乗り換え知らずな旅を楽しむ。
短い時間で目的地に到着するために利用する空の便。しかしながら、空港までの移動が面倒であったり、何よりも時間のロスが気になることも。
ビジネスパーソンに限らず、みんながあったらイイなと思う夢のようなクルマの登場です。さっそく本格的な空飛ぶクルマ「PAL-V」をご紹介しましょう!
空飛ぶクルマとは?
PAL-Vとは地上では3輪自動車であり、オートジャイロ(回転翼とプロペラで飛行、またの名をジャイロコプター)として空を飛べる航空機でもある、夢いっぱいのクルマ。目的地まで乗り換えずに行ける超便利な乗り物なのです!
自動車として
まずはPAL-Vの自動車としての走りをチェック。100馬力のエンジンにより最高時速160kmを達成し、最大航続距離は1315kmです。地上で乗るだけでもワクワクするスリーホイーラーに仕上がっています。
航空機としては
5〜10分かけて「フライトモード」に”変身”させると、もうそれは立派な航空機。最高時速180kmで最大航続距離は500km、高度は最大3.5kmまで上昇可能です。
ヘリコプターとは飛ぶ原理が異なるので、約330mの滑走路を要しますが、固定翼の飛行機と比べると非常に短い距離で済むのがアドバンテージ。こんな便利な乗り物なら、ぜひとも飛ばすためのライセンスを取りたくなりますね!
条件さえ整えば、地下駐車場などにも入れることが可能なPAL-Vは「Pioneer Edition」が60万ドル(約6390万9300円)、「Sport Edition」が40万ドル(約4260万6200円)です!
※日本国内ではPAL-Vを運用するための、法的な問題はまだクリアされていないようです。
天気の悪い日は「ドライブモード」で、天候が回復したら「フライトモード」でと、非常にフレキシブルに地上と空を移動できるPAL-V。滑走路や法律の整備がなされると、移動時間が格段に節約できそうです。こんなに夢にあふれるマシンが商業生産に入る見込みがあるなんて素晴らしい!