犬型のロボットや人そっくりなアンドロイドなど、ロボット工学の発展は目覚しいものがありますよね。ゆくゆくは介護をロボットに…なんて話も聞きますが、今回はその先駆けとなるのではないかと思うスマートロボット「Buddy」をご紹介します。Buddyは家を守るだけでなく、子どもの遊び相手やコミュニケーションツールにも早変わり。まるで家族の一員のように感じるかもしれません。

コピー ~ buddy2

なんとも愛らしいデザインのBuddy、タイヤは3輪ついていて、秒速70cmで障害物をよけながら室内を移動できます。頭部分と胴体部分あわせて15のセンサーを搭載しているほか、頭部分にはタブレット、さらにスピーカーやWi-fi、Bluetoothも搭載しています。ですので、タブレット画面でSNSを開いたり写真や動画の保存、スカイプができるのはもちろん、テキストを音声出力することも可能なので、スケジュールやレシピ、天気予報や交通渋滞などを読み上げることも可能です。

コピー (2) ~ buddy2

また、各種ゲームやストーリーテラーモード、プログラミングの基礎を学ぶ学習ソフトもついていて子ども達の遊び相手としてもピッタリ。さらに、搭載センサーの中には火災や洪水を検知するセンサーが含まれていて、家族の留守中には室内をパトロールし、異常を検知すると知らせてくれるという、番犬のような役割も。

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さらに、転倒や異常行動の検知、そして服薬を管理してくれるなど、介護ロボットとしても機能する万能ぶり。大きさは56cm×35cm×35cm、5kgと家にもピッタリの小型サイズ。現在このアイテムは、クラウドファンディングサイトIndiegogoにて資金調達を開始しており、649ドルから出資が可能です。