ストレスフリーのマウス!
クラウドファンディングサービス「Indiegogo」に出展された「Tmouse2」は、使用者の疲労を軽減する斬新な設計のマウスです。
将来、このような形状がマウスのスタンダードになるかもしれません。
人間工学に適ったマウス
我々が普段使っているマウスは、手の甲を真上に見せつつ縦方向にクリックボタンを押します。
じつはそれが、指の疲労の原因。そもそも、マウスとはあまり人間工学に適ったものではないのです。
しかし、Tmouse2なら、その悩みも解決するでしょう。クリックボタンは手前に押し込む位置に設置され、より自然な手の動きに対応した形状を実現させています。
それは「下に押さえつける」のではなく、「手を握る」という動作です。
タッチパッド搭載!
さらに、このTmouse2にはタッチパッドが備えられています。これはスクロールホイールに代わる部位です。
中指でスクロールホイールを回すよりも、タッチパッドに触ったほうが当然ながら手の負担が軽減されていきます。見た目は珍妙なマウスですが、とことんまでに人間工学にこだわった結果がこのデザインというわけです。マウス自体にタッチパッドがついているという点は、やはり注目に値します。
デスクワーカーが待ち望んだプロダクト、という表現は大袈裟でしょうか。ですが、マウス操作による手の痛みが現代人を悩ませている事実は否定できません。
送料無料
この製品、現在Indiegogoのページで49ドル(約5400円)からの出資を募っています。
5月の配送予定ですが、嬉しいことに世界中どこの出資者に対しても送料無料で対応してくれるとか。資金調達は、極めて順調に推移しているようです。
マウスを長時間操作していくと、疲労を通り越して手が痛くなります。それも「現代病」と言えるのかもしれません。しかし、それを最先端テクノロジーの力で乗り越えようという動きは確実に見られます。