ベースの生音を増幅し、ライブで聴くようなベースらしい音にできるのが「ベースアンプ」。ツマミを回すことで歪みをかけたりクリアな音に寄せたりと、さまざまな音作りが可能です。ベースアンプも種類が多く、アンプによって特徴が異なります。

そこで今回は、ベースアンプのおすすめモデルをご紹介。初心者に人気の定番モデルから、プロ仕様のモデルまで幅広く厳選しました。選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ベースアンプの特徴

By: orangeamps.com

アンプとは、楽器の生音を増幅することでスピーカーからライブで聞こえるような音を鳴らせる機材をさします。ベースアンプは音量や音質を調節するプリアンプと、音量を増幅させるパワーアンプを総合した楽器です。

音楽スタジオに置いてあるような大きいサイズのモノから、自宅で使えるようなコンパクトなモノまで、幅広いモデルがラインナップされています。価格幅が広いので、使用用途や予算に合わせて選ぶことが重要。また、電気信号の変換方法やワット数などが異なると、音質や音量も大きく異なります。部屋の広さや好みのサウンドに合わせて選ぶのがおすすめです。

ベースアンプの選び方

ワット数で選ぶ

10W以下

By: rakuten.co.jp

10W以下のベースアンプは、自宅で演奏するのに向いています。コンパクトなモデルが多く、手軽に練習できるのが魅力。

マンションのワンルームなど、限られたスペースで練習をする方におすすめです。夜間もベースアンプを使って練習する方はヘッドホン端子が付いていると、より便利に使えます。

30〜50W

By: amazon.co.jp

30〜50Wのベースアンプは、自宅用としてもライブ用としても使われるワット数のモデルです。50Wあれば、小さなライブハウスで演奏する場合にも使用可能。音量を絞れるので、自宅での練習用としてもおすすめです。

ただし、ワット数が大きなモノはサイズも大きくなる傾向にあります。ワンルームなど限られたスペースで練習する方は、別途コンパクトサイズのベースアンプを用意し、普段使いするのがおすすめです。

また、サイズが小さいモノは、持ち運びに便利。不要なときは収納して生活スペースを広く使用でき、練習したいときには、すぐにベースアンプを取り出して使えます。ストリートライブなどにもぴったりです。

100W以上

By: rakuten.co.jp

100W以上のベースアンプは、収容人数250〜500人の広いホールなどでも使用可能。音量が大きく、観客席の後ろの方までしっかり音を届けられます。

また、100W以上のモデルは高機能なモノが多く、ライブハウスで使われていることも多いモデル。音量を絞れば自宅でも使用可能ですが、個人練習専用としてはオーバースペックです。

100W以上のベースアンプが適しているのは、広い空間で隅々まで音を届けたいとき。たとえば屋外ライブなど、多くの人が集まる空間で遠くまで音を届けたいときに役立ちます。

種類で選ぶ

チューブアンプ

By: amazon.co.jp

ベースアンプの音質は、電気信号の変換に何を使うかによって大きく変化します。あたたかみのある柔らかい音が好きな方には、昔から使われているチューブアンプがおすすめ。真空管アンプとも呼ばれ、身体を包み込むようなサウンドを作るのに向いたモデルです。

よりベースの音をナチュラルに増幅でき、デジタル音とは違った味わいが楽しめます。1960年代の曲を演奏したい方にもおすすめです。ただ、チューブアンプには寿命があるので、定期的な交換が必要。手入れも含めてベースを楽しみたい方に適しています。

ソリッドアンプ

By: rakuten.co.jp

ソリッドアンプとは、ベース音の増幅にトランジスタを使ったベースアンプです。ソリッドステートとも呼ばれ、チューブアンプとは正反対に位置します。

硬く素直な音が出るので、エフェクターと好相性。常に狙った音が出せるためベースアンプの個体差が出にくく、ライブハウスなどで異なるベースアンプを使う際にも便利です。

また、故障しない限り使い続けられるため、手入れの手間が省けるのも魅力。ベースの練習用として使いたい方や、エフェクターでさまざまな音を試してみたい方におすすめです。

形状で選ぶ

セパレートタイプ

By: amazon.co.jp

セパレートタイプのベースアンプとは、プリアンプとパワーアンプを兼ね備えた「ヘッドアンプ」と、スピーカーの役割を果たす「キャビネット」部分とに分かれているモノをさします。スタックタイプとも呼ばれ、比較的大型で高価なのが特徴。音楽スタジオやライブハウスに置かれていることが多いモデルです。

上に設置されたヘッドアンプでは、ベースアンプの音量や音質の調節、音の増幅を行い、下部のキャビネットから音が出ます。上部のヘッド部分と、下部のキャビネット部分は好みに合わせて組み替えが可能です。

音作りの幅が広がり、さまざまなサウンドにカスタマイズできます。また、それぞれを独立させてメンテナンスできるため、長く大切に使いたい方へおすすめです。

コンボタイプ

By: amazon.co.jp

コンボタイプは、アンプとスピーカーが一体になったタイプのベースアンプをさします。幅広いサイズがあり、ライブ用や個人練習用など、シーンに合わせて選択可能。比較的安く、取り回しもしやすいのでベース初心者の方にもおすすめです。

一体化しているため、持ち運びにも便利。小型のモノは、ストリートライブなどでさまざまな場所へ移動する機会が多いときにも役立ちます。

そのほかの特徴や機能で選ぶ

ヘッドホン端子の有無をチェック

ベースの練習をする場合は、ヘッドホン端子に対応したベースアンプがおすすめです。仕事や学校から帰った後、夜間でも気兼ねなく練習できます。

特にベースの重低音は響きやすく、周囲への騒音対策が必要です。マンションなどの集合住宅で使う場合はヘッドホン端子の付いたモデルを選びましょう。

また、曲に合わせて練習したい場合は、AUX端子が付いているとより便利です。スマホやPCなどと接続すれば、流れてくる曲に合わせてベース演奏が可能。理想的な音と自分の音との違いを感じやすく、練習用として役立ちます。

リズムパターン機能をチェック

By: rakuten.co.jp

リズムパターン機能とは、さまざまなリズムを再生する機能です。多彩なテンポのリズムに合わせてベースを弾くことで、複雑な運指でも一定のリズムをキープしながら弾きやすくなります。

また、ギターの複雑なリフにも惑わされにくくなり、バンドで合わせるときもスムーズ。演奏中のテンポキープにも役立つため、ベース初心者の方や楽器初心者の方にもおすすめの機能です。

ベースアンプのおすすめメーカー

ヴォックス(VOX)

By: amazon.co.jp

ヴォックスは60年代のUKロックを支え続けてきたイギリスの歴史あるメーカー。ビートルズのメンバーがデビュー当時から使用していたアンプメーカーとしても有名です。

1958年から本格的にアンプの生産を始めており、ベースアンプのほか、エレキギター、エレキベース、エフェクターなど幅広く展開しています。60年代風のサウンドが奏でられるモデルもあり、現在でも世界各国のミュージシャンから愛されるメーカーです。

ギターアンプでは、AC4・AC5・AC30などのモデルをはじめ人気モデルを多数発売。ベースに挿してすぐに使えるamPlugシリーズなど、コンパクトなので自宅での練習に使いやすいモデルも多く揃えています。

全面に菱形の模様を大胆にあしらったクラシカルなデザインも人気。インテリアとしてもおしゃれに使えるメーカーです。

フェンダー(Fender)

By: amazon.co.jp

フェンダーは1946年に創業したアメリカの老舗メーカーです。エレキギターの代名詞ともいえるほど、世界的に有名なメーカー。数多くのプロミュージシャンから愛用されており、世界各国に根強いファンがいます。

フェンダーは1950年代から、さまざまなアンプの生産を開始。ギターだけでなくベースアンプも製造しており、幅広い特徴を持ったモデルがあります。

特に人気があるのは、小型で軽いRUMBLEシリーズ。リーズナブルな価格で手に入れられます。ヘッドホン端子やAUX端子を搭載するなど使い勝手がよく、ベース初心者の方やコストパフォーマンス重視の方にもおすすめです。

ローランド(Roland)

By: rakuten.co.jp

ローランドは日本の老舗楽器メーカーです。シンセサイザー・リズムマシン・電子ピアノ・電子ドラムなど、電子楽器を中心に発売しています。

特にリズムマシンのTR-80やシンセサイザーのSH-101は名機と名高く、ギターアンプでは通称「ジャズコ」とも呼ばれるJCシリーズが人気。世界でも広く知られ、数多くの愛好家を持つメーカーです。

また、ミュージシャンの間で広く使われている、エフェクターのBOSSもローランドの製造。楽器や機材に関する知識が豊富で、EDMなど打ち込み系の音楽が好きな方にもおすすめです。

ベースアンプは高音質なだけでなく、チューナー・エフェクター・リズムパターンなど多機能を搭載したモデルも。テンポキープから音作りまで幅広く使えるので、ベース初心者の方や、音作りに興味が出てきた方の自宅練習用にも適しています。

ベースアンプのおすすめモデル

ヴォックス(VOX) Pathfinder 10 Bass PB10

エントリーモデルとして人気のあるコンボタイプのベースアンプです。リーズナブルな価格ながらヴォックスの個性といえるパーツを多数継承しているのが特徴。出力は10Wで自宅での練習に適しています。サイズは幅380×奥行170×高さ277mmとコンパクトですが、5インチのスピーカーを2個内蔵しておりパワフルなサウンドの再現が可能です。

ブライトスイッチにより、2種類のベースサウンドに切り替えられるので、指弾きやチョッパーといったさまざまな奏法に対応できるのも魅力。また、ヘッドホン端子が付いており、マンションなどの集合住宅や夜間でも比較的安心して練習できます。

ヴォックス(VOX) VX50 BA

新開発された真空管の「Nutube」を搭載し、あたたかみのあるサウンドが魅力のチューブアンプ。独自のバスレフ構造で豊かな低音が再現できます。50Wの出力で、小規模なライブでの演奏にも使えるのもポイント。幅354×奥行208×高さ313mmとコンパクトかつ4.5kgと軽量なので、携帯性に優れています。

また、4バンドEQ・コンプレッサー・オーバードライブを搭載しており、こまやかで多彩なサウンドメイクが可能。AUX端子やヘッドホン端子も備えているので自宅での練習にも使えます。

ヴォックス(VOX) amPlug2 Bass

本体を直接ベースに挿すことで使用できる手軽さが魅力のベースアンプです。幅86×奥行38×高さ31mmとコンパクトなサイズながらも、最大17時間の電池駆動が可能。メーカー独自の「Bassilator」を搭載することにより、ベースアンプのパワフルなサウンドを再現できるので、音にこだわりがある方にもおすすめです。

また、3パターンの入力ゲインを切り替えることにより、アクティブベースなどの大きな出力が必要なときにも対応できます。9種類のリズムパターンが内蔵されており、複雑な運指の練習にもぴったり。AUX端子搭載で曲に合わせた演奏も可能です。自宅での練習やライブ前のウォーミングアップとしても適しています。

フェンダー(Fender) Rumble 25 2370207900

25Wの出力で自宅での練習はもちろん、小規模なライブ会場でも使えるコンボタイプのベースアンプ。パワフルでクリアなベーストーンだけでなく、オーバードライブスイッチを切り替えることにより、勢いのあるドライブトーンも表現できるのが特徴です。

また、ヘッドホン端子やAUX端子を搭載しており、深夜の練習やMP3プレイヤーに接続しての演奏も可能。充分な出力ながらリーズナブルな価格でコスパに優れています。直感的に操作しやすいので、初めてベースアンプを購入する方にもおすすめです。

ローランド(Roland) MICRO CUBE BASS RX

付属のACアダプターはもちろん、電源の確保ができない屋外などでも使用できるバッテリー駆動にも対応しているベースアンプです。単3形アルカリ電池6本を使用することで、最大11時間もの連続使用が可能。安心して長時間の演奏ができます。

コンパクト設計ながらもベース用に調節されたスピーカー4基を搭載しており、サイズ以上の音圧があるのも特徴です。また、幅広いサウンドを実現する「COSMアンプ」とデジタル・エフェクトを内蔵。エフェクターを別途で用意しなくても単体で使えます。また、ロックやジャズ、R&Bなど11ジャンル×3バリエーションのリズムパターン機能を搭載しているので、自宅での練習にもぴったりです。

チューナー機能やAUX端子も備わっており、さまざまな用途で使用できます。コンパクトで多機能なモノを探している方におすすめです。

ワーウィック(WARWICK) BC20

幅310×高さ390×奥行370mmの比較的コンパクトなサイズで気軽に使えるコンボタイプのベースアンプです。出力は20Wで、自宅での練習に向いています。バスレフキャビネットを搭載しており、大きくパワフルなベースのサウンドが再現可能。キャビネットの冷却には空気循環を利用するので、ファンノイズが発生しないのもポイントです。

また、ダイナミックディストーションリミッターを搭載。パワーアンプ部分で生じる歪みを検知するとすぐに信号を制限し、大音量でも歪みのないクリアなサウンドを実現します。AUX端子も搭載しており、MP3プレーヤーなどを接続して演奏が可能。使いやすい小型のベースアンプを探している方におすすめです。

オレンジ(Orange) CRUSH BASS 25

鮮やかなオレンジ色の外観が印象的なコンボタイプのベースアンプです。25Wの出力で、自宅用や小規模なライブハウスでの演奏にも使用できます。オールアナログ信号経路や、低音の出力を向上させる8インチスピーカーを内蔵しているため、太く丸みのあるサウンドを再現可能です。

ヘッドホン出力に対応しており、大きな音を出せない環境で練習する機会が多い方におすすめ。また、チューナーやAUX端子を搭載しており使い勝手に優れています。

レイニー(Laney) RB1 ベースアンプ

15Wの出力で自宅での練習用にぴったりなコンボタイプのベースアンプです。ヘッドホン端子を搭載しているので、夜間の練習やマンションでの騒音対策に役立ちます。また、AUX端子も備えられており、好きな曲に合わせて演奏することも可能です。

本製品は、太くパワフルなサウンドと広い再生周波数が特徴の「リヒター・ベース」シリーズ。コンパクトながらも音圧感と迫力のあるサウンドを実現しています。比較的軽いので持ち運んでライブ前のウォーミングアップにも使用可能。3バンドEQを使用することで、幅広いサウンドメイクができるのも魅力です。

アンペグ(Ampeg) RB-108

30Wの高い出力を備えつつ、軽量化を実現したコンボタイプのベースアンプです。新開発された「Super Grit Technology」オーバードライブにより、あたたかみのあるパワフルなサウンドを生み出せるのがポイント。また、3バンドEQを備えているため、多彩なサウンドメイクが可能です。

AUX端子やヘッドホン端子を搭載しており、自宅から小規模なライブ会場までさまざまなシーンで利用できます。汎用性のあるベースアンプを探している方におすすめです。

アンペグ(Ampeg) Classic Series Micro-CL Stack

ソリッドステートのヘッドアンプとキャビネット部分を組み合わせたセパレートタイプのベースアンプです。出力は100Wと高く、広いホールなどでも演奏可能。ホール全体にしっかりと音を届けられます。

音の増幅にトランジスタを使うソリッドタイプで、故障しにくく手入れが楽なのもポイントです。クリアな音が出るため、エフェクターでのサウンドメイクにも適しています。

AUXやヘッドホン端子を搭載しており、音楽プレーヤーを使った個人練習やマンションなどの騒音が気になる場所での演奏も可能。広い会場や自宅などさまざまな場所で使えるベースアンプを探している方におすすめです。

ベースアンプのAmazon・楽天市場ランキングをチェック

ベースアンプのAmazon・楽天市場の売れ筋ランキングもチェックしたい方はこちら。