鉄粉除去剤は、車のボディやホイールに付いた鉄粉を取り除くのに便利なアイテム。鉄粉を除去すると、お手入れした箇所がキレイになるほか、ザラつきもなくなるため、コーティングやワックスの下地作りに効果的です。

しかし、スプレータイプやスポンジタイプなど、さまざまなタイプがラインナップされているので、どれを選べばよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、鉄粉除去剤の選び方とおすすめの製品をご紹介します。

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鉄粉除去剤を使うメリットは?

鉄粉除去剤は、車のボディやホイールに付着した鉄粉を除去できるアイテムです。そもそも「鉄粉」とは、空気中に含まれる細かな金属のことで、特に鉄道や工場周辺の空気に多く含まれています。

鉄粉が長い時間車に付着していると、錆びにより固着し、撥水性が乏しくなるほか、汚れが落ちにくくなるなどのリスクがあります。鉄粉により、車の塗装の内部まで錆びが侵食する恐れもあるので、早めに除去しなければなりません。

鉄粉除去剤は、名前の通り鉄粉を除去するのに効果的で、一般的なカーシャンプーでは落ちにくい鉄粉もキレイに落とせるのがメリットです。そのため、コーティングやワックスの下準備としても多く活用されています。

また、鉄粉除去剤は、除去液・スポンジ・クロス・粘土などのさまざまな種類があり、用途に応じたタイプを選べるのもポイントです。

鉄粉除去剤の選び方

用途に合ったタイプを選ぶ

手軽に作業ができる「スプレータイプ」

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手軽に鉄粉を除去したい方には、スプレータイプがおすすめです。スプレータイプは、キレイにしたい箇所にスプレーを噴霧して時間を置くと、こびりついた鉄粉が浮き上がり、拭き取りやすくなる仕組み。使い方が簡単で、初心者にもおすすめです。

スプレーをしたあとは、汚れが紫に変色する設計で、洗い流すタイミングを判別しやすい特徴があります。また、鉄粉除去剤のなかでも製品のラインナップが豊富なのもポイント。コーティング施工車対応やホイール専用、高濃縮タイプなど、用途に合わせたモノを選べます。

ただし、手軽に使える分、スプレータイプで1回作業しただけでは汚れを落としきれず、繰り返し作業を行わなければならない場合もあるので注意してください。製品によっては溶液のニオイが強いため、快適にお手入れしたい方は、ニオイの少ないタイプを選びましょう。

定期的なお手入れにぴったりの「スポンジタイプ」

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定期的にお手入れしたい方は、スポンジタイプを検討してみてください。スポンジタイプは、一般的なスポンジのタイプや、ゴム素材を採用したタイプがあります。

使い方は、水を付けて汚れた部分を擦るか、鉄粉除去液を塗布して擦るだけと簡単。水のある環境であれば、汚れが気になったときに手早くお手入れが可能です。また、耐久性も良好で、なかには数十台分のお手入れに対応できるモノもあります。

広範囲の鉄粉除去に効果的「クロスタイプ」

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クロスタイプの鉄粉除去剤は、広範囲をお手入れしたい場合におすすめです。粘土タイプに比べて一度に拭き取れる範囲が広く、効率よく作業したい方に適しています。

クロスタイプは、マイクロファイバーの生地にラバー素材や粘土を含んでおり、水やカーシャンプーと組み合わせて拭き取ることで、鉄粉を除去する仕組みです。生地が柔らかいので、車のボディを傷付けにくい特徴があります。また、使用後に洗うことで、繰り返しの使用が可能です。

ただし、ほかのタイプに比べて鉄粉の除去力が乏しい点はデメリット。なかなか鉄粉を落とせない場合は、ほかのタイプと併用するか、高濃縮タイプの除去液を使用することを検討してみてください。

こびりついた汚れに対応できる「除去液タイプ」

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こびりついた汚れをキレイにしたい場合は、除去液タイプを検討してみてください。除去液タイプは、スプレータイプと同様に化学分解により鉄粉を浮かせる仕組みで、強力な除去力を有しているのが特徴です。

除去液タイプは、頻繁にお手入れする方向けに、大容量タイプもラインナップされています。使い方は、スプレーを利用して吹き付けたり、希釈して使ったりと製品によりさまざまです。

注意点として、強力な鉄粉除去効果が期待できる分、溶液のニオイが気になる場合があります。

狭い範囲の頑固な汚れを除去する「粘土タイプ」

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狭い範囲の頑固な汚れを除去したい方は、粘土タイプの鉄粉除去剤がおすすめ。粘土タイプは、本体を適切なサイズに練り、ボディに水を流しながら擦ってお手入れする方法が一般的です。

粘土タイプは形を自由に変えられるため、手の届きにくい箇所でもお手入れしやすいほか、頑固な汚れでも鉄粉を除去しやすいのが特徴です。

ただし、寒い時期だと粘土が硬くて練りにくく、場合によってはお湯であたためる必要があります。また、物理的に鉄粉を除去する方法により、強く擦りすぎるとボディが傷付いてしまう恐れもあるので注意してください。

ボディ・ホイール兼用なら作業がよりスムーズ

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鉄粉除去剤は、ボディ・ホイール兼用のモノを選ぶのがおすすめです。

鉄粉除去剤は、製品によってボディまたはホイールのみに使えるモノがあります。両方に対応している製品であれば、1つで車全体をキレイにできるため、作業がスムーズになるほか、導入コストも安く抑えられます。

ただし、車全体をキレイにできる分、多くの容量を必要とするので、洗浄できる回数や容量もあわせてチェックしておきましょう。

車の塗装色に対応したモノを選ぶ

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鉄粉除去剤は、お手入れしたい車の塗装色に合うモノを選びましょう。対応している塗装色、または対応していない塗装色については仕様欄に記述されているため、しっかりと確認しておくことが大切です。

なお、「全塗装色対応」と記述されているモノでも「イエロー系の塗装車には使用不可」など、一部対応していない色もあるため注意してください。

使用頻度とコストパフォーマンスで選ぶ

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鉄粉除去剤を選ぶ際は、使用頻度に応じた製品を選びましょう。鉄粉除去剤は、製品によって溶液の容量が多いモノから少ないモノまであるほか、スポンジタイプ・クロスタイプ・粘土タイプなどの、長く使えるモノもあります。

車で工場などの付近をよく走行する方は鉄粉が付着しやすく、除去剤の使用頻度が高くなるもの。容量の少ない鉄粉除去剤だとすぐに買い替えることになり、コストがかさんでしまうので注意が必要です。

一方で、鉄粉除去を頻繁に行わない方や、除去剤をコンパクトに保管したい方は、場所を取りにくい少量タイプを検討してみてください。

コーティング車なら専用クリーナーを選ぶ

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コーティング車の鉄粉を除去したい方は、コーティング車専用のクリーナーを選びましょう。専用クリーナーは主に中性タイプを採用し、車の塗装面のコーティングを落とさないように作られています。

コーティング車専用のクリーナーを使わなかった場合、化学反応によりコーティングが剥がれてしまう恐れがあるので注意してください。

頑固な汚れには高濃縮クリーナーがおすすめ

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通常の鉄粉除去剤では落ちにくい、頑固な汚れを落としたい方には、高濃縮タイプがおすすめです。高濃度の薬剤により、頑固な汚れでも簡単かつスムーズに落としやすくなります。

高濃縮クリーナーは、汚れのレベルに合わせて濃度を調節できるのもポイント。希釈して使えば、その分多くの回数でお手入れできます。また、高濃縮クリーナーは、スプレータイプに比べて除去液タイプのほうが市場に多い傾向にあるのでぜひチェックしてみてください。

鉄粉除去剤のおすすめ|スプレータイプ

カーオール(CARALL) 車まるごと鉄粉クリーナー 2069

カーオール(CARALL) 車まるごと鉄粉クリーナー 2069

化学反応の力で頑固な汚れを溶かして落とせるスプレータイプの鉄粉除去剤です。本製品の液性は中性~弱酸性。洗浄力が高く、ボディに付着した鉄粉から、アルミホイールにこびりついたブレーキダストまで、1本でまとめて汚れを落とせると謳われています。

イエロー系を除く全塗装色に適応しており、幅広く対応可能。車に付着した鉄粉をシャンプー感覚で洗浄できるため、作業を楽に済ませたい方におすすめです。また、融雪剤対策にも効果的で、雪がよく降る地域に住む方にも適しています。

キーパー技研(KeePer技研) コーティング専門店の鉄粉クリーナー ボディ用 I-06

キーパー技研(KeePer技研) コーティング専門店の鉄粉クリーナー ボディ用 I-06

塗装面のコーティングを落としたくない方におすすめのスプレータイプ鉄粉除去剤です。本製品は、コーティング専門店が提供。中性タイプで塗装面のコーティングを落としにくいと謳われています。化学反応により洗浄する仕組みで、しつこい鉄粉や油汚れを強力に洗浄できます。

本製品は車のボディ専用の製品。全塗装色対応で、幅広い車に使えるのも嬉しいポイントです。車のボディにスプレーしたあとは、日陰で5分ほど放置して水で洗い流し、水分を拭き取るだけで簡単に洗浄できます。

BPRO 鉄粉除去剤 500ml BCQ-116-1

BPRO 鉄粉除去剤 500ml BCQ-116-1

高い洗浄力を求める方におすすめのスプレータイプ鉄粉除去剤です。一般的な製品よりも多くのチオグリコール酸塩を配合し、優れた鉄粉除去力を発揮。プロも活用するほどの製品で、頑固な汚れを落とせます。

また、手が荒れにくいうえ、鉄粉除去剤特有のアンモニア臭を抑えているのもポイント。ニオイが気になりにくいため、快適に作業したい方におすすめです。洗車前に噴霧すれば、洗車と同時に鉄粉を落とせるので、作業効率を重視したい方にも適しています。

本製品は500mlのスプレータイプのほかに、4Lや20Lの大容量の除去液タイプもラインナップしています。

プロスタッフ(Prostaff) 鉄粉スポットスプレー B-14

プロスタッフ(Prostaff) 鉄粉スポットスプレー B-14

ボディからホイールまで、1本で車全体の鉄粉を除去できるプレータイプの鉄粉除去剤です。鉄粉に反応して汚れを除去できるのが特徴。全塗装色に対応しており、幅広い車のお手入れに使えます。

本体は有効成分が鉄粉に浸透して溶かす仕組みで、すっきりとキレイに洗浄が可能。ボディやホイールを傷めずに鉄粉を落とせるため、コーティングの下地処理として使いたい方にもおすすめです。また、車に付着した融雪剤を除去するのにも役立ちます。

カーメイト(CARMATE) アルミホイール クリーン&コート・マグナショット PS62

カーメイト(CARMATE) アルミホイール クリーン&コート・マグナショット PS62

アルミまたはクロームメッキホイールに付着した鉄粉を除去したい方におすすめの鉄粉除去剤です。泥・油・融雪剤などの汚れも落とせるのが特徴。撥水コーティング効果も期待できるため、1本でキレイな状態が長続きします。

スプレーした際、ホイールに付着した汚れに反応して液が紫色に変化。汚れが落ちている様子を確認しやすいだけでなく、洗い残しを防げます。

汚れは化学分解により落とせる仕組みで、強力な洗浄が可能。手やホイールに悪影響を及ぼさないと謳われているので、安心して使えます。

OHAJIKI やさしい鉄粉取り 1000ml

OHAJIKI やさしい鉄粉取り 1000ml

ボディへの負担を抑えつつ鉄粉を除去できる製品。本体は研磨剤を用いていないので、塗装やコーディングを傷める心配なく使えます。化学の力で落とす仕組みで、鉄粉やブレーキダストを強力に除去。中性タイプで、安全性が高いのも嬉しいポイントです。

ボディだけでなく、ホイールや樹脂部品にも対応可能。1本で幅広い部分をお手入れできます。容量は1000mlと多いため、お手入れの頻度が多い方にもおすすめです。

シーシーアイ(CCI) 車用 鉄粉除去剤 スマートシャイン ホイールパープルONE W-227

シーシーアイ(CCI) 車用 鉄粉除去剤 スマートシャイン ホイールパープルONE W-227

特殊撥水成分の「AMS」を配合したスプレータイプの鉄粉除去剤。本製品はアルミホイール専用の製品です。鉄粉汚れやブレーキダストにスプレーを噴霧すると、汚れに反応して化学の力で洗浄できます。

汚れを落とすのと同時に強力撥水被膜を形成。防汚性が高まり、汚れが再び固着するのを軽減できます。また、フローラルの香りを採用し、鉄粉除去剤のイヤなニオイが苦手な方にもおすすめです。

リンレイ(RINREI) ウルトラハードクリーナー ホイール&タイヤ用 700ml D-26

リンレイ(RINREI) ウルトラハードクリーナー ホイール&タイヤ用 700ml D-26

擦り洗いが不要で、少ない手間で鉄粉を除去できるおすすめの製品です。本製品はスプレータイプで、ホイールとタイヤの両方に対応。固着した鉄粉・ブレーキダスト・油汚れにスプレーを吹き付けることで、頑固な汚れを浮かせて剝がします。

スプレーは垂れにくいジェル泡仕様なので、汚れに密着しやすく、強力な洗浄効果が期待できます。使用方法はスプレーしたあとに5分放置して、水で洗い流すだけ。作業が簡単なため、車のお手入れに慣れていない方にも適しています。

鉄粉除去剤のおすすめ|スポンジタイプ

ながら洗車 IRON DELETE 臭くない 鉄粉除去剤 潤滑剤 鉄粉除去パッド

ながら洗車 IRON DELETE 臭くない 鉄粉除去剤 潤滑剤 鉄粉除去パッド

粘着性がある特殊ゴム素材を使用した、高い除去効果が期待できる鉄粉除去剤です。パッドと鉄粉除去剤がセットになった製品。パッドは、粘土タイプのように除去力が高く、ボディにこびりついた鉄粉や虫の汚れを除去します。ボディが傷付きにくいのもポイントです。

また、車40~60台分の耐久力があり、長く使いたい方にもおすすめです。パッドの表面はベルクロで固定されており、ポリッシャーの装着にも対応します。鉄粉除去剤はニオイが少ないタイプ。原液〜10倍希釈で使えるほか、泡噴霧器にも対応します。

アウグ(AUG) 鉄粉取りスポンジ AF-18

アウグ(AUG) 鉄粉取りスポンジ  AF-18

車のボディのザラザラの原因となる、鉄粉・虫・鳥フン・花粉などを強力に除去できるスポンジタイプの鉄粉除去剤です。本体は、水を付けて汚れた部分を擦るだけで、簡単に掃除ができる製品。スムーズに作業を終わらせたい方におすすめです。

本体は、コーティング施工車に使えるのも嬉しいポイント。50台分の車に対応できるほど、耐久性にも優れています。

本体寸法は高さ193×幅88×奥行34mmのサイズで、広い範囲を拭き取りたい方にぴったり。コンパクトなサイズを好む方向けに、同シリーズでSサイズもラインナップされています。

イチネンケミカルズ 鉄粉取りマジックスポンジ 29812

イチネンケミカルズ 鉄粉取りマジックスポンジ 29812

繰り返し使えるスポンジを探している方におすすめの製品です。本製品は、車のボディに付着した鉄粉を落とすことを目的に作られたスポンジ。鉄粉を除去したあとでも、お湯に浸せば何度でも使えるため、こまめにお手入れする方におすすめです。

本体は鉄粉以外に、タール・鳥フン・ブレーキダスト・虫汚れなども落とせます。本体の裏面は洗車用スポンジとして使える仕様。シャンプーしながら使えるので、車の洗浄と鉄粉除去を一度に行えます。

鉄粉除去剤のおすすめ|クロスタイプ

カービューティラボ(CAR BEAUTY LAB) 鉄粉除去ミット CBL10

カービューティラボ(CAR BEAUTY LAB) 鉄粉除去ミット CBL10

接地面が広く、スムーズに鉄粉を除去できるクロスタイプの鉄粉除去剤です。本製品は、カーシャンプーと併用することで、車のボディに付着した鉄粉や虫の死骸、鳥のフンを除去できるタイプ。拭き取り時に本体表面のメッシュポケットに汚れを逃がす設計で、車が傷付くのを防止します。

本体はミット型を採用しているため、作業中に地面に落としてしまう心配なく使用可能です。素材が柔らかく、車のボディの曲面に対応できるのもポイント。また、耐久性も良好で、長期間使用したい方におすすめです。

スパシャン(SPASHAN) カーボンクレイタオル spsn-146

スパシャン(SPASHAN) カーボンクレイタオル spsn-146

車が傷付きにくい設計のタオルタイプ鉄粉除去剤です。本体は特殊な加工により、タオル地に粘土を付着して作られた製品で、鉄粉の吸着率を向上。粘度に特殊な炭素素材を配合することで、より高い鉄粉除去力を実現しています。

タオル地はクッション性があり、お手入れ時に傷が入るのを防止。面積が広く、普通車であれば、およそ10~20分で鉄粉を除去できると謳われています。

カーシャンプーを含ませ、施工面を拭き取るだけでお手入れが可能。拭き取り時は4つ折りにしたタオルの端を持ち、軽く滑らせることで鉄粉を除去できます。また、タオルを封入していたプラスチックパッケージは、保管用のケースとして使えて便利です。

カーピカル 鉄粉クロス etc-nendsame

カーピカル 鉄粉クロス etc-nendsame

マイクロファイバークロスに特殊ナノ粒子素材を採用した、強力な鉄粉除去力を有する製品です。本製品はサイズが縦32×横30cm。適応色は、白やシルバーなどの淡色車に対応します。

本体は、洗車後などのボディが濡れた状態で、鉄粉や虫の死骸が付着している場所を擦るだけでキレイにお手入れが可能。ボディコーティングの下処理に使うことで、より美しい仕上がりが期待できます。

鉄粉除去剤のおすすめ|除去液タイプ

カーメイト(CARMATE) 本当によく落ちる水アカ鉄粉シャンプー C94

カーメイト(CARMATE) 本当によく落ちる水アカ鉄粉シャンプー C94

鉄粉・水アカ・融雪剤などの汚れがよく落ちるシャンプー仕様の鉄粉除去剤です。本体は、化学成分による分解と、超微粒子の物理的な洗浄力により、優れた洗浄力を発揮。塗り広げたあとに2~3分待つだけで、汚れを化学分解して浮き上がらせる仕組みです。

強い力でボディを擦らなくても汚れが落ちるため、車を傷付けるリスクを軽減します。また、強力な洗浄力により、古いコーティングやワックスの被膜を落とせるのも特徴。新しくコーティングやワックスがけをしたい場合にもおすすめです。

ピカール(Pikal) 鉄粉とり

ピカール(Pikal) 鉄粉とり

中性タイプで車のボディに安心して使える除去液タイプの鉄粉除去剤です。4Lの大容量ながら比較的安価で、コスパを重視する方におすすめの製品。スプレー容器と専用スポンジが付属しており、別途揃えるアイテムが少なく済むのもポイントです。

また、プロ仕様のため、鉄粉の除去作業が短時間で行えるのもメリット。冬季の凍結防止剤によるボディの黄ばみも除去できるので、雪の降る地域で車を利用している方にも適しています。

ピットワーク(Pitwork) 強力鉄粉除去クリーナー 4L KA307-00490

ピットワーク(Pitwork) 強力鉄粉除去クリーナー 4L KA307-00490

強力な鉄粉除去力で人気を集めている、除去液タイプの鉄粉除去剤。ボディおよびアルミホイールに付着した鉄粉や汚れを落とすことが可能です。鉄素材のみに反応するため、ガラス・ゴム・プラスチック・メッキ部などへの影響が少なく、安心してお手入れできます。

また、シャンプー効果もあるので、鉄粉除去の作業で車がキレイになるのもポイント。容量は4Lと多く、複数台分のお手入れに対応します。

プロスタッフ(Prostaff) 鉄粉洗浄剤 4L

プロスタッフ(Prostaff) 鉄粉洗浄剤 4L

4Lと大容量ながらお手頃な価格の鉄粉除去剤です。コスパを重視する方におすすめ。容量が多い分、多くの回数のお手入れに対応できます。

本体は鉄粉を化学反応で溶かして落とす仕組み。車のボディとホイールの両方に使えるほか、全色対応により幅広い車に活用できます。

本体は、使用すると洗い上がりがキレイになるので、お手入れ後のワックス効果を長時間持続させたい場合にもおすすめ。使用の際は、専用のスプレー容器に詰め替えてから、ザラつきが気になる箇所に噴霧します。

鉄粉除去剤のおすすめ|粘土タイプ

シュアラスター(Surluster) ネンドクリーナー ソフト S-83

シュアラスター(Surluster) ネンドクリーナー ソフト S-83

研磨剤が入っていないノーコンパウンドで、コーティング施工車でも安心して使える粘土タイプ鉄粉除去剤です。本製品は、車のボディに付着した鉄粉・虫・鳥フンの汚れを落とせるアイテム。ボディがすべすべになるため、ワックスやコーディングの定着性を向上させたい場合にもおすすめです。

柔らかくてこねやすい粘土なので、作業性に優れているのもポイント。車のボディだけでなく、ホイールに付着したブレーキダストにも対応します。

使用の際は、シュアラスターの「ネンドスムーサー」と併用すれば、よりスピーディーな作業が可能。ネンドスムーサーの代わりに、施工箇所に水をかけながらの作業も可能です。

ホルツ(Holts) ねんどクリーナー・ボディ用 MH972

ホルツ(Holts) ねんどクリーナー・ボディ用 MH972

車のボディにやさしいソフト仕様の粘土タイプ鉄粉除去剤です。本体は、塗装面の負担を軽減しながら、鉄粉・虫・鳥フン・塗装ミストなどのザラつきを除去できる製品。全塗装色対応かつ、コーディング施工車にも使用可能で、幅広い車のお手入れにおすすめです。

使用方法は、水で車のボディのホコリや汚れを洗い流したあと、水をかけながら、厚さ1cmほどのサイズに練り込んだ粘土を擦るだけ。粘土の表面が汚れた際には、汚れた部分を内側に練り込むことで、再びキレイな面で鉄粉を除去できます。

ソフト99(SOFT99) ねんど状クリーナー ミニ 00238

ソフト99(SOFT99) ねんど状クリーナー ミニ 00238

車の塗装を傷めずに鉄粉・塗装ミスト・ピッチなどを除去できる粘土タイプ鉄粉除去剤。車の塗装に突き刺さった鉄粉を内部に取り込み、鉄粉を除去する仕組みの製品です。

繰り返し使って粘土の表面が汚れた場合は、内側に折り込むことで再びキレイな面でお手入れできます。使用後は車がツルツルになるので、ワックスやコーディング施工をかける下準備にもおすすめです。

パッケージはお手入れ後の粘土を保管するのに便利。また、本体サイズが約34×85×125mmと小さく、省スペースで保管できるのもポイントです。本体は全塗装色に対応しており、濃色車にも活用できます。

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番外編|鉄粉除去剤を使う際の注意点は?

鉄粉除去剤は、製品により対応している色が異なるので、事前に仕様欄をよく確認しておきましょう。例えば「全塗装色対応」とパッケージに記述されている製品でも、仕様欄を見るとイエローカラーの塗装には非対応の場合があります。

また、スポンジタイプ・クロスタイプ・粘土タイプの鉄粉除去剤は、鉄粉が付着したままボディを擦ると傷ができてしまいます。お手入れの際は、使用するたびに鉄粉を洗い流したり、粘土タイプの場合は鉄粉が付着した面を内側に折り込んだりするなど、傷が付かないように使いしましょう。

無理に鉄粉を落とそうとしないことも重要です。力を込めすぎるとボディやホイールに傷が付きやすいため、どうしても鉄粉が落ちない場合は、化学反応により汚れを落とす、高濃度の除去液タイプを使うことも検討してみてください。