命や尊厳がかかった人間の極限状態を描く「デスゲーム漫画」。謎に満ちた世界観やスリルあふれる残酷なゲーム、登場人物同士の生々しい人間模様など、フィクションならではの多彩な見どころが詰まった人気ジャンルのひとつです。

今回は、そんなデスゲーム漫画のおすすめ作品をご紹介。完結済みと連載中にわけて、面白い漫画を厳選しました。ハラハラドキドキできる漫画を読みたい方は、ぜひ選書の参考にしてみてください。

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デスゲーム漫画のおすすめ作品|完結済み

今際の国のアリス

小学館 著者:麻生羽呂 全18巻完結

今際の国のアリス

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謎の世界「今際の国」で、命懸けのサバイバルゲームに挑む話題のデスゲーム漫画。「週刊少年サンデーS」や「週刊少年サンデー」で連載され、2016年に完結。2020年・2022年にNetflixで公開された実写ドラマは、全世界で話題を集めました。

主人公は、どうしようもない日常に苛立つ高校生・有栖良平。悪友たちと夜の街を歩いていると、突然街が巨大な花火に包まれます。有栖たちが次に目が覚めると、周囲の人々が世界から消えてしまっていました。

さらに、ふらりと入った神社で告げられたのは、謎の「げぇむ」の始まり。命がかかった理不尽な難題を突きつけられるうちに、有栖の本来の能力が目覚め始めます。

多種多様な「げぇむ」を頭脳と肉体を駆使して仲間とともに乗り越えていく、サスペンスフルな展開が見どころ。描かれるドラマを通して、なぜ人は生きるのかを突きつけられるおすすめのデスゲーム漫画です。

リアルアカウント

講談社 作画:渡辺静 原作:オクショウ 全24巻完結

リアルアカウント

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SNSを舞台に、自身の繋がりをかけてさまざまなゲームに挑戦していくデスゲーム漫画。「別冊少年マガジン」「週刊少年マガジン」で連載され、2019年に完結しました。

国民的SNS「リアルアカウント」の世界に、突然1万人のユーザーが吸い込まれます。”フォロワー0で即死亡””中の人が死ぬとフォロワーも即死亡”という条件のもと、主人公・柏木アタルたちは人との繋がりを問う過酷なデスゲームに挑むことになるのです。

SNSの世界と現実の世界がリンクする世界観が見どころのデスゲーム漫画。他人との真の繋がりを問われたり、人間の本性を抉り出したりと、SNS社会の怖さを追体験できるおすすめの少年漫画です。

未来日記

KADOKAWA 著者:えすのサカエ 全12巻完結

未来日記

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アニメ化やドラマ化もされた、デスゲーム漫画の名作。未来が書かれた日記を持つ12人によるサバイバルゲームを描いた物語です。2006〜2011年まで「月刊少年エース」で連載されていました。

天野雪輝は、日記をつけることが趣味の中学生。ある朝、携帯に自分の未来の出来事が打ち込まれているのを発見します。しかし、読み進めていくと、そこには自らの「死」の記述が。雪輝は知らない間に未来の日記をめぐるデスゲームに巻き込まれていたのです。

それぞれの未来が記された日記を頼りに、どのようにサバイバルゲームを乗り越えていくのかが見どころ。異色のヒロインの活躍も話題を集めました。緊張感あふれるラブサスペンスが好きな方におすすめのデスゲーム漫画です。

神さまの言うとおり

講談社 作画:藤村緋二 原作:金城宗幸 全5巻完結

神さまの言うとおり

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ある日突然、デスゲームに参加させられた高校生たちの緊迫の死闘を描いたデスゲーム漫画。『ブルーロック』『僕たちがやりました』などを送り出してきた金城宗幸のデビュー作です。

2014年に福士蒼汰主演で実写映画化。第弐部として『神さまの言うとおり弐』が「週刊少年マガジン」で連載され、こちらも人気を集めました。

自分の人生を退屈だと感じるようになっていた16歳の男子高校生・高畑瞬。しかし、そんな日常は教室に謎のダルマが出現したことで一変します。命をかけたゲームを生き抜くために、瞬は今までの自分を変えられるのでしょうか。

課題をクリアできなければ死が待ち受けている、不条理で衝撃的な展開に手に汗握るデスゲーム漫画。次々と繰り出されるユニークなゲームのルールにも注目して読みたい、おすすめの人気作です。

バトル・ロワイアル

秋田書店 作画:田口雅之 原作:高見広春 全15巻完結

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同じクラスの中学生が殺しあうという、センセーショナルなゲームを描いたデスゲーム漫画の金字塔的傑作。高見広春の同名小説が原作です。2000年に藤原竜也主演で映画化され、社会現象を巻き起こしました。

本作品の中心は、ある中学校の3年生・42人。生存者1名になるまで殺しあわなければならないという、政府主催の「殺人実験プログラム」に巻き込まれた彼らは、それぞれどのような運命を迎えるのでしょうか。

極限状態に置かれた中学生たちの人間ドラマを、ドラマチックで過激な描写が引き立てる衝撃作。デスゲーム漫画の元祖ともいえる作品を読んでみたい方に、まずおすすめの1作です。

賭博黙示録カイジ

講談社 著者:福本伸行 全13巻完結

賭博黙示録カイジ

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借金返済のため、主人公・伊藤開司が一発逆転のギャンブルに挑むデスゲーム漫画の名作です。90年代に「週刊ヤングマガジン」で連載され、第22回講談社漫画賞一般部門を受賞。実写映画化をはじめ、多数のメディアミックス作品も展開されています。

カイジは定職にも就かずに日々を過ごす自堕落な青年。しかし、かつて自分が保証人になっていた借金を金融業者から押し付けられてしまいます。返済のあてがないカイジは、借金一括返済のチャンスを与えるというギャンブル船に乗り込みますが……。

限定ジャンケン・電流鉄骨渡りなど、独創的なギャンブルが繰り広げられる本作品。人間の尊厳や命をかける、緊迫した駆け引きを堪能できます。何度も読み返す読者も多い、おすすめのデスゲーム漫画です。

GANTZ

集英社 著者:奥浩哉 全37巻完結

GANTZ

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死んだはずの人々が集められ、謎の星人たちと命がけで戦う様を描いたSF超大作。「週刊ヤングジャンプ」で2000〜2013年に連載されていたデスゲーム漫画です。実写映画も2部作公開されて大ヒットを記録し、アニメ化や舞台化などもされました。

事故によって電車にはねられて死んだはずの玄野と加藤は、一瞬にして謎のマンションの一室に転送されます。部屋には、2人と同じく死んだはずの人々と得体の知れない黒い球「GANTZ」が置かれていました。

GANTZに「ねぎ星人」の暗殺を命じられた玄野たち。状況もわからないまま武器を手に、今度はねぎ星人の元に転送されてしまうのです。

リアリティのある画風で繰り広げられるグロテスクなバトルシーンや、謎の多い独創的な世界観などが多くの読者を魅了しています。国内外からロングセラーで高い人気を集めるデスゲーム漫画としておすすめの名作です。

カラダ探し

集英社 作画:村瀬克俊 原作:ウェルザード 全17巻完結

カラダ探し

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脱出不可能の学校を舞台に、6人の高校生が「カラダ探し」に挑む怪談系デスゲーム漫画。小説投稿サイトで絶大な人気を集めた携帯小説のコミカライズ作品です。「少年ジャンプ+」で連載され、累計閲覧数は1億回を突破。2022年に実写映画化もされました。

森崎明日香たち6人は、友人の遥から突然”私のカラダを探して”と依頼されます。学校に伝わる「赤い人」の怪談を予感させるその依頼に、半信半疑だった明日香たち。しかし、強制的に学校へと連れてこられ、命がけの「カラダ探し」に巻き込まれてしまうのです。

「赤い人」によって八つ裂きにされ、校舎に隠された体を全て探し出さなければならないという、恐怖の鬼ごっこを描いたデスゲーム漫画。背筋がゾクゾクとするような脱出ゲームが好きな方におすすめの人気作です。

BTOOOM!

新潮社 著者:井上淳哉 全26巻完結

BTOOOM!

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南の海の孤島で繰り広げられる、爆弾を駆使したサバイバルゲームを描いたおすすめのデスゲーム漫画。アニメ化やゲーム化などもされ、シリーズ累計450万部を突破している人気作です。

日々を何気なく過ごしていたニートの坂本竜太は、突然南海の孤島に連行されてしまいます。そこで強制参加することになったのが、同じく島に連れてこられた人々との爆弾を用いたリアルデスゲーム『BTOOOM!』でした。

武器が爆弾に限定された設定が斬新なデスゲーム漫画。最終26巻が「Light 友情編」と「Dark 真実編」の2種類刊行されており、それぞれ異なる結末を楽しめるようになっているのもポイントです。ぜひ壮大な世界観を最後まで見届けてみてください。

なれの果ての僕ら

講談社 著者:内海八重 全8巻完結

なれの果ての僕ら

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倫理観を揺さぶる衝撃的な「同窓会」の模様を描いたデスゲーム漫画。2020年に「週刊少年マガジン」で連載が開始されて話題になりました。小学校の元6年2組に在籍していた27人が、母校に監禁されるところから物語はスタートします。

同窓会と称して、元同級生27人を母校に集めた首謀者・夢崎みきお。”極限状態での善性を試す”という目的のもと、彼はクラスメイトたちに命をかけた実験を持ちかけるのです。

52時間にわたる監禁劇を描いた本作品は、冒頭であらかじめ犠牲者の数と死亡原因が明らかにされているのがポイント。事件の顛末とともに、隠されていた同級生の本性が暴かれていきます。先が気になるという読者も多い、おすすめのデスゲーム漫画です。

プラチナエンド

集英社 作画:小畑健 原作:大場つぐみ 全14巻完結

プラチナエンド

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『DEATH NOTE』『バクマン』を手掛けた名タッグがおくる、13人の神候補たちのサバイバルを描いたデスゲーム漫画。2015〜2021年まで「ジャンプSQ.」で連載され、アニメ化もされた人気作です。

主人公は事故で家族を失い、引き取られた親戚の元で辛い日々を送っていた架橋明日。中学校卒業の日にビルの屋上から身投げした彼を救ったのは、謎の天使・ナッセでした。

ナッセに力を授けられた明日は、生きる希望を取り戻します。しかし、”同様に力を与えられた13人の候補の中から神を決める”と驚きの目的を告げられ、思いがけない戦いに巻き込まれていくのです。

限られた能力を駆使して、神になるための戦いを繰り広げる本作品は、それぞれの登場人物の「幸せ」がテーマ。美しい画風や細部まで作り込まれた設定も多くの読者を惹きつける、おすすめのデスゲーム漫画です。

僕らはみんな死んでいる♪

集英社 著者:きら 全10巻完結

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すでに死んだ人々が、生き返るために恋愛ゲームを繰り広げる異色のデスゲーム漫画です。2010年から「YOU」で連載され、完結。ドラマ化もされました。

ふと目覚めると、知らない場所に集められていた8人の男女。戸惑う彼らの前に現れた「神」と名乗る謎の生物は、8人がすでに死んでいることを告げます。8人は生き返りをかけた「ラブゲーム」に挑戦させられることになり……。

最初にカップルになった2人だけが生き返れるという、デスゲームに恋愛を絡めたシュールな設定が魅力。それぞれの死の理由や絡みあう人間模様に注目しながら読みたい、おすすめの1作です。

生贄投票

講談社 作画:江戸川エドガワ 原作:葛西竜哉 全7巻完結

生贄投票

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高校生のあるクラスを舞台に、謎のアプリによる「生贄投票」の模様を描いた1作。スマホ依存とSNS社会の実態に、学校のスクールカーストを掛け合わせた、話題のデスゲーム漫画です。

ある日、今治美奈都のスマホに突然「生贄投票」というアプリが表示されます。クラス全員の名前が候補者として並べられ、投票により生贄に選ばれた者には何らかの社会的な死が与えられるというのです。

つい友人の名前を押してしまった美奈都。やがてこの投票が、クラスに大きな波紋と崩壊をもたらしていきます。

SNSをテーマにした本作品は、肉体の死ではなく社会的な死が描かれていくのがポイント。狭いクラス内における人間心理の残酷さを浮き彫りにした、おすすめのデスゲーム漫画です。

天空侵犯

講談社 作画:大羽隆廣 原作:三浦追儺 全21巻完結

天空侵犯

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超高層ビル群を舞台に、緊迫のサバイバルを繰り広げるデスゲーム漫画です。原作は『亜人』を手掛けた三浦追儺。2021年にNetflixにて配信アニメ化もされています。

女子高生・ゆりがいつの間にかいた場所は、なんと見覚えのない超高層ビルの屋上。さらに、仮面をかぶった男が斧で人を殺害する場面に遭遇してしまいます。

出口を探すものの、看板に”地上に降りる事はできない”との記載があり、ビルの上層階から出られません。見渡す限りビル群が立ち並ぶ異世界で、ゆりの決死のサバイバルが幕を開けます。

高所で繰り広げられる絶望のバトルや人間ドラマが本作品の見どころ。世界観の全体像が少しずつ明かされていくような、サスペンスファンタジーが好きな方におすすめのデスゲーム漫画です。

家族対抗殺戮合戦

新潮社 著者:菅原敬太 既刊9巻

家族対抗殺戮合戦

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家族対抗で恐怖のレクリエーションに挑んでいく、デスゲーム漫画の話題作です。「月刊コミックバンチ」での連載から「ピッコマ」へ移籍し、2023年に完結しました。

妻と2人の子供、認知症の母とともに暮らしていた小心者のサラリーマン・鞠山雅彦。そんなある日、突然街から人が消えてしまいます。戸惑う雅彦たちが町内放送の案内で公園に向かうと、そこにはほかに6つの家族が集まっていました。

7つの家族は、現れた巨大な人形たちによって、家族対抗のレクリエーションに参加させられることに。それは、勝てば豪華賞品が手に入りますが、負ければ家族の誰かを生贄にしなければならない非情なゲームだったのです。

デスゲームを題材に、極限状態における家族ドラマを丁寧に描いているのがポイント。家族を守るためにたくましくなっていく父親の姿から目が離せない、おすすめのデスゲーム漫画です。

堕イドル

講談社 作画:山口アキ 原作:ガクキリオ 全2巻完結

堕イドル

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50人の堕ちたアイドルたちが生き残りをかけたデスゲームに挑む、キュートで残酷なデスゲーム漫画。「別冊少年マガジン」で2016〜2017年まで連載され、全2巻で完結しました。

突然集められた「堕イドル」たち50人は、生死をかけた「堕イドル・オーディション」に強制参加させられます。合否をわける評価基準や堕イドルの定義など、さまざまな疑問に満ちた極限状態で、彼女たちは過酷なオーディションを乗り越えられるのでしょうか。

駆け出しアイドル・銀山幸を中心に、可憐なアイドルたちがさまざまな意図が隠された課題に挑んでいきます。キュートな絵柄で読みやすく、血みどろなデスゲーム漫画が苦手な方にもおすすめの1作です。

デスゲーム漫画のおすすめ作品|連載中

トモダチゲーム

講談社 作画:佐藤友生 原作:山口ミコト 既刊22巻

トモダチゲーム

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友達5人が借金を返済するために壮絶な心理戦に挑む、ギャンブル系のデスゲーム漫画。2014年から「別冊少年マガジン」で連載中の人気作です。2度にわたってドラマ化され、実写映画も公開。2022年にはアニメ化もされました。

貧乏な暮らしのなかでも、何よりも友情が大切と教わってきた高校生・片切友一。かけがえのない友達たちと平穏に過ごしていましたが、ある事件をきっかけに、友達4人とともに謎の借金返済ゲームに巻き込まれてしまいます。

“友達を疑わないこと”がゲームクリアのコツ。しかし、誰かの裏切りによって、ゲームは息の詰まるような心理戦へともつれ込んでいくのです。

友情と金を天秤にかけた、スリリングな頭脳ゲームが描かれます。登場人物の印象が二転三転し、先の読めない展開が繰り広げられるのがポイント。参加者同士の心理戦が楽しめるデスゲーム漫画が好きな方に、まずおすすめの1作です。

ダーウィンズゲーム

秋田書店 著者:FLIPFLOPs 既刊27巻

ダーウィンズゲーム

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2013年から「別冊少年チャンピオン」で連載されているデスゲーム漫画。生死をかけたソーシャルゲームの行方を描く物語です。アニメ化もされ、累計部数は700万部を突破しています。

友人から送られてきた招待メールによって、見知らぬアプリ「ダーウィンズ・ゲーム」を起動させてしまった主人公・須藤要。訳もわからないままゲームに参加することになった要の前に、対戦相手のパンダ男が現実に現れるのです。

現実味あふれる不思議なソーシャルゲームを舞台に、予測できない極限の異能力バトルが展開されます。スリルにあふれながらも、読みやすいデスゲーム漫画を探している方におすすめの1作です。

出会って5秒でバトル

小学館 作画:みやこかしわ 原作:はらわたさいぞう 既刊22巻

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予想できない能力と頭脳を武器に、緊迫のデスゲームで戦う能力バトルを描いた少年漫画。同名の人気Web漫画のリメイク作品です。「マンガワン」「裏サンデー」で連載され、アニメ化もされています。

ゲームと金平糖を愛する高校生・白柳啓は、進学校で成績トップクラスの頭脳の持ち主。ある日、日常に退屈していた啓の前に突然、魅音と名乗る謎の女が現れます。

見知らぬ場所に集められた啓たちは戸籍を奪われ、実験モニターとして理不尽な戦いに巻き込まれることに。それぞれに与えられた能力を使ってゲームを勝ち抜き、啓は組織を潰すことを決意しますが……。

一風変わった能力設定や見応えのあるバトルに加え、本格的な頭脳・心理戦も楽しめるのが魅力。それぞれに与えられた能力をどのように活かすのか予想しながら読みたい、おすすめのデスゲーム漫画です。

無能なナナ

スクウェア・エニックス 作画:古屋庵 原作:るーすぼーい 既刊10巻

無能なナナ

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絶海の孤島にある学園で、正義と悪が入り乱れるサスペンスドラマを描いた物語。「月刊少年ガンガン」で連載されているデスゲーム漫画の注目作です。2020年にアニメ化もされています。

舞台は、人類の敵に対抗するため、特殊な能力を持つ少年少女が訓練に励む学園。半年前に転校してきた中島ナナオは、能力を隠し続けていたために「無能」と呼ばれ、馬鹿にされていました。しかし、新たに2人の転校生がやってきて、ナナオの運命が動き始めます。

「人類の敵抹殺」のために息の詰まるような攻防戦が繰り広げられる、巧みな構成が本作品の魅力。ネタバレは最小限で読み進めたい、おすすめのデスゲーム漫画です。