後部座席で映像や音楽を楽しめるヘッドレストモニター。長距離ドライブ時など、子供のぐずり対策にも重宝します。しかし、車種によっては取り付けられない場合もあり、選ぶ際は注意しなければなりません。
今回は、ヘッドレストモニターにフォーカスして選び方とおすすめモデルをご紹介。購入を検討している方やどれを選んだらよいのか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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ヘッドレストモニターとは?
ヘッドレストモニターとは、車の運転席や助手席に備えられているヘッドレストに取り付けるモニターです。後部座席に座っている人のためのモニターであり、長距離ドライブ中にDVDを見たり、ゲームを楽しんだりできます。
特に、小さな子供がいる家庭におすすめ。長距離ドライブ中に渋滞したときなど、長時間車に乗りっぱなしで退屈している子供の気を紛らわせたいシーンで役立ちます。しかし、ひとくちにヘッドレストモニターといっても機能やサイズなどは製品によりさまざまです。取り付け方法や位置もモデルによって異なる場合があるので、愛車に適しているのかチェックしておきましょう。
ヘッドレストモニターの選び方
シャフトのサイズをチェック
ヘッドレストのシャフトは、車種によってサイズが異なります。サイズが合わないとヘッドレストモニターのステーやホルダーなどを固定できない場合があり、注意しなければなりません。
ヘッドレストのシャフトをチェックする際は、幅と径を確認します。シャフト幅とは、ヘッドレストに備えている2本のシャフトの間隔です。測定する際は、シャフトを含まない内側の間隔を測るのがポイント。径は直径で定規を当てて測りますが、径の1周ではないので留意しましょう。
なお、シャフトの幅や径は車の取扱説明書には記載されておらず、実測するしかありません。心配な場合には、複数のアダプターがセットになっているモデルを検討してみてください。
モニターサイズを選ぶ
ヘッドレストモニターの画面サイズはおよそ9~13インチと、モデルによって異なります。モニターサイズが大きいほど迫力のある映像を楽しめるものの、車種に合わせないと大きすぎて見にくい場合も。車内が狭い車種ほど後部座席からモニターまでの距離が近くなり、かえって見にくくなるので注意しましょう。
軽自動車やコンパクトカーには、大きすぎない9インチほどのモニターがおすすめ。ミニバンやセダンなら10インチ以上のモニターが適しています。大型のバンやSUVなど車内空間が広い車に設置する場合は、12インチ以上の最大クラスのモニターを採用したモデルをチェックしてみてください。
解像度をチェック
解像度の低い液晶を採用したヘッドレストモニターだと、画像の粗さが気になる場合があります。また、モニターサイズが大きいほど、解像度が低いと画像の粗さが目立つ点に注意。モニターサイズが大きいモデルを選ぶ際は、あわせて解像度も確認しておきましょう。
解像度は「ピクセル」で表示されており、1024×600のWSVGAや1280×800のWXGAなどがあります。なかには、テレビなどに多く採用されている1920×1080のフルHDを採用したモデルもあるのでチェックしてみてください。
移動中にDVDを見るならDVDプレーヤー搭載型がおすすめ
ヘッドレストモニターのなかには、DVDプレーヤーを搭載しているモデルもラインナップ。カーナビとケーブルで接続してDVDソフトを再生する方法もありますが、配線に手間がかかるほか、配線がむき出しになって見映えもよくありません。
DVDソフトやテレビ番組を録画したDVD-Rなどを再生でき、後部座席でぐずっている小さな子供にアニメを見せたい場面などで重宝します。また、DVDを再生できるプレーヤーはCDも再生できるので、子供にお気に入りの音楽を聴かせたいときにも便利です。
HDMI端子付きならスマホやPCの接続も可能
HDMI端子を備えているヘッドレストモニターなら、スマホやタブレット、ゲーム機など、手持ちの機器と接続が可能。それぞれのモニターに映っている画像をそのままヘッドレストモニターの大画面に映し出せます。
大きな画面でさまざまなコンテンツを楽しめるうえ、正しい姿勢で視聴できる点にも注目。車内でスマホの画像を見続けていると終始下向きの姿勢で疲れやすく、車酔いの原因にもなります。
SDやUSBなど使いたい端子が搭載されているかチェック
より多彩なコンテンツを車内で楽しみたい場合は、SDカードやUSBメモリを接続できるヘッドレストモニターをチェックしておきましょう。SDカードスロットやUSBポートを備えているモデルなら、自宅で録画した番組や音楽を再生できます。
ただし、認識できるメモリ容量に注意が必要。対応している容量以上のSDカードやUSBメモリを接続しても再生できないケースがあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
ヘッドレストモニターのおすすめメーカー
アルパイン(ALPINE)
アルパインはカーオーディオ・カーナビ・モビリティ関連サービスなどを扱う日本のメーカー。1967年にアルプス電気とアメリカ・モトローラとの合弁会社「アルプス・モートローラ」として生まれたのが始まりです。
アルパインのモニターは「リアビジョン」と呼ばれており、高精細液晶が細部まで美しく映し出すのが魅力。色彩のグラデーションも表現できるので、臨場感溢れる映像を楽しみたい方におすすめです。
パイオニア(Pioneer)
パイオニアは1938年に創業した日本のメーカー。カーエレクトロニクス分野を中心に扱っており、世界中に製品を展開しています。また、カーCDプレーヤーやGPSカーナビなど、さまざまな世界初の製品・サービスを生み出してきました。
パイオニアのヘッドレストモニターは「プライベートモニター」と呼ばれています。薄型でさまざまな車種のシートに取り付けやすく、デザイン性に優れているのが魅力です。さらに、モニターの角度も調節できるため、視線の位置や座高に合わせて使えます。
山善(YAMAZEN)
山善は1947年に創立された日本のメーカー。工作機械・産業機器・機械工具をはじめとする「生産財」や、住宅設備機器・家庭機器などの「消費財」を幅広く扱っています。国内だけではなく世界中に拠点があり、グローバルに展開しているメーカーです。
山善のヘッドレストモニターはDVD・CDなどの出し入れをしやすいのが特徴。フロントオープン式で、ヘッドレストに取り付けたまま簡単にディスクを交換できます。また、リモコンも付いており、操作しやすいのも魅力です。
ヘッドレストモニターのおすすめ
アルパイン(ALPINE) 10.1型WXGA ヘッドレスト取付け型リアビジョン 2台パック SXH10ST
美しいコントラストの映像を楽しめるヘッドレストモニター2台セット。高画質のWXGA液晶とクリアハードコートの組み合わせにより、鮮やかで高精細な映像を映し出します。画質にこだわりたい方におすすめです。
モニターは上下2段階に高さ調節が可能。また、前後に最大80°まで角度調節もできます。使用者に合わせた見やすい位置や角度で装着できるのがメリットです。
個別のHDMI接続に対応しているのもポイント。別々のスマホアプリやネット動画を2台同時に楽しめます。
ブルーLED付属の取り付けキットがセットになっているのも魅力。ブルーのイルミネーションで、車内を上品な空間に演出します。
アルパイン(ALPINE) 11型WVGAヘッドレスト取付け型スリムリアビジョン PKG-SB1100
大型ミニバンなどにおすすめのヘッドレストモニター。11型の大画面で迫力のある映像を楽しめます。また、車内の明るさに合わせて画面の明るさを自動調節する「オートディマー機能」も搭載しているので、目に優しいのも魅力です。
薄型で車内空間を邪魔せずスマートに設置できます。さらに、薄さを際立たせる流線形のデザインやこだわりの操作スイッチ部の造形にも注目。細部まで追求したデザインで、使いやすさと美しさを兼ね備えています。
専用のヘッドレスト取り付けキットも付属。ほかにも、モニターの高さ・角度調節も可能なため、体格や視線の高さに合わせて見やすい位置に設置できます。子供でも見やすいヘッドレストモニターが欲しい方におすすめです。
アルパイン(ALPINE) 9型WSVGA ヘッドレスト取付け型リアビジョン SSA9S
高画質のWSVGA液晶を採用したヘッドレストモニター。高輝度で画面が明るく、色彩のグラデーションも細かく表現できます。臨場感のある映像を楽しめるヘッドレストモニターが欲しい方におすすめです。
上下2段階の位置にモニターを設置できるのもポイント。さらに、前後に最大80°の角度調節も可能で、見やすい位置・角度に設定できます。
専用の取り付けキットが付属しているのもメリット。幅広い車種のヘッドレストに対応可能です。
パイオニア(Pioneer) 10.1V 型ワイドXGA プライベートモニター TVM-PW1000TII
10.1V型のXGAモニターを搭載したヘッドレストモニター2台セット。ハイビジョン画質の映像を大画面で楽しめます。
1台ごとに別の映像を視聴できるのもポイント。HDMI端子を利用してスマホの映像を映し出すこともできます。さまざまな接続に対応できるヘッドレストモニターが欲しい方におすすめです。
薄型デザインで、幅広い車種のヘッドレストに取り付けられるのもメリット。さらに、モニターの角度も変えられるので、視線の位置や座高に合わせて調節できます。
パイオニア(Pioneer) 9V 型ワイドVGA プライベートモニター TVM-PW930II
9V型VGAモニターを採用したヘッドレストモニター。高輝度LEDバックライトにより、約115万画素の高画質を実現しているのが特徴です。また、映像の輪郭をシャープにする「アドバンスドシャープネス回路」も搭載しています。
ヘッドレストを取り外さなくても設置できる取り付け機構を採用しているのもポイント。凹型形状のシートやヘッドレストを取り外せないタイプのシートにも取り付けられます。幅広い車種に対応できるヘッドレストモニターが欲しい方におすすめです。
取り付け部の周囲にブルーLEDイルミネーションが埋め込まれているのも魅力。車内をスマートに彩り、上品な空間にします。
山善(YAMAZEN) Qriom ポータブルDVDプレーヤー 10.1インチ CPD-M101TMDR(B)
それぞれ別の映像を視聴できるヘッドレストモニター2台セット。2台ともDVDプレーヤーを搭載しており、異なるDVD・CDなどを同時に楽しめます。また、フロントオープン式で、ヘッドレストに取り付けたままディスク交換できるのも特徴です。
さまざまな車種のヘッドレストに取り付けられるアタッチメントも付属しています。ワンタッチで簡単に取り付けられるため、すぐに使い始められるのも魅力です。
価格が安いのもメリット。コストを抑えてヘッドレストモニターを2台手に入れたい方におすすめです。
山善(YAMAZEN) Qriom ヘッドレストツインDVDプレーヤー 11.4インチ CPD-M114TMR
大画面の11.4インチヘッドレストモニター2台セット。DVDプレーヤーとサブモニターがセットになっており、同じ映像を2台で楽しめます。DVD・CD・SDカード・USBなどに対応している製品です。
ヘッドレストにワンタッチで取り付けられる手軽さも魅力。幅広い車種に対応できるアタッチメントも付属しています。
EONON 10.1インチ高画質液晶搭載 後部座席用DVD内蔵モニター L0327J
下向きに設置されたスピーカーを搭載したヘッドレストモニター。前方に音声が届きにくい設計なので、運転中のドライバーの邪魔をせずに映像を楽しめます。運転中の安全に考慮したヘッドレストモニターが欲しい方におすすめです。
ディスク交換はスロットイン式を採用しています。ヘッドレストに取り付けたままでも簡単に交換できるのがメリットです。
デュアルチップを搭載しており、さまざまな形式のファイルを再生できます。DVDだけではなく、USB・SDカードなどに保存した映像を再生したい場合におすすめです。
ケンウッド(KENWOOD) 9V型WVGAリアモニター LZ-900
モニターの位置を自由に調節できるヘッドレストモニター。上下の高さや、上下・左右の角度調節が可能なため、見やすい位置や角度に設定できます。座高の低い子供でも見やすいヘッドレストモニターが欲しい方におすすめです。
9V型のややコンパクトなサイズで、車内の雰囲気を壊さずに設置できるのもメリット。さらに、角のないスマートデザインなので、子供が使用しても安心です。
電源ボタンは上部に配置しています。ほかの操作ボタンも使いやすく、操作が簡単なのも魅力です。
エクストロンス(XTRONS) Android ヘッドレストモニター HM141A
14インチの大画面モニターを採用したヘッドレストモニター。液晶画面の解像度は、2160×1440と高精細なほか、縦・横どちらの向きでも使用可能です。状況に合わせて使い分けられます。また、前後70°の角度調節も可能なので、体格に合わせて見やすい位置に設定できるのもメリットです。
Android OSを搭載しているのも特徴。Google PlayからYouTube・Amazon musicなどに接続して楽しめます。ミラーリング機能も付いているため、スマホの動画・ゲームなどをワイヤレスで繋ぎたい方にもおすすめです。
高音質ダブルスピーカーを内蔵しており、臨場感溢れる音を楽しめるのも魅力。さらに、Bluetooth5.0機能により、Bluetooth対応のヘッドフォンも使用できます。
エクストロンス(XTRONS) 11.6インチ ヘッドレストモニター HM111A
タッチパネルを搭載したヘッドレストモニター。指で簡単に操作できるのがメリットです。また、178°超広視野角のIPS液晶を採用しているので、横からでも画面がキレイに見えます。
Android OSが入っているのも特徴。Wi-Fiに接続可能で、YouTube・Amazon musicなどのアプリも使用できます。さらに、無線ミラーリング機能も付いており、スマホと接続して動画・ゲームなどを楽しめるのも魅力です。
多彩なイルミネーションが付いているのもポイント。車内のインテリアに合わせた色で、おしゃれに彩れます。
シェアスタイル(SHARE STYLE) 後部座席用 大画面DVDプレイヤー11.6インチ ss-parts-dvdplayermonitor
幅広いサイズのヘッドレストに取り付けられるヘッドレストモニター。5サイズの取り付け器具が付属しており、シャフト径に合わせて使い分けられます。取り付けも簡単で、扱いやすいヘッドレストモニターが欲しい方におすすめです。
11.6インチの大画面で、目に優しいIPS液晶を採用しているのも特徴です。角度が変わっても輝度や色の変化が少なく、美しい映像を楽しめます。また、約105万画素と高画質なのも魅力です。
専用のリモコンがセットになっているのもポイント。テレビを見るような感覚で簡単に操作できます。
液晶王国 車載用マルチプレイヤー DVD内蔵 9インチ
フロントスピーカーを搭載したヘッドレストモニター。後部座席は音がクリアに聞こえます。また、前方の運転席に向かって直接音が鳴らない設計のため、運転の邪魔にならないのがメリットです。
オートレジューム機能付きのDVDプレーヤーを内蔵しているのもポイント。最大4枚までDVDを記憶でき、再生途中で別のDVDに変えても元のDVDを入れれば続きから再生できます。
HDMI機能により、スマホと接続できるのも特徴です。スマホから動画を流したり、大画面でスマホゲームをしたりしたい方におすすめです。
マックスウィン(MAXWIN) DVDプレーヤー搭載11.6インチリアモニター HRKIT1162
スロットイン式のDVDプレーヤーを搭載したヘッドレストモニター。ディスクの交換が簡単にできます。また、HDMI入力にも対応しているので、スマホと接続して動画やゲームを楽しみたい方にもおすすめです。
11.6インチの大画面の液晶で、高画質な映像を映し出すのもポイント。さらに、角度による輝度・色の変化が少ないIPS方式の液晶のため、後部座席の左右どちらからでもキレイな映像を楽しめます。
慶洋エンジニアリング(KEIYO ENGINEERING) APPスマートリアモニター11.6インチwith Android TV AN-M010
11.6インチの大型ヘッドレストモニター。Android TVを搭載しており、車でYouTube・Amazonプライムビデオ・Netflixなどのネット動画サービスを楽しめます。また、Google Playのゲームアプリで遊べるのも魅力です。
Google用音声リモコンが付属しているのもポイント。リモコンに話しかけるだけで操作が可能です。また、リモコンにはネット動画サービスをダイレクトに選択できるボタンも搭載しています。
ヘッドレストホルダーもセットになっており、取り付けは簡単です。さらに、本体にスタンドも付いているため、アウトドアや部屋などでも使用できます。幅広い場面で使用できるヘッドレストモニターが欲しい方におすすめです。
アクセサリーソケットやACアダプターに繋ぐだけで充電不要で使えるのもメリット。バッテリーレスなので、車内に放置しても安心です。
ヘッドレストモニターの売れ筋ランキングをチェック
ヘッドレストモニターのランキングをチェックしたい方はこちら。
車内の後部座席で映像コンテンツを楽しめるヘッドレストモニター。入力端子が豊富なモデルほど、さまざまなコンテンツを楽しめます。取り付けに不安があるなら、調節しやすいブラケットを搭載しているかチェックしておきましょう。おすすめモデルを参考に、愛車にぴったりの1台を見つけてみてください。