ある意味クラウドファンディングの成功事例。
クラウドファンディングに登場したアイデアとアメリカのナビゲーションシステム大手の融合です。南アフリカのスタートアップiKubuは自転車用レーダーシステム商品化の資金集めに失敗しましたが、アイデアは同社を買収したGarminによって商品化されました。
Backtrackerは自転車のサドルとハンドルに取り付ける二つのモジュールで構成されています。後部モジュールには自動車の接近を検知するレーダーが組み込まれ、情報がBluetooth LEでハンドルのモジュールに転送されます。自動車との距離が縮まるにつれ、LEDディスプレイに警告を表示します。同時に後部モジュールはテールランプにもなっているので、自動車の運転手に注意を促します。
Backtrackerは商品化には失敗しましたが、クラウドファンディングを行うことで商品の魅力をアピールし、大企業の目に留まりました。その点では非常に画期的、魅力的な商品と言えるでしょう。
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アメリカでは自転車は車道を走るので、自転車の事故が頻発しています。センサーで自動車検知できれば、事故件数削減にはとても役に立ちそうです。