ワックスは、パーマヘアのスタイリングに欠かせないアイテムです。市販のワックスは、テクスチャーや仕上がりの質感の違いによってさまざまな種類があるので、どれを選べばよいか迷う方も多いでしょう。
そこで今回は、パーマヘアにおすすめのワックスをご紹介します。仕上がりのイメージに合ったワックスの選び方やセットの仕方も解説するので、参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
パーマヘアにおすすめのワックスの選び方
なりたいイメージに合わせてワックスのタイプを選ぶ
ナチュラルなツヤ髪に仕上げたい場合は「クリーム・ファイバー」タイプ
「クリーム」タイプのワックスは、水分と油分がほどよく配合されており、なめらかなテクスチャーで初心者でも使いやすいのが特徴です。自然なツヤ感やキープ力があるので、ナチュラルな雰囲気に仕上がります。
「ファイバー」タイプの大きな特徴は、繊維が含まれていることです。糸のように伸びる性質を持っており、髪になじみやすいのもポイント。スタイリング力が高く、毛先に動きを出したり毛束感を出したりと、手軽にアレンジできるのも魅力です。
無造作かつドライな質感に仕上げたい場合は「クレイ」タイプ
「クレイ」タイプは、ドライワックスやマットワックスなどとも呼ばれます。やや伸びにくいテクスチャーが特徴。油分が少ない分、ドライな質感に仕上がります。
ツヤ感が出ないので、自然な無造作ヘアを作ることも可能です。軽めのテクスチャーで、髪質が柔らかい方も使いやすいのがポイント。キープ力が高く、しっかり固めるため、ロングよりショートのパーマヘアの方に向いています。
作りこんだウェット感を出したいときは「ジェル・グリース」タイプ
「ジェル」タイプは、キープ力が非常に高いのが特徴です。作りこんだウェット感やツヤ感を出したいときにおすすめ。パーマのウェーブや毛束感をしっかりと出しやすいのも魅力です。朝セットした髪型を一日中しっかり固めます。
ただし、速乾性に優れており、固まってしまうと修正は難しいので注意が必要です。
「グリース」タイプは、濡れたようなツヤ感を演出できるワックス。がっちりとは固まらないため、修正しやすいのがポイントです。単体でも使えますが、ほかのワックスと混ぜて使われることも多くあります。
パーマの強さや状態に合わせてハードかソフトか選ぶ
セット力の高さは、パーマの強さや状態に合わせて選びましょう。柔らかなウェーブやニュアンスのある動きを出したいときは、セット力がソフトなワックスがおすすめです。セミロングやロングなどでふわっとした印象に仕上げたいときも、固めすぎないソフトなタイプを選びましょう。
束感を出したいときや、パーマのウェーブを強調したいときには、ハードタイプのワックスが適しています。
ダメージを受けたパーマヘアにはヘアケア成分配合タイプがおすすめ
パーマによってダメージを受けてしまった髪には、ヘアケア成分が配合されたワックスを使ってみるのもおすすめ。ヘアケア成分が配合されたワックスのなかには、スタイリングしながら髪のダメージを補修できるアイテムもあります。
また、ダメージが進むとパーマの効果が落ちやすくなることもあるので、ヘアケア成分が配合されたワックスを使って髪をいたわりましょう。
市販のワックスに配合されているヘアケア成分には、保湿成分のパンテノールやハチミツなどさまざまな種類があります。
パーマヘアにおすすめのワックス|メンズ向け
マンダム(mandom) ギャツビー ムービングラバー ルーズシャッフル
ショートやミディアム以上のパーマヘアのアレンジにぴったりな、ファイバータイプのワックス。手でくしゃっと握るだけでスタイリングできます。弾力感のあるくせ毛風アレンジをしたい方にもおすすめです。
アレンジ記憶成分「ムービングラバー」を配合しており、髪型が崩れたら、再整髪できるのがポイント。ヘアケア保湿成分として、パンテノールを配合しているので、スタイリング中の髪の乾燥も防ぎます。クリアフローラルの香りが付いているのも魅力。後残りしにくい微香性です。
ウーノ(uno) ニュアンスクリエイター
伸びのよいムース状で、軽い使い心地のワックスです。「さらふわポリマー」配合により、ワックスの表面が空気を含むようになっており、嫌なベタつきを軽減します。
髪の内側から手ぐしを入れて、手軽にエアリー感のあるスタイルを作れます。また、「スタイルパウダー」が毛髪同士に引っかかりを作るため、セット力はありながらも固まらないのが特徴。何度でもスタイリングし直せるのがポイントです。
さらに、余分な水分をブロックする調湿成分も配合しており、湿気でデザインが崩れるのを防ぎます。
レタッチ(RETOUCH) WAVE HAIR WAX
パーマスタイルやくせ毛に適したクリームワックス。パーマのウェーブやカールを生かした、ニュアンス感のある仕上がりになります。
スキンケア発想で作られており、水分保持成分のセラミドNGや、保湿成分の天然由来オイルが配合されているのも特徴です。天然由来オイルにより、ツヤ感が長く続きます。
石けん調のさわやかな香りが付いているのもポイント。美容室帰りのような香りを楽しみたい方におすすめです。
リップスヘアー(LIPPS) グロスムーブワックス
濡れた髪のようなウェット感のある仕上がりになるワックスです。ワックスを付けてスタイリングすることで、パーマのウェーブやカールをしっかり再現できるのが魅力。毛束感も出しやすく、動きのあるヘアスタイルに仕上がります。
ほどよいセット力があり、毛髪の根元を持ち上げた立体感のあるアレンジも可能です。男女問わず使いやすいアップルグリーンの香り付き。ショートからミディアムヘアの方におすすめです。
デューサー(DEUXER) ミディアムハードワックス
ファイバー成分配合により、動きのあるヘアスタイルを作りやすいワックスです。根元を立ち上げたスタイルや、束感を強調したアレンジにぴったり。ほどよいツヤ感もあるのが魅力です。特に、ショートからミディアムヘアの方に適しています。
マカダミアナッツバターをトリートメント成分として配合しているのも特徴。乾燥でパサつく髪にうるおいを与えます。
DENIS ナチュラル ワックス
適度なセット力があるワックス。自然な毛束感を作りやすく、動きのあるスタイルを簡単に作れるのが魅力です。保湿効果や被膜効果などがある「オーガニックヘンプオイル」を配合しているのもポイント。お湯で簡単に洗い流せます。
ほどよいツヤ感はあるものの、軽い使い心地でベタつきが少ないのが魅力。ウェーブスタイルやロングヘアのスタイリングにもおすすめです。
中野製薬 ナカノ スタイリング タント エアライトワックス 7
軽い使い心地のファイバー系ワックス。空気を含んだようなエアリー感のある仕上がりになるのがポイントです。「ナカノエアライト処方」により、細かい毛束感を出せるのも魅力。セット力が高く、繊細な動きのあるスタイリングを長時間キープします。
保湿成分として「モイスチャライジングリペア」を配合し、髪のダメージを補修できるのも特徴のひとつ。ダメージによるスタイリングの崩れが気になる方にもおすすめです。マットよりの質感なので、ウェット感を抑えた自然な仕上がりを楽しめます。
デミ(DEMI) ウェーボ デザインキューブ ライトワックス
軽めのセット力で、エアリーに仕上がるワックスです。時間が経っても軽やかなスタイリングをキープするため、ヘアワックスのベタつきが苦手な方におすすめ。シアーパール成分を配合しており、褐色した髪をツヤっぽく見せられるのもポイントです。
軽い使い心地なので、軟毛のパーマヘアにもぴったり。乾いた髪だけでなく、タオルドライした濡れ髪にも使えます。
ホーユー(hoyu) ミニーレ ウイウイ デザインクリーム7
ハードワックス成分とハードジェル成分を組み合わせた、ハイブリッド処方のワックス。ハードワックス成分によって、動きのある束感を自在に作れるのが魅力です。
ハードジェル成分が毛髪をフィルムでコートすることにより、髪にツヤ感を与えつつスタイリングを長時間保ちます。さっと伸びて、ベタつきにくいのもポイントです。水になじみやすいので、洗い流しも簡単。シャンプーでスムーズに落とせます。
ナプラ(napla) エヌドット オム スタイリングワックス ハード
ナチュラルな仕上がりや使いやすさ、機能性にこだわったワックス。なめらかで伸びのよいテクスチャーのため、ワックスに慣れていない方にも使いやすいアイテムです。
髪の根元を立ち上げたスタイルや、細かい束感のあるパーマヘアにアレンジしたい方にもおすすめ。チューブタイプなので省スペースで持ち運びやすく、旅行や出張などへの携帯にも便利です。
阪本高生堂 クールグリース G
ウェット感を出したいときにぴったりなグリース。ほどよいツヤ感とセット力があり、バランスのとれたアイテムです。ソフトよりはハード寄りの仕上がりで、しっかりとセットした印象に見せたいシーンにも活躍します。
本製品は水溶性で、ワックスと組み合わせて使うのもおすすめです。ライムの香り付きなので、スタイリングの時間によい香りを楽しみたい方はチェックしてみてください。
オーシャントリコ(OCEAN TRICO) ヘアワックス クレイ
ベタつかず、ドライな質感に仕上がるクレイタイプのワックス。毛束を作りやすいため、立体感のある無造作ヘアを簡単に作れるのが魅力です。
ツヤ感が出にくいので、整髪料を使っていないような、自然な髪に見せたい方にもおすすめ。セット力も高く、朝のスタイルが長く続きます。トリートメント成分として、ペリセアとリピジュアケラチンを配合。スタイリングしながらヘアケアできるのもポイントです。
オーシャントリコ(OCEAN TRICO) バーム ライトブルー
ナチュラルなツヤ感のある仕上がりがかなう、バームタイプのワックスです。パーマをかけた髪の毛先に動きを出したり、ウェーブを再現したりできるのが特徴。束感も作れるので、無造作ヘア風の仕上がりにしたいときにもおすすめです。
洗い流しやすいのもポイントのひとつ。うるおいを保つ成分として、シア脂・アルガンオイル・アボカド油・アーモンド油・ツバキ種子エキスを配合しており、スタイリング中の髪の乾燥を防ぎます。
デミ(DEMI) エレベート ジェルワックス 9F
ワックスの使いやすさと、ジェルの仕上がりを両立させたジェルワックス。束感を作りやすく、ジェルのツヤ感も出せるのが魅力です。
皮脂吸着成分のシリカを配合しており、頭皮から出る皮脂を吸着するので、時間がたってもスタイリングが崩れにくいのもポイント。パーマヘアを生かした動きのあるアレンジを、長時間キープします。
シトラス系やグリーン系を使ったさわやかなトップノート、ミューゲやローズといったフローラル系のミドルノート、ムスクなどのあたたかみのあるベースノートが楽しめる、グリーンフローラルの香り付きです。
マンダム(mandom) ギャツビー メタラバー グロス ハード
セット力の高さと、濡れた髪のようなツヤ感が長続きするハードタイプのワックス。伸びがよく、髪になじみやすいテクスチャーなので、スタイリングしやすいのがポイントです。束感を作りやすく、カールを強調して見せたいスタイルにもぴったりです。
お湯だけでも簡単に洗い流せるため、地肌や髪への負担をなるべく抑えたい方にもおすすめ。フローラルフルーティの香りが付いています。
パーマヘアにおすすめのワックス|レディース向け
ロレッタ(Loretta) メイクアップワックス 4.0
ほどよく軽い使い心地が特徴のワックス。固すぎず、軽やかなスタイリングがかないます。うるおい感はありつつ、ベタつきが少ないのもポイントです。
ウェーブや質感を思い通りに表現しやすく、適度なセット力で仕上がりの状態をキープ。毛先を遊ばせたボブスタイルなどにもおすすめです。本製品は、ショートからミディアムまでのスタイリングにぴったり。軟毛や硬毛など、幅広い髪質に使えます。
マシェリ(MA CHERIE) ヘアジュレ ゆるふわウエーブ EX
ソフトなセット力で、ゆるふわウェーブを再現するジュレタイプのワックス。手に出すと液状になるジュレをもみ込むだけで、パーマのウェーブが復活するのが魅力です。よくもみ込みながら髪に空気を含ませることで、ふわっとした質感がアップします。
ツヤ・補修・保湿成分として「濃密パールハニージュレDX」を配合しており、髪にツヤを与えたり、髪を補修したりする効果が期待できるのもポイント。さらに、静電気や紫外線、ドライヤーの熱から髪を保護します。
オルナオーガニック(ALLNA ORGANIC) ヘアワックス
柔らかくて伸びのよい、クリームタイプのワックス。ゆるふわパーマのふんわりした質感を再現したい場合にぴったりです。自然な仕上がりが長時間続くのもポイント。また、セラミドNPやシア脂などの補修成分を配合しているため、スタイリングしながら髪の補修をしたい方にもおすすめです。
髪への優しさにもこだわっており、合成香料・合成着色料・石油系界面活性剤などは配合していません。ボタニカルな香りが付いており、爽やかな匂いが好みの方に適しています。
ミルボン(milbon) 二ゼルジェリーH
髪にツヤやかな質感を出せるワックス。オイル成分の「ゴールドキャンデリラ」とツヤ成分の「シュガースクワラン」を配合しているのが特徴です。髪にヴェールを作って光を反射することにより、濡れた髪のような質感を作り、動きをしっかり表現します。パーマのウェーブを強調して見せたい方におすすめです。
フルーティーフローラルの爽やかで華やかな香りが付いています。スタイリング中に気分をリフレッシュしたい方はチェックしてみてください。
マンダム(mandom) ルシードエル ニュアンスデザインワックス
柔らかいテクスチャーの、ファイバータイプのワックス。ニュアンスの軽やかなパーマスタイルを再現したい方におすすめです。
「軽キメパウダー」により、ベタつかずにしっかりしたセット力を実現しているのがポイント。うるおいを抱え込む成分の浸透型ヒアルロン酸も配合しているため、スタイリング中の髪の水分を保ちます。微香性なので、強い香りが苦手な方にもぴったりです。
LUFT ケア&デザインワックス
ヘアカラーなどを繰り返して蓄積したダメージをケアしながらスタイリングできるワックスです。アマナズナ種子油やアルガニアスピノサ核油などによる「ゴールデンオイル」とハチミツを保湿成分として配合。使うたびにダメージ毛を補修して、枝毛や切れ毛も防ぎます。
失敗の少ないクリームタイプのワックスなので、初心者でも使いやすいのがポイント。長くツヤ感をキープできるため、パーマでパサつきがちな髪をキレイに見せたい方にもおすすめです。
パーマヘア向けワックスのおすすめの使い方・セットの仕方
まず、ワックスを適量取り、手のひら全体に伸ばしましょう。ハードタイプのワックスは、手のひらであたためることで伸ばしやすくなります。ワックスの付けすぎは失敗の原因になりやすいので、少量ずつ使い、足りなければ付け足していくのがおすすめです。
ショートヘアの場合は後頭部から付けて、髪全体にムラなく伸ばします。全体になじんだら、束感を出したり根元を立ち上げたりして、希望のスタイルに近づけていきましょう。
ミディアムやロングの場合は、髪の中間から毛先に向かって指を通しながらなじませるのがおすすめ。パーマのカールを生かすように、下側からもみ込むのもポイントです。毛束の根元を持って揺らしたり、少し崩したりすると、動きのある仕上がりになります。
パーマのウェーブやカール感を生かしたスタイリングには、ワックスを使うのが基本です。ワックスにはさまざまなタイプがあり、仕上がりの質感やセット力の強さなども異なります。パーマの状態や、仕上がりのイメージに合わせて選んでみましょう。