急速に拡大する子供向けプログラミング教育市場。小学校でのプログラミング教育必修化を受け、家庭用の教材も増えています。

今回は、ブロック遊び感覚でプログラミングを学べるロボットカー作成キット「Cube-D」をご紹介。子供だけでなく、大人も十分に楽しめる注目アイテムです。

「Cube-D PG」とは?

ロボットカー(組立キット)とプログラミングボード、ブロックがセットになった「Cube-D PG」。ベースボードに複数のブロックを装着することで、最大80ステップ(コマンド)のプログラミングができます。逐次処理だけではなく、条件分岐や多重ループも可能。また、プログラミングボード上でデバッグ(修正)も行えます。

ロボットカー

ロボットカーは、ドライバー1本で簡単に組み立て可能。まずは、CPUボードやモータドライバ、電源スイッチ、側壁検知用の光センサなどを本体に取り付けます。プログラムの作成が完了したら「まとめブロック」に集約し、車体上面に設置したCPUボードに装着。電源を入れると指示通りに動きます。

プログラミングボード

プログラミングボードは、ブロック25個を装着可能。右上は「まとめブロック」書込み専用、左下はブロックコマンド・パラメータ書換専用になっています。

左上ブロックからプログラム開始。ブロックの矢印方向に順次移っていきます。現在実行中のブロックは、中央のLEDが点灯。4桁表示器には、左右のモータ速度(回転方向含む)およびサーボモータ目標値が表示され、3chのセンサは3つのスイッチに置き換わります。

ブロック

1辺およそ2cmのブロック内部に小型マイコンと2色LEDを搭載。プログラミングボードに装着することで、裏面の接点ばねを介して電気的にも接続されます。ブロックから、前進や回転といった最小単位のコマンドを出力。複数ブロックの連結で、複雑な動きをプログラムできます。

コマンドは17種類。プログラミングボード上の簡単なボタン操作で、好きなコマンドにブロックを切替できます。各ブロックにはパラメータがひとつのみ設定可能。コマンドの種類に応じてループ回数などを指定できます。

プログラミングの手順


ベースボードでプログラムを作成し、電源を入れて動作を確認。デバック完了後、プログラムを「まとめブロック」に集約し、ロボットカーのCPUボードに取り付けます。電源を入れると、ロボットカーがプログラム通りに動作。CPUボード上の白いボタンを押すと、プログラムが一時停止します。

クラウドファンディング経由で購入

「Cube-D PG」は、2020年7月26日までSAKIDORI Storeにてクラウドファンディング中。数量限定で、最大25%オフで入手できるお得なプランも用意されているので、気になる方はチェックしてみてください。