リアルタイムで空気の状態を知る。
PM2.5などが原因の大気汚染は乾燥の季節が来るとより深刻になります。テレビやネットから大まかな情報を得るのが精一杯なのが現状。しかし、現在位置の状態をピンポイントで、しかも手軽に知ることができたとしたらどうでしょう?
それでは、スマートフォンと連携して使う大気汚染チェッカー「PiCO」をご紹介しましょう!
手のひらサイズの大気汚染チェッカー
PiCOとは開発チーム曰く、世界最小レベルの観測ができる大気汚染チェッカー。スマートフォンと接続するだけで、天気予報を見るように気軽にその場所の大気の状態を知ることのできる、今の時代になくてはならないガジェットなのです!
何が分かるの?
それでは、PiCOを使うと大気に関しての何が分かるのでしょうか?
PiCOは、近年話題のPM2.5およびPM10に加え、塗料や接着剤、ガソリン、シンナーなどに含まれる揮発性有機化合物VOC、二酸化炭素濃度、温度・湿度を計測することが可能です。
どうやって使うの?
次にPiCOのセットアップ方法。同梱の専用ケーブルで、指定のアプリをインストールしたスマートフォンに本体を接続します。あるいは本体をモバイルバッテリーにつないでBlutooth経由でスマートフォン接続でもOKです。PiCO本体にはバッテリーが内蔵されていない点には注意。
便利な使い方
PiCOの計測による“警報”が出されてから対処することもできますが、さまざまなウェブサービスを連携させられる「IFTTT(イフト)」と呼ばれるサービスを使うことで、PiCOのアプリの数値に合わせて、加湿器や空気清浄機をコントロールすることも可能。自分でそれらを調節できない赤ちゃんや高齢の方を部屋に残している場合は安心ですね!
専用アプリには、他のPiCOユーザーのデータや提携しているデータベースサービスのビッグデータをもとにした情報を表示することもOK。PiCO本体を持っていなくても、現在位置から大気の状態を知ることができます。
スマートフォンとの接続ができなくても、本体のLEDにより大気の状態を知ることができるPiCOはIndiegogoで99ドル(約10,700円)です!
自分と家族の身は、自分たちで守りましょう!
ちょっとした風向きや地形により、テレビやインターネットの情報とは異なる事態が起きうる大気汚染。手元のデバイスで簡単に空気がキレイなのか、それとも何か対処しなければならないのか、具体的な手掛かりを与えてくれるのは本当に安心感があります。家族に1台は欲しいアイテムですね!