ガレージマットは、ガレージの床を汚れやキズから保護するためのアイテムです。ガレージで工具や部品を扱う際に床をキズつける心配がなく、作業に集中できます。また、製品によってマット式やタイル式などの違いがあり、お気に入りの空間を演出しながら床を保護できるのもポイントです。
そこで今回は、ガレージマットのおすすめアイテムをご紹介。選び方についても詳しく解説します。
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ガレージマットとは?
ガレージマットとは、名前の通りガレージに設置する目的で作られたマットのことです。製品によって、絨毯のように一部分をカバーするモノや、タイルのように床に敷き詰めて使用するモノなどさまざまです。
主に、工具ケースや部品、バイクなどの下に敷いて、床にキズや汚れがついたり滑ったりするのを防止するために使います。床に膝をつく際にマットがあることで、体への負担を軽減できるのもポイントです。
また、デザインにこだわったモデルを選べば、ガレージをおしゃれに演出でき、作業のモチベーションアップにも寄与します。
ガレージマットの選び方
タイプをチェック
マット式
マット式は、絨毯のようなタイプのアイテム。ガレージのなかで、床の滑りやキズを防止したい箇所に敷いて使います。製品によっては、表面に縞鋼板のような凹凸がついたゴム素材のモノもあります。
マット式はバイク1台分よりも大きいサイズのモノが多いのも特徴。バイク専用のマットとして利用したり、機械の足元に設置したりといった用途で活用されています。マット式はタイル式のように連結ができないため、フロア全体をカバーするのにはやや不向きです。
タイル式
タイル式のガレージマットは、正方形に成形されたタイルをガレージに複数枚敷き詰めて施工するタイプです。タイル式は1枚ごとに連結できる仕組みで、施工性に優れています。
また、本体にスリットが空いているモノが多いため、水やオイルなどの液体を排水し、床が滑るのを防止します。なお、タイル式のアイテムを広い面積に敷き詰める場合、マット式のモノと比べて価格が高くなる傾向にある点は留意しておきましょう。
素材をチェック
ガレージマットの素材は、ナイロンまたはポリエステルの素材が使われたモノや、ゴム素材、ポリプロピレン素材のモノなどがあります。
ナイロンおよびポリエステルは通常の絨毯のような素材。汚れがつきやすく、お手入れがしにくいなどの懸念点はありますが、デザインがおしゃれなモノや、価格がリーズナブルなモノが多いのはメリットです。
ゴム素材は汚れがつきにくく、お手入れが簡単にできます。劣化しにくいのも特徴で、長期間使いたい方におすすめ。ただし、デザイン性でやや劣る点や、導入してすぐはニオイが気になりやすい点は要注意です。
ポリプロピレンは主にタイル式に採用されている素材で、耐衝撃性・柔軟性・耐久性に優れているほか、カラーバリエーションが豊富です。なお、耐候性に乏しく、日の当たる場所で使用していると劣化しやすい点は留意しておきましょう。
サイズをチェック
ガレージマットは、用途に合ったサイズのモデルを選びましょう。例えば、バイク専用のマットとして活用する場合は、バイク全体をカバーできるかどうかが大切です。バイクと同時に工具箱などのアイテムを置くスペースが必要であれば、余分に大きいサイズを選ぶ必要があります。
もし、ガレージマットを任意の大きさに調節したい場合は、カットが可能なゴム素材のアイテムを検討してみてください。そのほか、ガレージ全体をカバーしたい場合は、連結して大きさを調節できるタイル式を選ぶのがおすすめです。
厚みをチェック
ガレージマットを選ぶ際は、生地の厚みも要チェック。例えば、引き出しのある場所にマットを敷いた場合、必要以上に厚みのあるモノだと引き出しに干渉してしまう場合があります。ガレージに配置しているアイテムや段差などを考慮して、影響がないかを確認しておきましょう。
また、ゴム素材で厚みが薄いガレージマットを選んだ場合は、本体に跡がつく場合がある点にも要注意。ゴム素材のガレージマットで設置後の安定感を重視する場合は、厚みのあるモノを選ぶのが安心です。
耐久性をチェック
ガレージマットを長く使いたい方は、耐久性のあるモノを選ぶのがおすすめです。特にゴム素材のガレージマットは、長期で使用していても比較的劣化しにくいほか、屋外で利用したい場合にも適しています。
また、タイル式のガレージマットを検討している方は、車両や機械などの重たいモノを載せたときに破損してしまわないよう、耐荷重もチェックしておきましょう。
機能性をチェック
防水機能
ガレージマットの下を濡らしたくない方や、汚したくない方は、防水機能を搭載したモデルを選ぶようにしましょう。防水機能は、タイル式のガレージマットよりも、マット式のアイテムに多く採用されています。
防水機能つきのガレージマットは、作業中に液体をこぼしても床に浸透するのを防ぎやすいのがメリット。床のキレイな状態を維持できます。
タイル式のガレージマットは防水性ではなく、スリットつきで排水性を備えているのが一般的。そのため、液体を床に浸透させたくない方は防水機能つきのマット式を、マット上の液体を排水したい方はタイル式のモデルを検討してみてください。
防音機能
一部のガレージマットには、防音機能を搭載しているモデルもあるのでチェックしてみてください。防音性の高いモデルが欲しい場合は、ゴム素材かつ、厚みのあるモデルを選ぶのがおすすめです。
ガレージでの作業は、機械や工具の扱いにより、音が響きやすいものです。防音機能があると、バイクを出し入れするときや、機械・工具を扱っているときの騒音を軽減できます。
手入れのしやすさをチェック
ガレージマットをキレイな状態で維持したい方は、手入れのしやすさを確認しておきましょう。手入れの手軽さを重視する場合、ゴム素材のガレージマットを選べば、汚れがつきにくく拭き取りやすいのでおすすめです。
一方で、絨毯のようなナイロン・ポリエステル素材のモデルを選ぶ方は、基本的に手入れはしにくい点に注意。なお、一部のマット式のアイテムは高圧洗浄機などでの水洗いに対応しているため、仕様をよく確認してみてください。
ガレージマットのおすすめ
京都機械工具(KTC) ガレージマット EKR-701
幅広いシーンで使いやすい、汎用性のあるガレージマットです。サイズは900×600mmで、工具箱やパーツ類を置くのにちょうどよい大きさ。床の上に敷くことで、工具箱などを置いた際に、床にキズや汚れがつくのを防止します。
本体素材はポリプロピレンで、絨毯のような柔らかさがあり、膝をつく作業での利用にもおすすめです。デザインは黒とグレーのシンプルな市松模様で、幅広い環境下にマッチします。
デイトナ(Daytona) メンテナンスマット 820×2000 16094
バイク1台を設置するのにおすすめのガレージマット。サイズは820×2000mmで、バイクを保管するのにぴったりの大きさです。
本体はマット式で、表面の素材にはナイロン、裏面の素材にはゴムを採用。表面は起毛マットで、バイクスタンドを設置したときや、工具を落としたときに床がキズつきにくい設計です。
ゴム素材はオイルを通さず、バイクの整備中にオイルをこぼしても床が汚れるのを防止します。また、床とマットの滑りを軽減し、安定性に優れているのもポイント。もしマットが汚れた場合は、高圧洗浄機などで水洗いが可能です。
ヨシムラ(YOSHIMURA) レーシングフロアマット 903-223-4500
バイクのメンテナンス用途で使いたい方におすすめのガレージマットです。サイズは約2200×1000mmで、バイク1台を設置するのにぴったりの大きさ。マットのデザインがレーシングなイメージで、バイクをかっこよく保管したい方にも適しています。
本体のマット部分にはナイロン素材を採用し、吸水性・耐久性・耐摩耗性も良好。汚れた場合は高圧洗浄機などで水洗い可能です。
裏面はTPRゴム素材を採用。表面に落ちた油類をブロックし、床を保護します。また、ディンプル加工を施しているので、マットがズレにくい設計。本体には難燃素材を使用し、安全性に優れているのもポイントです。
LIFAXIA ガレージマット
シチュエーションに応じて、表裏で使い分けられるガレージマットです。屋外駐車場での使用を想定して開発された製品。本体にはゴム素材を使用しています。マットの表は円形、裏は溝のある凹凸で、異なるデザインを採用しているのも特徴です。
サイズは約1000×2000mmで、バイク用のマットにおすすめ。厚みは約10mm、重量は約25kgで防音性や防振性がよく、設置後の安定性にも優れています。
また、耐久性も良好で、一般的なバイクの重量に耐えられると謳われているほか、長期間使用しても劣化しにくいのが魅力。日光や雨の当たる屋外での使用に便利です。
NAMIYA ガレージマット
ガレージマットを好きなサイズに調節したい方におすすめの、ゴム製のアイテムです。サイズは約1000×5000mmで、バイクを設置するのにもぴったり。厚みは約3mmと薄めで、任意のサイズにカットできます。
伸縮性・衝撃吸収性・防音性・防水性・耐久性など、機能性も良好。表面の凹凸により、工具を置いたときや機械の設置時に滑りにくいのがポイントです。また、耐熱性も高く、85℃までの温度に対応可能と謳われています。屋内・屋外を問わず設置可能です。
Nisorpa ガレージフロアマット
耐久性がよく、お手入れも簡単に行えるゴム素材のガレージマットです。本製品は耐水性・耐油性に優れており、表面が汚れた場合でも、簡単にお手入れできます。サイズは約1000×5000mmで、広い範囲をカバー。厚みは約3mmと薄く、カットしてサイズ調節することも可能です。
表面には、細かな凹凸パターンを配置しており、滑りにくく、モノを落としたときの衝撃を吸収。床の保護だけでなく、吸音の効果も期待できます。
WELKIN ガレージフロアマット Sサイズ
弾力性のあるスポンジを内蔵したガレージマットです。PVCの生地と、内蔵されたスポンジにより床をしっかり保護。エッジ部分にはシール加工を施し、液体の侵入を防止します。本体はお手入れが簡単で、泥などで汚れても簡単に清掃可能。洗って何度でも使えます。
サイズは、S・M・Lの3種類をラインナップ。Sサイズでも約2400×4870mmの大きさがあり、コンパクトSUVなどの車種に使用できます。
Generic ガレージマット 連結式ガレージタイル 40cm×40cm
ガレージの広い範囲をカバーしたい方におすすめの、タイル式ガレージマットです。本製品は、約縦400×横400×厚み18mmサイズのタイルが複数セットになったモデル。それぞれのタイルは連結可能で、施工はタイル同士をはめ込むだけで行えます。
本体素材にはポリプロピレンを採用。耐荷重は約10tです。本体にはスリットを設けており、排水性に優れた設計。耐久性・防カビ性・耐油性・滑り止め性能も良好で、安心して使えます。
豊富なカラーバリエーションをラインナップしているのもメリット。さまざまなカラーを組み合わせることで、オリジナルのフロアを形成できます。
ガレージマットは、大きく分けてマット式とタイル式の2種類があります。マット式は絨毯のようなタイプで、一定範囲の床を保護したい方におすすめ。タイル式はガレージの広い範囲の床を保護するのにぴったりです。製品選びの際は、設置する箇所とマットのサイズが合っているかもチェックしておきましょう。