“お宝”が眠るカセットコレクション。
今やそれを見せても、それが何なのか分からない人も増えてしまったカセットテープ。でも家の中には大切な”思い出”として多数のコレクションを秘蔵している人もいるのでは? その中には”お宝”級のサウンドもあるかもしれません! 今回はそんなカセットファン要チェックのコンセプトプレーヤー、elbowをご紹介しましょう!
「なんじゃこりゃ!」レベル
elbowはひとめ見ただけではそれとは分からない「なんじゃこりゃ!」レベルのカセットテーププレーヤー。入れるのではなく”はめる”タイプの、カセットそのものよりはるかに小さいプレーヤーなのです!
どうやって使うの?
ではまず、いちばん気になるはずの使い方からご紹介。通常のカセットプレーヤーは複雑なメカニカル機構でテープを送り出し、巻き取りながらヘッドで音をひろうことに。
elbowは、カセットテープに2つある、テープを巻き取る部分である「ハブ」のうちのひとつだけを回して、もう片方の「ハブ」のテープを”引き出し”ていきます。
そして引き出し終わったら、つまり片面の再生が終わったら、駆動部分を回転させて、もう片方の「ハブ」に装着。ココが超シンプルデザインのキモだったのです!
使うのが楽しすぎる!
3.5mmジャックでヘッドホンを使い、付属のピンでシャツに着けてごきげんサウンドを聴くのもよし、mini-USBポートでパソコンに懐かしいアルバムを取り込むのもよし…。もう楽しすぎます!
パーツやサイズについての公表はあるものの、詳細なスペックや市販のための開発の情報が少ないelbow。アナログサウンドファンにとっては喉から手がでるほどの逸品となること間違いなし!
さまざまなメーカー、グレードがあって選ぶのが楽しかったカセットテープ。「ブームの兆し」とも言われますが、elbowのようなプロダクトで本格的に復活してほしいですね!