「三菱鉛筆クルトガアドバンスアップグレードモデル」をレビュー。重い・滑りやすいは本当？

「クルトガアドバンスアップグレードモデル」は、三菱鉛筆が販売している人気のシャーペン。安定感を高める低重心設計できれいな文字が書けると謳われています。高級感のあるスタイリッシュなデザインも魅力のひとつです。

しかし、なかには「重い」「滑って書きにくい」などの気になる口コミも。実際のところはどうなのか、SAKIDORI編集部が商品を実際に購入して試してみました。購入を悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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製品情報

クルトガアドバンスアップグレードモデルは、引っかかり感が少なくするすると書けるのが特徴。自動芯回転機構を搭載したことで、芯が偏ってすり減ることもなく安定した書き心地を実感できました。

ブラックを基調としたボディにはABS樹脂が使用されており、なめらかな触り心地。先軸部分に少し丸みを持たせたことで、手に馴染むように持てました。デザインもスタイリッシュでかっこよく、持っていると気分が上がります。

デメリットとしては、持ったときにやや重さを感じる点が挙げられます。書き続けていると疲れを感じるおそれがあり、長時間文字を書くシーンには不向きといえるでしょう。重厚感があり、洗練されたデザインのモノが好きな方はチェックしてみてください。

デザイン性のあるシャープなボディが本製品の魅力。精密にパンチング加工がなされた金属製の先軸にはパンチ孔が設けられ、手で持つときのガイドとしても役立ちます。パンチ孔や口金との間は継ぎ目のないシームレスな設計を採用。指あたりがよく、滑らかなグリップ感を実現しています。

先軸と口金に金属製のパーツを使用したことで、安定感に優れた低重心設計を実現。先軸はやや丸みがあり、手にフィットしやすいのもポイント。洗練されたデザインと実用性を両立させたシャーペンです。

カラーバリエーションは、ガンメタリック・ネイビー・ホワイト・レッドをラインナップ。0.5mmの芯径に対応しています。

今回はシックで洗練された印象を与えるガンメタリックを購入してみました。

クルトガアドバンスアップグレードモデルは、全体的に突起などがないシームレスなボディが特徴。そのため、手馴染みがよく持ちやすさを感じました。グリップ部分に太さがある低重心タイプなので、握りやすさも良好です。

しかし、しばらく書いていると手が疲れるような感覚が。つるっとした滑らかな質感のため、力を入れて握らないと滑りやすくなってしまうことが原因と感じました。また、随所に金属を使用しているため、重さがあることが原因かもしれません。

ちょっとしたメモ書き程度であればしっくりきますが、長時間の勉強や作業となると不向きといえるでしょう。

書き心地の面では特に気になることはなく、するすると滑らかに書けました。自動芯回転機構を搭載しているため、常に尖った状態を維持できるのがポイント。尖っている場所を探して頻繁に持ち替える必要がなく、書くことに集中できます。

引っかかり感が少なく、さらっとした書き心地もメリット。負荷をかけて書いても芯が折れにくいため、筆圧が強めの方にもおすすめです。