ココロに響くランプ。
照明として周囲を照らすだけでなく、ヒトのココロにも温かさを灯すランプ。確かに、機能性が追求される一方で、それに何か「意味」を感じるプロダクトがあるのも事実です。今回は「地球環境保護」という視点に立ったデザインランプ「Quercus」をご紹介しましょう。
地球にやさしいランプ
Quercusとは自然をなるべく壊すことなく、不用品などで作り上げた地球にやさしいランプ。それはただのエコ製品というだけでなく、ヒトのココロをホッとさせる何かがあるデザインランプなのです。
本体はオーク材
本体に使用されるのは、シンプルさと木目の美しさが目を引くオーク材。しかし、それは営利目的のために切り出されたものではなく、自然倒木や、樹木医たちが森を健全に保つために切り倒したものです。
それらの木材から厳選された素材で作られた1枚板は、じっくりと時間をかけて曲げられていきます。そしてでき上がったのが、シンプルながらも造形美と機能性を併せ持つQuercusのアームと台座。美しいです。
ランプシェードはリサイクル品
ではQuercusのランプシェードはどのように地球にやさしいのでしょうか? これも、レストランから出るワインの空きボトルを再利用。フロスト加工(すりガラス加工)の表面仕上げのランプシェードは、よく見ないとほとんどリサイクル品だと気づきません。
スポット照明となりながらも、ランプシェードの表面仕上げのおかげで絶妙に光が拡散されているのが見て取れます。デスクランプとして活用しながら粋な間接照明が得られる、ミニマルな空間にピッタリなデザインですね。
組み立ても極めて簡単で、パーツ交換も容易にできるQuercusはKickstarterで270ポンド(約4万1400円)です!子から孫へと受け継ぐ逸品となること間違いなしです!
※この製品に使われている電球とソケットはE27型で海外規格です。また、電圧も考慮する必要があります。
使われているすべてのパーツがさらにリサイクル可能だとされるQuercus。その中のケーブルも例外ではありません。その選ばれた色も、アースカラーのような地味な配色ではなく、クリーンなデザインの中に、外し方が楽しいブルー。確かにココロに響く何かがソコにはあります!