カクテルのベースとして使われることが多い「ウォッカ」。アルコール度数が高いお酒ですが、クセが少ないためストレートやロックで飲むのもおすすめです。
ウォッカ自体の種類はもちろん、飲み方のバリエーションも非常に多いので、1本でさまざまな楽しみ方ができるお酒を探している方にぴったり。そこで今回は、ウォッカのおすすめ人気銘柄をご紹介します。
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- 目次
- ウォッカとは?
- ウォッカのおすすめ銘柄|人気・定番
- ウォッカのおすすめ銘柄|安い・コスパ重視
- ウォッカのおすすめ銘柄|高級
- ウォッカの売れ筋ランキングをチェック
- ウォッカとジンの違いは?
- ウォッカの種類
- ウォッカの選び方
- 番外編:ウォッカのおすすめの飲み方
ウォッカとは?
ウォッカは、ロシアを代表する蒸留酒。凍える気温のなか、素早く体をあたためるために飲まれてきたお酒です。アルコール度数が非常に高いことが特徴で、最高で96%のモノも販売されています。
4大スピリッツ(蒸留酒)の1つともいわれ、すっきりとしてクセの少ない味わいが魅力。世界中から愛されている洋酒です。大麦などの穀物を中心として造られ、蒸留を繰り返すことによって雑味のないクリアな味わいに仕上げられています。
さまざまな飲み物と合わせやすいので、ストレートやロックはもちろん、カクテルベースとしても人気です。ウォッカは、1本あると「家飲み」がさらに楽しくなるお酒。数え切れないほどの銘柄があり、それぞれ特徴は異なります。好みのウォッカを選んで、今までとは違ったお酒の楽しみ方を見つけてみてください。
ウォッカのおすすめ銘柄|人気・定番
ズブロッカ(ZUBROWKA) バイソングラス
ポーランドを代表するフレーバードウォッカです。アメリカやフランスなど世界各国で親しまれている定番の銘柄。ポーランド北東部にある「ビアウォヴィエジャの森」のなかでも限られたエリアにしか自生していない「バイソングラス」のエッセンスを使用しています。
外観は爽やかなグリーンイエロー。バイソングラス特有の甘い香りに加えて、コリアンダー・ラベンダー・桜の葉のようなフレッシュなニュアンスを感じられるのが特徴です。まろやかでやわらかな口当たりと、やや苦みのある後味を楽しめます。
アルコール度数は37.5%。りんごとよく合うので、ストレートのりんごジュースで割る「シャルロッカ」や、アップルタイザーで割って「スパークリング・シャルロッカ」で味わうのがおすすめです。家飲みを盛り上げるフレーバードウォッカを求めている方はチェックしてみてください。
ズブロッカ(ZUBROWKA) クリア
ポーランドの世界遺産「ビアウォヴィエジャの森」で採取される「バイソングラス」を使用したウォッカです。バイソングラスの使用を認められている唯一のメーカー「ポルモス・ビアリストック蒸留所」が手がけている銘柄。ポーランドを代表するクリアウォッカのひとつです。
アルコール度数は37.5%。合計7回の蒸留と、3種類のフィルターを用いてろ過することによって、透明感のある味わいに仕上がっています。初心者でも飲みやすいクセのないノンフレーバーウォッカを探している方におすすめです。
冷凍庫に入れておいたモノをショットで味わったり、カクテルベースにしたり、さまざまな楽しみ方ができるのが魅力。ポーランドの冬を思わせる透明のボトルと、美しいラベルデザインも注目ポイントです。
ピナクル(PINNACLE) ウオツカ
「インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション2013」でトロフィーを獲得したフランス産のウォッカです。2003年にアメリカで発売された人気銘柄。ブルーを基調としたおしゃれなボトルには、ブランド名の由来でもある山頂のイラストがデザインされています。
原材料にはフランス産の小麦と湧き水を使用。5回の蒸留を行い、雑味のないクリアな味わいに仕上げています。小麦特有の優しい甘みとマイルドな口当たりを楽しめるのが魅力。飲みやすいウォッカを求めている方にぴったりです。
アルコール度数は40%。フレッシュライムジュースやジンジャーエールと合わせた「モスコミュール」や、グレープフルーツジュースとミックスした「ソルティドッグ」など、さまざまなカクテルレシピを楽しめるおすすめのウォッカです。
ストリチナヤ(STOLICHNAYA) プレミアム
世界各国で愛され続けている定番のウォッカです。ストリチナヤはロシア語で「首都の」を意味する言葉。1901年にロシアの首都モスクワで誕生し、現在はラトビアで生産されている人気銘柄です。
原材料は自社農場で栽培した大麦とライ麦、高純度のアルチザンの井戸水を使用。連続蒸留器を使用した丁寧な蒸留や、石英砂や白樺炭を用いた4回にわたるろ過によって、なめらかな口当たりと香り豊かな味わいに仕上げています。
アルコール度数は40%。繊細なアロマや透明感のある味わいをそのまま楽しむなら、ストレートで飲むのがおすすめです。伝統的な製法で造られた品質の高いウォッカを探している方はチェックしてみてください。
エリストフ(ERISTOFF) ウォッカ
スタイリッシュなボトルデザインが目を引くウォッカです。月に向かって吠えるオオカミをモチーフにしたおしゃれなボトルデザインがポイント。キッチンやリビングに飾っておいても様になります。自宅用にはもちろん、プレゼントにもおすすめのウォッカです。
1806年にグルジアの貴族であるエリストフ家によって開発された伝統的な銘柄。エリストフ王子自らが厳選したライ麦を使用し、3回の蒸留とチャコールフィルターによるろ過を行って丁寧に仕上げているのが特徴です。
アルコール度数は37.5%。かすかに香る青りんごのアロマと、どっしりとした力強いアルコール感が魅力です。定番カクテルのソルティドッグをはじめ、スクリュードライバーやモスコミュールなどのカクテルベースとしても活躍します。
ケテル ワン(Ketel One) ウォッカ
1691年に創業したオランダの老舗蒸留所が手がけたウォッカです。ノレット家に伝わる伝統のレシピと製法で造られている人気銘柄。厳選した小麦を使用し、銅製の小型ポットスチルと4塔式連続蒸留器の原酒をブレンドして造られています。
フレッシュな香りとなめらかな口当たりが特徴。バランスのよい味わいで、飲み終えたあとも心地よい余韻が残ります。アルコール度数は40%。丁寧に造られたクラフト・ウォッカを味わってみたい方におすすめです。
ポルモス・ワルシャワ(Polmos Warsaw) スピリタス
アルコール度数96%のウォッカです。70回以上蒸留を繰り返して高濃度に仕上げているのが特徴。原産地のポーランドでは、古くから薬草や果実などを漬け込んでフレーバードウォッカを作る習慣があり、現在も果実酒用のお酒としてよく利用されています。
原材料には厳選したライ麦などの穀類を使用。雑味のないクリアな味わいなので、フルーツやハーブなどの風味をいかしたカクテルにぴったりです。また、ケーキなどの焼き菓子を作るときに、風味付けとして使用することも可能。さまざまな楽しみ方ができるおすすめのウォッカです。
スミノフ(SMIRNOFF) ブラック
世界的に有名なウォッカブランド「スミノフ」の上級ラインです。150年以上使用し続けている銅製のポットスティルで蒸留した少量生産の銘柄。リッチな味わいの正統派ウォッカを楽しみたい方はチェックしてみてください。
アルコール度数は40%。3回蒸留したあとに時間をかけてじっくりろ過することで、雑味や濁りのない無色透明のウォッカに仕上げています。マイルドでなめらかな味わいを楽しめるのが魅力です。
ウォッカそのものの味を楽しむならストレートやオン・ザ・ロック、ウォッカマティーニなどで味わうのがおすすめ。カクテルベースとしてもおすすめで、素材の風味をいかしたカクテルに仕上げられるのもメリットです。
サントリー(SUNTORY) ジャパニーズ クラフトウォッカ HAKU
国産米を100%使用した日本生まれのウォッカです。中間的できれいな味わいのモノと、豊かな米の香りを楽しめるモノとで原酒を造り分けているのが特徴。できあがった原酒は、職人によって丁寧にブレンドされます。
また、ろ過の過程で竹炭を使用しているのもポイント。竹炭が雑味や不純物を取り除き、米由来の優しい甘みとなめらかな口当たりに仕上げる役割を果たしています。アルコール度数は40%。モスコミュールやソルティドッグなどのカクテルにするとおいしく楽しめます。
さらに、日本の伝統美を感じさせるボトルデザインも魅力のひとつ。ボトル下部は曲線状のカットが施されており、シンプルながらも存在感があります。自宅用としてだけでなく、特別な日のお祝いやプレゼントにもおすすめです。
プラヴダ(PRAVDA) エスプレッソ フレイバード ウォッカ
エスプレッソの深い香りを楽しめるフレーバードウォッカです。ローストしたコーヒーから抽出したナチュラルエキスを加えて風味付けをしているのが特徴。コーヒーの香りと余韻を堪能できるおすすめのウォッカです。
ベースとなるウォッカには、ポーランド南部を産地とする糖度の高いライ麦とアルプスの雪解け水を使用。合計4回の連続蒸留を行ったあと、ナチュラルエキスを加えてろ過し、風味豊かなフレーバードウォッカに仕上げています。
アルコール度数は37.5%。ストレートやオン・ザ・ロックで味わうのはもちろん、カクテルベースとしても重宝します。濃厚でラグジュアリーな風味を楽しめるウォッカを探している方はチェックしてみてください。
アブソルート(ABSOLUT) ウォッカ シトロン
際立つレモンのフレッシュな香味が楽しめる、人気のフレーバーウォッカ。レモンフレーバーがベースの、柑橘系で爽やかな香りが広がります。フルーティな風味にほのかに漂うレモンピール由来の香りが伴い、なめらかな口当たりと、芳醇で爽快な味わいが特徴です。
レモンフレーバーのフレッシュで爽やかな香味は、カクテルで味わうのが人気。生ライムジュース・トリプルセック・クランベリージュースと合わせたコスモポリタンなどのカクテルにして楽しむのがおすすめです。
ロシアンスタンダード プラチナム
ロシアで受け継がれてきた伝統製法と近代蒸留技術によって生み出されたウォッカ。原料には高品質な冬小麦と湖の氷河水が使われており、銀製フィルターによってろ過を行い仕上げられています。クリアで洗練された味わいと、なめらかな口当たりが特徴です。
さらに、柑橘系の爽やかな香りも伴います。バランスがよい味わいと香りは、カクテルベースはもちろん、しっかりと冷やしたストレートやロックで楽しむのにおすすめのウォッカです。
ウォトカ(WODKA) ウォッカ
上質なポーランド産ライ麦を、原料に100%使用したウォッカ。伝統製法の蒸留を5回行った後、白樺活性炭によってさらに2回のろ過を施して仕上げられています。すっきりとした、雑味が少ないピュアな味わいが特徴です。
テイストは、かすかに漂うバニラを思わせる甘さと、ほのかに広がるライ麦パンやブラックペッパーのようなバランスのよい香りが伴います。また、スパイスのニュアンスがあらわれるキレのよい上品な味わいも魅力です。
すっきりとしたピュアな味わいは、ストレートで楽しむのにおすすめ。モスコミュールなどのカクテルにして味わっても、甘さやスパイシーな香りが引き立ちます。
ウォッカのおすすめ銘柄|安い・コスパ重視
合同酒精(GODO SHUSEI) GODO ウォッカ
家飲みでカクテルを楽しみたい方にぴったりのウォッカです。アルコール度数は37%。ジンジャーエールで割ったモスコミュールや、クランベリージュースとソーダで割ったウォッカクランベリーソーダなど、さまざまなカクテルベースとして活躍するおすすめのウォッカです。
千葉県で製造されたウォッカ原酒を100%使用し、白樺の炭で丹念にろ過しているのが特徴。クセの少ない透明感のある味わいなので、初心者でもおいしく楽しめます。国産のおいしくて安いウォッカを探している方はチェックしてみてください。
ニッカウヰスキー(NIKKA WHISKEY) ウヰルキンソン・ウオッカ 40°
透明感のあるピュアな味わいを楽しめる本格派のウォッカ。スコットランドの老舗蒸留所が手がけているブランドのひとつで、日本ではニッカウヰスキーがライセンス生産しています。スピリッツ製造のノウハウをいかし、丁寧に造られているのが魅力です。
白樺炭を使用したろ過工程に時間をかけることによって、スムースな口当たりと軽快な飲み口に仕上げているのがポイント。ほんのり甘みのある味わいと、マイルドで爽快感のある後味を楽しめます。クセがないので、初心者でも飲みやすいウォッカを求めている方にぴったりです。
アルコール度数は40%。ストレートやオン・ザ・ロックで味わうのはもちろん、さまざまな割り材と組み合わせてカクテルやミックスドリンクのベースとして使用するのもおすすめです。
ギルビー(GILBEY’S) ウォッカ
1956年の発売以来、世界中で親しまれているウォッカです。35mほどの高さがある連続式蒸留器で2回蒸留を行い、白樺活性炭で丁寧にろ過することで、雑味を取り除いたクリアな味わいに仕上げているのが特徴。磨いた原酒は厳密な品質チェックを受け、合格したモノだけが貯蔵タンクで保管されます。
アルコール度数は37%以上38%未満。まろやかでスムースな口当たりを楽しめるのが魅力です。マスカットやバジルとミックスした「ギルビー マスカットバジル」や、きゅうり・パイナップル・レモン汁などと合わせる「ギルビー キューカンバーパイン」など、さまざまなカクテルレシピを楽しめます。
アブソルベント(ABSOLWENT) プレミアム ウォッカ
モンドセレクション金賞など数々の受賞歴を持つ人気のウォッカ。ウォッカ発祥の地として知られるポーランドでも有名な大手メーカー「ポルモス・ビアリストック蒸留所」が手がけています。ポーランドの国旗をイメージした赤と白のラベルが目印です。
原材料はすべてポーランド産で、質のよいモノを厳選して使用。源泉から汲み取った天然水を5種類のフィルターで丁寧にろ過したあと、蒸留を合計7回繰り返して純度の高いウォッカに仕上げています。
不純物を徹底的に取り除いているため、雑味のないクリアな味わいに仕上がっているのが特徴。ソルティドッグ、アフタヌーン・デライト、フレッシュ・マリーなどのカクテルで楽しむのがおすすめです。フルーツやハーブ系のカクテルが好きな方はチェックしてみてください。
スミノフ(SMIRNOFF) ウォッカ ブルー
アルコールの存在感を楽しめる強めのウォッカです。アルコール度数は50%。アルコールをしっかり楽しみたいときにぴったりです。ストレートやオン・ザ・ロックはもちろん、フレッシュジュースとミックスして味わうカクテルベースとして重宝します。
3回蒸留したあと、白樺活性炭で10回ろ過を行っているのが特徴。じっくり時間をかけてろ過することで、色・濁り・クセのないウォッカに仕上がっています。まろやかで飲みやすいウォッカを求める方におすすめです。
また、さまざまなコンテストで賞を獲得しているのもポイント。19世紀にロシア皇帝御用達の栄誉を受けたウォッカとしても有名です。手頃な価格で楽しめる、評価の高いウォッカを求める方はチェックしてみてください。
サントリー(SUNTORY) ウオツカ 80プルーフ
1980年の発売以来、40年以上愛され続けているウォッカです。さまざまな割り材と合わせやすいのが魅力。特に、ジンジャーエールとフレッシュライムジュースで割ったモスコミュールや、トニックウォーターで割るウォッカトニックなどで味わうのがおすすめです。
アルコール度数は40%。白樺炭や木炭を使用して丹念にろ過することによって、すっきりとした味わいと爽やかな香りに仕上げています。雑味が少なく、割り材の味わいをいかしておいしいカクテルを作れるのが魅力です。
また、1800ml入りの大容量ボトルなので、日常的に飲む方や大人数が集まる家飲みにぴったり。コスパを重視して選びたい方はチェックしてみてください。
ハンター ウォッカ オホートニチヤ
ラベルに描かれたオオライチョウの絵が印象的なフレーバードウォッカです。原産地はロシア。オホートニチヤはロシア語で「猟師のウォッカ」を意味しています。ほんのりピンクに色づいた華やかな液色がポイント。ひと味違うユニークなウォッカを楽しみたいときにぴったりです。
白樺活性炭でろ過したウォッカ原酒に、オホートニチヤ浸酒とぶどうブランデー、カラメル色素などを加えているのが特徴。アルコール度数は40%です。
香りを楽しむなら常温または軽く冷やして味わうのがおすすめ。冷凍庫に入れたモノをショットで飲むと、まろやかな味わいを堪能できます。そのほか、オン・ザ・ロックやソーダ割りでもおいしく味わえるのが魅力です。
スカイ(SKYY) ウォッカ
鮮やかなコバルトブルーのボトルが目を引くウォッカ。1992年にアメリカのサンフランシスコで生まれた銘柄です。青空をイメージしたボトルデザインは、個性的でスタイリッシュ。宅飲みや晩酌用のお酒としてはもちろん、ホームパーティーの手土産にもぴったりです。
4回にわたる蒸留と、ろ過を3回行う独自の製法で、不純物をできるかぎり取り除いているのが特徴。透明感のあるクリアな味わいとなめらかな飲み口を楽しめます。
アルコール度数は40%。ジンジャーエール・トニックウォーター・フルーツジュースなどと相性がよく、さまざまなカクテルベースとして重宝します。また、数々の受賞歴を有しているのもポイント。カジュアルに楽しめるお手頃価格のウォッカとしておすすめです。
アブソルート(ABSOLUT) ウォッカ
スウェーデン南部のオフス村で造られているウォッカです。1979年にニューヨークへ進出して人気を集め、現在は世界130ヵ国以上で販売されている銘柄。世界的に有名なウォッカを、自宅で手軽に味わってみたい方におすすめです。
南スウェーデン産の冬小麦と井戸から汲みあげた水が主原料。連続式蒸留器を使用して何度も蒸留を行うことで、ピュアでなめらかな味わいに仕上げています。穀物を想起させる複雑な香りのなかに、ドライフルーツのアロマを感じられるのがポイントです。
アルコール度数は40%。素材の風味を引き立てるカクテルベースとして良好で、特にウォッカマティーニやモスコミュールにするとおいしく楽しめます。シンプルでおしゃれなボトルデザインも魅力のひとつです。
フィンランディア(FINLANDIA) ウォッカ
自然の恵みと技術によって生み出されたフィンランド産のウォッカです。フィンランドのラヤマキで発見された天然氷河水由来の湧き水と、豊かな土壌で育まれた六条大麦を使用。麦由来のクリアでキレのよい味わいを楽しめるおすすめのウォッカです。
蒸溜所があるのはコスケンコルヴァという小さな村。最先端の「複圧蒸溜システム」を採用し、自然環境に配慮しながら高い品質にこだわって生産しているのが特徴です。
アルコール度数は40%。ライム・ミント・ソーダと合わせた「フィンランディア モヒート」をはじめ、イージージュレップ・シトラスレモネード・マティーニなどのカクテルベースとして重宝します。
サントリー(SUNTORY) アイスウォッカ
氷点ろ過を行うことで、すっきりとしたクリアな味わいに仕上げられたウォッカ。爽快感のある口当たりが楽しめます。
また、一部の原料に用いられた小麦に由来する、まろやかに広がる口当たりのよさも魅力。爽快感とまろやかな味わいは、ソーダ類で割るとより一層引き立ちます。
たっぷりの氷を入れたグラスに、しっかりと冷えたアイスウォッカと炭酸水やジンジャーエールなどを注ぎ合わせて楽しむのにおすすめです。
清洲桜醸造 愛知クラフトウォッカ キヨス
米のみを原料に、白樺炭をはじめとする炭を使用した独自のろ過製法で造られたウォッカ。クセが少なく、吟醸香を思わせる優雅に漂う繊細で上品な香りと、奥行きを感じさせるコク深い味わいが特徴です。
柑橘系との相性がよくカクテルベースとして飲むのもぴったり。また、洗練された優雅で上質な味わいは、冷やしたストレートかロックにするとより引き立つのがポイントです。
なお、アルコール度数が40°と高く、冷凍庫で冷やしても凍らないため、冷凍庫でキンキンになるまで冷やすのもおすすめ。冷凍庫でしっかりと冷やすことで、まったりとしたとろみのある口当たりが楽しめます。
ハリコ(HALICO) ネプモイ
1898年設立で、ベトナムのスピリット市場で50%以上のシェアを占めるといわれる蒸留所「HALICO社」が手がけるウォッカ。主原料に、ベトナムで収穫されたうるち米を使用して造られています。
蒸留を行った後には、もち米由来の香料が添加されており、炊いたもち米を思わせる独特の甘い香りが広がるのが特徴です。ベトナム料理をはじめとする、アジア料理との相性がよく、食中酒としても楽しめます。
また、米の風味が楽しめる独特のテイストは、ストレートかロックで味わうのがおすすめ。すっきりとした後味なので、強いお酒が苦手な方でも比較的飲みやすいウォッカです。
ウォッカのおすすめ銘柄|高級
奥飛騨酒造 奥飛騨 ウォッカ55度
日本の造り酒屋が手がけた国産ウォッカです。岐阜県飛騨地区産の白樺活性炭を使用してろ過し、貯蔵・熟成しているのが特徴。多くの不純物を取り除くことで、雑味のない無色透明なウォッカに仕上げています。
アルコール度数は55%。スムースでまろやかな口当たりと、重厚かつマイルドな味わいが魅力です。飲み終えたあとも甘い余韻がしっかり長く続きます。国産のおいしいウォッカを探している方はチェックしてみてください。
おすすめの飲み方はキンキンに冷やして味わうストレート。お酒そのものの味わいだけでなく、とろみのある口当たりも楽しめるのがポイントです。レモンやライムを添えるとさらにおいしさがアップ。そのほか、カクテルベースとしても重宝します。
シロック(CIROC) ウォッカ
フランス産のぶどうで造られた珍しいウォッカです。原料にはフランスのガイヤック地方産のモーザック・ブランとコニャック地方のユニ・ブランの2種類を使用。高級ワインの製法としても用いられる低温での抽出・発酵・貯蔵を行っているのが特徴です。
さらに、特製の銅製ポットスチルを使用し、5回にわたって丁寧に蒸留しているのもポイント。レモンやライムなどのフレッシュで爽やかな香りと、エレガントでまろやかな味わいを楽しめます。シトラスが香る軽やかな余韻を楽しんでみてください。
アルコール度数は40%。香りや味わいをそのまま楽しむならストレートやオン・ザ・ロックが適しています。そのほか、「グレープ・ティーニ」や「シロック・ミュール」などのカクテルベースとしてもおすすめです。
クリスタル ヘッド(Crystal Head) ウォッカ
骸骨をかたどったユニークなボトルデザインが印象的なウォッカです。映画「ゴーストバスターズ」に出演していた俳優ダン・エイクロイドが立ち上げた会社が手がけている銘柄。飲み終えたあとも、おしゃれなインテリアアイテムとして重宝するおすすめの1本です。
氷河の帯水層水を使用。4回にわたる蒸留に加え、炭とハーキマーダイアモンドを用いた丁寧なろ過によってクリアな味わいに仕上げています。アルコール度数は40%。自宅用としてはもちろん、お酒が好きな方へのプレゼントとしても喜ばれます。
ベルヴェデール(BELVEDERE) ウォッカ
王族が暮らしていたことで知られる「ベルヴェデール宮殿」から名前をとったラグジュアリーなウォッカです。厳選されたダンゴウスキー・ゴールド・ライ麦と、井戸から汲みあげた超軟水を使用。4回にわたる蒸留のあと、33回の品質管理検査を行って商品化されています。アルコール度数は40%です。
ベルベットのようなスムースでピュアな味わいと、バニラの優しい香りが特徴。まろやかな飲み口を楽しめるおすすめのウォッカです。飲み終えたあとには、アーモンドやナッツを思わせる香ばしい余韻が残ります。リッチな味わいを堪能したい方はチェックしてみてください。
ザ・レイクス(THE LAKES) 塩キャラメル ウォッカリキュール
イギリス北西部の湖水地方を産地とする高級ウォッカです。ユネスコ世界遺産「レイク・ディストリクト・ナショナルパーク」や、ヨーロッパの急流として知られる「ダーウェント川」など、美しい自然に囲まれた蒸留所で丁寧に造られています。
なめらかな口当たりと厚みのあるラグジュアリーな味わいを楽しめるフレーバードウォッカ。焼きマシュマロやキャラメルのような優しい甘さと塩味がバランスよく溶け合います。飲み終えたあともリッチな余韻を長く楽しめるのが魅力です。
アルコール度数は25%。ウォッカのなかではアルコール分が低めなので、初心者や強いお酒が苦手な方にぴったりです。また、「ワールドリキュールアワード2019」ではワールドベストチョコレートを受賞するなど、高い評価を得ているのもポイント。プレゼントにも喜ばれるおすすめの1本です。
アブソルート(ABSOLUT) ウォッカ エリクス
シルクのようなスムースな飲み口を楽しめるスウェーデン産のウォッカです。「究極のラグジュアリー」と称されている高級銘柄。2012年と2013年の「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション」で金賞を獲得するなど、高い評価を得ているのが魅力です。
1921年製の伝統的な銅製スチルを使用し、連続蒸留を行っているのが特徴。不純物をしっかり取り除くことで、まろやかでクリアな風味に仕上げています。液色は透明。すっきりとした上品な香りのなかに、フルーツのニュアンスが感じられます。
加えて、ナッツや穀物のような味わいが広がり、飲み終えたあとはスパイシーで切れ味のよい余韻が残ります。アルコール度数は42.3%。ストレートやオン・ザ・ロックのほか、ウォッカマティーニなどのクラシックカクテルにして飲むのがおすすめです。
グレイグース(GREY GOOSE) ラ・ポワール
洋梨の芳醇な香りを楽しめるフレーバードウォッカです。フランスのロワール地方にあるアンジュで生産された、香りのよい洋梨を使用しているのが特徴。洋梨を軽くつぶして加えることでフレッシュな風味を引き出しています。華やかなフレーバードウォッカを味わってみたい方におすすめです。
原材料にはフランス・ピカルディ産の冬小麦を100%使用。グランシャンパーニュの湧き水を使用し、5つのステップに分けたこだわりの蒸留プロセスを経て造られています。洋梨のナチュラルな香りと芳醇な果実味が魅力。爽やかでほんのり甘い余韻が心地よく残ります。
アルコール度数は40%。ソーダ割りやオン・ザ・ロックで味わうほか、「ペアティーニ」や「クランベリースパークラー」などのカクテルベースとしても重宝します。誕生日・父の日・母の日など、特別な日のプレゼントにぴったりです。
ベルーガ(BELUGA) ノーブル セレブレーション
ロシアのマリンスクにある蒸留酒製造所で造られている人気銘柄。家飲み用にはもちろん、パーティーやプレゼント用としてもおすすめのウォッカです。
厳選した高級麦芽と、深さ約300mの井戸から汲みあげた深層地下水を使用。液色はクリスタルのような明るい色をしており、ドライフルーツや穀物の香りが心地よく広がります。ハチミツの甘みを思わせる、まろやかでバランスのとれた味わいも魅力です。
アルコール度数は40%。チーズや甘いデザートとの相性が良好です。また、オオチョウザメをモチーフにしたおしゃれなラベルデザインもポイント。飾っておいても様になるスタイリッシュなウォッカを求めている方はチェックしてみてください。
アディアーテ(ADIATE) キーズアンドブリックス プレミアムショット マンゴー
100年以上の歴史を有する福井県の老舗酒造が手がけた高級ウォッカです。豊かな自然から生み出された地下水と、国産の米を使用しているのが特徴。日本酒製造の技術とノウハウをいかし、精密な管理のもとで丁寧に仕上げられています。
アルコール度数は35%。ほのかなマンゴーの香りを楽しめるフレーバードウォッカです。スムースでとろみのある飲み口と、すっきりとした後味が魅力。お酒そのもののおいしさを味わうならストレートで飲むのがおすすめです。
また、モダンでスタイリッシュなボトルデザインもポイント。お酒が好きな方へのプレゼントや、誕生日や記念日のお祝いにぴったりです。
ジャパンキャビア 1983 J.CAVIAR ウォッカ
キャビアのために作られた国産の高級ウォッカです。宮崎県産の日向夏と平兵衛酢、和歌山県産の山椒を使用しているのが特徴。白樺の炭でじっくりとろ過することで、爽やかで上品な味わいのウォッカに仕上げています。国産の高級ウォッカを探している方はチェックしてみてください。
アルコール度数は40%。常温のストレートはもちろん、冷蔵や冷凍でもおいしく楽しめます。フルーツジュースやシャンパンなどと割って、オリジナルカクテルで味わうのもおすすめです。
ニッカウヰスキー(NIKKA WHISKEY) カフェウオッカ
連続式蒸溜機の「カフェスチル」と、同メーカーの高い技術を駆使して生み出された個性的なウォッカ。しっかりとした穀物の香味を残しつつ、トウモロコシによる甘みのあるコク深さや、シルクを想起させるなめらかに広がるまろやかな口当たりが楽しめます。
繊細かつ複雑に絡み合う飲み口も魅力です。また、華やかな香りや、キャラメルを思わせる甘い香りが伴う、調和のとれた香味を楽しめるのもポイント。後味には、すっきりとしていながらも甘さが残る余韻が続きます。
THE WASABI COMPANY ワサビウォッカ
原料にイギリス産のわさびと、遺伝子組み換えがされていない小麦を使用して製造されたウォッカ。擦りおろしたばかりのような強烈なわさびの刺激的な風味が楽しめます。
わさびのニュアンスが際立つなかにも、八角やペッパーのようなスパイシーなテイストとも調和。長く残り続ける余韻も魅力です。わさび由来の刺激的な味わいは、まずロックで楽しむのがおすすめ。ソーダ割りやカクテルでも、引き立つ風味が楽しめます。
グレイグース(GREY GOOSE) VX
1997年に、フランスで誕生したプレミアムなウォッカ。原料に天然の湧き水や小麦などを用いて丹念に仕上げられた製品です。高品質な原料のリッチな味わいと、まろやかな甘みが楽しめます。
なめらかで口当たりと洗練されたクリーミーな味わいも魅力です。マイルドな甘みは、グレープフルーツなどの柑橘系果実と相性が良好。ゴージャスな味わいは、自分で楽しむのはもちろん、プレゼントにもおすすめのウォッカです。
ウォッカの売れ筋ランキングをチェック
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ウォッカとジンの違いは?
ウォッカとジンは、テキーラやラムと並んで世界4大スピリッツと呼ばれる蒸留酒です。ウォッカとジンはどちらも穀類やジャガイモなどを原料として造られていますが、製法が大きく異なります。
ウォッカは蒸留後のアルコールをろ過させることで造られますが、ジンは蒸留の際にジュニパーベリーなどの植物由来成分を加えて造られるのが特徴。ウォッカはクセが少なくすっきりとした味わいに、ジンは素材の風味が強い味わいに仕上がります。
ウォッカの種類
ピュアウォッカ
ウォッカのなかでも、アルコール以外の味や香りがない無色透明のモノは、ピュアウォッカと呼ばれます。ウォッカ本来の風味を楽しめるので、お酒好きの間ではストレートやロックで飲むのが人気。
一方、ほかの材料の風味を損なわないというメリットから、カクテルベースに使われることも多く、幅広い飲み方ができます。まろやかで優しいウォッカの味わいを感じたい方には、ピュアウォッカがおすすめです。
フレーバードウォッカ
フレーバードウォッカは、ピュアウォッカをベースにフルーツ・ハーブ・香辛料などを漬け込んだり、人工甘味料を加えたりすることで造られます。アルコール以外の風味を楽しめるので、甘みや辛みなどを加えたウォッカを楽しみたい方におすすめです。
ストレートやロックでも飲めますが、ソーダ割りにすることで度数や味わいが和らぐため、より爽やかに味わえます。
ウォッカの選び方
飲み方に合わせて選ぶ
カクテルベースにはピュアウォッカがおすすめ。ピュアウォッカはクセが少ないため、カクテルの味を邪魔しません。また、スピリタスなどの高度数ウォッカも、カクテルベースにおすすめです。さらに、高度数ウォッカは、果実酒作りにも活用できます。
ハーブやフルーツなどの香りを付けたフレーバードウォッカは、ストレート・ロック・ソーダ割りなどで楽しむのがおすすめ。ストレートで飲むときは、少しずつお酒の濃度が変わるのを楽しむために、大きく溶けにくい氷を入れるのが一般的です。
ソーダ割りなら、炭酸が泡立つことによって、フレーバーをより楽しめます。また、ストレートで飲むなら、フレーバードウォッカを冷凍庫でキンキンに冷やすのがおすすめです。ウォッカはアルコール度数が高いので、家庭用の冷凍庫に入れても凍りません。冷凍庫で冷やすことで、トロリとした口当たりを楽しめます。
原料・製法で選ぶ
ウォッカの原料には、大麦やライ麦、小麦などの穀類を使うのが一般的です。国によっては、ジャガイモやフルーツなどを原料としたモノもあります。蒸留・ろ過を繰り返すので、原料の特徴は出にくいものの、穀類原料の方がベタつかず、すっきりした味わいになるのが特徴です。
銘柄によって蒸留の回数は異なり、回数が多いモノほどアルコール度数が高く、透明感のあるすっきりした味わいを楽しむことが可能。ウォッカのなかには、アルコール度数が高い「スピリタス」など蒸留回数が70回以上にのぼるモノもあります。
また、ウォッカならではの特徴として、蒸留後に炭などでろ過する工程があり、雑味をしっかり取り除くことが可能です。炭の特性やろ過方法など、メーカーによって手法が違うため、銘柄による味の違いが生まれます。
カクテルのベースとして使いたい場合や、なめらかな口当たりで飲みやすい1本を探している場合は、蒸留やろ過を多く重ねているモノがおすすめ。ウォッカメーカーが試行錯誤を重ねて導き出したレシピはさまざまなので、自分好みの原料や製法を見つけましょう。
度数で選ぶ
一般的なウォッカは、蒸留を重ねて一度95%以上までアルコール分を引き上げてから、水を加えて任意のアルコール度数に調節されています。メジャーとされるアルコール度数は、37.5~40%。度数が高くなるにつれてドライな口当たりになり、味わいもさっぱりします。初心者は、比較的飲みやすさを感じられる、アルコール度数が低い銘柄から選ぶのがおすすめです。
ウォッカのなかでも度数が高いモノとして、アルコール度数96%の「スピリタス」という銘柄があります。強いアルコールのなかに甘みとクリアな味わいを感じられるのが特徴です。なお、アルコール度数が高ければ高いほど引火のリスクも高くなるので、タバコや火気に注意しましょう。
産地で選ぶ
ウォッカは主に、ロシアやポーランドなどの東欧、スウェーデンなどの北欧といった寒い地域で造られています。ロシアでは、ウォッカは「命の水」と呼ばれ、銘柄は数えきれないほど多く、ピュアウォッカ・フレーバードウォッカともに種類が豊富です。例えば、「スミノフ」はロシア発祥のウォッカながら、流通量は世界トップクラス。丁寧なろ過によるクセのない味わいが特徴です。
ポーランドも、ロシアと同じくウォッカの種類が豊富な産地。ピュアウォッカだけでなく、ハーブやスパイスなどを使ったフレーバードウォッカも豊富です。
スウェーデン産ウォッカの特徴は、厳選した原料を使ったプレミアムな銘柄が多いこと。なかでも、1970年代にアメリカで売り出された「アブソルート」という銘柄が世界的に有名です。産地としては、フィンランドやノルウェー、生産量・消費量ともに世界一を誇るアメリカ、美食の国フランスなども有名です。
番外編:ウォッカのおすすめの飲み方
ストレート
手を加えないそのままの状態で飲む「ストレート」は、ウォッカ本来の味をもっとも感じられる飲み方です。ウォッカはアルコール度数が高いため、水(チェイサー)を用意して少しずつ味わうのがおすすめ。また、ウォッカをよく冷やして飲めば、まろやかで飲みやすい口当たりを楽しめます。
ロック
ストレートで飲めない方には、「ロック」がおすすめ。氷が入ったグラスにウォッカを注ぐ飲み方で、徐々に氷が溶けてアルコール度数が下がり、強いお酒が苦手な方でも飲みやすくなります。丸氷を使用すれば、見た目もおしゃれです。
ソーダ割り
爽やかさを追求したい方には、「ソーダ割り」がおすすめ。ウォッカとソーダを1:3の比率で割るのが一般的です。手順としては、グラスに氷をたっぷり入れ、冷蔵庫でよく冷やしたウォッカとソーダを注ぐだけ。
なお、ソーダを注ぐ際は氷に当てないようにすることと、混ぜる際は炭酸ガスが抜けないように配慮することが、よりおいしく飲むコツです。
ウォッカトニック
「ウォッカトニック」は、ウォッカにトニックウォーターを加えた飲み方です。トニックウォーターの柑橘系の香りにより、爽やかな味わいになるのが特徴。カットしたレモンやライムなどを添えれば、より清涼感が増します。
ウォッカマティーニ
ウォッカに、ドライ・ベルモットと呼ばれる白ワインを加えると「ウォッカマティーニ」が完成します。味わいは辛口で、ハーブの香りを楽しめるのが特徴です。お酒をお酒で割る飲み方なので、アルコール度数は高め。人気映画「007シリーズ」のジェームズ・ボンドが注文したカクテルとしても知られています。
ウォッカリッキー
ウォッカ・炭酸水・ライムで作るシンプルなカクテルが「ウォッカリッキー」。クセが少なく、シンプルかつドライな風味に仕上がるのが特徴です。炭酸の喉越しを楽しめるのもポイントで、暑い季節にぴったり。材料をキンキンに冷やしておけば、よりおいしく飲めます。
スクリュードライバー
フルーティなカクテルを楽しみたい方には、「スクリュードライバー」がぴったり。ウォッカにオレンジジュースを加える飲み方で、柑橘系の甘酸っぱさを味わえるのが特徴です。飲みやすいため、ウォッカ初心者にも適しています。好みに応じて、カットオレンジを添えるのもおすすめです。
モスコミュール
「モスコミュール」は、ウォッカをジンジャーエールで割ったカクテル。スクリュードライバーと比べて甘さは控えめで、大人っぽい味わいに仕上がります。また、甘口・辛口のどちらのジンジャーエールを選ぶかによって、自分好みの味に調節しやすいのも特徴です。
ソルティドッグ
一風変わったカクテルを楽しみたい方には「ソルティドッグ」がおすすめ。グラスのフチをレモンで濡らしたあとに塩を付ける「スノースタイル」が特徴で、見た目も個性的です。塩を付けたあと、グラスにウォッカとグレープフルーツを加えれば完成。爽快さと酸味を味わえるのが魅力です。
ブラッディメアリー
「ブラッディメアリー」は、ウォッカをトマトジュースで割ったカクテル。トマトジュースのほか、味を整えるために少量のレモンジュースや塩・胡椒・タバスコなどのスパイスと、ウスターソースなどを加えます。ピリリと引き締まった味わいが特徴で、トマトの旨味を楽しみたい方にもおすすめです。
ブラックルシアン
「ブラックルシアン」は、ウォッカにカルーアなどのコーヒーリキュールを合わせたカクテル。アルコール度数は高いものの、甘さと香りが引き立ち、飲みやすいのが特徴です。生クリームを乗せる「ホワイト・ルシアン」もおすすめ。いずれの場合も、大きめのロックアイスを用意するようにしましょう。
ゴッドマザー
「ゴッドマザー」は、ウイスキーベースの「ゴッドファーザー」から派生したカクテル。ウイスキーの代わりにウォッカを使い、「アマレット」と合わせます。アマレットはアーモンドのような香りのリキュール。ウォッカと合わせることで、違ったテイストを楽しめます。興味がある方は、ぜひ試してみてください。
家でもカクテルを楽しみたい方にぴったりのウォッカ。同じレシピでカクテルを作っても、選んだ銘柄によって味に変化があらわれます。もちろん、お酒に慣れている方であればストレートやロックでウォッカを味わうのもおすすめです。ぜひ、お気に入りの銘柄と飲み方を見つけてみてください。