秋冬のアウターとして、多くのメンズから人気を集めるライダースジャケット。シンプルなコーデにサッと羽織るだけでおしゃれにキマる優秀なアイテムです。形、素材によりさまざまなバリエーションがあり、自分にぴったりのモノを選ぶ楽しさもあります。

今回は、ライダースジャケットに定評のある人気ブランドを一挙にご紹介。それぞれのおすすめモデルもまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

ライダースジャケットとは?

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今やおしゃれなメンズファッションの代表アイテムと言えるほどに定着したライダースジャケット。その名の通り、バイクを乗りこなすライダー達に愛されてきたアイテムです。1930年代に、バイクメーカーがその存在を一般に広めたと言われています。

最近はその人気ぶりゆえにさまざまな素材のアイテムが展開されていますが、ライダースジャケットの基本素材はレザー。レザーならではの重厚感と、ショート丈のスッキリとしたフォルムが特徴です。

上質な革を採用したライダースジャケットは、タフで高い防風性を備えるなど機能面にも多くのメリットがあります。

ライダースジャケットの選び方

ライダースジャケットの種類

ライダースジャケットは、前立ての作りによって「シングル」と「ダブル」の2種類に分けられます。同じライダースジャケットといえども、シングルライダースとダブルライダースでは与える印象が大きく異なるので、自分の着こなしに合った方を選びましょう。

スマートな印象で着まわしやすいシングルライダース

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シングルライダースは前立てが1重の作りで、スッキリとしたデザインが魅力。きれいめの着こなしにも合わせやすく、ライダースジャケットを取り入れたコーディネートにチャレンジしたいという方の1枚目としてもおすすめです。

重厚感を出したいときに活躍するダブルライダース

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ライダースジャケットのロックな雰囲気を纏いたい方や、無骨で男らしい着こなしを好む方にはダブルライダースがおすすめ。存在感があるため、シンプルなインナーにオンするだけでコーディネートがキマります。

革の種類と特徴で選ぶ

現在ではさまざまな素材のライダースジャケットがリリースされているものの、やはり注目したいのは定番のレザーを採用したアイテム。長年愛用することで何ともいえない味わいが出てきます。革の種類により質感や丈夫さに大きな違いがあるので、主要なレザーの特徴を把握しておきましょう。

牛革(カウハイド・カーフスキン)

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レザーの中でも、最もポピュラーな素材である牛革。牛の年齢や性別により革の呼称が異なります。「カウハイド」は生後2年以上で、出産を経験した雌牛の革。成牛の革のためやや厚みがあり丈夫なのが特徴です。

「カーフスキン」は生後6ヶ月以内の仔牛の革で、キメ細やかな質感が魅力。更にキズが少なく、柔らかいという特徴もあり、牛革の中でも特に高級とされる素材です。牛革には、他にもステアハイド、キップなどの種類があります。

羊革(シープスキン・ラムスキン)

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羊革の種類は大きく分けて2種類。生後1年以上の羊の革は「シープスキン」、生後1年以内だと「ラムスキン」と呼ばれます。羊革は牛革と比べると強度こそ劣るものの、総じて柔らかく、軽いのが特徴です。特にラムスキンは優しい肌触りが魅力で、希少な高級素材として知られています。

山羊革(ゴートスキン)

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山羊革の最大の特徴は、独特のシボ感。凹凸のある革の質感で、個性豊かな革製品ができ上がります。軽く柔らかい上に、耐摩耗性にも優れたバランスのよい素材です。大人の山羊革は「ゴートスキン」、子どもの山羊から取れる革は「キッドスキン」と呼ばれます。

馬革(ホースハイド)

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ホースハイドは柔軟性が魅力で、「しなやか」という表現がしっくりハマる革です。昔からジャケットなどのアウターによく使用されています。美しい経年変化を楽しめるのも特徴で、長年使い込むことでより魅力が増す素材です。

コーデに合わせて色を選ぶ

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ライダースジャケットをコーディネートに取り入れる上で、どのカラーのアイテムをチョイスするかは着こなしやすさを左右する重要なポイント。1つのアイテムを長く使う予定であれば、より慎重にカラー選びをしたいところです。

コーデのスタイルを選ばず、万能に使えるのはやはりブラックのライダースジャケット。特に初めてライダースジャケットを購入する場合には、ブラックを選んでおけば着回しで悩むこともなくおすすめです。

コーディネートで周りと差を付けたい方や、2枚目として選ぶならブラウンやネイビーなどのカラーもおすすめ。ブラウンはカジュアル、ネイビーならきれいめの着こなしに合います。

ライダースジャケットのおすすめメンズブランド

ショット(schott)

「ショット」は、1913年にニューヨークで誕生。現在では当たり前となったフロントジッパータイプのライダースジャケットを初めて発表したブランドです。その後、不動の定番モデルとなる「ワンスター」の発表によって更に人気が加速しました。ライダースジャケットを購入するならまずチェックしておきたいブランドです。

ショット(schott) 613US ワンスター ライダース レザージャケット

このアイテムなしにはライダースジャケットを語れないと言っても過言ではないほど、圧倒的な人気を誇る定番モデル。肩にあしらわれた星型のスタッズが最大の特徴です。素材には、厚みがあり丈夫な牛革であるステアハイドが採用されています。

とことんロックにこだわったデザインも、メンズのおしゃれ心をくすぐるポイント。シガレットポケットや存在感のあるウエストバックルなど、ゴツめのディテールが男らしさを際立たせます。ライダース本来の無骨さが感じられる逸品です。

ショット(schott) 228US ラム ライダース

同ブランドの「613US」のシルエットを引き継ぎつつも、対照的なスッキリデザインに仕上げた1着。エポレットやウエストベルトをなくし、より現代的な着こなしにマッチするアイテムに仕上がっています。短すぎず、着回しやすい絶妙な丈感もポイントです。

採用されている革はイタリアンラムレザー。素材の上質さを感じさせる柔らかさが特徴で、初めて袖を通す時から快適に着こなせます。カジュアルにもきれいめにもフィットする、汎用性の高いおすすめライダースジャケットです。

ショット(schott) ダブル ブレスト ライダース

ウォッシュ加工とシワ加工により、独特の質感に仕上げたおすすめライダースジャケットです。素材は柔らかく、断熱性に優れたシープレザー。ベジタブルタンニンなめしならではの深みのある色合いも魅力的です。

一見クセが強く取り入れづらそうに見えますが、サッと羽織っても、前を閉めて着てもおしゃれにキマるので実は着こなしやすいアイテム。こなれ感のある着こなしを楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。

バンソン(VANSON)

男らしいハードなデザインのライダースジャケットが揃う「バンソン」。1974年にアメリカ・マサチューセッツで設立されたレザーウェアブランドです。最大の特徴は、職人によるハンドメイドの生産を貫いていること。膨大な工程を経て完成する本格派ライダースジャケットは、世界中のファンを魅了しています。

バンソン(VANSON) LEATHER JACKET MODEL B

こだわりが詰まった上質な本革の風合いを存分に感じられる、定番シングルライダース。バイクに乗る際、空気の抵抗を受けにくくするためにスリムなフォルムに仕上げられています。美しいシルエットを活かすべく、装飾を抑えたシンプルデザインを採用しているのも特徴です。

内側には、取り外し可能なフリースライニングを装備。1枚羽織るだけでもしっかりと風を防ぎ、暖かさを提供してくれます。着用したては革が硬く感じられるものの、使用するにつれて馴染んでいく楽しさがあり、長年愛用したくなる1着です。

バンソン(VANSON) LEATHER JACKET MODEL C2

日本で特に高い人気を誇る、バンソンの定番ダブルライダース。両肩にあしらわれたエポレットや、デザインのアクセントにもなっているシガレットポケットなど、ライダースジャケット好きにはたまらない、ディテールへのこだわりが満載です。

内側にキルトライニングを装備しているため、コーディネート次第で真冬にも活躍してくれます。無骨なデザインをとことん味わうなら、ジップを上まで閉め、バックルも留めてタイトに着こなすのがおすすめ。正統派ライダースジャケットならではの魅力が詰まった1着です。

ルイスレザー(Lewis Leathers)

「ルイスレザー」は、イギリスの老舗レザーウェアブランド。1930年代から徐々にライダー達に浸透し、1950年代にはレースのトップライダーがこぞってルイスレザーのジャケットを着用したことから一気に人気が高まりました。スタイリッシュなライダースジャケットは多くのアーティストからも絶大な支持を得ています。

ルイスレザー(Lewis Leathers) LIGHTNING JACKET No.391T

現代的な着こなしにも難なくハマる、タイトフィットタイプのダブルライダースです。デザイン面で目を引くのは、ボールチェーンの付いた4つのジップポケットとダブルストラップのアジャスターベルト。全体的にはシンプルなデザインですが、要所に個性を放つパーツが配置されています。

採用されている革は滑らかな質感が魅力のホースハイド。裏地にはレッドのキルティング生地を採用しています。ルイスレザーのライダースジャケットを初めて購入するという方にもおすすめしたい1着です。

ジェームス・グロース(JAMES GROSE)

イギリスのレザーウェアブランド「ジェームス・グロース」がスタートしたのは1876年。1971年に不況の波を受け一度ブランドの歴史に幕を下ろしたものの、2015年に復活を遂げました。クラシックなライダースジャケットのディテールはそのままに、現代でも着こなしやすい細身シルエットに仕上げたアイテムが揃います。

ジェームス・グロース(JAMES GROSE) COW LEATHER MANILA JACKET

ジェームス・グロースの著名なモデルのひとつとして知られるダブルライダースです。採用されている革の種類は肉厚でタフなカウハイド。柔軟性も兼ね備えており、着用したての頃から快適な着心地が実感できます。

タイトなシルエットに、ボールチェーンを採用したポケットなど、イギリス製ライダースジャケットらしいディテールも魅力。着丈が長めでコーデのバランスが取りやすく、きれいめスタイルもおしゃれにキマります。

ジェームス・グロース(JAMES GROSE) KANSAN JACKET

エレガントな雰囲気が漂う、スタンドカラータイプのライダースジャケット。シンプルなデザインゆえに、ツヤのあるカウハイドの質感が一層際立ちます。耐久性に優れているのも特徴で、長年愛用できる秋冬アウターとして活躍してくれる1着です。

さまざまなボトムスに合わせられる汎用性もおすすめポイント。デニムはもちろん、スラックスパンツなどのきれいめアイテムとも好相性です。ライダースジャケットを大人っぽく着こなしたい方は、ぜひチェックしてみてください。

アヴィレックス(AVIREX)

「アヴィレックス」は、1975年に誕生したアメリカのミリタリーブランド。アメリカ空軍向けに、厳しい規定を満たす製品を作り続けてきた本格派ブランドです。クラシカルな雰囲気を纏った高機能フライトジャケットが人気で、そのノウハウはライダースジャケットにも受け継がれています。

アヴィレックス(AVIREX) 撥水レザー ライダース ジャケット

耐久性に優れた山羊革を採用したタフなライダースジャケットです。レザーに撥水加工を施すことで、より機能的なアイテムに。革を丁寧になめすことで柔らかく仕上げ、心地よい着用感も実現しています。

また、スポーティでインパクトのあるデザインも本製品の魅力。左胸と背面にあしらわれたロゴとマークが、ひときわ個性を放っています。細身のボトムスを合わせて、とことんクールに着こなすのがおすすめです。

アヴィレックス(AVIREX) シープライダースジャケット

シープスキンの柔らかさ、ふっくらとした質感、優しい手触りを存分に味わえるおすすめのライダースジャケット。無駄な装飾を省いた潔いシンプルなデザインと、スタンドカラーならではのスッキリとしたフォルムで洗練された着こなしを楽しめます。

カジュアル、きれいめのどちらにも合わせやすい点もおすすめ。しかも、上質な革を採用していながら価格は5万円台と良心的で、コスパにも優れたアイテムです。カラーもブラック、ブラウン、ネイビーと着こなしやすい色味のモノが揃っています。

ミスターオリーブ(MR.OLIVE)

「ミスターオリーブ」は、2003年に設立された日本のメンズファッションブランドです。ルーツとなっているのは「ヨーロッパに強く憧れた1960〜80年代のアメリカ」。普段の着こなしに取り入れやすいリアルクロージングファッションを提案しています。

ミスターオリーブ(MR.OLIVE) HAIR SHEEP SOFT VEGE LEATHER BIKERS DOUBLE RIDERS

高い密度の革繊維をもつヘアシープスキンを採用した、クラシカルなライダースジャケットです。牛革に比べると総じて薄い羊革ですが、本製品は肉厚なモノを厳選して採用。ベジタブルタンニンなめしにより、使い込むほど独特の風合いとツヤが増す革に仕上がっています。

ダブルライダースが持つワイルドさを活かした、男らしいデザインも魅力的。無骨さを感じさせるディテールは残しつつ、現代の着こなしに取り入れやすい着丈に仕上げています。

ミスターオリーブ(MR.OLIVE) HAIR SHEEP SOFT VEGE LEATHER SINGLE SPORTS RIDERS

クセのないデザインで、普段ライダースジャケットを着ない方にもおすすめの1着です。金属パーツが少なく、ナチュラルな雰囲気のアイテムに仕上がっています。ジップポケットを真ん中に設けるという珍しい配置も注目ポイントです。

採用されている革は、美しい経年変化が楽しめるベジタブルタンニンなめしのシープスキン。上品な光沢があり、大人っぽい着こなしにもハマります。年数を重ねていくごとにツヤや風合いが増していく様子を楽しんでみてください。

シップス(SHIPS)

ベーシックなデザインをベースに、ほどよくトレンドを取り入れたアイテムが揃うファッションブランドの「SHIPS」。落ち着いた大人の着こなしを目指す方には特におすすめのブランドです。ライダースジャケットは、クセがなく着こなしやすいデザインのモノが揃っています。

シップス(SHIPS) OILED COLLAR ライダース

スッキリとしたシングルライダースに存在感のある襟をプラスした新鮮なデザインが目を引くアイテムです。採用されている革は、高級素材として知られるラムレザー。革の持つしなやかな質感に加え、手作業でオイルを塗り込むという手間のかかる作業により美しい発色も実現しています。

また、中綿がたっぷり入ったライニングもおすすめポイント。保温性の高い「サーモライト」と呼ばれる中綿を採用し、寒さの厳しい冬にも着用できる1着に仕上がっています。

シップス(SHIPS) SHEEP レザーライダース

装飾を最小限に抑えたプレーンな表情が特徴のライダースジャケットです。レザーはあえてマットな質感に仕上げ、より大人っぽい印象に。柔らかなシープスキンが生み出す心地よい着用感も魅力です。

コーディネートの際は、美しいフォルムを活かしてスッキリと着こなすのがおすすめ。無地のシャツなどシンプルなインナーに合わせるだけで、こなれた大人コーデが完成します。ぜひジャストサイズのモノをチョイスし、スマートな着こなしを楽しんでみてください。

ライダースジャケットを使ったおすすめのメンズコーデ

差し色がポイントのレイヤードスタイル

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モノトーンカラーのアイテムでまとめつつ、パーカーのレッドを差し色にしたおしゃれコーディネート。全体的にカジュアルな印象ですが、モックネックシャツやスッキリフォルムのブーツで大人っぽさをプラスしています。暖かさもおしゃれさも叶うお手本コーデです。

シングルライダースならきれいめにもハマる

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シャツ×ニット×チェックパンツという王道きれいめスタイルにライダースジャケットを投入した新鮮なコーデ。シンプルなシングルライダースなら、こんなかっちりめのスタイリングも可能です。ライダースジャケットの着こなしの幅を広げたい方はぜひ参考にしてみてください。

白シャツで作るシンプル大人コーデ

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全体をモノトーンアイテムでまとめた、大人っぽさが漂うスタイリングです。シンプルな白シャツとシングルライダースは好相性で、かつすぐに取り入れやすい優秀な組み合わせ。

こちらのコーデのようにスラックスパンツできれいめにまとめるもよし、ボトムスにデニムを投入してカジュアルに寄せるもよしと、さまざまな着こなしが楽しめます。

リラックス感のある着こなしを参考に

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ハードな印象の強いライダースジャケットですが、アイテムのチョイス次第では優しい雰囲気のコーデも可能。Tシャツ×スラックスパンツで肩の力が抜けたコーディネートを実現しています。アンクル丈×スニーカーという足元のスタイリングもおしゃれポイントです。

素材と色味のチョイスが絶妙な秋コーデ

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スエード素材×ベージュカラーのダブルライダースを主役にした、シックなコーディネート。インナーにはボルドーのニットをチョイスし、秋らしいカラーリングに仕上げています。

黒のライダースジャケットを取り入れたコーデに慣れてきた方は、こちらのコーデを参考にぜひ別カラーのライダースコーデにも挑戦してみてください。

スポーティアイテムでまとめて統一感を

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おすすめモデルのところでご紹介したアヴィレックスの「撥水レザーライダースジャケット」を取り入れたコーディネート。キャップやボリューミーなスニーカーなどのアイテムが、スポーティなデザインのライダースジャケットにマッチしています。

色味を絞り、インパクトのあるアイテムをサラリと着こなしている点がおしゃれです。

個性派アイテムをおしゃれに着こなす上級者コーデ

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鮮やかなブルーカラーのダブルライダースに柄シャツと、個性の強いアイテムを絶妙なバランスで組み合わせた上級者コーディネートです。

単体だとクセが強い柄シャツも、ライダースジャケットと組み合わせて見せる面積を小さくすることでほどよいアクセントに。おしゃれに差をつけたい方は、ぜひチャレンジしてみてください。