多くのPCゲームが集まるプラットフォームのSteam。人気のゲームはもちろん、日本では展開されていないゲームもプレイできます。Steamのゲームを快適に楽しむには、Steam用コントローラーを利用するのがおすすめです。
しかし、ひとくちにSteam用コントローラーといっても、どのモデルを購入すべきか悩む方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、おすすめのSteam用のコントローラーをご紹介します。
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Steamとは?
アメリカの「Valve Corporation」が運営する「Steam(スチーム)」は、PCゲームのダウンロードを目的としたプラットフォームです。中間業者を挟まず、ユーザーに直接ゲームを展開しているのが特徴。数多くのゲームを低価格で楽しめるため、世界中で人気を集めています。
Steamのゲームは、キーボードとマウスで操作可能。PS4やXboxなど、家庭用ゲーム機に慣れている場合は、コントローラーを利用するのがおすすめです。
Steam用コントローラーおすすめメーカー
マイクロソフト(Microsoft)
マイクロソフトは、アメリカのワシントン州にあるメーカーです。1975年に設立され、パソコン向けのOS「Windows」を開発。Windows OS以外にも、Officeソフトの「Microsoft Office」や「Surface」シリーズなどのPC本体、人気の家庭用ゲーム機「Xbox」シリーズも販売しています。
マイクロソフトはXboxシリーズを手掛けているということもあり、コントローラーも複数の製品をラインナップ。Windows OSを搭載したPCでの使用にも対応しているので、Steamのゲームも問題なくプレイできます。
ソニー(SONY)
ソニーは1946年に創業したメーカーで、創業当初からさまざまな電化製品やオーディオ機器の販売を行っています。1950年代には、日本初のテープレコーダーやトランジスタラジオを開発。デジタルオーディオプレーヤー「ウォークマン」シリーズや、家庭用ゲーム機「プレイステーション」シリーズなども人気です。
コントローラーは、プレイステーションシリーズ向けのモノをラインナップ。WindowsやAndroidなどのOSでの使用にも対応しており、Steam用のコントローラーとしても快適に使用できます。
ゲームサー(GameSir)
ゲームサーは、ゲーミングデバイスを取り扱うメーカーです。2010年に中国で設立され、日本国内でも数多くの製品を販売。スマホ向けのコントローラーや、左手デバイスなどもラインナップしています。
Steam用コントローラーは、有線モデル・ワイヤレスモデルともに豊富な製品を展開。専用ソフトも用意されており、好みやプレイするゲームに合わせて、ボタンの配置などをカスタマイズできます。
Steam用コントローラーのおすすめ|ワイヤレス
マイクロソフト(Microsoft) Xbox Elite ワイヤレスコントローラー シリーズ2 FST-00009
ラバー加工が施されたグリップが搭載されているワイヤレスタイプのコントローラーです。保持しやすく、長時間快適にプレイできます。加えて、複数台のデバイスと同時に接続でき、簡単に切り替えられるのも魅力です。
マッピングオプションから、自由にボタンのカスタマイズが可能。最大3つのカスタムプロファイルと既定プロファイルが保存でき、ボタンひとつで切り替えられます。さらに、サムスティックやパドルなどが交換できるのも特徴です。
反発性が調節可能なサムスティックが設けられているのもポイント。ターゲットに照準を合わせ続けられます。優れた正確性を有しており、FPSやTPSなどでのゲームで活躍するおすすめモデルです。
マイクロソフト(Microsoft) Xbox ワイヤレス コントローラー QAU-00006
手にしっかりと馴染んで握りやすい形状のコントローラーです。各所に滑り止め加工も施されているので、手からの落下も防止。接続方法は、Bluetoothによるワイヤレス接続とUSBによる有線接続に対応しています。
本体には、画面のスクリーンショットを撮ったり、コンテンツを共有したりできる「Share ボタン」を搭載。さらに、3.5mmステレオヘッドセットジャックを備えているのもポイント。本製品に直接ヘッドセットなどを接続して、ボイスチャットが楽しめます。
専用アプリ「Xboxアクセサリー」アプリも用意。ボタンの配置などを好みやゲームに合わせて、カスタマイズできます。電源には単三型乾電池を使用。最長で、40時間の電池寿命を実現しています。
ソニー(SONY) DualSense ワイヤレスコントローラー CFI-ZCT1J
デュアルアクチュエーターが搭載されているワイヤレスタイプのコントローラーです。ゲームの状況に応じて振動が変化します。加えて、レースゲームでのブレーキなど、さまざまな衝撃が体感できるアダプティブトリガーが備わっているのも特徴です。
ボディの底面に内蔵マイクと3.5mmのヘッドセット端子が搭載されているのもポイント。ゲーム上の仲間とボイスチャットでコミュニケーションを取るのに役立ちます。さらに、ボディのミュートボタンから、簡単に会話のオンオフが切り替え可能です。
ソニー(SONY) DualSense Edge ワイヤレスコントローラー CFI-ZCP1J
プレイするゲームに合わせて、簡単にトリガーの深さが変えられるワイヤレスタイプのコントローラーです。ボディの後ろには、マッピング可能なボタンを2組搭載。使用頻度の高いアクションなどが割り当てられます。
背面のボタンやスティック、スティックキャップが交換できるのもポイント。快適にプレイができるよう、自由にカスタマイズできます。加えて、ボタンの割り当ても可能で、Fnボタンから設定が簡単に切り替えられるのも特徴です。
握りやすく、汗などで滑りにくいインナーグリップが採用されているのもポイントです。
ゲームサー(GameSir) ワイヤレスコントローラー T4 Cyclone Pro
正確かつスムーズな操作が可能な、コントローラーです。スティックとトリガーにホール効果センサーを採用しているのが特徴。触れていないのに勝手に動いてしまうドリフトを気にすることなく、快適にゲームをプレイできます。
ボタン類は最大500万回のクリック耐久性を有しているので、長期間安心して使用可能です。また、クッション性が高いので、しっかりとした押し心地を感じられます。
本体には、合計4個のバイブレーションモーターによる振動機能も搭載。より臨場感を味わいながらSteamのゲームをプレイできます。
接続方法は、有線・Bluetooth・2.4GHzワイヤレスに対応。USBドングルを用いる2.4GHzワイヤレス接続は、低遅延かつ安定して接続が可能です。そのほか、モーションセンサーを内蔵し、背面ボタンも搭載しています。
ホリ(HORI) ワイヤレスホリパッド for Steam HPC
Steamの公式ライセンスを取得したコントローラー。コントローラーを傾けて直観的に操作できる「ジャイロ機能」や、連続でボタンを入力する「連射機能」を備えており、さまざまなジャンルのゲームを快適にプレイできるのが魅力です。
また、Steamでゲームをプレイする際に便利な、専用ボタンを備えているのも特徴。本体中央の「Steamボタン」では、Steamをバックグラウンドから表示できるほか、Big Pictureモードを素早く起動可能。「クイックアクセスボタン」では、ゲームをプレイしている最中でも簡易的な設定が行えます。
Bluetoothでのワイヤレス接続以外に、有線接続に対応しているのもメリット。使用環境やシーンに応じて接続方法を変更できます。Steamとの互換性に優れたコントローラーを探している方におすすめの製品です。
エムエスアイ(MSI) ワイヤレスコントローラー FORCE GC30 V2
正確で滑らかな操作を可能にするアナログスティックを搭載したコントローラーです。FPSや格闘ゲームなども快適にプレイできます。最大200万回の耐久性を有するボタンを搭載しているのもポイント。長期間安心して使用できます。
丸型と十字型のカバーが同梱するので、好みに合わせて付け替えが可能です。モーターを内蔵しており、振動機能にも対応しています。より高い没入感を味わいながら、Steamのゲームをプレイしたい方にもおすすめです。
接続方法は、有線と2.4GHzワイヤレスに対応しています。ワイヤレス接続時は、最大8時間の連続使用が可能です。
TURTLE BEACH Stealth Ultra TBS-0710-05
低遅延で安定したワイヤレス接続ができる、高性能なコントローラーです。急速充電に対応した充電ドックも付いており、本体を乗せるだけで手軽に充電ができます。接続方法は、Bluetoothと2.4GHzワイヤレスに対応。USBドングルは充電ドックに接続できるので便利です。
フルカラー表示できるディスプレイを搭載しているのも特徴のひとつ。設定のカスタマイズや通知の確認ができます。ボタンには、安定した押し心地と反応速度に優れた「タクタイル マイクロスイッチボタン」を搭載。対人ゲームなども快適にプレイできます。
スティックには無接点方式のセンサーを内蔵しており、ドリフトなども気にすることなく使用可能。バッテリー駆動時間は最大30時間あるので、長時間Steamのゲームに没頭できます。
NACON REVOLUTION 5 PRO PS5RP5WJP
ハイスペックな性能を備えたコントローラーです。本体は左右非対称の形状で、人間工学に基づいて設計されています。スティックとトリガーにはボールエフェクト技術を採用しており、高精度かつドリフトの発生も軽減。また、耐久性も高いので、安心して使用できます。
バッテリー駆動時間は10時間以上あるので、長時間ゲームに没頭可能。カスタマイズ性にも優れており、専用のアプリも用意されています。また、自分でカスタマイズしたプロファイルは、プラットフォームごとに4つ保存できるので便利です。
Flydigi VADER4 PRO
スティックとトリガーに「ホールエフェクトセンサー」を採用したコントローラーです。デッドゾーンが少ないほか、ドリフト現象が発生しにくいのが特徴。応答性にも優れており、スムーズかつ正確な動作を実現しています。
また、カスタマイズ性が高いのも本製品の魅力。スティック周辺のダイヤルでは、40~100gfでスティックのテンションを調節可能。トリガーボタンが反応する深さを変えられる「トリガーストップ」にも対応しており、本体背面のスイッチで簡単に切り替えられます。
本体前面には6つのボタン、背面には4つのボタンを配置。ボタン数が多いため、さまざまなゲームに対応できます。振動機能を搭載しており、没入感や臨場感を味わえるのもメリット。機能性に優れたおすすめのコントローラーです。
エイスース(ASUS) ワイヤレスコントローラー ROG Raikiri Pro 90GC00W0-BGP000
4つの背面ボタンを搭載したコントローラーです。ボタン数の多いゲームなども快適にプレイできます。本体には有機ELディスプレイを内蔵しており、好みのアニメーションやステータスなどを表示可能です。
接続方法は、有線・Bluetooth・2.4GHzの3通りに対応しています。PCを含む、さまざまなデバイスと接続できるのもポイントです。左右のトリガーは、作動距離をフルとショートの2段階で調節できます。
そのほか、ESS DACを内蔵した3.5mmイヤホンジャックもあるので、高音質なサウンドを再生可能。専用アプリ「Armoury Crate」も用意されており、ボタンの配置やデッドゾーンの調節など、さまざまなカスタマイズができます。
Steam用コントローラーのおすすめ|有線
ゲームサー(GameSir) G7 SE
スティックにホール効果センサーを搭載したコントローラーです。優れた耐久性を有し、ドリフトの発生も抑えられています。また、トリガーにも同センサーを採用しており、高い精度を実現。背面には、ロック機構付きの背面ボタンも搭載しています。使用しないときは、ロックをかけておけるので便利です。
本体の重量は221g。ソフトを使用して、ボタン配置のカスタマイズなども可能です。自分のスタイルに合わせて、細かく調節できます。
ケーブルは着脱式で、USB Type-Cケーブルが同梱。そのほか、フェイスプレートはマグネットで簡単に取り外しができます。単品販売されている別売りのフェイスプレートとも、気軽に交換可能。見た目にこだわりたい方にもおすすめのモデルです。
ゲームサー(GameSir) コントローラー T4 Kaleid
内部のパーツが見えるスケルトンデザインのコントローラーです。鮮やかに光るLEDを内蔵しており、音楽などに合わせて光り方が変化します。輝度やエフェクトなども調節可能。外観を重視したい方や、おしゃれなデザインのモデルを探している方などにもおすすめです。
本体サイズは156×107×60mmで、重量は212g。スティックとトリガーにはホール効果センサーを採用しており、高耐久かつ正確な操作が可能です。また、トリガーは、プレイするゲームのジャンルなどに合わせて、「ヘアトリガーモード」と「アナログトリガーモード」を切り替えられます。
本体は人間工学に基づいて設計された持ちやすいデザインを採用。専用アプリも用意されており、細かなカスタマイズも可能です。さらに、2つの背面ボタンも搭載しており、連射機能の設定にも対応しています。
ホリ(HORI) ホリパッド TURBO for Nintendo Switch / PC NSW-475
比較的安い価格で購入しやすい、コスパのよいコントローラーです。本モデルはNintendo SwitchとWindows 10/11で使用でき、XInputに対応しています。本体サイズは約幅11×奥行15.5×高さ6.25cmで、重量はケーブル込みで約246gです。
本体に搭載されているボタンとスティックは耐久性に優れているので、長く安心して使用可能。「連射/連射ホールド」機能に対応しているのも魅力のひとつです。連射のスピードは3段階で調節できます。
ケーブルの長さは約3.0m。長めのケーブルを採用しているので、離れた位置にPCがあっても問題なく接続できます。
サイバーガジェット CYBER・ゲーミングコントローラー ミニ HG 有線タイプ CY-WPCGCMWD
小型で持ちやすいサイズのコントローラーです。各ボタンには小型のマイクロスイッチを採用しており、心地のよいクリック感を実現しています。応答性と耐久性にも優れているので、FPSや格闘ゲームなどのタイミングが重要なゲームもプレイ可能です。
背面には2つの背面ボタンを搭載。ボタンの割り当てにも対応しており、快適な操作を実現します。また、1秒間に約20回連射ができる連射機能にも対応。連射ホールド機能を使用すれば、ボタンを推し続けることなく、連射できるので便利です。
そのほか、RGB LED機能にも対応。ライトのオン/オフが可能で、カラーや輝度の調節もできます。
エレコム(ELECOM) 有線スタンダードゲームパッド JC-GP20SBK
DirectInputとXInputに対応したコスパのよいコントローラーです。本体重量は約184gと軽量、ケーブルの長さは約1.8mです。
本体には13個のボタンを搭載。「MODEボタン」を押せば、デッドゾーンと入力補正がない「FPSモード」と、8方向を入力しやすくなる「互換性重視モード」を切り替えられます。ボタンごとに設定ができる便利な連射機能も魅力です。
本製品はSteamで配信されているゲームで、動作確認も行われているため、安心して使用できるのもメリット。気軽に購入できるので、予算を抑えたい方にもおすすめです。
ホリ(HORI) ファイティングコマンダー OCTA for PlayStation5, PlayStation4, PC SPF-023
複数のプロゲーマーが愛用している、格闘ゲーム向けの有線コントローラー。コマンド入力に特化したつくりが特徴で、格闘ゲーマーからの人気が高い製品です。
コントローラーの天面には、6つのボタンを搭載。コマンド入力や同時押しがしやすい、格闘ゲームに適した配置を採用しています。また、左スティック部分に8角ガイドを搭載しており、正確なスティック操作が可能。従来製品と比べてスティックの倒れる角度が浅く、素早く入力が行えるのもメリットです。
専用アプリを使用して、方向キーの入力感度など、各種機能をカスタマイズできるのもポイント。耐久回数800万回のマイクロスイッチを採用しているなど、耐久性にも優れたおすすめのコントローラーです。
TURTLE BEACH React-R TBS-0734-05
XboxシリーズとWindows 10/11での使用に対応したコントローラーです。本体サイズは約高さ110×幅155×奥行き63mmで、重量は約271g。本体には3.5mmステレオミニジャックを搭載しており、ゲーミングヘッドセットなどを直接接続できます。
マイクミュートボタンもあるので、プライバシーもしっかりと保護可能。2つの背面ボタン「クイックアクションボタン」も搭載しています。好みの機能を割り当てられるので、活用すればより快適にゲームをプレイ可能です。
テクスチャー加工が施された、持ちやすいグリップを搭載しているのもポイント。ケーブルはUSB Type-Cによる着脱式なので、断線を気にすることなく使用できます。
レイザー(Razer) WOLVERINE V2 CHROMA RZ06-04010200-R3M1
カスタマイズ性に優れた、多機能なコントローラーです。ボタンには、独自の「Razer メカタクタイルアクションボタン」を採用。ボタンと方向キーは反応速度に優れており、快適なゲームプレイを実現します。耐久性も高いため、長期間安心して使用できるのもメリットです。
スティックの交換も可能で、凸型で短めの「攻撃的シューター」と、凹型で高めの「守備型シューター」が同梱。好みに合わせて付け替えできるので便利です。さらに、トリガーの動作距離も調節できます。動作距離を短くすれば、より素早い入力が可能。FPSゲームでの使用におすすめです。
L字型のハンドグリップやラバーグリップを搭載しているなど、ホールド感に優れているのもメリット。LED機能や背面ボタンも搭載しており、専用アプリによるカスタマイズにも対応しています。
HYPERKIN 有線コントローラー X91 M02628
昔懐かしいレトロなデザインを採用した、有線接続タイプのコントローラーです。手の小さい方でも持ちやすいサイズ感で、重量はケーブルを除いて約298g。Windows 10/11とXboxシリーズでの使用に対応しています。
スティックと十字キーは反応がよく、スムーズに操作可能。振動機能を備えているので、臨場感も味わえます。また、トリガーの精度も高く、FPSや格闘ゲームなども快適にプレイ可能です。
ケーブルはUSB端子を採用しており、長さは3m。本体には3.5mmヘッドセット端子を搭載しています。
ゲームテック シンプルバトルパッド4 P4F2497
左右非対称のボタン配置を採用したコントローラーです。Windows OSとPS4/PS5向けのモデルで、DirectInputとXinputに対応しています。本体サイズは約幅155×高さ105×厚さ60mmで、重量はケーブルを除いて約200gです。
本体には、6軸ジャイロセンサーを搭載しています。また、ゲーム内の効果音などを再生できるスピーカーも内蔵。3.5mmヘッドセット端子もあるので、本製品に直接ヘッドセットやイヤホンを接続できます。
ケーブルの長さは約2.5m。長めのケーブルを採用しているので、画面から離れた距離でも使用可能です。
Steam用コントローラーの選び方
接続方法をチェック
ワイヤレス
無線接続方式を採用したSteam用コントローラーの多くは、Bluetoothを利用する仕様です。パソコン側がBluetoothに対応していない場合は、別途レシーバーを購入する必要があります。有線接続タイプに比べて入力遅延が起こりやすいものの、ケーブルがなく取り回しがしやすいのがメリットです。
また、無線接続タイプのコントローラーは、本体にバッテリーを内蔵しているモデルがほとんど。購入前に、使用可能時間や充電にかかる時間をチェックしておくのがおすすめです。
有線
有線接続タイプのコントローラーは、ケーブルをパソコン本体に繋げるだけで簡単に接続可能。基本設定はパソコン側が自動で行うため、初めてSteam用コントローラーを購入する方にもおすすめです。
無線接続タイプと違って、本体にバッテリーを内蔵する必要がないので軽量なモデルが多く、手にかかる負担が少なく済みます。また、コントローラーの操作がゲームに反映されるまでの遅延が少ないのもポイントです。
とくに、格闘ゲームやアクションゲームのプレイヤーに人気。ケーブルが備わっている分パソコンからの距離に制限がありますが、価格が安いのが魅力です。
機能をチェック
振動機能
振動機能を搭載したコントローラーは、敵への攻撃・被弾などのアクションや、イベントで爆発・衝突などの演出が起こる度にコントローラーがブルブルと揺れるのが特徴。ゲームプレイ時の臨場感が増すので、RPGやアクションゲームなどさまざまなジャンルのゲームにおすすめです。
また、ゲームによっては敵が接近してくる際に振動機能をアラートとして利用できる場合があるのもポイント。いち早く敵の接近を察知して瞬時に対処するスキルが要求される、FPSやTPSなどのゲームをプレイする際にも重宝します。
LED機能
LED機能を搭載したコントローラーは、ゲームのプレイ中にボタンやスティックの周りがLEDライトで点灯・点滅するのが特徴。明るさの強弱を調節できるモデルもあり、暗い部屋でゲームをプレイする際などに雰囲気を盛り上げられるのが魅力です。
ワイヤレスコントローラーには、内蔵されたLEDインディケーターにより、バッテリー残量のレベルや接続機器とのペアリング状態を表示できるモノもあります。白熱したプレイの途中にバッテリーが急に切れたり、機器との接続が途切れていたりといったトラブルを防ぎたい方におすすめです。
連射機能
連射機能を搭載したコントローラーは、ボタンを押し続けるだけで特定の動作を連続で繰り出せるのが特徴。ボタンをポチポチと連打しなくても、ショットやパンチを連射できます。Steamでも多く配信されている、画面スクロール型のシューティングゲームなどをプレイする場合などにおすすめです。
また、連射の速度を切り替えられるモデルもラインナップされているので、プレイするゲームや好みに合わせて機能をカスタマイズすることも可能。連射機能をオフにすれば、RPGやシミュレーションなど連射機能が不要なゲームでも使用できます。
マクロ機能
マクロ機能を搭載したコントローラーは、一連のボタン操作やキー操作を特定のボタンに割り当てられるのが特徴。通常は複雑な操作が必要なコンボや超必殺技なども、設定しておけばワンタッチで呼び出せるので、格闘ゲームなどでプレイを有利に運べます。
ただし、ゲームバランスに大きく影響するため、オンライン対戦型の格闘ゲームなどでは禁止とされている場合も多いのが懸念点。使用できるシーンは限られるものの、オフラインで対CPU戦を有利に進めるのに重宝します。
対応OSをチェック
Steam用コントローラーは、モデルごとに対応OSが異なります。非対応のOSを搭載したパソコンに接続すると、誤作動を起こす恐れもあるので要注意。多くのSteam用コントローラーはWindowsに対応していますが、LinuxやSteamOSで使用できるモデルも存在します。
また、家庭用ゲーム機でも使用できるモデルであれば、Steamと家庭用ゲーム機で同じコントローラーを使用できて便利です。
入力方式をチェック
DirectInput
「DirectInput」は、PCゲームで採用されてきた入力方式です。一般的なゲームパッドだけでなく、ハンドルタイプや操縦桿タイプのコントローラーにも対応。ただし、現在は主流の入力方式ではないので、ゲームによってはキー割り当てができないこともあります。
そのため、購入前に自分がプレイしたいゲームの対応入力方式をチェックしておくのがおすすめです。
XInput
マイクロソフトが新たに開発した入力方式。Xbox 360のために用意され、現在ではゲームコントローラーの主流になっている規格です。キー配置だけでなく、振動機能に至るまでXbox 360用コントローラーと同じ形式なので、特別なキー設定を行う必要がありません。
また、「XInput」と「DirectInput」の両方に対応したコントローラーもおすすめ。スイッチ1つで入力方式を切り替えられ、幅広いゲームに対応できるのが魅力です。
重さをチェック
快適にゲームプレイを楽しみたい場合には、コントローラー本体の重さも重要。重すぎると手首にかかる負担が大きくなるので、長時間プレイする際などは要注意です。
最近のコントローラーは振動機能やLED機能などが搭載されている分、以前のモデルより重い傾向にあるのが懸念点。また、ワイヤレスタイプのコントローラーの場合は、駆動に使用する乾電池やバッテリーの重量も加わります。
なるべく軽快にプレイを楽しみたい方は、機能がシンプルな有線コントローラーを選ぶのもおすすめ。必要な機能と負担にならない重さを両立したモデルを選びましょう。
価格をチェック
Steamで使えるコントローラーには、さまざまな価格帯のモデルがラインナップされています。有線タイプよりもワイヤレスタイプの方が価格は高い傾向にあります。また、振動やLEDなどの付加機能を多く搭載しているモノほど高額です。
さらに、アーケードのようなゲーム操作ができる特殊コントローラーには、価格が数万円台のモデルもあります。一方、必要最小限の機能だけを搭載したシンプルな有線タイプのコントローラーなら、安価なモノもラインナップ。必要な機能や接続方式に応じて、予算に合ったモノを選んでみてください。
SteamでFPSやMMOをプレイするならマウスとキーボードのみでも楽しめますが、格闘ゲームやアクションゲームをプレイする際は、Steam用コントローラーを利用するのがおすすめです。本記事を参考にぴったりの1台を見つけて、Steamのゲームをより楽しんでみてください。