キャンプ用マットで人気のサーマレスト。非常に豊富なラインアップになっておりトレッキングからオートキャンプまで幅広いシーンをカバーしています。そんな中から今回は性能、用途別にご紹介していきます。マットは大別してクローズドセル(いわゆる銀マット)とエア注入式があり、エア注入式は更に自動膨張式と手動注入式に分かれます。暖かさはR値という熱抵抗値で現され、この数値が大きいほど断熱性能が高いということになります。
おすすめサーマレストマット7選
サーマレスト(THERMAREST) マット Zライト ソル 30670
クローズドセルはキャンパーにとって最もポピュラーと言えるアイテム。丸めるだけ、畳むだけで持ち運び可能で、使う時は広げるだけという扱いやすさは不動の人気となっています。Zライトソルは畳むタイプ。使用時2cmの厚みがあり、寝心地の良さが特徴のマットです。レギュラーサイズ重量410g、厚さ2cm、R値2.6。
サーマレスト(THERMAREST) マット リッジレスト ソーライト30207
クローズドセルでZライトソルと人気を二分するモデルで、丸めて持ち運ぶタイプになります。レギュラーサイズ重量400g、厚さ1.5cm、R値2.8になっており、Zライトソルに比べて僅かではありますが軽く、暖かい仕様です。厚さがあって寝心地が良いZライトとどちらを選ぶか、ご自分のスタイルに合わせて考えてみるのがよいでしょう。
サーマレスト(THERMAREST) マット リッジレスト ソーラー 30148
同じリッジレストでもこちらのソーラーは収納サイズが大きくなり、その分寝心地がよくなっています。レギュラーサイズ重量540g、厚さ2cm、R値3.5。暖かさもかなりのアップになりますが、収納サイズがかなり大きくなるため持ち運びの面ではマイナスとなります。睡眠こそが最も大事という方には選ぶ価値があるモデルとなっています。
サーマレスト(THERMAREST) マット EVOライト 30285
エア注入式マットになります。自動膨張式で、バルブを開けるとフォームが復元する力を利用して自動的に膨らんでくれます。EVOライトは最新式となり、レギュラーサイズ重量480g、厚さ5cm、R値2.1。最大の特徴は5cmという厚さながらも軽量、コンパクトな収納性能を併せ持っていることです。この厚さによって快適さを実現しており、試してみたい新アイテムと言えるでしょう。
サーマレスト(THERMAREST) マット ネオエアー Xサーモ 30177
エア注入式マットで自分で空気を注入する手動式です。口から空気を注入する方法のほかにポンプサックという付属品を使って手動で膨らますことが可能になっています。レギュラーサイズ重量430g、厚さ6.3cm、R値5.7。ネオエアー技術によって最高クラスの暖かさと安定感を持ち、厚さも6.3cmでエア注入式ならではの弾力性、寝心地を提供してくれます。
サーマレスト(THERMAREST) マット ネオエアー Xライト 女性用 30272
エア注入式マットの手動式、ネオエアーシリーズでこちらは最軽量を目指したモデルです。女性用レギュラーサイズ重量340g、厚さ6.3cm、R値3.9。Xサーモと同じ厚みを持ちながら、格段に軽くなっています。R値は低くなるものの、女性用はサーマキャプチャー層を1枚追加してさらに暖かくなっている優れたモデルです。女性用サイズは通常のレギュラーサイズと比べて幅51cmは変わらないものの、長さが183cmから168cmと短くなっています。
サーマレスト(THERMAREST) マット モンドキング 30970
サーマレストのマットで最大のものになります。オートキャンプ向けでXXLサイズ重量2,720g、厚さ10cm、R値11.4。10cmの厚さとダブルベッドの半分を超える大きさ、表面生地は柔らかい素材を使用した快適な肌触りになっており、屋外のキャンプでこんなフカフカの体験は1度は経験してみたいものです。
経験したことのある方なら言うまでもないことですが、屋外で寝るのにマットの役割は非常に重要で、外すことはできません。睡眠の質は次の日の体力に直接影響しますので是非快適・快眠を目指してください。寝袋の中に入れことが出来るエアーパッドなども併用すると更に熟睡効果が得られます。オートキャンプの場合、広くて厚い弾力があるマットと、毛布などを併用すれば自宅のようにくつろいだ快適な夜を過ごすことができ、キャンプのワクワク感がさらに増すことでしょう。店舗で実際の寝心地を試してみることも大切な要素となりますのでおすすめします。