複数のエフェクターを持ち運べる「エフェクターボード」。バンドやソロのライブパフォーマンスで、エフェクターを多用する方には欠かせないアイテムです。しかし、エフェクターボードにはサイズから種類まで幅広くあるため、どれにするか悩む方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、エフェクターボードのおすすめアイテムをご紹介します。選び方のコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
- 目次
- エフェクターボードとは?
- エフェクターボードの選び方
- エフェクターボードのおすすめメーカー
- エフェクターボードのおすすめ|ハードケース
- エフェクターボードのおすすめ|ソフトケース
- エフェクターボードの売れ筋ランキングをチェック
エフェクターボードとは?
![](https://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/6625ea46b7b02.jpg)
By: amazon.co.jp
エフェクターボードとは、ギターやベースなどの演奏時に用いるエフェクターを持ち運ぶためのケースです。コンパクトエフェクターやマルチエフェクター、ワウペダルなど、収納するモノは人によってさまざま。ライブでよく使う形に組み立てたまま運べる点がメリットです。
エフェクターボード内には、エフェクター類だけでなくシールドやパワーサプライ類も収納できます。特に、使用するエフェクター類が多い方はパワーサプライは必須ともいえるので、持ち運びやすいエフェクターボードを組んでおくのはおすすめです。
エフェクターボードを組む際は、ただエフェクターを並べるだけでなく、自分が演奏するときに触りやすい配置にしておきましょう。ライブ演奏中の踏み間違いを防ぎやすくなります。
また、複数のシールドをエフェクターボード内で使用するので、シールド同士があまり絡まらないように注意しましょう。
エフェクターボードの選び方
種類をチェック
しっかりと保護するなら「ハードケース」
![](https://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/6625ea6b931c7.jpg)
By: amazon.co.jp
ハードケースのエフェクターボードは、耐久性に優れているのが特徴です。エフェクターボードに収納したエフェクターやワウペダルなどを衝撃から保護します。作りもしっかりしているので、エフェクター類をライブで使う状態で持ち運びたい方にもおすすめです。
また、サイズ展開が幅広い点もポイント。保有しているエフェクターの種類に応じた製品を見つけられます。特に、エフェクターを数多く使用する場合は、より耐久性に優れているモノが向いているので、ハードケースがぴったりです。
なお、ハードケースは重量が大きい傾向にあるのがデメリット。頑丈なケースに複数のエフェクターや機材を入れると、持ち運ぶときに負担を感じるケースがあるので留意しておきましょう。
持ち運びやすい「ソフトケース」
![](https://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/6625ea9037270.jpg)
By: amazon.co.jp
ソフトケースのメリットは、軽くて持ち運びやすい点です。同じサイズのハードケースと比べると軽量で、持ち運ぶときにの負担も軽減されます。肩から掛けられるショルダーベルトが付属している製品もあるため、運搬性に優れたエフェクターボードが欲しい方におすすめです。
また、エフェクター類を収納するメインスペースのほか、周囲にアダプターなどを収納できるポケットが付属しているモノも豊富。まとめて機材を運べるので、ライブや練習で頻繁に持ち運ぶ方にもぴったりです。
基本的にソフトケースの中にはクッションが敷かれており、衝撃を和らげます。ただし、ハードケースほどの耐久性がないため、耐久性を重視する方は留意しておきましょう。
サイズをチェック
![](https://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/6625eae646d73.jpg)
By: amazon.co.jp
エフェクターボードのサイズは、使用するエフェクターやパッチケーブルを設置しても少し余裕のある大きさのモノを選びましょう。サイズが小さすぎるとパッチケーブルやエフェクター本体が破損につながる場合があります。
また、少し余裕があると将来的にエフェクターが増えても対応しやすいのでおすすめです。特に、まだエフェクターをいろいろ試している最中の方は、今後どれくらい増やす予定かも考慮してサイズを決めましょう。
また、無理せず配線ができるかも重要です。サイズが合わないからと無理やりケーブル類を詰め込むと、線を傷めて使用できなくなる可能性もあります。一度どのような配置にするのかを、紙などに書いて整理してみるのがおすすめです。
エフェクターの固定方法をチェック
![](https://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/6625ebbada524.jpeg)
By: soundhouse.co.jp
エフェクターボードへエフェクターを設置するには、面ファスナーや結束バンドを使用して固定する必要があります。面ファスナーはポピュラーな固定方法として知られており、手軽に付けたり外したりできる点が特徴。使い勝手のよい固定方法を利用したい方におすすめです。
結束バンドは、エフェクターだけでなく、ケーブル類をまとめるのに役立ちます。パッチケーブルやアダプターの数が多い方にぴったりです。バンドでしっかり固定できるのも魅力。なお、エフェクターボードの種類によっては、結束バンドを使用できるようにワイヤーネットの購入が必要です。
さらに、エフェクターボードにエフェクターを直接固定できる製品もあります。専用のねじと金具が付属しており、固定力に優れているのがポイント。裏側からねじで固定するので、見た目もすっきりします。
すのこが付属しているかどうか
![](https://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/6625ebfab94c8.jpg)
By: amazon.co.jp
すのこが付属していると、すのこの裏側にパッチケーブルやアダプターを通せるため、すっきりと収納できる点がメリットです。配線もスムーズにできます。パッチケーブルやアダプターの配置に悩んでいる方におすすめです。
ライブ中もエフェクターのみが表に出ているため、見栄えがきれいなのもポイント。エフェクターのボタンが光るタイプでも、シールドが照らされにくいのでライブ映えを意識している方にも向いています。
エフェクターボードのおすすめメーカー
アルモア(Armor)
![](https://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/6625ed09da4fa.jpeg)
By: rakuten.co.jp
耐久性に優れたエフェクターボードを展開するメーカーです。ミキサーを始めとする精密機材を運ぶケースも製造しており、頑丈な実現をしています。さまざまな環境で使用できる頑丈なエフェクターボードが欲しい方におすすめです。
大型から小型のエフェクターボードまで取り扱っているので、自分の保有するエフェクター数に合った製品を見つけやすいのもポイント。なかには、面ファスナーが付属しているモノもあり、すぐにエフェクターを配置できて便利です。
ミュージックワークス(MUSIC WORKS)
![](https://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/6625ed38ac312.jpg)
By: amazon.co.jp
ソフトケースのエフェクターボードを多く展開しているメーカーです。エフェクターを設置するボードとケースを分離できるアイテムのラインナップが魅力。ボードにエフェクターをセッティングした状態で出し入れできるので、ライブでの準備もスムーズにできます。
また、外ポケットが大きい製品が多いのもも魅力です。エフェクター用品のほか、ギターシールドや譜面など、必要に応じてアイテムをコンパクトにまとめられます。収納性に優れたエフェクターボードを探している方におすすめです。
ミュージックワークスの製品には、バックパックタイプのモノもあります。両手が開くため、電車での移動や複数の機材を運ぶときなどに便利です。
エフェクターボードのおすすめ|ハードケース
アルモア(Armor) エフェクターボード PS-2C
シンプルなエフェクターボードです。アルモア製品のなかでも代表的なエフェクターボードで、板材に強化プラスチックのFRPを採用しており耐久性に優れています。面ファスナーが付属しており、エフェクターをすぐに取り付けられるのがポイント。初めてエフェクターボードを購入する方にもおすすめです。
さらに、ボード面はカーフレザー貼りで仕上げられています。見栄えもよく、ライブでの使用にもぴったり。サイズは、幅551×奥行き311×高さ90mmとエフェクターの増減に対応が利きやすいサイズ感です。
アルモア(Armor) エフェクターボード PS-0NBL
耐久性に優れているエフェクターボードです。幅880×奥行き440×H99-118mmと大型で、機材を豊富に使う長期のツアーにも適しています。ハンドル部分や蝶番も頑丈に作られてるのもポイントです。さらに、ハンドルが上部だけでなく側面にも付属しているので、必要に応じて持ち替えられます。
エフェクターボード内部は面ファスナーでの固定に対応。エフェクターの着脱をよく行う方にもぴったり。面ファスナーも付属しており、購入後すぐにエフェクターのセッティングが可能です。
クラシックプロ(CLASSIC PRO) エフェクター用ケース CPEC600LITE
コストパフォーマンスに優れているエフェクターボードです。オーソドックスなサイズ感と形状をしており、エフェクターボードを初めて使用する方にも向いています。また、手ごろな価格設定がされているため、なるべく費用を抑えて購入したい方にもおすすめです。
シンプルな作りなので、自分好みにカスタマイズしやすいのもポイント。すのこは付属していないため、面ファスナーを使用して固定するか、すのこを別で用意して結束バンドで固定する必要があります。
キョーリツコーポレーション(KC) エフェクターケース EC65
専用のカギが付属しているエフェクターボードです。2ヶ所のロック部分に鍵穴が付いており、しっかりと施錠できます。面ファスナーがセットになっているので、購入後にスムーズなセッティングが可能。また、フタを外せばそのまま演奏用のボードとして使用できます。
横置きだけでなく、ハンドルが側面にあることで縦置きもできるのがポイント。幅がスマートになるので、部屋の置くスペースがあまりない方にもおすすめです。
GID WOOD VINTAGE EF CASE EFH-201 TW
おしゃれなデザインのエフェクターボードです。ヴィンテージ風のツイードがあしらわれており、インテリアとしても映えます。エフェクターボードの内部は赤色で構成されており、開いたときに人目を引きます。ひと味違うエフェクターボードを探している方におすすめです。
約355×250×80mmとコンパクトなサイズ感。ツイード柄のギターケースを使用している方など、柄を一式そろえたい方にも向いています。
エフェクターボードのおすすめ|ソフトケース
ミュージックワークス(MUSIC WORKS) エフェクターボード EBB2-M/BK
持ち運びに便利なエフェクターボードです。キャリーバーサポーターが付属しており、スーツケースやキャリーカートの持ち手部分に通してエフェクターボードを固定できます。さらに、縦方向に持てるサイドハンドルも付属。移動で公共交通機関を利用する方におすすめです。
サイド・ハンドルやキャリーバー・ポーターに加え、通常の横向きで使用できるハンドル、肩掛け用のショルダーベルトもセットされています。状況に応じてスムーズにエフェクターボードを持ち替えたい方にもぴったりです。
また、エフェクターボードにエフェクターを固定できるファスナーテープが2ペア付いています。製品を入手したらすぐにセッティングできるのがポイントです。前面にはポケットを配置しており、ピックケースやシールド、譜面など必要な小物類を収納できます。
ペダルトレイン(PEDALTRAIN) Classic JR ペダルボード ソフトケース付 PT-CLJ-SC
4段レールのすのことソフトケースがセットになったエフェクターボードです。上下2段に分けてエフェクターを設置できます。幅45.7×31.7×8.9cmで、ワウペダルも4段レールにまたがって設置可能です。
ボード部分には傾斜が付いているため、演奏時に踏みやすいのもポイントです。傾斜を作っている側面にも穴が開いているので、隙間から電源ケーブルを出すこともできます。ライブハウスやスタジオで使いやすいエフェクターボードを探している方におすすめです。
面ファスナーや結束バンドも付属しています。自分の好みに応じて固定方法を変更できるのも魅力です。また、ソフトケースにはストラップが付いており、手さげ型としてもショルダーバック型としても使用できます。
ペダルトレイン(PEDALTRAIN) Metro 16 w/soft case PT-M16-SC
コンパクトサイズのエフェクターボードです。3段レーンのすのこが付属しており、組み合わせによって5~7個のエフェクターを取り付けられます。また、マルチエフェクターをはじめとする大型のエフェクターにも対応可能。手ごろなサイズ感のエフェクターボードが欲しい方におすすめです。
ソフトケースにはクッションが使用されており、全体を覆うような配置を採用。多方面の衝撃からエフェクターを保護します。さらに、重さはボードを含めても980g以下と軽量で、持ち運ぶ際の負担を抑えます。
パルマー(PALMER) エフェクターボード PEDALBAY 50S
横に長い形のエフェクターボードです。エフェクターボードのなかでは比較的ミニサイズで、コンパクトエフェクターだと4~6個配置できます。エフェクターを配置するすのこには軽くて丈夫なアルミレールを採用。エフェクターが少なくてもしっかり並べられる製品が欲しい方におすすめです。
エフェクターボードの上面にははじめから面ファスナーが貼られています。製品が手元に届いた日のうちにすぐエフェクターのレイアウトを決められるのもポイントです。さらに、ゴムバンドも付属しており、幅20cm以内であれば裏面にパワーサプライを固定できます。
ソフトケースは撥水加工が施されているのも魅力です。また、ストラップが付いているため、ショルダータイプのエフェクターボードを使用したい方にも向いています。
ワーウィック(WARWICK) ROCKBOARD QUAD 4.2, Pedalboard with Gig Bag RBO B 4.2 QUAD B BAG
大型のエフェクターボードです。エフェクターの種類によっては、9~15個のエフェクターを設置できます。すのこは網目状に穴が開いているタイプで、エフェクターの配置を微調整しやすいのもポイント。すのこには10°の角度が付いていて踏みやすく、ライブパフォーマンス用としておすすめです。
U字型のサポートブレースとブラックパウダーコート仕上げにより、耐久性が優れている点も魅力。ボード全体は軽さと丈夫さが特徴のアルミニウムを採用しています。
ケーブルタイやループテープがセットになっているため、購入後はすぐにセッティングへ取り掛かれます。
エフェクターボードの売れ筋ランキングをチェック
エフェクターボードのランキングをチェックしたい方はこちら。
エフェクターボードは、さまざまなエフェクターを使用する方には便利なアイテムです。演奏するときの形で持ち運べるため、スムーズな練習やライブパフォーマンスに役立ちます。今回ご紹介した選び方も参考に、ぜひ自分にぴったりのエフェクターボードを見つけてみてください。