニットの性能は、電源変換効率80%以上の製品が受けられる「80 PLUS認証」の表記を見れば確認が可能。STANDARD・BRONZE・SILVER・GOLD・PLATINUM・TITANIUMの6段階で記されており、後者になるほど電気変換効率や静音性・省エネ性に優れています。
最もリーズナブルな価格で購入できるSTANDARDでも電源変換効率は80%を超えていますが、スペックの高いパソコンに搭載する場合は、より高い規格を選択しておくのがおすすめです。
電源ユニットのおすすめメーカー
コルセア(Corsair)

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「コルセア」は、アメリカに本社を置くPCパーツ・周辺機器メーカー。エントリーモデルからハイエンドモデルまで、さまざまな電源ユニットを開発・販売しており、ラインナップの豊富さが魅力のひとつです。
エントリーモデルの「CXシリーズ」、ミドルグレードの「RM・HXシリーズ」、ハイエンドモデルの「AXシリーズ」、小型PC向けの「SFシリーズ」など、性能ごとに異なるシリーズを展開。幅広いPC構成に対応しています。保証期間も長く、サポートを重視したい方におすすめです。
サーマルテイク(Thermaltake)

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「サーマルテイク」は、PCケースをはじめとしたPCパーツ・周辺機器を扱う台湾のメーカー。全体的にコスパの高い製品が多く、予算を抑えたい方やコスパ重視のパソコンを組みたい方に人気があります。
電源ユニットでは、主に高性能な「TOUGHPOWERシリーズ」とシンプルな「SMART STANDARDシリーズ」を展開。1000W以上の大容量電源ユニットも複数取り扱っており、ハイエンドPCを組みたい方にもおすすめです。
また、RGBファンを搭載したライティング機能付きモデルも展開。パーツを光らせたい方やケース内部を見せるゲーミングPCを組みたい方にもおすすめです。
エムエスアイ(MSI)

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「MSI」は、マザーボ―ドやグラフィックボードの開発で有名な台湾のメーカー。PC本体の製造・販売も行っており、世界的に高い人気を有するPCメーカーのひとつです。
PC電源ユニットでは、主に「MPGシリーズ」を展開。650W以上の大容量電源をメインとしており、ミドル~ハイエンドPCを組みたい方向けのラインナップが特徴です。
価格は全体的に高めですが、世界的ブランドの安心感を得られるのがメリット。GeForce RTX 40シリーズに対応したモデルもあり、高性能グラフィックボードを使用したい方や性能を重視したい方におすすめです。
電源ユニットのおすすめモデル|~600W未満
サーマルテイク(Thermaltake) Smart 500W STANDARD PS-SPD-0500NPCWJP-W
コスパと電力の安定感に優れた電源ユニットです。「80 PLUS STANDARD認証」を取得しており、消費電力や発熱量を抑えられるのがポイント。製品寿命を延ばし、低価格ながら長期的な利用を期待できます。
奥行きが140mmとコンパクトな設計も魅力のひとつ。ATX電源ながら小型PCにも取り付けやすく、さまざまなPCケースに利用できます。また、長めのケーブルが採用されているため、フルタワーケースにも対応可能です。
電力容量は500W。6+2ピンPCI-Eコネクタが搭載されているため、補助電源が必要なグラフィックボードも接続できます。パソコンを安く組みたい方におすすめの電源ユニットです。
シルバーストーン(SilverStone) SFXシリーズ SST-ST45SF-G
小型の自作PCを組みたい方におすすめのSFX電源ユニットです。サイズが125×63.56×100mmと小さめなため、PCケース内部を圧迫しすぎないのがメリット。ATX電源の約半分の大きさで、省スペース化を実現できます。
また、付属のブラケットを使用すれば、ATX PCケースにも取り付け可能。マルチな使い方ができる高性能な電源ユニットです。
電源容量は450W。「80 PLUS GOLD認証」を取得しており、電源変換効率に優れています。すべてのケーブルが取り外せるプラグイン対応モデルのため、必要なケーブルのみ取り付け可能。コンパクトな電源ユニットを探している方におすすめです。
玄人志向 STANDARDシリーズ KRPW-L5-500W/80+
ローからミドルスペックまで向きの自作PC向けATX電源ユニットです。価格が安く、電源にかけるコストを抑えたい方におすすめ。エントリーモデルながら「80 PLUS STANDARD認証」を取得しており、省エネ効果も期待できます。
グラフィックボード用の電源コネクタを備えているのも特徴のひとつ。補助電源が必要なモノにも対応しており、グラフィックボードを搭載した自作PCを組みたい方にもおすすめです。ただし、容量が500Wと控えめなため、構成には注意しましょう。
使用頻度の高いSATA電源コネクタは4つ搭載。また、本体にはファンコントロール機能も備えています。低価格ながら必要な機能の揃ったコスパの高い製品です。
クーラーマスター(Cooler Master) V550 SFX GOLD MPY-5501-SFHAGV-JP
10年間の長期保証に対応したSFX電源ユニットです。mini-ITXユーザー向けに開発されたフルモジュラーケーブル対応の製品で、小型PCを組む方におすすめ。必要なケーブルのみ接続できるため、配線スペースを最小限に抑えられます。
92mm FDBファンを採用しており、ファン回転時のノイズを低減できるのもポイント。S.T.C.Mスマート温度ファン制御システムにより、特定のコア温度以上のときのみファンが駆動する工夫も施されています。
電力容量は550W。このほかにも同シリーズでは650W・750W・850Wモデルが展開されているため、パソコンのスペックや構成に合わせて購入してみてください。
フラクタルデザイン(Fractal Design) Ion SFX-L 500W Gold FD-PSU-ION-SFX-500G-BK
柔軟性の高いUltraFlexケーブル採用で、配線の取り回しがしやすいSFX-L電源ユニットです。直径約0.08mmの極細ケーブルによって、小型PCケースでも無理なく配線できるのが魅力のひとつ。配線作業が苦手な方でも接続しやすいモデルです。
ケーブルは、必要なモノのみ接続するフルモジュラータイプ。PCIe電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×4、ペリフェラル電源コネクタ×2などを搭載しており、各種機器の接続に対応しています。
電源容量は500W。日本メーカー製の高級105℃定格コンデンサを採用しており、耐久性と信頼性の高い製品です。10年間の長期製品保証にも対応しています。
FSP Hydro GSM Lite PRO 550W HGS-550M
「80 PLUS GOLD認証」を取得しているミドルハイモデルのATX電源ユニット。約90%の高い電源変換効率と各種保護回路を備えており、電源ユニットやシステム全体へのダメージを最小限に抑えられるメリットがあります。
冷却ファン部分には120mm Hydraulicベアリングファンを採用。静音性に優れており、ファンの回転音が気になる方にもおすすめです。また、八角形のステンレス製ファンカバーによりエアフローも向上。高い冷却効率を実現しています。
電源容量は、グラフィックボードの接続にも対応できる550W。6+2ピンPCI-Eコネクタが2つ、SATA電源コネクタが6つ搭載されています。また、柔らかいフラットケーブルを採用しているのもポイントです。
エックスピージー(XPG) PYLON PYLON550B-BKCJP-A

静音性に優れた550W ATX電源ユニットです。負荷が低いときにはファンの回転数を一定に維持するシステムを搭載しており、700rpm前後で稼働が可能。ファンノイズを軽減できるため、回転音が気になる方にもおすすめです。
日本代理店の保証が3年間受けられるのも安心できるポイント。平均故障間隔も約10万時間と非常に長く、コスパ重視の方におすすめです。補助電源用の6+2ピンPCI-E 2.0コネクタを搭載しているため、グラフィックボードも接続できます。
また、本製品はエントリーモデルながら、「80 PLUS BRONZE認証」を取得。電力供給を安定させるDC-DCコンバータも搭載しており、ミドルクラスのCPUなども組み合わせられる製品です。
電源ユニットのおすすめモデル|600~800W未満
エムエスアイ(MSI) MPG A750GF WHITE
白いパソコンを組む方に人気のATX電源ユニットです。本体だけでなくケーブルもホワイトのため、白いPCケースに取り付けても目立ちすぎず、統一感を出せるのが魅力。MSI製品でパーツを揃えたい方にもおすすめです。
ほとんどのPCケースに設置できるサイズ感もポイント。途中でケースを交換したくなった場合でも、電源ユニットを買い替えずに済みます。フルモジュラーケーブル設計で、必要以上に配線スペースを取らないのも魅力です。
電源容量は750W。コネクタはGeForce RTX 30シリーズのグラフィックボードに対応しており、ミドル~ハイスペック構成の自作PCに向いています。見た目と性能の両方を重視したい方におすすめです。
サーマルテイク(Thermaltake) TOUGHPOWER GX1 RGB GOLD 700W PS-TPD-0700NHFAGJ-1
RGBファンを搭載したATX電源ユニットです。7色・3パターンのライティングに対応した120mm RGBファンを備えているのが特徴。背面のボタンを押すとライティングエフェクトを切り替えられます。
電源容量は700W。ミドル~ハイスペックのグラフィックボードを搭載しても安定して稼働できる容量のため、ゲーミングPCを組みたい方におすすめです。「80 PLUS GOLD認証」を取得しており、高い電源変換効率も実現しています。
また、「Intel C6/C7ステート」をサポートしているのもポイント。アイドル時の消費電力を限りなくゼロに近づけ、節電効果を期待できます。光る高性能電源ユニットを探している方におすすめです。
エイスース(ASUS) TUF-GAMING-650B
耐久性に優れた「TUFシリーズ」の650W ATX電源ユニットです。ミリタリーグレードのパーツと冷却システムを組み合わせた製品で、温度や振動に関する厳しいテストを複数クリアしているのが特徴。長期間安定した稼働が期待できる製品です。
大きな負荷がかかりやすいゲームをプレイする方におすすめ。元々グラフィックボード用に開発されたファン設計を採用しており、低回転でもしっかりと冷却を行えます。性能と静音性の両方を重視したい方にもおすすめです。
また、手に取りやすい価格帯も嬉しいポイント。保証期間も6年間と長く、使用中に不具合が発生した場合でもサポートを受けられます。ゲーミングPCを自作で組む際に、電源ユニットに迷ったらおすすめの1台です。
ディープクール(Deepcool) PK650D R-PK650D-FA0B-JP
高い安定性が魅力の650W ATX電源ユニットです。高効率のDC-DC変換コンバータを搭載しており、さまざまな環境で電圧を精密に制御。誤動作などが発生するリスクを軽減し、持続的に安定した出力を行えます。
フルフラットケーブルを採用しているのも特徴のひとつ。直付けタイプのため不要なケーブルの取り外しなどは行えませんが、配線の取り回しがしやすい工夫が施されています。
また、デザイン性に優れているのもポイント。黒一色の本体にライトブルーのロゴが映えるシンプルなデザインで、見た目を重視したい方にもおすすめです。電源スイッチもロゴとカラーが統一されており、一体感があります。
玄人志向 KRPW-BK750W/85+
ゲーミングPCを自作する方におすすめのATX電源ユニット。750W電源を搭載しており、ミドル~ハイスペックのグラフィックボードやCPUを組み合わせられるメリットがあります。
コスパに優れているのも魅力のひとつ。安価で購入できるため、ほかのパーツに予算を多く充てたい方におすすめです。「80 PLUS BRONZE認証」を取得しており、低価格でも安定した稼働を期待できます。
プラグインにも一部対応しており、ストレージ用のSATA電源コネクタや補助電源用の6+2ピンPCI-Eコネクタなどは、使用するモノだけ接続可能。PCケース内を圧迫しにくく、小型ケースでも使用しやすい工夫が施されています。
120mmファンにはファンコントロール機能も搭載しており、機能性に優れた製品です。
フラクタルデザイン(Fractal Design) Ion Gold 750W
コンパクトなサイズ感が魅力のATX電源ユニットです。奥行きが150mmのため、小型PCケースに取り付けられるのが特徴。大型ケースに取り付ける際も、配線の取り回しがしやすくなるメリットがあります。
ケーブルはフルモジュラー式を採用。必要なケーブルのみ接続するため無駄がありません。コネクタ部分には対応する端子が明記されているため、初めて自作PCを組む方でも接続する場所をすぐに確認できます。
また、140mmの大型ファンを搭載しているのもポイント。高い冷却性能を発揮できるだけでなく、静音性にも優れています。温度に応じて回転数を制御できるため、ファンの長寿命化を期待できるのも嬉しいところです。
クーラーマスター(Cooler Master) XG750 Plus Platinum MPG-7501-AFBAP-XJP
ARGBライティングに対応したゲーミングPC向けの750W ATX電源ユニットです。135mm ARGBファンを搭載しており、専用ソフトから色の設定が可能。同ソフトを使用すれば、ファン速度や電源負荷などのパフォーマンスも確認できます。
高い電源変換効率を有する「80 PLUS PLATINUM認証」を取得しているのも魅力のひとつ。内部パーツにもこだわりがあり、日本製コンデンサを100%使用しています。ノイズを押さえつつ、安定した電圧出力が可能な製品です。
ケーブルには、取り外し可能なフルモジュラータイプのフラットケーブルを採用。配線の取り回しがしやすく、エアフローに与える影響も軽減できます。
また、SATAコネクタを12個備えているため、さまざまな機器を接続可能。見た目、性能ともにハイグレードなモデルです。
電源ユニットのおすすめモデル|800W以上
コルセア(Corsair) RM850e ATX 3.0 CP-9020263-JP
GeForce RTX 40シリーズのグラフィックボードにも対応している850W ATX電源ユニットです。2022年に発表された電源規格であるATX 3.0に準拠しており、RTX 40シリーズの多くが採用している12VHPWRコネクタを搭載しています。
そのため、変換コネクタを使用する必要がなく、すっきりと配線することが可能。RTX 40シリーズを使って自作PCを組みたい方におすすめです。従来のコネクタも搭載しているため、将来的にアップグレードを考えている方にも向いています。
120mmのファンには、負荷率が20%以下のときにファンが自動停止するZero RPM Fan Mode機能を搭載。ファンノイズを低減できます。また、奥行き140mmのコンパクト設計で、さまざまなPCケースに取り付けられるのも魅力です。
コルセア(Corsair) HX1000 CP-9020139-JP
大容量の1000W電源で、ハイエンド構成におすすめのATX電源ユニット。「80 PLUS PLATINUM認証」を取得しており、高効率の変換と安定した電圧出力が可能です。
出力系統の切り替えに対応しているのも大きな特徴。本製品には切り替えスイッチがあり、1系統のシングルレール出力と8系統のマルチレール出力に対応しています。供給する電流の大きさを制御できるため、システム環境に合わせた構築が可能です。
コネクタ関係も充実しており、使用頻度の高いSATA電源コネクタは16個搭載。フルモジュラータイプのため不要なケーブルがケース内を圧迫する心配もなく、自由にカスタマイズできます。10年間の保証も付いており、高品質な製品です。
サーマルテイク(Thermaltake) TOUGHPOWER GF3 1200W PCI Gen5.0 GOLD PS1242
1200Wの大容量電源を搭載したATX電源ユニットです。ハイエンドCPUやグラフィックボードと組み合わせたい方におすすめ。電圧制御に優れており、要求の大きいハイスペック構成でも安定した動作を期待できます。
ATX 3.0・PCI Express 5.0に対応しているのもポイント。12VHPWRコネクタを搭載しており、GeForce RTX 40シリーズのグラフィックボードでも、ケーブル1本で十分な電力供給が可能です。
6+2ピンPCI-Eコネクタ×4やSATA電源コネクタ×12なども搭載。従来規格のグラフィックボードやSSDなど、さまざまな機器を接続できます。プラグイン式を採用しているため、必要なケーブルのみ接続可能ですっきりと配線作業も行えるのがメリットです。
エムエスアイ(MSI) MPG A1000G PCIE5
ATX3.0・PCI Express 5.0に対応したATX電源ユニットです。12VHPWRコネクタを標準搭載しているのが魅力のひとつ。GeForce RTX 40シリーズのグラフィックボードを変換ケーブルなしで接続できます。
そのため、グラフィックボードを新調する予定がある方やこれから購入する方におすすめ。最大600Wの電力をグラフィックボードに供給できます。さまざまなコネクタを搭載しているため、従来のさまざまなグラフィックボードとも接続可能です。
電源本体の容量は1000W。黒を基調としたシンプルなデザインで、ほかのMSI製品と合わせた自作PCを組んだり、光らないゲーミングPCを組んだりする際にもおすすめです。
玄人志向 KRPW-GA850W/90+
ハイスペックなパソコンを組む方に人気のATX電源ユニットです。コスパが高く、低価格ながら安定した動作を期待できるのが特徴。「80 PLUS GOLD認証」の取得やフルプラグイン対応など、高級モデルと同等の品質・機能を備えているのも魅力です。
容量は850W。電源容量が大きければ、後からパーツをアップグレードしても電源を買い替える必要がなくなるため、予算に余裕があるミドルPCユーザーにもおすすめです。ケーブルとコネクタの両方に端子名が書いてあるため、接続も簡単に行えます。
また、6+2ピンPCI-Eコネクタ×6やSATA電源コネクタ×9など、コネクタ類も充実。幅広い製品との接続に対応しています。ファンにはセミファンレスコントロール機能も備えており、機能性に富んだ製品です。
オウルテック(Owltech) ATX電源 850W 80PLUS PLATINUM認証 OEC-PSUCP850
「80 PLUS PLATINUM認証」を取得している高品質な850W ATX 電源ユニットです。CPU8ピンも2系統備えているため、ハイエンド構成の自作PCを組みたい方にもおすすめです。
温度と負荷を常時監視する「見逃さへんモード」を搭載しているのが特徴のひとつ。負荷の大きさに合わせて動作モードが自動で切り替わり、ファンレス・低回転・可変式と回転数が変化します。効率的に冷却を行えるのが魅力です。
ケーブルが取り外せるフルモジュラータイプなのも便利なところ。SATA電源ケーブルも3コネクタ×3本付属しているため、複数台のSSDなどを接続できます。
クーラーマスター(Cooler Master) V SFX Gold 850W White Edition MPY-8501-SFHAGV-WJ
大容量のSFX電源ユニットを探している方におすすめの製品です。mini-ITXケースにも入るコンパクトさとハイエンド構成も可能な850Wの容量が魅力。サイズは100×125×63.5mmで、小型のハイスペックPCを組みたい方におすすめです。
付属のブラケットを使用すれば、ATX電源として取り付けも可能。さまざまなサイズのケースと互換性があります。白を基調としたシンプルなデザインも魅力的で、白いPCを組みたい方にもおすすめです。
また、本製品は「80 PLUS GOLD認証」を取得。性能面でも優れており、高効率のパフォーマンスを発揮できます。ハイスペックPCの使用で気になりがちな電力コストも削減できるため、節電効果もある製品です。
高い電源容量を備えたモデルはもちろん、静音性や電源変換効率に優れたモデル、RGB LEDを搭載したモデルなど、多種多彩な製品が揃う電源ユニット。使用するパソコンのスペックを確認し、安定した電力が供給できる電源ユニットを選択するのがおすすめです。