多様なジャンルの作品が揃うヤングマガジン。アクションからサスペンスまで、幅広い読者を楽しませる漫画が充実しています。しかし、種類が多いため、どれを選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ヤングマガジンのおすすめ作品をご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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ヤングマガジンのおすすめ漫画|完結
ザ・ファブル
講談社 著者:南勝久 全22巻完結
伝説の殺し屋が”一般人”として潜伏する、バイオレンス&コメディ漫画。「週刊ヤングマガジン」にて2014~2019年まで連載され、2017年に第41回講談社漫画賞一般部門を受賞した作品です。
裏社会に〈ファブル〉と呼ばれる伝説の殺し屋がいた。ボスから”1年間、人を殺すな、目立つな”という命令を受け、佐藤明という偽名で大阪に移住。相棒の女と兄妹を装い、普通の暮らしに溶け込もうとするのですが……。
殺しのプロが素人の日常に戸惑うコメディと、圧倒的な実力が炸裂する緊張感あふれるバトルシーンが交互に展開するのが魅力。映画化やアニメ化もされた人気作で、アクション漫画とコメディの両方を楽しみたい方におすすめです。
マイホームヒーロー
講談社 原作:山川直輝 作画:朝基まさし 全26巻完結
平凡な父親が家族を守るため、犯罪組織と命がけで対峙するクライムサスペンス漫画。「週刊ヤングマガジン」にて2017~2024年まで連載され、アニメ化も果たした人気作です。
頼れる妻と反抗期の娘を持つ、ごく普通のサラリーマン・鳥栖哲雄。ある日、娘の顔に傷を見つけた彼は、娘が危険な男に脅されていることを知ります。
居ても立っても居られなくなった哲雄は、ついに自ら動き出すことを決意。しかし、その行動が思わぬ形で〈半グレ組織〉との全面対決へと発展していき……。
ミステリー的な謀略と息つく暇もない緊張感が続く展開で、先が読めない面白さが魅力。家族への愛を軸にしたヒリヒリとしたサスペンスを楽しみたい方におすすめです。
行け!稲中卓球部
講談社 著者:古谷実 全13巻完結
卓球部を舞台にしたナンセンスギャグ漫画。1993年〜1996年まで連載され、第20回講談社漫画賞一般部門を受賞した作品です。
熱血漢の竹田を部長に、変態の前野、特撮オタクの井沢、ワキガ持ちのハーフ・田辺、ムッツリの田中と、強烈な個性を持つ部員たちが集結。卓球の練習よりも、日常のあちこちでとんでもない騒ぎを引き起こしていきます。
笑いと青春の狭間で繰り広げられる、どこか切なくもある青春模様が見どころ。シュールで独特の空気感が癖になるギャグ漫画を探している方におすすめです。
賭博黙示録 カイジ
講談社 著者:福本伸行 全13巻完結
借金まみれの青年が、命をかけたギャンブルで逆転を狙う極限の心理戦漫画。1996年〜1999年まで連載され、第22回講談社漫画賞一般部門を受賞した作品です。
フリーターとして自堕落な日々を送る伊藤開司は、ある日突然、保証人として多額の借金を背負わされます。返済の手段としてギャンブル船〈エスポワール〉への乗船を勧められ、命運を懸けた勝負の世界へ足を踏み入れます。
船上では〈限定ジャンケン〉など、心理戦と駆け引きが凝縮されたゲームが次々と待ち受けます。極限状態における人間の本性や欲望を鋭く描いた作品で、息をのむ心理戦を楽しみたい方におすすめです。
新装版 頭文字D
講談社 著者:しげの秀一 全24巻完結
豆腐屋の息子が峠を駆け抜けるモータースポーツ漫画。「週刊ヤングマガジン」で1995~2013年まで18年にわたり連載され、累計発行部数は5600万部を突破しています。
車の知識がほとんどない豆腐屋の息子・藤原拓海は、父の運転するAE86に同乗して育ちました。ある日、地元の走り屋グループと関わりを持ったことで峠バトルの世界へ足を踏み入れます。
卓越したドライビングセンスを武器に次々と強敵へ挑んでいく展開は、手に汗握る臨場感が魅力。緻密に描かれた走行シーンと人間ドラマが融合した作品で、車好きはもちろん、スポーツ漫画が好きな方にもおすすめです。
監獄学園
講談社 著者:平本アキラ 全28巻完結
女子ばかりの全寮制高校に男子5人が入学したことから始まる、ギャグ全開の学園コメディ漫画。「週刊ヤングマガジン」にて2011~2018年まで連載された完結作です。
東京郊外にある全寮制の私立〈八光学園〉は、長年にわたり女子のみが通う学校でした。共学化初年度に入学した男子5人は女子生徒に圧倒的な比率で囲まれた夢のような環境を手にしますが、わずかな行動がきっかけで学園内の監獄施設へと送り込まれてしまいます。
脱獄を目論む男子生徒たちと、それを阻もうとする女子側の攻防が繰り広げられていきます。極端なまでに誇張されたキャラクターたちが繰り広げる予測不能な展開と、際どいギャグの応酬が見どころ。振り切ったギャグ漫画やハイテンションな学園ものが好きな方におすすめの作品です。
新宿スワン
講談社 著者:和久井健 全38巻完結
作者自身の元スカウトマン経験をもとに描いた、歌舞伎町裏社会の青春群像劇。「週刊ヤングマガジン」にて2005〜2013年まで連載され、2015年に実写映画化も果たした人気作です。
仕事も金も居場所もない19歳・白鳥龍彦が、新宿・歌舞伎町でスカウト会社〈バースト〉の見習いとなり、業界を牛耳る強者たちとの激しい抗争に巻き込まれていきます。女性をスカウトして水商売の仕事を紹介する日々のなかで、龍彦は裏社会の光と闇を全身で受け止めながら成長していきます。
実体験に基づくリアルな歌舞伎町描写と、個性豊かな登場人物たちが見どころ。泥臭くも熱い主人公の姿が胸に刺さる作品で、裏社会を舞台にしたヒューマンドラマが好きな方におすすめです。
彼岸島
講談社 著者:松本光司 全33巻完結
吸血鬼が支配する孤島を舞台にした、ホラー×サバイバルアクション漫画。「週刊ヤングマガジン」にて連載され、シリーズ累計1100万部を超える人気作品です。
行方不明になった兄・篤を探すため、大学に合格したばかりの宮本明は仲間とともに〈彼岸島〉へ渡ります。「踏み入れたら最期、再び生きて還ることはない」と恐れられる島には、吸血鬼が棲んでいた……。
緊迫した生死の境をめぐる展開と、独特のキャラクター描写が魅力。サバイバルホラーやバトル漫画が好きな方、読み応えのある長編作品を探している方におすすめです。
エリートヤンキー三郎
講談社 著者:阿部秀司 全26巻完結
伝説の不良兄弟の三男が、誤解の連鎖で番長に祭り上げられていくギャグ漫画。「週刊ヤングマガジン」にて2000~2005年まで連載され、ドラマ化・映画化もされた人気作品です。
県内屈指の不良校・徳丸学園を牛耳る大河内一郎・二郎が退学となり、弟の三郎が新入生として入学します。実際の三郎は気弱で真面目な普通の高校生。しかし兄たちの名声から〈三郎軍団〉なる組織まで結成され、番長に祭り上げられてしまいます。
三郎を快く思わない連中が次々と襲いかかる一方、追い詰められた三郎が見せるギャップがコミカルに描かれます。不良ものでありながらドタバタ感と笑いが満載で、気軽に読めるヤンキーギャグ漫画を探している方におすすめです。
MFゴースト
講談社 著者:しげの秀一 全23巻完結
近未来の公道を舞台にした、白熱のカーレース漫画。「週刊ヤングマガジン」にて2017〜2025年まで連載され、累計発行部数は700万部を超えています。
自動運転が普及した西暦202X年の日本で、公道レース〈MFG〉が世界的な注目を集めていました。ポルシェやフェラーリ、ランボルギーニといった名だたるマシンが参戦するなか、イギリスのレーシングスクールを卒業した日英ハーフの天才ドライバー、カナタ・リヴィントンが来日します。
行方不明の父を探すという目的を胸に抱え、カナタは〈MFG〉へと挑んでいきます。リアルなレース描写と個性あふれるライバルたちとの熱いバトルが展開され、読む手が止まらない作品です。
ヤングマガジンのおすすめ漫画|連載中
アンダーニンジャ
講談社 著者:花沢健吾 既刊17巻
現代に生きる忍者たちの姿を描いた青年漫画です。「週刊ヤングマガジン」にて2018年より連載中。累計300万部を突破し、2023年にはアニメ化も果たしています。
戦後、GHQによって解体されたはずの忍者組織は、今も地下に潜り活動を続けていた。末端の下忍・雲隠九郎はある日、謎の組織〈UN〉の正体を追う忍務を言い渡されます。高校へ潜入しながら、その任務の全容が少しずつ明らかになっていき……。
一見してぱっとしない主人公が、忍者としての本領を発揮していく過程が見どころ。独特の緊張感と独自の世界観で描かれた、現代忍者ものを楽しみたい方におすすめの作品です。
妹は知っている
講談社 著者:雁木万里 既刊6巻
職場では”つまらない人”と思われているサラリーマンが、実は「世界で一番面白い」という秘密を兄妹で抱える青年コメディ漫画。「次にくるマンガ大賞2025」や「マンガ大賞2026」にもノミネートされた注目作です。
無表情で愛想がなく、職場の同僚からもつまらないと見られている三木貴一郎。しかし、妹の美貴は、兄が誰にも見せない”本当の面白さ”を知っています。2人の同居生活を軸に、表と裏の顔を持つ兄と、その真の姿を知る妹の関係性が描かれていきます。
ギャップのある主人公の二面性と、妹との独特な距離感がクセになる読み心地を生み出しています。肩肘張らず気軽に読めるおすすめの作品です。
伍と碁
講談社 原作:蓮尾トウト 漫画:仲里はるな 既刊5巻
何事も卒なくこなす「神童」が囲碁の世界で挫折し、再起を目指す囲碁漫画。対局シーンでは日本棋院への取材を基にした本格的な囲碁描写を盛り込み、読み応えのある作風が魅力です。
野球・サッカー・勉強と、あらゆる分野で周囲を圧倒してきた小6の秋山恒星。「囲碁界の藤井聡太になる」と宣言して通い始めた教室で待っていたのは、自分の才能すら握り潰す5人の天才少年少女でした。
完膚なきまでに打ちのめされた恒星は、高校生になって再び碁盤に向き合います。かつて自分を否定した5人へのリベンジを胸に、囲碁の世界へと再び踏み込んでいく……。
才能と挫折、そして再起というテーマが熱く描かれており、囲碁に馴染みがない方でも引き込まれる1冊。本格的な囲碁の世界観とスポーツ漫画さながらの熱量を楽しみたい方におすすめです。
ねずみの初恋
講談社 著者:大瀬戸陸 既刊9巻
殺し屋少女の純粋で危うい初恋を描いた、クライムラブストーリー漫画。「週刊ヤングマガジン」にて2023年より連載中で、累計150万部を突破した注目作です。
ヤクザのもとで殺し屋として育てられ、人の愛情を知らないまま生きてきた少女・ねずみ。愛することも愛されることも知らない彼女が、ある普通の青年・碧と出会い、初めて恋心を抱きます。
しかし、殺し屋という過去と現実が2人の関係に影を落とし、純粋な感情と血に塗れた世界の狭間で、ねずみは揺れ続けます……。
ピュアな恋愛描写と殺伐とした裏社会の対比が生む独特の緊張感が魅力。ダークな世界観のなかに息づく切ない感情の機微を楽しめる作品です。
GTO パラダイス・ロスト 改
講談社 著者:藤沢とおる 既刊22巻
伝説の不良教師・鬼塚英吉が、芸能クラスという名の超問題クラスに再び挑む熱血教師漫画。「週刊ヤングマガジン」にて連載中で、名作『GTO』の続篇シリーズにあたります。
鬼塚の次なる赴任先は、吉祥学苑に新設された芸能クラス。アイドルだらけのパラダイスかと思いきや、そこは誰もが恐れる問題児の集まりでした。物語は、鬼塚が刑務所に収監された状態から始まり、仲間への回想という形でストーリーが展開されていきます。
なぜ鬼塚が刑務所に送られたのか——という謎を軸に、芸能界の闇や強敵との死闘が絡み合い、先の読めない展開が続きます。鬼塚の破天荒でまっすぐな生き様に胸が熱くなる、おすすめの1作。旧シリーズを知る方はもちろん、初めて読む方にも入りやすい作品です。
満州アヘンスクワッド
講談社 原作:門馬司 作画:鹿子 既刊22巻
昭和初期の満洲を舞台に、アヘン密造に手を染めた男の生き様を描くクライムサスペンス漫画。「週刊ヤングマガジン」にて連載中の重厚な歴史背景を持つ作品です。
昭和12年、関東軍の兵士として満洲に渡った日方勇は、戦地で右目の視力を失います。「使えない兵隊」として農業義勇軍に回され、上官に虐げられる日々のなか、農場の片隅でケシが栽培されていることに気づきます。病を抱える仲間を救うため、勇はアヘンの密造へと踏み込んでいきますが……。
大アヘン政策という史実の闇を背景に、命がけの取引や裏切りが連続するスリリングな展開が続きます。史実を絡めたダークな世界観と、一癖も二癖もある登場人物たちの駆け引きが魅力。骨太な歴史クライム漫画を探している方におすすめです。
税金で買った本
講談社 原作:ずいの 作画:系山冏 既刊19巻
知ってるようで知らない図書館の”裏側”を描いたお仕事漫画。「週刊ヤングマガジン」にて連載中で、ドラマ化・アニメ化も決定した人気作です。
小学生ぶりに図書館を訪れたヤンキー・石平くん。10年前に借りた本を紛失していたことを職員に指摘され、あれよあれよとアルバイトを始めることに。絶版本の代替探しや本の修理方針をめぐる議論など、利用者にはなじみのない図書館業務の日常を描きます。
1話完結のオムニバス形式で、図書館員たちの仕事への向き合い方や利用者とのやりとりが丁寧に積み重なっていくのが魅力。身近な場所を舞台にしたお仕事漫画を探している方におすすめです。
ヤニねこ
講談社 著者:にゃんにゃんファクトリー 既刊12巻
タバコを愛するヤニカスな猫耳獣人の、だらしない日常を描くショートギャグ漫画。次にくるマンガ大賞2024 コミックス部門にランクインした注目作です。
人間と獣人が共に暮らす「にゃがみ原市」の安アパートが舞台。主人公のヤニねこは、ヘビースモーカーでだらけきった生活を送る自堕落な獣人です。違法薬物を連想させる言動で暴れるヤクねこ、食欲と怪力が強いデブねこといった、クセ強めな住民たちとの騒がしい毎日が描かれます。
ブラックコメディやハードボイルド風のシュールなギャグが好きな方におすすめです。
暴力万歳
講談社 原作:河本ほむら 作画:なだいにし 既刊6巻
“暴力こそすべて”という強烈な信条を軸に描く、青年向けアクション漫画。「週刊ヤングマガジン」にて2025年より連載中です。
不良に絡まれた高校生・秋田正道を、女子高生・六道せつなが助けます。打算と憧れから、秋田は六道に喧嘩の指導を依頼します。六道は「暴力こそこの世界の唯一のルール」と断言し、秋田を暴力の世界へ誘います。
実力派の原作・作画が組んだ骨太なアクションの読み口が魅力。暴力という荒削りなテーマを通じて、人間の本質に迫る作風が支持されています。ハードなバトルと濃密なキャラクターを楽しみたい方におすすめです。
平成敗残兵すみれちゃん
講談社 著者:里見U 既刊10巻
元・売れないアイドルが再起を賭けるヒューマンドラマ漫画。芸能界の熾烈な競争に敗れた31歳女性の奮闘を描いた作品で、「週刊ヤングマガジン」にて連載中です。
元アイドルの東条すみれ、31歳。芸能界でのし上がろうとしたものの、カラダもココロもボロボロにされて撃沈。今はボロアパートでゴロゴロ暮らすプータローです。
そんな彼女のもとに、従兄弟の高校生・雄星が「一緒に同人グラビア写真集を出そう」と持ちかけます。思いがけない提案をきっかけに、すみれは令和の時代にリベンジを狙い始めるのでした……。
平成という時代に敗れた女の再起と成長を、リアルで痛快な視点から描く点が魅力。30代からの再スタートや芸能界の裏側に興味がある方におすすめの作品です。




































青年向け漫画を収録するヤングマガジンは、アクションから心あたたまるストーリーまで、ジャンルの幅広さが特徴。じっくり読める完結済み作品や手軽に楽しめる短編など、多彩なタイトルが展開されています。ぜひ本記事を参考に、お気に入りのアイテムを見つけてみてください。