自撮り棒に取って代わる可能性のある製品、それはスタビライザーです。

スタビライザーとは、そもそもは撮影業務に使われる機器。歩行の際のブレや振動を抑える道具です。ですが最近ではそれが一般化され、広く普及し始めました。この記事でご紹介する「X-CAM」も、一般向けに開発されたスタビライザーです。

2018年は、このX-CAMが評判を呼ぶかもしれません。

スマホの向きを保持

X-CAMは、スマートフォンで撮影するための補助具です。

スマホで写真を取る時は、本体を縦にするか横にするかで画面のサイズが変わります。そして撮影の合間はそれを保持し続けなければならないのですが、X-CAMは持っている手をどのように動かしてもスマホの向きを保ってくれる優れモノ。

そして、歩きながらの動画撮影にもひと役買います。歩行の際に必ず発生する縦方向のブレを、この製品は大幅に軽減してくれるのです。

対象物を追尾撮影

なにより、X-CAMには自動追尾機能が備わっています。これは移動している物体や人物を認識し、その動きに合わせてX-CAMのアーム基部が動くというもの。PR動画では、画面を横切ろうとするドローンを追跡撮影しています。

その上、最近Instagramで流行りの360度パノラマ撮影もお手のもの。X-CAMは、スマホでの写真撮影のレベルを大幅に向上させてくれます。

配送料無料

X-CAMは世界的クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で、54ドル(約6100円)からの出資を募っています。

配送は2018年1月。日本も配送可能地域に指定されていますが、同時に「Free Shipping」とあります。配送のための手数料はかからないようです。