最近、スマホに搭載されているカメラの性能がどんどんよくなり、スマホ1台だけでもかなり本格的な写真が撮れるようになりました。とはいえ、一眼レフなどのカメラと比べてしまうと、その操作感はどうしても劣ってしまいます。

スマホで気軽に撮影を楽しみたいけれど、カメラのような扱いやすさも備えていて欲しい……。そんなジレンマを解消してくれるのが、今回レビューする「Pictar Pro」です!

重量感のあるしっかりとしたフォルム

「Pictar Pro」は、スマホをセットして、一眼レフのような操作感で撮影が楽しめるアイテム。箱から製品本体を取り出して触ってみると、しっかりとした作りで重厚感がありました。チープさもなく、“ガジェット感”があってカッコイイです。

スナップオンさせるだけで簡単にセットできる

本体底部が伸縮するので、iPhone 11 Pro Maxなど大きめのスマホでもセットができます。今回のレビューではiPhone XRを使用していますが、問題なく取り付けられました。外すときは、伸縮部を伸ばしながらスマホを横にスライドさせるとスムーズです。

セットした後のビジュアルはこんな感じ。スマホを強めにグリップしてくれるので、安定感があります。

丁寧なチュートリアルがあるから安心して始められる

Pictar Proで撮影をする際は、専用アプリ「Pictar by Miggo」が必要。アプリをインストールして開くと製品バーコードのスキャン画面が開き、バーコードを読み取った後はチュートリアル画面に進みます。シャッターの切り方など、基本的な操作を丁寧に解説してくれるため、安心して使い始めることが可能です。

なお、Pictar Proは超音波による独自の接続方式を採用しており、アプリを入れた後スマホを取り付けるだけで、ペアリング設定などをせずにすぐ使えます。

ちなみに、記事を執筆している2020年3月12日現在、専用アプリはiPhoneのみ対応で、Androidに関しては非対応となっているのでご注意ください。

物理ボタンでシャッターが切れる。半押しにも対応

製品本体に付いているマルチステートシャッターボタン(矢印参照)で、カメラのようにシャッターを切れるのがPictar Pro最大の魅力。人差し指で押しやすい位置にボタンがあるので、ラクに撮影ができます。

さらに、フォーカス機能に対応しているので、シャッターボタンを半押しするとピント合わせが可能。ピントが合うと「ピピッ」という音が鳴り、本物のカメラさながらの撮影を楽しめます。

ズームや露光補正なども操作がラク

本体前面に付いているレバーを左右に操作すればズームが可能。スマホ単体で撮影するときと異なり、画面をピンチイン・ピンチアウトしなくてよいので便利です。また、本体上部には先ほどご紹介したシャッターボタンのほか、露出補正ができるホイールも付いているので、簡単に光の量を調節できます。

アプリに搭載されているモードが豊富で面白い

9つのプリセットモードが搭載されており、シーンに合わせて撮れるのも特徴。マクロモードなら接写ができるので、植物など近寄って撮影したいときに便利です。フィルターモードでは、さまざまな種類のフィルターを選べるので、同じ被写体でも雰囲気の異なる1枚が撮れます。なお、モードの切り替えは、露出補正ホイールの隣にあるスマートホイールで可能です。

屋外で撮るときはビューファインダーを活用しよう

付属のビューファインダーは、屋外で撮影をするときに活躍。覗き込めば画面の反射が気にならないので、太陽など明るい光の下でも快適に写真が撮れます。Pictar Proにビューファインダーを装着すると、自動的にアプリの画面サイズが縮小されるため、画面位置の調節だけすればほかに特別な設定などは必要ありませんでした。

三脚に取り付ければ本格撮影も

本体底部にはネジ穴があるので、三脚に取り付けることも可能。夜景を撮りたい場合や動画を撮りたい場合など、手ブレが気になるシーンでも安心して撮影ができます。実際に取り付けてみると、非常に安定感がありました。

さらに、本体上部にはコールドシューが搭載されているため、マイクやフラッシュなどのアクセサリーを装着して本格的な撮影を楽しみたい方にもおすすめです。

クラウドファンディングでお得にゲットしよう

現在、「Pictar Pro」はSAKIDORI Storeにてクラウドファンディングを実施しています。2020年4月30日までの期間限定で、先着50名が13%オフになる超早割や、先着100名が10%オフになる早割を開催中。お得な内容となっているので、この機会をお見逃しなく!