生音が小さく、夜間や早朝でも気兼ねなく演奏を楽しめるヤマハの「サイレントギター」。ギター好きな方であれば、気になっているアイテムのひとつではないでしょうか。一方、サイレントギターは種類も多く、価格や特徴もさまざまで、どれを選べばよいのか悩んでしまうこともあるもの。
本記事ではヤマハのサイレントギターの選び方やおすすめ機種についてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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サイレントギターとは?
ヤマハの「サイレントギター」とは、ヘッドホンやアンプを使う前提で作られたアコースティックギターです。一般的なアコースティックギターと比較して生音が小さく、集合住宅などでも気兼ねなくギターの演奏を楽しめることがポイント。夜間や早朝などに練習したい方にもおすすめのアイテムです。共鳴部分を持たないため、ハウリングが起きにくいことも特徴。バンド編成でアコースティックギターを使いたい方にもおすすめの製品です。
軽量でコンパクトなモノが多いこともサイレントギターの特徴。手軽に持ち運べ、さまざまな場所で演奏を楽しめます。
サイレントギターの特徴
演奏性が高い
サイレントギターの大きな特徴のひとつが、演奏性の高さです。一般的なギター同様のスケールやフレット数を採用していることが多く、本格的なプレイに対応。日常的にギターを演奏している方も違いを感じにくく、演奏に集中できます。一般的なギターとほぼ同様の演奏性のため、これからギターを始めてみたい入門者にもおすすめです。
一般的なアコースティックギターと比較して、ボディ形状が薄いことも特徴。エレキギターの形状に慣れている方にもおすすめです。軽量なモデルが多いこともサイレントギターの特徴。身体への負担が少なく、長時間の練習も楽しめます。
優れた静粛性
サイレントギターは静粛性の高さもポイント。ヤマハでは、一般的なアコースティックギターと比較して、周囲に聞こえる音を10~20%に抑えていると謳っています。夜間や早朝など、一般的なギターを演奏しにくい時間でも、周囲に気兼ねなく練習できます。集合住宅にお住いの方や、旅行や出張先のホテルなどでギターの演奏を楽しみたい方にもおすすめです。
ボディが共鳴しないため、ハウリングに強いこともサイレントギターならではの特徴。ギターボーカルなど、バンドのライブでアコースティックギターを使いたい方にもおすすめのアイテムです。
持ち運びやすい
ヤマハのサイレントギターは、共鳴部分を省略したボディ形状を採用しています。大きなボディを持つ一般的なアコースティックギターと比較してコンパクトで軽量なことが特徴です。
また、ヤマハのサイレントギターは、左フレームを取り外して専用ケースで運搬できるのも魅力。持ち運びしやすく、さまざまな場所でギターの演奏を楽しめます。旅先や帰省先などにも気軽に持っていけるため、ギターを毎日練習したい方におすすめのアイテムです。
サイレントギターの選び方
耐久性をチェック
長く愛用したい方や、持ち運びが多い方は耐久性も重要なチェックポイントです。耐久性はボディやネックの素材などによって決まります。耐久性に優れた木材としてはマホガニーなどが有名です。ヤマハのサイレントギターは、ほとんどのモデルでマホガニーを採用。購入を検討する際にはぜひチェックしてみてください。
電源をチェック
ヤマハのサイレントギターは、電池と電源アダプターの両方を使うことができます。
電池の場合は、単3形のアルカリ電池またはニッケル水素電池を2本使用します。バッテリーが切れても、電池を交換することにより、すぐに演奏を再開できるのが電池で給電する際のメリット。また、入手性が高く、交換用の電池も簡単に手に入ります。
電源アダプターの場合は、別売りの電源アダプターを使用します。ランニングコストを抑えたい方は、充電式のバッテリータイプがおすすめ。出費を押さえつつ給電が可能です。電池を購入する手間や、交換する手間が必要ないこともメリットです。
演奏したいシーンに合わせて使い分けてみてください。
付属のアイテムをチェック
ヤマハのサイレントギターには、専用ソフトケース・ステレオインナーフォンが付属しています。専用ソフトケースは運搬に便利。ヤマハのサイレントギターは左フレームを外して収納できる仕様のため、コンパクトにスタジオや旅行先にキャリー可能です。
一方、電源となるアダプターや単3電池は別売りなので、別途購入が必要な点は留意しておきましょう。
サイレントギターのおすすめ
ヤマハ(YAMAHA) サイレントギター SLG200S
普段、アコースティックギターを演奏している方におすすめのサイレントギターです。ネックは細めで、スケールは634mm。アコースティックギターやエレキギターから持ち替えても違和感を覚えにくく、気軽に演奏を楽しめます。スリムなボディ形状で、構えやすいこともポイントです。
イコライザーや、リバーブやコーラスなどのエフェクトなど多彩なコントロールも特徴。サウンドメイキングにこだわりたい方にもおすすめです。
AUXインを内蔵しており、お気に入りの音楽を流しながらの練習にも対応しています。チューナーを搭載しているなど、使い勝手のよさも魅力です。フレームは簡単に着脱可能。専用ソフトケースが付属しており、持ち運びも簡単に行えます。
ナチュラル・タバコブラウンサンバースト・トランスルーセントブラック・クリムゾンレッドバーストなど、カラーバリエーションが豊富に取り揃えられています。
ヤマハ(YAMAHA) サイレントギター SLG200NW
日常的にナイロン弦のクラシックギターを楽しんでいる方におすすめのサイレントギターです。ネック上部での幅は52mmとクラシックギターと同様。持ち替えても違和感を覚えにくく、演奏を楽しめます。ゴールドで高級感のあるペグも魅力です。
ギターの鳴りを再現する「SRTパワードピックアップシステム」を搭載。ヘッドホンやアンプを通じ、ナイロン弦ならではのナチュラルでやわらかいサウンドを楽しめます。レコーディングで使いたい方にもおすすめです。クロマチックチューナーを内蔵しており、場所を選ばず手軽にチューニングできます。
単3乾電池での駆動に加え、電源アダプターにも対応。アルカリ乾電池を使用した場合の演奏可能時間は約22時間です。電源アダプターを使えば、バッテリー切れの心配をせずに長時間の演奏を楽しめます。フレームは簡単に着脱可能で、持ち運びのしやすさも魅力です。
ヤマハ(YAMAHA) サイレントギター SLG200N
ナイロン弦のギターとしては、比較的細めのネックが特徴のサイレントギター。手の小さい方や、これからクラシックギターに挑戦してみたい方におすすめのアイテムです。スケールは650mmあり、本格的な演奏感を楽しめます。
付属のステレオインナーフォンを使えば、夜間や早朝にも気兼ねなく練習が可能です。ラインアウトを搭載しており、ライブやレコーディングなどに使いたい方にもおすすめ。ギターの細かなニュアンスまでしっかりと表現する「SRTパワードピックアップシステム」により、ナチュラルなサウンドが得られます。各種エフェクト・イコライザーなど、多彩な機能もポイント。音を作りこみたい方にもおすすめです。
クロマチックチューナーを内蔵しているなど、使い勝手のよさも考慮されています。着脱式のフレームでコンパクトに収納できることも魅力。専用のソフトケースが付属しています。
サイレントギターは生音が小さく、夜間や早朝でも気兼ねなくギターの演奏を楽しめるアイテム。持ち運びしやすいモデルや、ライブやレコーディングに対応するモノなど、さまざまな種類があることが特徴です。本記事で紹介した選び方のポイントやおすすめのアイテムを参考に、お気に入りの1本を見つけてみてください。