予想を超えるストーリー展開が話題を呼ぶ「伏線がすごい漫画」。何気なく描かれていたシーンやセリフが、後に大きな意味を持つ驚きを味わえるのが魅力です。張られた伏線を見つけ出すことで、より物語の理解や考察を深められます。
今回は、伏線がすごい漫画のおすすめ作品をご紹介。膨大な数の伏線が張り巡らされたモノや、巧みな伏線回収劇が楽しめるモノまでピックアップしました。ぜひ選書の参考にしてみてください。
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伏線がすごい漫画おすすめ
進撃の巨人
講談社 著者:諫山創 全34巻完結
伏線がすごい漫画として、累計部数1億1000万部を突破しているダークファンタジー漫画の傑作。2009年から約11年半の間「別冊少年マガジン」で連載され、世界的な社会現象を巻き起こしました。アニメの完結編も2023年秋に放送予定です。
世界は、人間を餌とする巨人がすべてを支配していました。人々は巨大な壁の中に街を築き、壁の外への自由と引き換えに日常を過ごしています。しかし、壁を越える大型巨人の出現により、人々の日常はあっという間に崩れ去ってしまうのです。
巨人と人類の絶望の闘いを描いた本作品は、多くの謎と巧妙に張り巡らされた伏線の数々が大きな話題を呼びました。読み進めるにつれて、ストーリーの根幹につながる伏線が明らかになっていく様が見どころ。何度も読み返したいという読者も多い、おすすめの伏線がすごい漫画です。
ONE PIECE
集英社 著者:尾田栄一郎 既刊106巻
“少年向けエンターテイメントの最高峰”とも名高い、少年漫画の世界的大ヒット作品です。1997年から「週刊少年ジャンプ」連載中で、伏線がすごい漫画としても高い人気を有します。世界累計発行部数は5億1000万部を記録。ギネス世界記録にも認定されました。
2022年にはアニメ映画が大ヒットしたほか、2023年8月から配信予定の実写ドラマも注目を集めています。
歴史上で唯一「海賊王」と呼ばれた男、ゴール・D・ロジャー。彼が遺した「ひとつなぎの大秘宝」をめぐって、世界は無数の海賊たちが戦いを繰り広げる大海賊時代にありました。主人公、モンキー・D・ルフィも海賊王を目指し、壮大な海の冒険に旅立ちます。
さまざまな海や島を渡る冒険模様のなかに、大小さまざまな伏線が仕掛けられているのがポイント。ささやかな伏線が、胸を熱くさせるようなドラマにつながっていく感動を味わえます。幅広い世代におすすめの伏線がすごい漫画です。
鋼の錬金術師
スクウェア・エニックス 著者:荒川弘 全27巻完結
“ダークファンタジー漫画の金字塔”とも評される、伏線がすごい漫画の大ヒット作品。第49回小学館漫画賞をはじめとする複数の漫画賞に輝き、累計8000万部を突破した名作です。アニメ化や実写映画化のほか、舞台化などもされています。
錬金術が存在する世界で、亡くなった母をよみがえらせるために禁忌の人体錬成を行なったエルリック兄弟。錬成に失敗した兄・エドワードと弟・アルフォンスは、自分の身体に大きな代償を負うことになりました。元の身体に戻る方法を求めて、2人は壮大な旅へと繰り出します。
過酷な運命を背負った錬金術師の兄弟の生き様と成長を追う本作品。練り上げられた構成と一貫したテーマのもと、数々の人間ドラマがドラマチックに描かれています。伏線がすごい漫画としても高い評価を得ている、おすすめのダークファンタジー漫画です。
さよなら絶望先生
講談社 著者:久米田康治 全30巻完結
何事もネガティブにしか考えられない教師とその生徒たちが織りなす、ブラックユーモアに満ちた伏線がすごい漫画。テレビアニメも複数回にわたって放送され、第31回講談社漫画賞少年部門に輝いた秀作です。
新クラスの担任教師に就任した糸色望は、ことあるごとに”絶望した!”と口にする小難しい性格の持ち主。学校から飛び降りたり、すぐに不登校になったりと周囲を引っかき回します。そんな「絶望先生」の受け持つクラスでは、いつも予測不能な事件が起こり……。
教師と個性豊かな生徒たちが、ギャグテイストな群像劇を繰り広げます。作中に仕掛けられた数々の伏線が、思いがけない結末へと読者を導いていくおすすめの衝撃作です。伏線がすごい漫画の名作を読みたい方は、ぜひチェックしてみてください。
彼方のアストラ
集英社 著者:篠原健太 全5巻完結
『SKET DANCE』『ウィッチウォッチ』を手掛けた篠原健太が描く、宇宙を舞台にしたSFサバイバル漫画。2016〜2017年にかけて「少年ジャンプ+」で連載されていた伏線がすごい漫画です。マンガ大賞2019の大賞に輝き、アニメ化もされました。
宇宙への往来が当たり前になった近未来では、学生たちによる「惑星キャンプ」が開催。カナタ、アリエスを含む9人の高校生は、未経験の宇宙旅行へと旅立ちます。しかし、降り立った惑星で予想外の事態が彼らを待ち受けていたのです。
宇宙を舞台にした冒険ファンタジーに、ミステリー要素が掛けあわさった世界観が多くの読者を魅了しました。軽妙なギャグを交えながら、重要な伏線が細部に仕掛けられているのも見どころ。構成が美しく、伏線がすごい漫画を読みたい方におすすめです。
からくりサーカス
小学館 著者:藤田和日郎 全43巻完結
『うしおととら』など、数々の伏線がすごい漫画を手掛けている藤田和日郎の大ヒット冒険活劇です。1997〜2006年まで「週刊少年サンデー」で連載され、累計1500万部を突破。完結から12年後の2018年にアニメ化され、話題になりました。
大手家電メーカー社長の遺産を相続した少年・才賀勝は、遺産をめぐって人形使いにつけ狙われています。そんな彼を救ったのは、謎の奇病を抱えた拳法家・加藤鳴海。さらに、からくり人形を操る女・しろがねも加わり、勝をめぐる戦いは激化していきます。
遺産相続問題からはじまり、複雑に絡みあった3人の物語が描かれる熱血アクション漫画。さまざまな設定や思惑が伏線になり、壮大で感動的なドラマへとつながっていきます。驚くような伏線回収劇に定評がある、おすすめの伏線がすごい漫画です。
・からくりサーカス 小学館文庫 全22巻完結
黒執事
スクウェア・エニックス 著者:枢やな 既刊32巻
19世紀末のイギリスを舞台に「悪の貴族」が裏社会で暗躍する様を描いたゴシックファンタジー漫画です。アニメ化のほか、実写映画化やミュージカル化もされ、累計3000万部を突破。2006年から「月刊Gファンタジー」で連載中の、伏線がすごい漫画の人気作です。
英国の名門貴族・ファントムハイヴ家は、女王の密命を受けて裏社会の汚れ仕事を請け負う悪の貴族。当主の少年・シエルのそばには常に、すべてを完璧にこなすスーパー執事、セバスチャン・ミカエリスが控えていました。彼らにはある秘密が隠されており……。
貴族と執事のコンビが、英国のさまざまな怪事件を始末していく耽美でダークな世界観が魅力。連載10年以上をかけて仕掛けられた壮大な伏線の回収劇は読者に衝撃を与えました。伏線がすごい漫画としても読み応えがある、おすすめのダークファンタジー漫画です。
僕だけがいない街
KADOKAWA 著者:三部けい 全9巻完結
時間が巻き戻る現象「再上映(リバイバル)」を軸に、過去に起こった殺人事件の真相を追いかけていく異色のクライム・サスペンス漫画です。伏線がすごい漫画として国内の多数の漫画賞にノミネート。海外でも高い評価を集めました。
周囲で悪いことが起こる気配があると、自分の時間だけが直前まで巻き戻る謎の現象を抱えた青年漫画家・藤沼悟。そんななか、ある事件をきっかけにこの現象に大きな変化が起こります。人生をやり直すチャンスを得た悟は、どのような行動を選ぶのでしょうか。
過去を変えることで現在にも影響があるタイムリープ設定のなかに、緻密な伏線がちりばめられているのがポイント。二転三転する展開を生み出す伏線がすごい漫画が気になる方におすすめのSFサスペンスです。
封神演義
集英社 著者:藤崎竜 全12巻完結
中国の古典小説『封神演義』をモチーフに、大胆にアレンジを加えたバトルアクション漫画です。「週刊少年ジャンプ」で連載され、累計部数は2200万部を突破。巧みに張られた伏線がすごい漫画として人気を集め、アニメ化やミュージカル化もされました。
舞台は紀元前11世紀、中国古代・殷の時代末期。仙人と人間が生きる世界で、仙女・妲己と仲間たちは殷の皇帝を誘惑し、暴虐の限りを尽くしていました。そこで仙人界は、人間界の悪者を封印する「封神計画」を発動させ、主人公・太公望もその任務を担うことになり……。
中国史をベースに異能力バトルやSF要素も織り交ぜられ、予想もつかない展開が繰り広げられます。コミカルなドラマのなかにちりばめられた伏線の、丁寧な回収劇も見どころ。正統派な少年バトル漫画が好きな方におすすめの伏線がすごい漫画です。
嘘喰い
集英社 著者:迫稔雄 全49巻完結
策略と暴力が入り乱れる賭博の世界を舞台に、天才ギャンブラー「嘘喰い」がさまざまな死線を乗り越えていくギャンブル漫画。伏線がすごい漫画としても高い評価を得て、累計1000万部を突破しました。2022年には横浜流星主演で実写映画化されています。
多重債務を抱える青年・梶隆臣は、パチスロ店で助言した謎の男・斑目貘によって借金取りから救われます。さらに、梶の借金返済の手助けまで申し出る貘。梶を連れ立って貘が向かったのは、なんと欲望渦巻く闇カジノでした。
並外れた頭脳と冷徹さを持つ貘が、癖のある対戦相手たちとの命がけの頭脳戦や肉弾戦に挑んでいきます。それぞれのゲームや人物の関係性に、多彩な伏線が仕掛けられているのが魅力。読者も思わず騙される伏線がすごい漫画が読みたい方におすすめです。
天国大魔境
講談社 著者:石黒正数 既刊9巻
このマンガがすごい!2019のオトコ編第1位に輝いた、話題のSFアドベンチャーです。著者は、伏線がすごい漫画として高い人気を誇る『それでも町は廻っている』などを送り出した石黒正数。2023年にアニメ化もされ、注目を集めました。
壁に囲まれた清潔な学園施設で暮らすトキオは、ある日”外の外に行きたいですか?”という謎のメッセージを受け取ります。当たり前の日常に違和感を抱きはじめるトキオ。一方、荒廃した外の世界で生きるマルは「天国探し」の旅を続けており……。
美しい学園施設と崩壊した日本という、対照的な2つの世界の物語が同時並行で描かれます。鮮やかな伏線回収劇もありつつ、さらに謎が謎を呼ぶ巧みな構成が見どころ。考察や謎解きを楽しめる伏線がすごい漫画としておすすめの話題作です。
HUNTER×HUNTER
集英社 著者:冨樫義博 既刊37巻
累計8400万部を突破する、伏線がすごい漫画の大ヒット作品。未知のモノを追い求める「ハンター」たちが、壮大な冒険を繰り広げるファンタジー漫画です。現在は「週刊少年ジャンプ」にて不定期連載中でありながら、多くの読者の関心を集めています。
過酷な「ハンター試験」を突破した者だけがライセンスを手に入れられる憧れの職業・ハンター。主人公・ゴン=フリークスは立派なハンターになり、生き別れたハンターの父親を探し出すため、故郷を旅立ちます。旅の先には、何が待ち受けているのでしょうか。
厳しい試練に立ち向かうゴンと仲間たちの熱い友情やドラマを、作り込まれた独創的な世界観とともに描いています。情報量が多く、読み込むほどに伏線や謎を見つけられるのが魅力。世界的にも愛されるおすすめの伏線がすごい漫画です。
魔人探偵脳噛ネウロ
集英社 著者:松井優征 全23巻完結
「週刊少年ジャンプ」で2009年まで連載されていた、魔人が織りなす異色の推理漫画です。『暗殺教室』『逃げ上手の若君』などを手掛けた松井優征のデビュー作にして、伏線がすごい漫画と注目を集めた人気作。アニメ化などもされています。
ある日、女子高生・桂木弥子の父親の殺害事件が発生。密室での犯行に警察の捜査も難航し、弥子の日常は一変してしまいます。そんな弥子の前に現れたのは、脳噛ネウロと名乗る謎の男。ネウロは「謎」を喰うために人間界にやってきた魔人だったのです。
魔界の道具を使いながらネウロと弥子がさまざまな難事件の謎を明らかにしていく、一風変わった雰囲気が特徴。推理パート以外にも仕込まれた緻密な伏線がすごい漫画として、読み返すたびに新たな発見を楽しめるおすすめの名作です。
スピリットサークル
少年画報社 著者:水上悟志 全6巻完結
名作『惑星のさみだれ』を手掛けた水上悟志が描く、輪廻転生ファンタジー漫画です。「ヤングキングアワーズ」にて2016年まで連載され、全6巻で完結。壮大な世界観と伏線がすごい漫画として、読者から高い評価を集めました。
平凡な学校生活を過ごしていた中学2年生・桶屋風太のクラスに、石神鉱子という美少女が転入してきます。額の大きな傷が印象的な彼女に風太は一目惚れ。しかし、2人の間には時空を超えてつながる深い因縁があったのです。
前世や来世の人生を追体験しながら、風太と鉱子に秘められた因縁を紐解いていく、斬新な構成が本作品の特徴。さまざまな物事が絡みあい、繋がっていく感動を味わえます。転生をテーマにした伏線がすごい漫画としておすすめの人気作です。
RAVE
講談社 著者:真島ヒロ 全35巻完結
少年が世界を救うために戦う正統派の冒険ファンタジー漫画。1999年から「週刊少年マガジン」で連載され、2005年に完結しました。同誌にバトルファンタジーというジャンルを確立させた作品ともいわれています。
世界では、50年ぶりによみがえった闇の魔石・ダークブリングが、再び人々に脅威をもたらそうとしていました。ダークブリングに唯一対抗できる聖石・レイヴを集めるため、主人公のハル・グローリーは謎の生物・プルーとともに旅に出ます。
著者・真島ヒロが”最初から最後まですごく緻密に計算していた”と語る本作品。衝撃的な伏線回収劇に、多くの読者が涙しました。伏線がすごい漫画として多くの読者の記憶に残る、おすすめの名作です。
四月は君の嘘
講談社 著者:新川直司 全11巻完結
クラシック音楽の世界に生きる少年少女の、瑞々しい青春と恋愛を巧みに描いた伏線がすごい漫画。2011〜2015年まで「月刊少年マガジン」で連載され、第37回講談社漫画賞少年部門を受賞しました。アニメ・実写映画のほか、ミュージカルなども上演されています。
かつて「神童」と呼ばれた天才ピアニストでありながら、母の死をきっかけにピアノから離れてしまった有馬公生。夢も恋もない青春を送っていた彼の前に現れたのは、才能豊かなヴァイオリニスト・宮園かをりでした。この出会いから、公生の日常が再び色づきはじめます。
等身大の青春と恋、そして音楽界の厳しさをドラマチックに描いた切ないボーイミーツガールストーリー。多くの読者の胸を打った伏線がすごい漫画が気になる方におすすめの青春漫画です。
DEATH NOTE
集英社 漫画:小畑健 原作:大場つぐみ 全12巻完結
名前を書かれたら死ぬノートをめぐる、連続殺人犯と名探偵の壮絶な攻防を描いた伏線がすごい漫画です。2003年から「週刊少年ジャンプ」で連載され、2006年に完結。映画やドラマなど、メディアミックス作品も大ヒットを記録しました。
死神・リュークが人間界に落とした1冊の「デスノート」。このノートを手にした高校生・夜神月は、世の中の悪を一掃した新世界の神になるために粛清を開始します。一方、犯罪者が次々と不審死を遂げる異常事態を解決するため、世界的名探偵・Lが動きはじめ……。
天才たちによる、手に汗握る頭脳戦と心理戦が繰り広げられるサイコサスペンス。デスノートが持つさまざまなルールを逆手に取った、巧妙な罠と伏線の数々が見どころです。ハラハラドキドキできる伏線がすごい漫画が読みたい方は、ぜひチェックしてみてください。
オッドタクシー
小学館 作画:肋家竹一 原作:此元和津也/P.I.C.S 全5巻完結
2021年に放送され、怒涛の伏線回収劇が大きな話題を呼んだオリジナルアニメのコミカライズ作品です。脚本を担当したのは『セトウツミ』などを手掛けた此元和津也。映画化もされ、2023年には新プロジェクト『RoOT/ルート オブ オッドタクシー』が始動しました。
しがないセイウチのタクシー運転手・小戸川は、他人とあまり関わらない変わり者。彼のタクシーには、バズりたい大学生や隠し事を抱えた看護師など、どこかクセのある客ばかりが乗ってきます。街では、1人の少女が失踪したというニュースが流れており……。
タクシーの乗客たちと小戸川が織りなす、ミステリーテイストな群像劇です。さまざまな謎を匂わせる登場人物たちの会話劇が見どころ。アニメを視聴した方も改めて内容を理解しやすく、伏線がすごい漫画としてもおすすめのコミカライズ作品です。
ヒストリエ
講談社 著者:岩明均 既刊11巻
『寄生獣』を手掛けた岩明均がデビュー前から構想していたという歴史大作です。第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞・第16回手塚治虫文化賞マンガ大賞に輝いた秀作。2022年から休載が続いており、再開が待ち望まれています。
騎馬民族・スキタイの出身でありながら、そのことを知らずにギリシア人の養父母に育てられた主人公・エウメネス。ギリシア的教養を身につけるものの、ある事件をきっかけに自分の出自を知り、奴隷の身分に落とされてしまいます。
紀元前を舞台に、アレキサンダー大王の書記官・エウメネスの波乱に満ちた生涯を題材にした歴史漫画です。地中海世界の壮大なストーリーを、緻密な構成と鮮やかな伏線回収とともに描いているのが魅力。世界史に詳しくない方にもおすすめの伏線がすごい漫画です。
Landreaall
一迅社 著者:おがきちか 既刊40巻
架空の世界を舞台に、王位継承者候補の成長と冒険を描いた本格派のファンタジー漫画です。「月刊コミックZERO-SUM」で2002年から長期連載されています。
将軍の父親と女傭兵の母親の間に生まれたDX・ルッカフォートは、アトルニア王国の第4位王位継承候補者です。ある日、火竜を封じる大樹に宿った女性・マリオンに出会い、恋をしたDX。マリオンを救い出すため、DXは火竜との戦いに挑みます。
作り込まれたファンタジー世界での冒険や仲間との絆、王位継承権をめぐる思惑など、さまざまな見どころがあるおすすめ作品。本筋以外の細部のストーリーにまで伏線が丁寧に張られており、伏線がすごい漫画としてじっくり読み込みたい1作です。
何気ないシーンが衝撃の事実に繋がっていたり、物語を前提からひっくり返したりと、伏線がすごい漫画は読者にさまざまな衝撃を与えてくれます。ささやかな表情の変化なども伏線として機能する、漫画ならではの表現も見どころ。おすすめした作品にちりばめられた、驚くような物語の仕掛けを楽しんでみてください。