愛車をキレイに保つ「カーシャンプー」。ボディや窓ガラス、ホイールなどについた汚れをキレイにするために欠かせないアイテムです。しかし、さまざまな種類の製品が販売されており、どれを選べばよいか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、カーシャンプーのおすすめアイテムをご紹介します。選び方のポイントも解説するので、自分の目的に合ったモノを選んでみてください。
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- 目次
- カーシャンプーとは?
- カーシャンプーのおすすめ|中性
- カーシャンプーのおすすめ|アルカリ性
- カーシャンプーのおすすめ|酸性
- カーシャンプーの売れ筋ランキングをチェック
- カーシャンプーの選び方
- カーシャンプーの使い方
カーシャンプーとは?
カーシャンプーとは、洗車の際に汚れを落とすために使用する洗剤のこと。洗浄成分として界面活性剤が含まれています。通常の水洗いでは落とせない頑固な汚れを、効果的に落とせるのがメリットです。
また、カーシャンプーからつくり出される泡が、ボディとスポンジの潤滑剤になり摩擦を軽減。洗車時に大切な車のボディをキズつけにくくなります。汚れを落とす以外にもワックスがけや撥水加工を同時に行えるモノもあるので、目的に合わせて選んでみてください。
カーシャンプーのおすすめ|中性
シュアラスター(SurLuster) カーシャンプー1000 S-30
ノーコンパウンドの人気カーシャンプーです。研磨剤が入っていないため、ワックスやコーティング被膜をキズつけないのが特徴。ホワイト車・メタリック・パールマイカ塗装車・コーティング車などに使用できます。全塗装色対応なのも嬉しいポイントです。
本製品の内容量は1000mlで、水で希釈して使用するタイプ。使用回数の目安は中型車約20台分です。泡立ちがよく、きめ細かくクリーミーな泡をつくれるのがポイント。洗車でのキズつきを予防したい方におすすめのカーシャンプーです。
MJJC JAPAN 神泡シャンプー
フォームガン用に開発されたカーシャンプーです。きめ細かい泡立ちと、泡の持続性を最大限追求して作られており、泡立ちのよいカーシャンプーを求めている方におすすめ。中性タイプなので車体へのダメージを与えにくく、幅広い車に使いやすいのが魅力です。
また、フォームガンがなくても、通常の洗車に使用できるので安心。内容量は600mlで、中型車約12回分の洗車に使用できます。すっきりサイダーのほか、ナチュラルソープやホワイトムスクなどの香りをラインナップ。匂いも楽しめるカーシャンプーです。
古河薬品工業 ボディに優しいカーシャンプー 中性タイプ オールカラー用 20-622
中性タイプでオールカラー対応のカーシャンプー。ボディに優しい中性で、コーティング車で使用したい方におすすめです。
泡立ちがよく、きめ細かい泡をつくれるためボディについた汚れを優しく落とせるのがメリット。泡切れがよいため洗車後の洗い流しが楽なのもポイントです。
内容量は600ml。40倍希釈で中型乗用車約6回分の洗車が可能です。本製品は、ボディのほか、タイヤなどの汚れ落としにも使用できます。
キーパー技研(KeePer技研) コーティング専門店のカーシャンプー 700ml
プロ仕様のカーシャンプーです。優れた泡立ちとすすぎ性をあわせ持ち、ホコリや黄砂などの汚れもスッキリ落とせるのが魅力。液性は中性タイプを採用しているため、ボディやコーティング膜を傷めにくく、全塗装色に対応しているのもおすすめのポイントです。
内容量は700mlで約15回分の洗車が可能。家庭でもプロの手洗いを体験できる、本格的なカーシャンプーを求めている方にぴったりです。
ウィルソン(Willson) 泡仕立てシャンプー コーティング車用
ボディに優しい天然ヤシ油成分を使用したカーシャンプーです。きめ細かい泡がバケツいっぱいに溢れ出す泡立ちのよさが魅力。シルキーな泡がクッションとなり、車がキズつきを抑えます。
泡の持続力も良好で、大型車でもまるごと1台泡洗いできると謳われるほど。また、すすぎ成分ポリオールを配合しており、水をかけるとサッと流せる泡切れのよさもポイントです。
内容量は800ml。約25回分の洗車が可能で、計量キャップを採用しているため、量を調節しやすくなっています。きめ細かい泡で洗車したい方におすすめです。
プロスタッフ(Prostaff) CCウォーターゴールド シャンプー S200
全塗装色・コーティング施工車対応のカーシャンプーです。中性タイプ・ノーコンパウンドなので手やボディに優しいのが魅力。施工車をはじめ、そのほかのコーティング施工車にも適しているカーシャンプーです。
また、きめ細かくクリーミーでなめらかな泡立ちが特徴。汚れを包み込む泡で優しく洗車できるので、ボディやコーティング被膜をキズつけにくいのもポイントです。
泡切れがよいほか、キレート剤配合により洗車時のシミを防ぎスッキリとした仕上がりになるのもメリット。ボディに優しいカーシャンプーを探している方におすすめです。
プロスタッフ(Prostaff) 極艶ワックスシャンプー 2L S142
大容量2000mlのコスパに優れたカーシャンプーです。汚れへの浸透性と洗浄力に優れたTP洗浄剤によって、ボディに付着した汚れをしっかり洗い落とせます。
また、洗車と同時に専用成分のシリコーンポリマーが塗装面に付着。艶出しと撥水効果を高められるのがメリットです。
ボディに優しい中性液体かつノーコンパウンドなのでキズつけにくく、安心して使用できます。全色に対応した大容量タイプなため、車を複数台所有している方にもおすすめのカーシャンプーです。
Peellucid ペルシード スーパーハードクリーナーシャンプー PCD-105
鉄粉や水垢を同時にキレイにできる中性のカーシャンプー。チオグリコール酸アミン塩によって鉄粉を化学反応させ、クリーナー成分で水垢汚れを浮かして除去するのが特徴です。
また、油汚れや虫、鳥のフン、黄砂など幅広い汚れに対応できるのもポイント。ブレーキダストやドア傷汚れなどにも効果を発揮します。加えて、脱脂効果が期待できる点もメリット。コーティングの下地処理にも使用できます。泡で洗うので、車のボディに優しい点もおすすめです。
古河薬品工業 ジャンボ WAX in シャンプー オールカラー用 21-029
水を弾くワックスの効果を備えているカーシャンプーです。使用後は車のボディが素早く水を弾きます。また、深みのあるツヤを実現できるのもポイント。耐久性も高く、長期間ボディのツヤが維持できます。
特殊界面活性剤を組み合わせており、優れた洗浄力を実現しているのもメリット。泡立ちがよく、洗いやすい点もおすすめです。
本製品はノーコンパウンドタイプ。車の塗装を痛めたくない場合にも適しています。希釈しないストレートタイプながらも、2Lの大容量を備えているのも長所。カーシャンプーの量を気にせず、マイカーをしっかり洗浄したい場合にも便利です。
ソフト99(SOFT99) すすぎが速い クリーミーシャンプー
すすぎ成分が配合されているカーシャンプー。洗車に時間がかかってシャンプーが白く乾いた場合でも汚れや洗浄成分がこびりつかず、安心して使えます。
水滴が乾きやすい夏場の洗車においても、すすぎは1回のみで完了。一気にすすぎが行えるので、洗車にかかる時間を短縮したい場合にも便利です。
また、きめが細かくしっかりと泡立つ点もメリット。ボディを洗いやすいだけでなく、パワフルな洗浄力も期待できます。さらに、全塗装色に対応しているのもポイント。50倍に希釈してコーティング施工車に使える点もおすすめです。
カーシャンプーのおすすめ|アルカリ性
カインズ(CAINZ) 全車色対応 カーシャンプー 2L
20倍に薄めて使用する希釈タイプのカーシャンプーです。本製品は2Lと大容量なので、1本でたっぷり洗車できるのがメリット。コスパのよいカーシャンプーを求めている方におすすめです。
ノーコンパウンド仕様なのでボディに優しい点も嬉しいポイント。濃色・淡色・パール・メタリックなど全ボディカラーに使用できます。また、弱アルカリ性なので強力な洗浄力で、汚れをしっかり落とせるのが特徴。陰イオン系界面活性剤・防錆剤が含まれています。
リンレイ 白艶制覇WAXシャンプー
洗車するだけで艶と撥水性を約2ヶ月実現するカーシャンプーです。超微粒子パウダーを配合しており、本製品で洗車すればワックス・キズ消し・水垢除去を同時に行えるのがメリット。また、UV吸収剤も配合されており、コーティング後の紫外線による劣化を予防します。
液性は弱アルカリ性を採用。内容量も700mlとたっぷり使用したい方にもおすすめです。原液タイプなので直接濡れたスポンジにつけて使用できます。ボディに付着した頑固な汚れを落としたい方はぜひ、チェックしてみてください。
カーメイト(CARMATE) 本当によく落ちる水アカシャンプー ダーク&メタリック車用 C64
ダーク&メタリック車専用のカーシャンプーです。成分に両性界面活性剤・多価アルコール・キレート剤・研磨剤などが含まれています。本製品は、化学分解によって頑固な汚れをしっかり落とせるのが特徴。水垢をはじめ、ピッチタール・鳥のフン・虫の死骸などにも効果的です。
ただし、コーティングやワックスの被膜も落としてしまうため、注意が必要。古くなったコーティングを落とし、新しくコーティングするときの下地づくりに適したおすすめのカーシャンプーです。
内容量は750ml。ホワイト&ホワイトパール車に対応した製品もラインナップしています。
古河薬品工業 ジャンボ 水アカ取りシャンプー オールカラー用 21-028
水垢取りに適したカーシャンプーです。特殊キレート剤・超マイクロパウダー・防錆剤を配合しており、強力な洗浄力を有しているのが特徴。ウォータースポットなどの頑固な水垢をキレイに落とせるのもポイントです。
また、泡立ちのよさもポイント。しっとりした柔らかな泡を作りだし、ボディの汚れを優しく洗い落とします。さらに、水切れもよいため、拭き取りも簡単。時短したい方におすすめです。内容量はたっぷり使える2L。頻繁に洗車する方に適しています。
イチネンケミカルズ 瞬速洗浄カーシャンプー2500 21241
ボディ・タイヤ・アルミホイール・バンパーなど、さまざまな箇所に使用できるカーシャンプーです。液性は弱アルカリ性を採用。ボディに付着した頑固な汚れもスッキリ洗浄できるのがメリットです。
また、本製品は全塗装色対応なのでさまざまな車にも使用できるのが特徴。天然オレンジ抽出精油を配合しており、柑橘系のさわやかな香りに仕上がります。
たっぷりと2500ml使える大容量。リーズナブルな価格で購入できるためコスパに優れている点も魅力です。
ウィルソン(Willson) キズも消える水アカシャンプー ダークカラー車用
超微粒子パウダーが配合されているカーシャンプーです。ボディに付着している汚れを落とすだけでなく、洗車キズや磨きキズ、くすみなどを除去したい場合にも便利。細かいキズを消して、ボディに輝きを取り戻したい場合にも適しています。
さらに、すすぎ成分が含まれているのもポイント。洗車後にサッと簡単に洗い流せる点もメリットです。ライトカラー車用とダークカラー車用の2種類が展開されているのもメリット。幅広いボディカラーに対応できる点もおすすめです。
ケルヒャー(KARCHER) 3 IN 1 カーシャンプー
高圧洗浄機で知られるケルヒャーの弱アルカリ性カーシャンプー。家庭用の高圧洗浄機を使用して洗車する場合に適しており、車やバイクの汚れを素早く効果的に落とせます。ケルヒャーの高圧洗浄機にはプラグインシステムで簡単に取り付けが可能。手軽に使用できる点も便利です。
また、速乾性が高く、ワックス効果が期待できる点もメリット。ボディの汚れを落とすだけでなく、美しいツヤを実現できます。加えて、経済協力開発機構「OECD」のガイドラインによって界面活性剤の生分解性試験が行われている点も特徴です
油汚れを効果的に落とせるため、車のボディだけでなくホイールの洗浄に使いたい場合にも適しています。
カーピカル 業務用 強力アルミホールクリーナー ARC
アルミホイール向けに作られているカーシャンプー。強アルカリ性成分が配合されており、頑固なホイール汚れをしっかりと落とせるのが魅力です。ブレーキダストなどを洗浄したい場合にはもちろん、タイヤの汚れが気になる場合にも使えます。
使用する際は、汚れの気になる部分スプレーしてスポンジ・ブラシなどに軽くこすり、水で流すだけなので簡単。手軽に使える点もおすすめです。なお、ホイールの種類によっては変色の原因となる場合もあるので、未対応のホイールを確認するようにしましょう。
カーシャンプーのおすすめ|酸性
ソナックス(SONAX) グロスシャンプー 314300
クリーミーな泡でボディのキズつきを抑え、汚れを浸透分解するカーシャンプーです。泡がボディを包み込み優しく汚れを落とせるのが特徴。特殊分解成分を配合しているため、汚れに素早く浸透。汚れを浮き上がらせるので、落としにくい汚れも簡単に落とせるのが魅力です。
液性は弱酸性、ノーコンパウンドタイプ。ワックスを落とすことなく洗浄できるのがメリットです。また、ポリマー加工車のメンテナンスにもおすすめ。全塗装色対応なので、使用できる車種が幅広いのも嬉しいポイントです。内容量は1000ml。中型車約40台分に使用できます。
カーオール(CARALL) 車まるごとワックスインシャンプー 1000ml
ノーコンパウンド・全塗装色対応のカーシャンプーです。ガラス系ポリマーを配合しており、洗車傷を埋めるように洗車。洗車後は光沢のある艶ボディを実現し、汚れがつきにくくなります。また、撥水効果も備えているため、洗車するだけで水を弾き拭き取りも楽にできるのがメリットです。
本製品は、ボディだけでなく窓ガラスにも使用できます。希釈せずそのままスポンジにつけて洗える原液タイプ。液性は弱酸性で、内容量1000mlとたっぷり使えるのも魅力です。
DETAIL ARTIST カーシャンプー KEEP DA-02-KEEP
3pH洗車やメンテンナンスにぴったりな酸性カーシャンプーです。プレウォッシュ30倍希釈でpH3.4を示すのが特徴。ミネラル汚れに効果的と謳っています。高温下でもシミになりにくい設計。プレウォッシュで使用することで、コンタクトウォッシュ時のイオンデポジットの除去を補助できるのがメリットです。
コンタクトウォッシュ時は300倍の希釈でpH3.8。イオンデポジットの固着を予防しながら、コーティング層に積み重なった汚れを除去し、本来の撥水効果を復活させます。
本製品に採用されている酸性洗浄成分は、付着した余計な油分を水中に溶かす効果があり、スッキリした仕上がりになるのが魅力です。屋外洗車後のシミが気になる方はぜひチェックしてみてください。
プロスタッフ(Prostaff) 水アカとり撥水WAXシャンプー 2L S148
水垢落としとワックスを1本でできるカーシャンプーです。洗浄力に優れた「CS-T洗浄剤」が頑固な水垢を包み込んで分解。ボディにこびりついた水垢汚れをスッキリ落とします。また、同時に「マイクロパウダー」により汚れを除去できるのが特徴です。
さらに、洗車するだけで撥水効果を与えるとともに、ワックスも施工できる点がポイント。ボディに撥水被膜を与え、水弾き効果が1ヶ月ほど持続すると謳っています。
本製品は全塗装色対応。大容量の2Lで頻繁に洗車する方にも適しています。洗車とワックスを一度で済ませたい方におすすめの製品です。
ソフト99(SOFT99) 激防水耐久シャンプー
撥水効果に優れたカーシャンプーです。「Wシールドワックスコート」により、残った泡を洗い流しただけでワックス効果を発揮。洗い流した直後から水弾きが始まるため、水滴残りが少なくなり洗車後の拭き取りが楽なのも嬉しいポイントです。
本製品はスポンジが付属しています。原液タイプで水に濡らした付属のスポンジに直接つけ、軽く揉むだけで豊かな泡立ちを実現。ボリュームのある泡がボディへの負担を軽減し、洗車傷が気になる方にもおすすめのカーシャンプーです。
液性は弱酸性を採用。内容量750mlとたっぷり使えます。ホワイトソリッド車専用のカーシャンプーです。
KCプロデュース ビックトレールジェル520ml 車両用水垢洗浄剤お徳用ワンタッチボトル
ジェル状の酸性洗剤を採用しているカーシャンプーです。洗浄成分がボディの洗浄面に留まりやすく、少量で広い面積を洗えるのが特徴。容量520mlのボトルで、大型トラックであれば約20台、乗用車は約30台洗えると謳われています。
また、4種類の酸が配合されているのもポイント。幅広い汚れに対応でき、ボディの塗装面やステンレスバンパー、メッキパーツ、アルミホイールなど車全体の洗浄に使用できます。
塗装を痛めない添加物が入っているのもメリット。コーティング施工された車に使用できる点もおすすめです。
CARPRO Descale
ミネラル汚れが蓄積した塗装面に効果的な弱酸性のカーシャンプーです。車のボディは水垢によって目詰まりを起こし、表面の平滑性が低下してしまいがち。頑固なミネラル汚れを取り除き、ボディの輝きを取り戻したい場合にも便利です。
ワックスやシーラントを除去してしまう点には注意が必要ですが、コーティング施工車には使用が可能。セラミックコーティングの滑らかさを回復させたい場合にも適しています。
カーシャンプーの売れ筋ランキングをチェック
カーシャンプーのランキングをチェックしたい方はこちら。
カーシャンプーの選び方
車の色に合わせて選ぶ
カーシャンプーを選ぶ際に大切なのは車の色に合わせた製品を選ぶことです。愛車のボディカラーによって汚れが目立つのか、キズが目立つのかが異なります。それぞれの色に合わせて作られた製品がラインナップされているので必ずチェックするようにしましょう。
鳥のフンや虫の死骸などの汚れが目立ちやすいホワイトやシルバーなどの淡い色の場合、淡色車用シャンプーがおすすめ。頑固な汚れをしっかり除去できるように高い濃度の洗剤が配合されているモノが多いのが特徴です。
反対に、汚れよりもキズが目立ちやすいブラックやネイビーなどの濃い色の場合は、濃色車用シャンプーがおすすめ。キズつけないようノーコンパウンド仕様であったり、洗剤の濃度がマイルドに抑えられたりするのが特徴です。
また、全塗装色対応のカーシャンプーもラインナップされています。どちらを選べばよいか分からない方は、全塗装色対応を選べば失敗がなく安心です。
汚れの種類に合う洗浄成分を含むモノを選ぶ
軽い汚れには「中性」
一般的なカーシャンプーに使われているのが中性の洗剤です。塗装面に与えるダメージが少なく、ボディに優しいのが特徴。さまざまな塗装やコーティング車に安心して使用できる点もメリットです。
軽い汚れを落とすだけなら中性のカーシャンプーで十分。ホコリなどをしっかり落とせるため通常の洗車であれば中性のカーシャンプーを選ぶのが無難です。
油汚れには「アルカリ性」
頑固な油汚れにはアルカリ性のカーシャンプーがおすすめです。タンパク質や脂肪などの頑固な汚れを分解できるのが特徴。中性のカーシャンプーでは落としきれない汚れや、油分が付着しやすいエンジンルーム・ホイール周りの洗浄にも適しています。
ただし、中性と比べるとボディにダメージを与えやすいため、洗い残しがないようにしっかり洗い流すようにしましょう。
水垢や雨ジミには「酸性」
水垢や雨ジミなどの汚れには酸性がおすすめです。酸性のカーシャンプーは、カルシウムや鉄などを分解するのが特徴。そのため、イオンデポジットなどの水垢汚れをしっかり落とせます。
ただし、アルカリ性を同様、ボディに悪影響を与えやすいので注意が必要。使用後は洗剤をしっかりすすぎ洗いし、洗い残しがないようにしましょう。
含有成分をチェック
光沢感のある仕上がりが好みなら「ワックス入り」
光沢感のある仕上がりが好みであればワックス入りタイプのカーシャンプーがおすすめ。カーシャンプーのなかには、ワックス成分やコーティング成分が配合されているモノがあります。洗車と同時にワックスがけできるのがメリットです。
また、被膜を形成して撥水効果を期待できるのもポイント。水弾き効果とともに、被膜によって細かいキズからボディを守る効果にも期待できます。洗車後のワックスがけをまとめて行いたい方におすすめです。
キズ消し効果を求めるなら「コンパウンド入り」
ボディについた細かいキズが気になる方にはコンパウンド入りのカーシャンプーがおすすめです。洗剤に研磨剤が含まれているのが特徴。微細な粒子がなめらかなボディに仕上げ、キズを目立ちにくくする効果が期待できます。
ただし、コーティングが施されている車への使用は注意が必要。コーティング被膜や塗装まで落としてしまう可能性があります。使用する際は、自分の車に対応しているかしっかりチェックしましょう。
コーティングした車ならコーティング車専用アイテムを選ぶ
コーティング車には専用のカーシャンプーを使用するようにしましょう。コーティング車専用カーシャンプーには、コンパウンドが含まれておらず、被膜をキズつける心配がありません。
しかし、ほかのカーシャンプーに比べて洗浄力が弱いモノが多い傾向にあります。汚れをしっかりと落としたい場合は、洗剤をうまく使い分けて洗浄するのがおすすめです。
希釈タイプか原液タイプかをチェック
カーシャンプーを選ぶ際には洗車の頻度によって原液タイプか希釈タイプかをチェックしましょう。原液タイプのカーシャンプーは、希釈せずに濡れたスポンジに直接つけて使用するタイプ。希釈タイプに比べるとコスパは悪いですが、希釈の手間が省けるのがメリットです。
反対にコスパ重視の方には、希釈タイプがおすすめ。原液を水で薄めて使用するため、1本で多くの洗車に使用できるのがメリットです。洗車の頻度が高い方は希釈タイプのカーシャンプーをチェックしてみてください。
カーシャンプーの使い方
まず、カーシャンプーが希釈タイプの場合、原液をバケツに入れてから、水を入れてよく泡立てます。このとき、勢いよく水を入れると泡立ちがよくなります。反対に原液タイプの場合は、よく濡らしたスポンジに原液を直接つけて使用しましょう。タイヤやホイールも洗う場合はボディより先に別のスポンジを使って洗っておきましょう。
スポンジにカーシャンプーをつけたら、ボディを丁寧に洗浄していきます。洗浄が終わったらボディに泡が残らないようしっかりと水ですすぐのがポイントです。最後に水分をよく拭き取って完了です。
カーシャンプーには界面活性剤が含まれており、少ない力で汚れが落としやすくなったり、スポンジの滑りがよくなったりする効果が期待できます。ボディへの摩擦を軽減できるため、洗車の際は水だけでなくカーシャンプーも積極的に使用するのがおすすめです。
カーシャンプーは、さまざまな種類の製品がラインナップされており、自分の車に合ったモノを選ぶのがポイント。製品によっては逆に車を傷めてしまう場合もあるので、製品の裏面や公式HPなどでしっかり特徴を見て選ぶことが大切です。今回ご紹介したカーシャンプーを参考に、ぜひ愛車に合った製品を見つけてみてください。