メンズカジュアルの定番アイテムとして人気のデニムジャケット。春や秋のアウターとして活躍するのはもちろん、冬はコートの中に着込んでレイヤードスタイルを楽しめます。
しかし、さまざまな種類のモノが展開されており、どれを選べばよいのか迷ってしまうことも。そこで今回は、デニムジャケットの人気ブランドとおすすめモデルをご紹介します。選び方のコツやコーディネート例も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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デニムジャケットの選び方
型で選ぶ
デニムジャケットのルーツともいえる1st

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デニムジャケットが初めて製造された際のディテールを有しているのが1st。作業着としての機能を重視した形で、着丈は短く、ややルーズなシルエットです。
ディテールの特徴として挙げられるのは、フロントにヒダが入り、長方形のボックスステッチが施されていること。胸ポケットは、左のやや低めの位置に1つだけ設けられています。また、背面のウエスト部分にシンチバックと呼ばれるベルトが付いているのも1st特有の仕様です。
ポケットが両胸に配置された2nd

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ワークウェアらしさが前面に出ていた1stに比べ、2ndはより機能性に優れているのが特徴です。フロントのヒダやボックスステッチはそのまま受け継いでいますが、胸ポケットは左右2ヶ所に配置されています。
また、シンチバックがアジャスターベルトへと変化したのも2ndのポイントです。
Vシームが特徴的な3rd

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ファッションアイテムとして人気が高く、多くのデニムジャケットのベースとなっているのが3rd。外観のもっとも特徴的な点は、胸ポケットから裾にかけて入ったV字シームです。ヒダやボックスステッチがなくなり、ポケットは高い位置に設けられています。
スタンダードに着こなすならジャストサイズがおすすめ

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デニムジャケットは、使い込むことによる経年変化が楽しめるのも魅力のひとつ。最近ではトレンドのビッグシルエットを採用したアイテムが増えていますが、流行り廃りなく着用できるジャストサイズのアイテムを選ぶと長く愛用できます。
ビッグシルエットのデニムジャケットにチャレンジするなら、スタンダードなモノに次ぐ2枚目として取り入れるのがおすすめ。シルエットの変化を楽しめるほか、コーデの幅も広がります。ただし、大人らしい着こなしをするのがやや難しくなるので、コーデのバランスには注意しておきましょう。
色で選ぶ

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デニムジャケットのおすすめカラーは、定番のブルーとブラック。カラーによってコーデの印象が大きく変わるため、自分のスタイルに取り入れやすいモノを選びましょう。
純粋にデニムらしさを味わえるのは、王道のインディゴブルー。大人らしい着こなしから、ラギッドなコーディネートまで幅広く活躍します。一方、カジュアルコーデを好む方であれば、爽やかさ満点のライトブルーがおすすめ。軽快な印象でサラリと着こなせます。
また、都会的な着こなしに合わせやすいのがブラックのデニムジャケット。きれいめアイテムと調和しやすく、ラギッドな雰囲気が苦手な方にもおすすめのカラーです。
ストレッチ性で選ぶ

ストレッチ性があるかどうかもしっかりとチェックしておきたいところ。ストレッチ性が高いモノほど伸縮性が高く、動きやすいのが特徴です。
デニムジャケットに伸縮性があるかどうかは、ポリウレタンの割合で判断が可能。ポリウレタンにはゴムのような伸縮性があり、快適な着心地を実現しています。ストレッチ性のあるジャケットを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
過度な色落ちやダメージ加工が施されたモノは避ける

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デニムジャケットのなかには、粗野感のあるダメージ加工や、強めのウォッシュ感でワイルドさを前面に押し出したモデルもラインナップされています。しかし、ラフすぎる印象を与えかねないことや、汎用性も低いことを考えると避けた方が無難です。
シンプルなデザインかつ控えめな色落ち感のアイテムを選ぶのが、大人らしくデニムジャケットを着こなすポイントです。
デニムジャケットのおすすめブランド
リーバイス(LEVI’S)
リーバイスは、1873年に誕生した世界初のジーンズブランドです。150年以上の歴史を持ち、リベット補強による耐久性の高いデニムウェアで世界中から愛され続けています。
デニムジャケットにおいては、1960年代に発売されたサードタイプが現在のトラッカージャケットの原型。定番のデニムジャケットを探している方におすすめです。
リーバイス(LEVI’S) TYPEII トラッカージャケット
こだわりの加工が独特の風合いを生んでいるデニムジャケットです。同ブランドの人気モデルを基にしたデザイン。リラックスフィットのシルエットが、こなれた雰囲気を演出します。
素材には柔らかさと耐久性を両立した綿100%を使用しており、季節を問わず着用できるのもポイントです。シンプルなTシャツとのレイヤードはもちろん、チノパンを合わせたクラシックな着こなしもおすすめ。洗練されたカジュアルスタイルを求める方にぴったりのアイテムです。
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リー(Lee)
リーは、1889年にアメリカで創業されたデニムブランド。100年以上の歴史を持ち、デニムの代表的なブランドとして知られています。
デニムジャケットにおいては、胸ポケットが斜めに傾斜したディテールが特徴的。細部にこだわって作られています。
リー(Lee) AMERICAN RIDERS 101Jデニムジャケット
ほどよくヴィンテージ感があふれるデニムジャケット。Gジャンの原点ともいわれる名品「101J」をもとに、フロントのジグザグステッチや斜めにカットされた胸ポケットなどを忠実に再現しています。いつものトップスに羽織るだけで、こなれ感を演出できるライトアウターです。
生地には遺伝子組み換えではないコットンを使用。流行に左右されず長く愛用できる、こだわりの一着を探している方におすすめです。
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エドウイン(EDWIN)
エドウインは、1961年に誕生した日本発のジーンズブランドです。日本人の体型に合う穿きやすいジーンズを自分たちの手で作ることを追求し、国産ジーンズの先駆者として知られています。
デニムジャケットにおいては、綿100%の上質なデニム生地を使用した製品を豊富に展開。基本に忠実なシンプルで無骨なデザインが特徴で、色落ちを楽しみながら長く愛用できるアイテムをお探しの方におすすめです。
エドウイン(EDWIN) デニムジャケット Gジャン ET1115
着こなしの幅を広げる、スタンダードなボックスシルエットのデニムジャケット。デニムには、タテ糸にナチュラルなムラ糸を使用した綿100%のミドルオンス生地を使用。デニムらしい豊かな表情が特徴です。
アメカジスタイルはもちろん、きれいめなコーディネートのアクセントとしても活躍します。しっかりとした厚みのある生地で、長く使える安心感もおすすめのポイント。一着は持っておきたいベーシックなアウターを探している方にぴったりです。
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ラングラー(Wrangler)
ラングラーは、アメリカで創業した人気デニムブランドです。リーバイス、リーと並ぶアメリカ3大ジーンズブランドのひとつとして知られています。
デニムジャケットにおいては、胸ポケットの「サイレントW」ステッチが特徴。動きやすさとフィット感を両立したアイテムが豊富にそろっています。
ラングラー(Wrangler) TRUCKER JACKET デニムジャケット
こだわりの切り替えが、きれいなシルエットを演出するデニムジャケット。ボタン留めのフロントやフラップ付き胸ポケットが、クラシカルなムードを醸し出します。
前身頃の切り替え線を利用したポケットの下には、ハンドウォーマーをセット。デザイン性だけでなく、機能面も考慮されています。スタイルを選ばず合わせやすいため、着回し力の高い1着を探している方におすすめです。
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ディーゼル(DIESEL)
ディーゼルは、イタリア発祥のデニムブランドです。革新性と都会的なデザインを融合させた、無骨でモダンなスタイルを提案しています。
デニムジャケットにおいては、オーバーサイズのモノからスリムなモノまで幅広くラインナップ。シルエットにこだわってデニムジャケットを選びたい方におすすめです。
ディーゼル(DIESEL) メンズ ジャケット デニム D-BARCY JACKET
オーセンティックなディテールにこだわったデニムジャケットです。ミディアムウォッシュ加工により色の濃淡を表現し、立体感のある仕上がりを実現。素材にはコットン100%を使用しています。
レギュラーフィットのシルエットで幅広い体型にフィット。カラーは淡いブルーで、カジュアルコーデのアクセントとして取り入れたい方におすすめです。
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ショット(Schott)
ショットは、1913年にニューヨークで誕生したアメリカの老舗ブランドです。世界初のフロントジッパー付きライダースジャケット「Perfecto」で知られ、レザージャケットの代名詞的存在として親しまれています。
デニムジャケットにおいては、着丈が短めなモデルをラインナップ。アメカジファッションに合わせやすいモノを探している方におすすめです。
ショット(Schott) LOT. 961J FP G-JKT ファイアプルーフ デニムジャケット
機能性とヴィンテージ感を両立したデニムジャケット。緯糸にアラミド繊維を混紡した14.5ozのデニム生地が特徴です。高い耐久性と難燃性を備えながら、コットンデニムのような自然な風合いを実現。着込むほどに味わいが増す経年変化も楽しめます。
1stタイプを象徴するフラップポケットや、金茶色のステッチがデザインのアクセント。さらに、バックスタイルにはシンチバックとTバック仕様を取り入れ、無骨で洗練されたシルエットを演出します。タフで長く愛用できる一着を探している方におすすめです。
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ジースターロウ(G-STAR RAW)
ジースターロウは、1989年にオランダ・アムステルダムで設立されたプレミアムデニムブランド。世界初の立体裁断技術を開発し、体の曲線に沿ったフィット感と動きやすさを追求しています。
デニムジャケットのなかには、環境に配慮して作られているモノもあります。地球へのやさしさも考慮されている製品を選びたい方におすすめです。
ジースターロウ(G-STAR RAW) デニムジャケット メンズ ストレートフィット ARC JACKET
水の消費を抑えた製法が魅力のデニムジャケット。インディゴ染色の工程で水の使用を抑えるDry Indigoテクノロジーを採用しています。
ストレートフィットのシルエットで、胸にはフラップポケット、腰にはウェルトポケットを配置。内側にはハンガーループを備え、使い勝手にも配慮しています。デザインと生産背景の両方を大切にする方におすすめの一着です。
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エビス(EVISU)
エビスは、1991年に大阪で創業された日本発の高級デニムブランドです。ブランド名は商売繁盛の神様である恵比寿様にちなんで名付けられています。
デニムジャケットにおいては、カモメのようなマークが特徴。インパクトのあるデザインが配されたモノも多く、個性的なデニムジャケットを探している方におすすめのブランドです。
エビス(EVISU) デニムジャケット
遊び心あるディテールが光る、定番のクラシックデニムジャケット。ポケットには手書き風のカモメプリントを配置しているほか、背面にはレザーパッチをデザイン。ブランドロゴ入りのシルバーボタンもアクセントです。
イエローとオレンジのステッチが、美しいコントラストを生み出します。ワークやストリート、大人カジュアルまで、幅広いコーデで活躍するおしゃれなアイテムです。
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アダムエロペ(ADAM ET ROPE’)
アダムエロペは、「毎日に、洗練された心地よさと新しさを」をコンセプトに展開する日本のセレクトショップです。ミニマルでクリーンな空気を纏うオリジナルアイテムと、国内外のセレクトブランドを提案しています。
デニムジャケットにおいては、シンプルなモノからデザイン性の高いモノまで幅広く展開。普段のスタイリングに合わせて選べます。
アダムエロペ(ADAM ET ROPE’) NIKKE デニム トラッカー ジャケット JEANS -PERS
ヴィンテージジャケットを再解釈した一着です。素材には「NIKKE」の上質なウールポリエステルを採用。ハリと美しいドレープ感を両立しており、ウール特有の品のある艶が上品さを演出します。
TYPE Iトラッカージャケットのアーカイブを再現したディテールも特徴です。大きすぎないサイズ感はコートなどのインナー使いにもぴったり。きれいめにもカジュアルにも着回せる、万能なアウターを探している方におすすめです。
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ジャーナルスタンダード レリューム(JOURNAL STANDARD relume)
ジャーナルスタンダード レリュームは、背伸びをしない「ちょうどよい」大人のファッションを提案するブランド。カジュアルでベーシックながらも品質にこだわり、フレンチトラッドとアメカジをミックスしたスタイルが特徴です。
デニムジャケットにおいては、ヴィンテージ感のあるアイテムを展開。1枚でスタイリングを決められるブランドです。
ジャーナルスタンダード レリューム(JOURNAL STANDARD relume) クラフト デニム トラッカージャケット
ヴィンテージの風格と現代的なシルエットを両立したデニムジャケット。13.5ozのスラブデニム生地に丁寧な色落ち加工を施し、長年着込んだような深みのある表情を演出しています。古着さながらのリアルな風合いが魅力です。
バランスのよい短めの着丈で、さまざまなボトムスと合わせやすいのも魅力。インナー次第で幅広い着こなしができるため、こだわりのコーデを楽しみたい方におすすめです。
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デニムジャケットのおすすめメンズコーデ
ブルー×ブラックの大人カジュアル

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ライトブルーのデニムジャケットが印象的なコーディネートです。パンツは膝部分の切り替えデザインが個性を放ちます。
上下でデニムの色をはっきりと分けることで、メリハリのある着こなしに仕上がっているのがポイントです。インナーの白Tシャツを裾から見せ、抜け感をプラス。ボリュームのある黒いシューズが全体をまとめ上げています。
ヴィンテージライクなデニムスタイル

By: wear.jp
ライトグリーンのセットアップコーデです。ヴィンテージライクな風合いが特徴。ややオーバーサイズのシルエットで、トレンド感のある着こなしを実現しています。
インナーのTシャツとシューズはブラックで統一し、主役のセットアップを引き立てているのがポイントです。首元に合わせたシルバーのチェーンネックレスが、コーディネートのアクセント。個性を表現できる着こなしです。
ワイドシルエットで魅せるデニムオンデニム

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全体的にルーズなシルエットのコーディネート。ジップアップ仕様のジャケットと、極太のワイドパンツが印象的な着こなしです。
ネックレスやサングラスなど小物使いで、こなれた雰囲気をプラス。トレンドを押さえたシルエットと巧みな色使いが魅力の、洗練された装いが完成します。
濃紺でまとめる大人のアメカジ

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アメカジスタイルが好みの方におすすめのコーディネート。上下をインディゴカラーで統一した、まとまりのあるスタイリングです。
スポーティーなベースボールキャップで、カジュアルなアクセントを加えているのがポイントです。足元には黒のローファーをチョイス。カジュアルななかにきれいめな要素を取り入れ、バランスよく仕上げています。
ロングシーズン着用でき、コーデ内での活用の幅が広いデニムジャケット。ワードローブに加えておきたいアイテムです。カジュアルの定番だからこそ、上手に着こなせればおしゃれさをアピールできます。ご紹介した選び方を参考に、大人らしく着こなせるモノを探してみてください。