今やバイカーだけのファッションアイテムではなくなった「ライダースジャケット」。最近はシルエットの大きいタイプやデザイン性に特化した製品なども数多くリリースされていますが、ベーシックなモノであればさまざまなコーデに合わせることも可能です。

そこで、今回はおすすめのライダースジャケットを人気ブランド別にご紹介。普段着のカジュアルさにワイルド感を出したい方は、ぜひご自身のアウターラインナップに取り入れてみてください。

ライダースジャケットの種類

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デザインによる分類

シングルライダース

前立てが重なっていないライダースジャケットです。シンプルなデザインのモデルが多く、カジュアルコーデとの相性がよいのが特徴。幅広い方におすすめできるアウターです。

ダブルライダース

前立てが二重になっているのがダブルライダースです。ロックなテイストが色濃く出ており、アウトローな雰囲気を演出できます。カジュアルコーデとは合わせづらいため、汎用性が高いとは言えませんが、男らしさを引き立てるワイルドコーデとの相性がよいのが魅力です。

レザーによる分類

ステアハイド/カウハイド

「ステアハイド」とは、生後2年を経過した雄牛の革です。丈夫さと柔らかさを兼ね揃えているのが特徴。重厚感があるのでハードな雰囲気が好みの方にピッタリです。

一方、「カウハイド」は生後2年を経過した雌牛の革で、ステアハイドより薄く柔らかいのが特徴。着心地もよく、万人におすすめのタイプです。いずれも牛革らしい耐久性はしっかり備えています。

ホースハイド

柔らかく滑らかな手触りが特徴の馬革です。牛革に比べると傷がつきやすいのでデリケートな扱いが必要ですが、他の革にはないツヤと光沢が人気を博しています。

ラムスキン

生後1年未満の羊の革を指します。薄くて軽いのが特徴。手触りがよく、ハイブランドの財布やバッグなどでも採用されています。初めてライダースジャケットを購入する方におすすめです。

ゴートスキン

山羊の革を用いた「ゴートスキン」はシボ感のある独特な表情が魅力。革は薄い一方で、摩耗性に優れています。型崩れしにくいので、経年変化をじっくり楽しめるのも魅力です。

ライダースジャケットの選び方

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デザインで選ぶ

カジュアルコーデや上品なコーデにライダースジャケットを合わせたい方には、シングルライダースがおすすめ。個性的な雰囲気や、男臭い着こなしが好みの方にはダブルライダースがピッタリです。

レザーで選ぶ

ライダースジャケットの印象を大きく左右するのがレザーです。デザインが同じモデルでも、素材によって見た目・光沢・使用感が異なります。どのような革を使用しているのかしっかりとチェックしましょう。

カラーリングで選ぶ

ライダースジャケットのカラーリングはブラックが中心です。ハードな印象に見合うだけでなく、どのようなコーデにも馴染む汎用性の高さが魅力。柔らかい雰囲気が好みであればベージュ系、インパクトのあるアイテムが好みであれば、ビビッドカラーのライダースジャケットもおすすめです。

ライダースジャケットのおすすめ人気メンズブランド

ショット(Schott)

現在ではライダースを語るのに欠かせないブランドである「ショット」。1913年にニューヨークで誕生しました。設立当初はレインコートを主に扱うブランドでしたが、1928年に世界で初めてフロントジッパーで開閉できるライダースジャケットを開発。ファッション業界に大きな影響を与えました。

50年代には、ライダースジャケット名作中の名作と名高い「ワンスター」をリリース。肩の部分に星形の飾りボタンを配したモデルで、バイク乗り以外にも好評を博しました。以後も、俳優のマーロン・ブロンドをはじめ、ミュージシャンのセックス・ピストルズなど、多くの著名人を魅了。現在もライダースジャケットの老舗として知られています。

また、ショットは品質管理を徹底しているのもポイント。裁断から縫製まで自社工場で行うことで、高い品質を保っています。米国産に強いこだわりと誇りを持つ、数少ないブランドのひとつです。

ショット(Schott) 613-UST VINTAGE ONESTAR TALL ワンスター ライダースジャケット

肩の部分に星型の飾りボタンを備えた「ワンスター」モデル。ショットの代表的ライダースジャケットです。こちらのモデルは、50年代から続くワンスターの特徴を受け継ぎながらも、日本人の身体によりフィットするよう改良されています。

ヴィンテージ仕様のライダースは着丈がやや短いところが特徴ではありますが、このジャケットはあえて長さを見直すことで、現代のライダーにもぴったりなサイズ感を実現。肉厚なカウレザーを使用しているので耐久性も良好です。自分だけのエイジングを楽しみたい方におすすめします。

ショット(Schott) 641 スタンドカラーシングルライダース

ショットがリリースするライダースジャケットの中で、名作のワンスターと肩を並べる人気モデル。シンプルですっきりまとまるシングルのライダースは、カジュアルに着こなしたい方におすすめです。素材には、柔らかさと丈夫さを兼ね備える牛革の「ステアハイド」を使用。レザー特有の高い耐久性が特徴です。

こちらの641モデルは13年秋冬よりサイズ感を一新。アーバンなコーデにも好相性なタイトなシルエットに変更されました。一方、ウエストにはやや余裕があるので、動きやすいのも嬉しいポイント。内張りの暖かいボアフリースライナーはジップで着脱可能なので、秋口から春までロングランで使えます。

ショット(Schott) ナイロン ダブルライダースジャケット 3162018

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ショットならではのワイルドなデザインを採用した、ナイロンタイプのライダースジャケットです。レザージャケットとは異なり、気軽に着られるのが特徴。ライダースジャケットのシャープなイメージはそのまま生かしてあるので、モードライクなスタイリングにおすすめです。ライダースと言えばタイトなイメージがあるもしれませんが、本モデルには動きやすさに定評のあるアクションプリーツつき。可動性は高さが魅力です。

ジップポケットやフラップポケットを多数採用しており、小物を入れるのに役立ちます。内張りのキルティングには定番のダイヤ型を採用しており、保温性も良好。カジュアルコーデにも合わせやすい、おすすめのライダースジャケットです。

ビューティアンドユース(BEAUTY&YOUTH)

自由な発想と遊び心を自然体で表現する人気ブランド・ビューティアンドユース。「いつまでも柔軟性を失わない感受性や精神性の輝き」をテーマに、洗練された雰囲気のアイテムを数多くリリースしているのが特徴です。

アーバンなデザインでありながら、カジュアルテイスト寄りなので、自然体で着用することができます。ハード過ぎるライダースジャケットに抵抗のある方は、ビューティアンドユースのブランドアイテムをチェックしてみてください。

ビューティアンドユース(BEAUTY&YOUTH) シープ シングル ライダースジャケット

羊革を使用したライダースジャケット。しなやかな手触りが魅力です。着込むことで身体に馴染み、柔らかく変化していくレザーの質感が楽しめます。

コンパクトなシルエットで、すっきりと着こなせるシンプルなシングルライダース。アイテムを選ばず、さまざまなコーディネートに活躍します。気負わず自然体で着用できるライダースジャケットを探している方におすすめの1着です。

ビューティアンドユース(BEAUTY&YOUTH) シープ ダブル ライダースジャケット

ダブルタイプのライダースジャケット。柔らかく着用しやすいシープスキンを使用しています。メタルカラーのパーツが男らしい印象ながら、適度にコンパクトな作りのため都会的な雰囲気を併せ持ったアイテム。流行に左右されず長く着用できるおすすめのライダースジャケットです。

グラム(glamb)

2003年にデザイナーの古谷完によって設立されたブランド「グラム」。かねてより馴染み深かったカナダでの海外プロモーションが評判となり、翌年の2004年には活動拠点を日本に変更しました。ブランドコンセプトである「Grunge for Luxury」に沿った魅力的なアイテムが多く展開されています。

国やファッションジャンルにとらわれないモノ作りがグラムの特徴。世界中の素材やモチーフを巧みに活かしつつ、独自の解釈を加えた新たな1着を再構築する服作りが人気の理由です。ライダースジャケットも数多くのモデルを手掛けています。

グラム(glamb) Jaxon riders GB17AT/JKT05

レザーの風合いが豊かなライダースジャケット。天然素材でなめしたラムレザーを使用し、ウォッシュ加工や高温でのプレス加工を施してこだわりのシルエットに仕上げています。

素材感と大振りのジップがロックテイストを演出。また、背面の肩の部分にアクションプリーツを採用し、気になる肩周りの固さも見事に払拭しています。機能性に優れたライダースジャケットを探している方におすすめです。

スコッチアンドソーダ(SCOTCH & SODA)

オランダのアムステルダムで誕生したブランド・スコッチアンドソーダ。「アメリカンヴィンテージ」「オールドスクール」「ロック」「サーフ」など、さまざまなシーンをベースにしたモダンデザインを数多く展開しています。遊び心をプラスしながらも大人なおしゃれを感じるデザインのため、幅広い層に愛されているブランドです。

ヨーロッパを中心に数多くのショップで取り扱われていたスコッチアンドソーダですが、最近ではヨーロッパだけでなく日本国内にも進出を果たしています。ライダースジャケットも独特な個性がプラスされているモノが多いので、定番とはひと味違うアイテムをお探しの方にもおすすめです。

スコッチアンドソーダ(SCOTCH & SODA) レザーライダースジャケット

牛革を使用したオーセンティックなライダースジャケット。肉厚なレザーとダブルタイプのシルエットでがっちりとした印象ながら、柔らかく動きやすいのが魅力です。

アームに配された切り返しがワンポイント。また、赤いライナーはアクセントになっているだけでなく、中綿キルティングで防寒性にも優れています。スコッチアンドソーダらしい遊び心が現れたライダースジャケットです。

ジョンブル(Johnbull)

日本有数の繊維業の街・倉敷市児島でスタートしたジョンブル。その歴史は長く、創業1952年から現在に至るまで、半世紀以上も続く老舗ブランドです。「ジーンズ」「ワーク」「ミリタリー」などをブランドの核として展開。伝統を重んじる確かな技術と品質、そして常にトレンドを取り入れる新しい感性を融合させた絶妙なラインナップは多くのファンから支持を得ています。

ジョンブル(Johnbull) シングルライダースジャケット 16527

ジョンブル内でも人気のシングルライダース。洗練された印象の襟付きタイプです。素材に用いたゴートスキンは繊維質が細かく強度の高い点が特徴。しなやかながらも独特のエイジングを楽しめるおすすめの1着です。

シンプルなデザインとシャープなシルエットで、どんなコーデにも相性がよいのも嬉しいポイント。本格的なバイカースタイルなどのハードなコーデから、アーバンに着こなすベーシックなメンズコーデまで幅広く合わせられます。

クライミー(CRIMIE)

2002年に設立された「クライミー」は、アメカジスタイルをスパイスに、「いつの時代も色褪せることのない男の日常着」をコンセプトとしたファッションブランドです。かっこよく色気のある男性のファッションを追求。男の色気漂う大人な印象を演出するアイテムを発表しています。

クライミー(CRIMIE) SINGLE LEATHER JACKET

薄手のレザーが採用された上品な印象のライダースジャケット。袖口のチャックや襟などが特徴的です。シンプルなシルエットなので、コートなどを上から羽織りやすいのも魅力。幅広いスタイルに合うおすすめのライダースジャケットです。

ライダースジャケットを使ったメンズコーデ

ライダースジャケットをパーカーと合わせる

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ブラックのシンプルなライダースジャケットにカジュアル度の高いパーカーを合わせたミックスコーデです。ライダースジャケットのハードな印象を中和し、カジュアルダウンさせることに成功しています。肩の力を抜いたコーデを楽しみたい方におすすめです。

ネイビーのパーカーをはじめ、ボトムス、シューズを暗めの色でまとめて、ライダースジャケットと合わせているのもポイント。グレンチェックのパンツもコーデにアクセントを付け加えています。

ライダースジャケットをダウンベストと合わせる

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ライダースジャケットの上にダウンベストを重ね着したコーデです。ダウンベストはボリュームがあるデザインなので着こなしが難しいアイテムですが、インナーに質感が異なるライダースジャケットを合わせることでスッキリした印象になります。デニムでまとめたコーデに、スニーカーで軽やかさをプラスしているのもポイント。防寒性が高いので、寒さが厳しい日も安心です。

ライダースジャケットをスポーティなアイテムと合わせる

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ライダースジャケット以外をスポーティなアイテムでまとめたコーデ。異なるテイストにもすんなり馴染む汎用性の高さがライダースジャケットの魅力です。

レザーのライダースジャケットに、フリースのジョガーパンツ、ニット生地を組み込んだハイテクスニーカーと、アイテムの素材感がバラバラなのが印象的。カラーリングやサイズで統一感をキープしてコーデをまとめ上げているのもポイントです。

ライダースジャケットを使ったモノトーンコーデ

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シングルライダースを主役にしたモノトーンコーデです。足元にもライダースジャケット同様にハードな印象があるドクターマーチンを採用。ボリュームがあるアウターとシューズをジャストサイズのボトムスと合わせて、バランス調整しているのがポイントです。

胸元にシルバーアクセサリを添えてコーデに遊び心とアクセントを加えているのも見逃せません。ライダースジャケットをモードテイストで着用したい方におすすめのコーデです。

ライダースジャケットをストリートテイストで着用する

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ダブルライダースをストリートコーデに取り入れています。キャップやハイカットスニーカーによるカジュアルな雰囲気をライダースジャケットで引き締めているのがポイント。ブラックをベースに、ホワイトやオレンジをピンポイントで採用したカラーバランスにも着目したいコーデです。

ライダースジャケットをシンプルコーデと合わせる

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ホワイトTシャツにデニム、スニーカーという究極のシンプルコーデにライダースジャケットを羽織るだけでコーデが完成しています。重い印象のダブルではなく、シングルタイプのライダースジャケットを選択しているのがポイント。ゆったりとしたワイドタイプのデニムとも好相性です。

ライダースジャケットをシャツと合わせる

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ダブルライダースとシャツを合わせたユニークなコーデ。無地の白シャツ、濃紺デニム、ネクタイといったアイテムにハードなライダースジャケットが溶け込んでいるのがポイントです。

シャツにはノーカラータイプのモノを選択し、裾を出してラフさを演出するなど、細かいバランスに気を配ってコーデの完成度を高めています。簡単にオシャレ感が出せるおすすめのコーデです。

ライダースジャケットをワイドパンツと合わせる

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ライダースジャケットにワイドパンツを合わせたコーデ。ボトムスのボリューム感と合わせるために、重めのダブルライダースを選択して上半身とのバランスを取っています。オレンジのベルトを垂らしてアクセントを加えているのも注目したいポイント。ダブルライダースは個性的なアイテムと合わせやすいところがおすすめです。

ビッグシルエットのライダースジャケットを着こなす

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ビッグシルエットのダブルライダースを軸にしたコーデ。ライダースジャケットを首元のゆったりしたインナーと合わせた上半身でラフさを演出しつつも、スッキリしたシルエットのパンツとレザーシューズで上品にまとめ上げているのがポイントです。