スケートボードのウィールとボードをつなげる、金属のパーツを「トラック」といいます。どのトラックを選ぶかによって、スケートボードの乗り心地やトリックのしやすさが変わるため、スケートボードのなかでも重要なパーツのひとつです。

プレースタイルに合わせて選ぶのがポイントですが、初心者ほど、どれを選べばよいのかわかりにくいのが難点。そこで今回は、トラックの選び方やおすすめのモデルをご紹介します。

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トラックとは?

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トラックとは、スケートボードのデッキとウィールをつなぐための金属パーツを指します。スケートボードの乗り心地やトリックのしやすさに影響する重要なパーツのひとつです。購入する際は、自分に合う高さ・幅・重さのモノを選ぶのがポイント。

また、トラック自体が大きく分けて5つ程度のパーツから成り立っています。それぞれのパーツを微調整することで、自分に合う乗り心地にカスタマイズも可能です。

スケートボードのトラックおすすめブランド

サンダー(THUNDER TRUCKS)

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サンダーは高い技術力から、トラックブランドとして日本国内で高い支持を集めています。サンダーのトラックは、軽量かつ車高が低いのが特徴。ハイタイプのモノでもほかのブランドのロータイプほどの高さなので、安定感を保ちながらも、デッキを回しやすかったり、トリック時に高さを出せたりします。

また、パークからストリートまで、幅広いプレースタイルにも対応しているため、初心者にもおすすめのブランドです。

インディペンデント(INDEPENDENT)

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海外のレジェンドスケーターをはじめ、数多くのスケーターに愛用されているのが、インディペンデントのトラックです。クセのない乗り心地が特徴。また、軽い力でもデッキを弾きやすいため、トリックが行いやすいのも魅力です。

さらに、耐久性にも優れているため、長く使えるトラックを探している方にもおすすめ。ホイールベースが狭いタイプが多く、小回りがきき、曲がりやすいため、スキルアップを目指す方にも適したブランドです。

ベンチャー(VENTURE)

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ベンチャーは、サンダー・インディペンデントと並ぶ3大トラックブランドのひとつです。なかでも、ロータイプのトラックにおいては日本国内トップクラスのシェア。コンプリートデッキのパーツとしても多く使われています。

また、ベンチャーのトラックは、ホイールベースが広めに設計されているモノが多いのが特徴。安定性に優れているため、初心者にもおすすめのブランドです。

スケートボードのトラックおすすめ

サンダー(THUNDER TRUCKS) POLISHED HOLLOW LIGHTS II

サンダー(THUNDER TRUCKS) POLISHED HOLLOW LIGHTS II
ボードコントロールの軽快さを求める方に

オーソドックスながら、美しい輝きを放つポリッシュ仕上げがスタイリッシュなスケートボードトラック。幅広いデッキのカラーリングに合わせやすいのがポイント。ハンガーにプリントされたブランドのロゴマークが、アクセントになっているおしゃれなデザインも魅力です。

また、キングピンとアクセルシャフトの中空化により、トラック自体の軽量化を実現しています。さらに、鍛造のアルミニウムを用いた薄型ベースプレートを採用しているため、軽量なうえ高い強度を備えているのも特徴。

そのうえ、高さもハイタイプなので、オーリーなどの飛び上がりによるトリックのしやすさや、ボードコントロールの軽快さを求める方におすすめのトラックです。

サンダー(THUNDER TRUCKS) TEAM EDITIONS

サンダー(THUNDER TRUCKS) TEAM EDITIONS

サンダーが製造するトラックのなかでもベーシックなタイプの製品です。トラック上部に配置されている横広パーツのハンガーや、長方形にデザインされているベースプレートなどが内側に入ったサンダーらしいスケートボードのトラック。軽い踏み込みでオーリーしやすいのが魅力です。

本体の重量は約341g。適合するデッキは147サイズで7.875〜8.125インチのほか、143〜181まで幅広いサイズがラインナップされています。クイックな動きを実現し、ストリートスタイルでスケートボードを楽しみたい方におすすめです。

サンダー(THUNDER TRUCKS) TITANIUM LIGHTS

サンダー(THUNDER TRUCKS) TITANIUM LIGHTS

本体重量が軽く丈夫なスケートボードのトラックです。軽量かつ高い強度が期待できるチタン製のシャフトを採用しているのが特徴。また、ハンガーとベースプレートをつなぐキングピンは空洞化されているうえ、アルミ製のベースプレートも軽量化が施されています。

ハンガーやベースプレートなどのパーツが内側に入っているのもおすすめポイント。素早いレスポンスが期待できます。

インディペンデント(INDEPENDENT) STAGE 11 FORGED HOLLOW SKATEBOARD TRUCK

インディペンデント(INDEPENDENT) STAGE 11 FORGED HOLLOW SKATEBOARD TRUCK

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強度の高いアルミ製のベースプレートを採用しているスケートボードのトラックです。中空シャフトや中空キングピンなどを備えているのが特徴。トラックの軽さにこだわりたい場合におすすめです。

ホイールベースが比較的狭いため、小回りがききやすいのもメリット。また、素材や重量の異なるモデルが多数ラインナップされているのも嬉しいポイントです。

ベンチャー(VENTURE) ALL POLISHED TRUCK

ベンチャー(VENTURE) ALL POLISHED TRUCK
安定感がありふらつきを抑えられる

サイズ5.0のハイタイプで、重量が353gと適度な重さがあり安定感に優れるスケートボードトラック。ふらつきを抑えて、トリックをスムーズに決めやすいのが特徴です。デッキ幅7.5~7.875インチに対応する5.0サイズ以外にも、デッキ幅7.875~8.125インチに対応する5.2サイズもラインナップ。

また、高さが必要なオーリー系のハイレベルなトリックを決めるのに適したハイタイプだけでなく、トリックを安定させやすいロータイプも展開しています。初心者から上級者の方まで、自分のレベルやプレースタイルに合ったトラックを選ぶのにおすすめのモデルです。

ベンチャー(VENTURE) POLISHED V-LIGHT

ベンチャー(VENTURE) POLISHED V-LIGHT

軽量化を実現しているスケートボードのトラックです。中空構造のキングピンや、アルミニウム素材の鍛造ベースプレートが使われているのが特徴。さらに、バランスの取れた設計が採用されているのもメリットです。

ベースプレートが削り出しで製造されているのもポイント。軽さだけでなく、耐久性を重視する方にも適しています。

エース トラック(ACE TRUCK) トラック LO シルバー

エース トラック(ACE TRUCK) トラック LO シルバー

スケートボードのトラックを、20年以上にわたって研究したスペシャリストによって開発されたモデル。高さは59mmのロータイプで、安定してスピーディにトリックがしやすく初心者の使用にもおすすめです。

サイズは、デッキ幅7.5~7.875インチに対応する02と、デッキ幅7.875~8.25インチに対応する03をラインナップしています。重さは02タイプで334g、03タイプで342gと軽すぎず重すぎないのが特徴。安定感があるうえ、高さのあるトリックが決めやすいのがポイントです。

エース トラック(ACE TRUCK) AF1 HOLLOW

エース トラック(ACE TRUCK) AF1 HOLLOW

従来の従来のCLASSICモデルをベースとし、素材や細かい部分をアップグレードしているスケートボードのトラックです。強度がアップしたT6アルミハンガーやSCM440合金を使ったアクスルなどが特徴。耐久性に優れており、ハードなトリックにチャレンジする場合などにおすすめです。

シャフトとキングピンを中空にしているため、軽量化を実現しているのもポイント。耐久性と軽量性を兼ね備えた製品を求めている方にも適しています。

テンサー(TENSOR) ALUMINUM REGULAR TRUCKS RAW

テンサー(TENSOR) ALUMINUM REGULAR TRUCKS RAW

ロドニー・ミューレン氏が設計したブランド「TENSOR」が展開するスケートボードのトラックです。素材に軽量なアルミニウムを採用しているのが特徴。シンプルなRAW仕上げのトラックで、さまざまなデッキのカラーに馴染みやすいのがメリットです。

トラックの高さはレギュラータイプ。幅広いシーンにマッチしやすいオールラウンドなトラックのため、スケートボード初心者にもおすすめです。

LURPIV TRUCK HOLLOW 145

LURPIV TRUCK HOLLOW 145

キングピンやアクセルシャフトを空洞化しているスケートボードトラックです。車高がやや高めにデザインされているのが特徴。ウィールとデッキが接触して急ブレーキがかかるバイトを軽減したい場合におすすめです。

シャフトの位置が狭く、テールを軽く弾きやすいのもメリット。また、重量は約335gと比較的軽量なのもポイントです。

スラッピー(SLAPPY) ST1 CLASSIC TRUCKS

スラッピー(SLAPPY) ST1 CLASSIC TRUCKS

比較的リーズナブルな価格で購入しやすいスケートボードのトラックです。ホイールベースが長いうえ、ブッシュゴムのトップが薄く設計されているのが特徴。キングピンと路面との隙間を保ちやすいので、カーブなどでの引っ掛かりを軽減できます。

ウィールバイトを抑えられており、高いターン性能を実現しているのもメリット。安価かつターン性能に優れたトラックを求めている方におすすめです。

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スケートボードのトラックの選び方

サイズで選ぶ

高さ

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トラックの高さは、一般的にロー・ミドル・ハイタイプの3つに分けられ、自分のプレースタイルに合うモノを選ぶのがおすすめです。

ロータイプは安定感があり、スピードを出しやすいのが特徴。デッキと地面との距離が近く、比較的弱い弾きでもオーリーを行えるため、初心者におすすめです。

また、ミドルタイプはパークやストリートでトリックを行いたい方に適しています。ロータイプに比べて安定感には劣るものの、地面から距離が離れている分、トリック時の高さを出せるのが魅力です。

ハイタイプもミドルタイプ同様、トリック時の高さを出しやすいのがポイント。さらに、大きめのウィールを装着するのにも適しています。クルーザータイプやロングスケートタイプのように街中でスケーティングしたい方にもおすすめです。

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トラックは、デッキとの相性を考えて7.0〜7.75インチに合わせて作られているのが一般的。しかし、デッキの幅が一般的なモノよりも短い場合や長い場合は、トラック幅の特性を把握したうえで、適切なモノを選ぶのがおすすめです。

基本的には、トラックにウィールを取り付け、デッキを組み、ボードを横向きに立てても倒れない程度のトラック幅が理想。特に、初心者におすすめなのは、より安定感が得られるトラック幅が広いタイプです。一方で、トラック幅が狭いと、安定感に欠けるものの、小回りがききやすい傾向にあります。

重さで選ぶ

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トラックはモノによって重さが異なります。一般的に、軽いトラックは250〜300g、重いトラックは350〜450gほどが目安です。トラックが重いと安定感が増すため、初心者やトリックを覚えたての方におすすめ。

軽量のトラックは、トリック時の高さを出しやすかったり、軽い力でデッキを回せたりするのが特徴です。一方、重いトラックよりも安定感に欠け、踏み込み時にバランス感覚を失いやすいといった側面もあります。

曲がりやすさで選ぶ

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トラックの曲がりやすさを見極めるには、ハンガー部分の可動域をチェックする必要があります。ハンガーの可動域をチェックする際は、ブッシュゴムの硬さを確認しておきましょう。

ブッシュゴムが柔らかいトラックは、安定感に欠けるものの曲がりやすいのが特徴です。一方、ブッシュゴムが硬いトラックは安定感がある反面、曲がりにくい傾向にあります。自分のレベルや、プレースタイルに合わせて選ぶようにしましょう。