キャンプといえば焚火。焚火の揺らめきや薪のはぜる音を聞きながらお気に入りの銘柄でちびりとやる。酔っていくのになぜか神経が研ぎ澄まされていく。自然の中で焚火を眺めながらの一杯にはそんな不思議な感覚にさせられます。そんな焚火のお供におすすめな銘柄をご紹介します。

ザ・グレンリヴェット

すべてのシングルモルトウィスキーの原点とも称されてるブランド。甘い飲み口と芳醇な香り、非常にバランスのとれたスコッチウィスキーです。焚火の暖かさを楽しみながら最初は冷えたオンザロックで。次にストレートでじっくりと味わいたい一本ですね。

ワイルドターキー

焚火といったらバーボンウィスキー。そんなバーボンの中でも定番の一本がこのワイルドターキーです。貯蔵するのに内側を焼いて焦がしたホワイトオークの樽を用いているからか、焚火の煙の香りとバーボンの甘く香ばしい香りがとてもよく合います。

ジム・ビーム

世界売上NO.1を誇るバーボンの代表格。軽くマイルドな口当たりでバーボン初心者にも飲みやすい一本です。ソーダーで割ってもとてもおいしいので、最初は食中酒としてハイボールで。女性なら紅茶で割っても美味しいカクテルが出来上がります。

ラフロイグ

個性的な香りが特徴のアイラモルトの代表格。特徴的な香りは最初は受け付けないかもしれませんが、飲んでいくと不思議と癖になっていきます。スコッチウィスキーの中でも独特なピート香（材料である大麦麦芽をいぶす時に移る香りの事）は焚火の煙とも相性抜群です。

白州12年

癖がなく飲みやすいジャパニーズウィスキーの中でも、みずみずしいフレッシュな香りが特徴です。水割り、ハイボール、オンザロック、ストレートとどんな飲み方にもあいます。晩秋に落葉の積もる森の中のキャンプ場で小さな焚火を目の前にゆったりと味わう。そんなシーンがぴったりの一本です。

ロンサカパ

高級なブランデーにも匹敵する味わいのプレミアムラム。その甘い香りは焚火の煙の香りとは相反するようにも思えますが、飲み進めるにつれ不思議と心地良さを増していきます。甘く滑らかな口当たりはそれまでのラムのイメージをがらりと変えてしまう事でしょう。オンザロックにスライスしたライムを浮かべるのがオススメです。

栗焼酎ダバダ火振

高知県の四万十特産の栗を使った焼酎。四万十川を下るカヌーイストたちが愛飲してやまないといわれています。川辺でキャンプしながら焚火で冷えた体を温めつつダバダをやる・・・。まるで焼き栗のような味わいがたまりません。