勉強科目でありながら、好奇心を煽る要素も楽しめる「科学漫画」。科学の面白さを当てはめたストーリーで、子供の教育にもおすすめです。
そこで今回は、おすすめの科学漫画をご紹介します。科学を学習できる学習漫画と、科学をストーリーに落とし込んだ漫画作品に分けているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
科学漫画のおすすめ|学習
ドラえもん科学ワールド5冊セット
小学館 著者:藤子・F・不二雄
『ドラえもん』の漫画で現代科学を学べる、小学生を対象にした学習用の科学漫画です。2010年に第1作となる『ドラえもん科学ワールド 宇宙の不思議』が発売され、その後「動植物の不思議」や「恐竜と失われた動物たち」などが発表されました。本製品はキラキラ光るギフトケース入りの5冊セットです。
『ドラえもん』の作者である藤子・F・不二雄は、科学への関心が高かったことでも有名。『ドラえもん』の漫画と共に、最新の科学や有識者の解説を楽しみながら学習できます。宇宙をテーマにした1冊では、宇宙飛行士である若田光一が滞在時の様子を解説するなど、貴重な情報が盛りだくさんです。
小学生を対象にしているので、難しい知識は必要ないのが魅力。実際の漫画『ドラえもん』で宇宙をテーマにしたストーリーと、解説を交互に挟んでいるので、楽しく読めると高い評価を得ています。科学学習を始められる子供向けの1冊を探している方におすすめです。
科学漫画サバイバルシリーズ ベストセレクション 10巻セット
朝日新聞出版 著者:ゴムドリco. 作画:韓賢東
科学を駆使して困難に立ち向かう、サバイバル系の学習用科学漫画です。シリーズ累計1300万部を突破した人気作で、70巻以上が発売されています。第65回学校読書調査では1位に選ばれています。日本はもちろん、韓国や中国、タイなど、世界中で愛されている作品です。
本作はピンチに陥った子供たちの、科学知識と勇気を持ち合わせたサバイバルを楽しめるストーリー。技術・人体・自然・生物・環境など、幅広いテーマの知識を楽しく学べるのが特徴です。
カラー仕様で読みやすいのも魅力。科学を楽しみながら学習できると評判を集めています。勉強ではなく、まずは楽しみながら科学に触れてほしいと考えている方におすすめの科学漫画です。
空想科学学園 理系脳を育む4冊セット
KADOKAWA 著者:柳田 理科雄
角川まんが科学シリーズの1つである、学園を舞台にした科学漫画です。キャラクターデザインは『ケロロ軍曹』著者の吉崎観音。持ち運びやすいコンパクトサイズなのも特徴です。
主人公である科学二郎は、その名の通り科学が大好きな男の子。そんな彼が転校した「空想科学学園」には、怪獣・忍者・女神と、奇想天外なクラスメートがいました。二郎はそこで、科学だらけの楽しい日々を過ごしていくのです。
学校での日々を描いており、子供が自然と引き込まれやすいストーリーになっています。理科の学習が本格的に始まる前に、本作で科学に触れておくのもおすすめです。
つかめ!理科ダマン 1 「科学のキホン」が身につく編
マガジンハウス 原作:シン・テフン 作画:ナ・スンフン
科学の楽しさを笑いながら学べる科学漫画シリーズです。「超オモシロ学習まんが」と謳っており、ギャグ満載なのが本作品の特徴。科学部分は本格的で、「恐竜の卵はどのくらいの大きさなのか」「海の広さはどのくらいなのか」など、大人も簡単には答えられないさまざまな疑問を解決してくれます。
大学生であるシンは怠惰な日々を送っているものの、科学に関しては天才的。いとこであるグゥ、妹・ジュリの3人を中心に、ハチャメチャな毎日を描いています。
1話につきワンテーマなので読みやすく、疑問をスムーズに解決してくれると評判のシリーズ。キャラクターの表情が面白く、ページをめくりたくなってしまう作品です。子供と一緒に笑いながら科学を学びたい方におすすめです。
ビーカーくんとそのなかまたち
誠文堂新光社 著者:うえたに夫婦
実験器具に焦点を当てた、子供だけでなく大人も楽しめる科学漫画。著者であるうえたに夫婦が、研究職としての勤務経験を活かして制作しているのが特徴です。
誰もが1度は使ったことがある、「ビーカー」を筆頭にしたお馴染みの実験器具。そして、珍しい実験のみで使用する「石英セル」など、数々の器具をキャラクターにして紹介しています。実験器具の成り立ちなど、さまざまな特徴を漫画化しているのが魅力です。
キャラクターが可愛らしい一方で、内容は本格的。実験器具をキャラクター化しているため、図鑑よりも読みやすいのがおすすめポイントです。
科学漫画のおすすめ|漫画
Dr.STONE
集英社 原作:稲垣理一郎 作画:Boichi 全26巻完結
石化した人類の復活に挑む、ファンタジー科学漫画です。2017年から2022年まで、「週刊少年ジャンプ」で連載されていました。第64回小学館漫画賞を受賞しており、アニメも4期の放送が予定されている人気作です。
地球上の人類が、1人残らず石化した世界。謎の怪奇現象に巻き込まれた高校生・大木大樹は、数千年の時を経て目覚めます。そこに広がっているのは、文明が滅んだストーンワールド。科学少年・千空と大樹は、ゼロから現代文明を復活させると決意するのでした。
武器などの道具はもちろん、さまざまなアイテムをゼロの状態から作っていく過程が魅力。科学を中心としたファンタジーミステリーに興味がある方におすすめです。
はたらく細胞
講談社 著者:清水茜 全6巻完結
誰の体にもある細胞を擬人化した、人体をテーマとした科学漫画です。2015年から2021年まで「月刊少年シリウス」にて連載されていた作品で、『はたらく細胞BLACK』など多くのスピンオフ作品も描かれています。また、2018年にはアニメ1期も放送されました。
白血球、赤血球、血小板など、人間には多くの細胞があります。体内にある細胞の数は、およそ60兆個。彼らはみんな、休みなく体内で働き続けているのです……。
人間の体がどのように機能しているのかが学べる本作品。細胞に基づいたキャラクター同士の関係性もあり、個性的なストーリーも楽しめると評判です。医療系の科学漫画を探している方におすすめです。
もやしもん
講談社 著者:石川雅之 全13巻完結
「菌」をテーマにした科学漫画です。「イブニング」にて連載されていた作品で、第12回手塚治虫文化賞マンガ大賞、第32回講談社漫画賞など、多くの賞を受賞しました。アニメ化はもちろん、ドラマ化もされています。
もやし屋の次男である沢木惣右衛門直保は、菌を目視できる特殊能力がありました。東京にある農大に入学した彼は、出会った仲間たち、そして菌との大学生活を楽しんでいきます。
食品にも欠かせない菌が活躍する独特な世界観が魅力。特に酒に関して詳細に描かれており、知識も豊富。発酵食品の製造方法に興味がある方にもおすすめの作品です。
宇宙兄弟
講談社 著者:小山宙哉 既刊43巻
宇宙飛行士になる夢を目指す兄弟を描いた作品です。2007年から「モーニング」にて連載中で、第56回小学館漫画賞や第35回講談社漫画賞を受賞しました。2012年にアニメ化され、同年には小栗旬主演で実写映画化もされています。
子供の頃、兄・ムッタと弟・ヒビトは、共に宇宙飛行士になると約束しました。時は経ち、大人になったヒビトは、約束通り宇宙飛行士に。しかし、ムッタは上司に頭突きをしたことで、無職になってしまいます。そんな彼の運命を変えたのは、「JAXA」から届いた封筒でした。
かつて同じ夢をみた弟とは差がつき、無職になってしまった兄が、再び夢を追う姿に胸が熱くなる作品です。宇宙を舞台とした壮大なスケールの作品を探している方におすすめです。
HUNGRY JOKER
集英社 著者:田畠裕基 全3巻完結
記憶を失った天才科学者が、世界を巻き込む陰謀と対峙するアクション漫画です。2012年から2013年に、「週刊少年ジャンプ」にて連載されていました。物語は、あるモノを調査する少年の登場から動き始めます。
記憶喪失の天才少年科学者・ハイジは、自身の少ない記憶を頼りにあるモノを調査していました。それは「光る死体」と「黒いリンゴ」。ついに発見した、光る死体を調査中、魔の手が忍び寄ります。
科学者を主人公とした、ファンタジー感のある能力アクションもポイント。王道バトルが楽しめる、科学漫画に興味がある方におすすめです。
学習漫画には、子供が科学を好きになるきっかけとなるシリーズが数多くあります。また、通常のストーリー漫画は、物語を楽しみながら科学の知識を学べるのが大きな魅力。ぜひ、用途にあわせて、今回ご紹介した科学漫画のなかの気になる作品をチェックしてみてください。