ランニング中の負傷を防止するウェアラブル。
「1Coach」は、ランナーの状態をモニタリングするAIデバイスです。ランニングの最中、フォームの乱れが原因で怪我をしてしまったということはよく聞きます。1Coachを装着すれば、自分では気づかないフォームの欠点を改善することができます。
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各ランナーの身体能力を測定
1Coachと両膝下部と背面に設置する製品です。
これを装着した状態で、まずは軽い筋トレ。この段階で、1Coachがランナーの関節の柔らかさや筋力などを測定します。すべてのランナーに一律な指示を与える他の製品とは違い、1Coachはそれぞれの身体的個性を見極めます。
その後は歩幅、重心、速度、膝や足首の角度、ペース等をデータ化し、それに基づいた改善指示を音声で発してくれます。
筋トレ指示機能も
ランナーは、よりよいランニングのための筋トレをする必要もあります。
1Coachの専用アプリでは、それぞれの個性に合った筋トレプログラムを提供。これらの指示も、すべてAIが行います。走行データは逐次アプリに反映されるため、トレーニング後の研究にそれを活かすこともできます。
効率よいトレーニングのために
路上でのランニングは、一歩間違えれば取り返しのつかない負傷につながります。トレーナーの中には、練習生に対してランニングの禁止を指導している人もいるほど。
ですが、あらかじめ怪我を予防できるとすれば、これほど効率のいいトレーニングはありません。
1Coachはクラウドファンディング「Kickstarter」にて、1セット629香港ドル（約9000円）での出資を募っています。
ライターからヒトコト
アスファルトの上でのランニングは、姿勢に気をつけないと膝や足首を痛めてしまいます。フォームの改善は、怪我を防ぐ第一歩。1Coachの活用は、ランナーにとっての常識となるかもしれません。