立ちながらのPC作業を想定したスタンド。
「なぜ立ちながらPC操作?」と思われるかもしれません。ですが長時間椅子に座りながらキーボードを叩く作業は、腰の負担に直結します。こうした理由で腰痛持ちになってしまったという人は、少なくないのではないでしょうか。
そんな時こそ、「Raised Desk」の出番です。
立った状態でPC作業
この製品は、通常のデスクに設置して使用します。
素材はリサイクル由来のアルミニウム。脱着式の2つの棚がついているのが特徴で、これは使用者の身長によって微調整ができます。
椅子に腰掛けるのが辛くなったらノートPCを上の棚に起き、操作は下の棚に置いたキーボードで行うという段取りです。こうすることで、立った状態のまま作業を継続することができます。
折り畳めば「ただの箱」
Raised Deskは収納にもひと工夫が加えられています。
そもそもこの製品は、完全に折り畳めば11×15インチの「ただの箱」に過ぎません。無駄にかさばる突出部もなく、そのままバッグの中にしまうことができます。
100%アルミニウム製のため、見た目は重そうに感じることでしょう。ですが実際の重量は9ポンド(約4kg)に過ぎません。ちなみにこの製品、アメリカ運輸保安庁から飛行機内持ち込み許可を取得しているとのこと。
アメリカ国内のみの配送
現在、国際クラウドファンディング「Kickstarter」で資金調達を行っているRaised Desk。価格は159ドル(約1万7600円)から。
ですが残念なことに、この製品はアメリカ国内のみの配送です。今回の資金調達が成功すれば、国外への配送も検討される可能性はあります。今後の動向が楽しみな製品ですね。
ずっと椅子に座っていると、いずれは腰を痛めてしまいます。Raised Deskを活用すれば、PC作業も効率化するかもしれません。日本での発売が期待される製品でもあります。