市販のヘアカラーは、サロンより安く手軽に髪を染められるのが魅力です。しかし、自分で髪を染めるのにはコツが必要。アイテム選びやカラー選びで失敗すると、理想の髪色に染められなかったり髪に強いダメージを与えたりするリスクもあります。
そこで今回は、市販のヘアカラーからおすすめのアイテムをご紹介。自分で髪を染める際のヘアカラーの選び方や使い方のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。
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- 目次
- 市販ヘアカラーの選び方
- 市販ヘアカラーのおすすめ|人気アイテム
- 市販ヘアカラーのおすすめ|ハイトーン・明るめ
- 市販ヘアカラーのおすすめ|暗め
- 市販ヘアカラーのおすすめ|メンズ向け
- 市販ヘアカラーの売れ筋ランキングをチェック
- 市販ヘアカラーのよくあるQ&A
市販ヘアカラーの選び方
染める前の髪色・髪質によって仕上がりは異なる
市販のヘアカラーを選ぶ前に知っておきたいのが、使用後の髪色の仕上がりは染める前の髪の色や髪質によって異なるということ。
例えば、同じ市販のヘアカラーを同じ条件で使ったとしても、元が黒髪の方と茶髪の方で比較すると、茶髪の方のほうが明るい髪色に仕上がります。自分の髪色でどのように染まるか知りたい方は、公式サイトやパッケージをチェックするのがおすすめ。多くのメーカーは髪のトーンごとの仕上がりイメージを掲載しているので、ぜひチェックしてみましょう。
また、髪質による仕上がりの違いとしては、太く硬い髪の方よりも細く柔らかな髪の方のほうが染まりやすい傾向にあります。パーマがかかりやすい方も、比較的染まりやすい髪質です。市販のヘアカラーを選ぶ際は、自分の髪質も考慮しましょう。
色味や明るさで選ぶ
暖色系・寒色系などカラーの系統から選ぶ
何色に染めるか悩んでいる方は、自分には寒色系と暖色系、どちらの色が合うかをまず考えてみるのがおすすめ。
暖色系とは、赤・ピンク・オレンジなど赤み系の、あたたかみのあるカラーのこと。やわらかく、女性らしい印象に仕上がります。また、日本人の髪はもともと赤みが強い傾向にあるといわれているのもポイント。暖色系の髪色は、市販のアイテムでもきれいに染まりやすいのがメリットです。
一方、寒色系とはグレー・アッシュ・ブルーなどの青みがかった透明感があるカラーのこと。日本人の髪は寒色系に染まりにくいという懸念点はありますが、洗練された抜け感のある印象に仕上がるのが魅力です。
自分の雰囲気に合ったカラー、または目指したい印象に合った系統のカラーを選びましょう。
ピンク・ベージュ・アッシュ・ブラウンなどの人気色もチェック
トレンド感のある色や人気色が気になる方には、ピンク・ベージュ・アッシュ・ブラウンなどの市販ヘアカラーがおすすめ。
ピンク系のカラーは、暖色なので比較的染まりやすく、またブリーチをしなくても発色しやすいのが魅力。かわいらしく、女性らしさのある雰囲気に仕上がります。透明感のある髪色が好みの方には、ベージュ系もおすすめ。ブルべ・イエベのパーソナルカラーを問わず似合いやすく、やわらかさがありながらも洗練された印象を与えます。
よりスタイリッシュなカラーが好みであれば、アッシュ系もおすすめ。青系の染料を含むカラーで、髪の赤みを打ち消して抜け感のあるクールなスタイルに仕上がります。どの色も、トーンや色味のバランス次第で個性派にも控えめにもなれるカラーです。
ハイトーン・暗めなど明るさのレベルをチェック
ヘアカラーの色を選ぶ際、色味だけでなくトーンもこだわりたいポイント。市販のヘアカラーは各色に番号が振られていますが、数字が小さいほど暗いカラー、大きいほどハイトーンのカラーを指します。
自分で髪を染め慣れていない方は、最初は理想のトーンよりも少し明るめの市販ヘアカラーを選ぶのがおすすめ。一度染めた髪は、より暗く染め直すのは比較的簡単ですが、より明るく染め直すのが困難なためです。
パッケージや公式サイトに掲載されている仕上がりのイメージ画像を参考にしながら、使用するヘアカラーのトーンを決めましょう。
カラー剤のテクスチャーで選ぶ
クリームタイプ
クリームタイプは、粘度のあるテクスチャーが特徴のヘアカラー。液だれしにくく、ピンポイントに塗りやすいので、部分染めやサロンに行くまでのセルフケアとして行う「リタッチ」などにもおすすめです。髪に密着して染め上げるため、しっかり染まりやすいのも魅力。
小分けにして適量を少しずつ使えるので、製品によっては残りを取っておくことも可能です。一度でカラー剤を使い切れないショートヘアの方や髪全体にはヘアカラーを使用しない方にもぴったりのタイプ。なお、ややテクスチャーが硬く、髪全体にムラなく塗るのが比較的難しい点には留意しておきましょう。
泡タイプ
泡タイプは、プッシュするとムース状になって出てくるタイプのヘアカラー。手に取って髪に直接もみ込むようにして使用するので、コームは不要です。また、多くの泡タイプは1剤と2剤など複数の薬剤を混ぜ合わせる必要がありません。そのため、より手軽にセルフカラーをしやすいのが特徴です。
液だれしにくく、髪全体に均一になじませやすいので、市販アイテムでもムラなくキレイに仕上げやすいのもメリット。一方、部分染めには使いにくいことと、比較的染まり方が薄いといわれていることには注意が必要です。
傷みにくいものが欲しい方は毛髪保護成分をチェック
市販のヘアカラーは手軽に髪を染められる一方、髪にダメージを与えやすいアイテムでもあります。なるべく髪が傷まないようにセルフカラーを楽しみたい方は、毛髪保護成分を配合したアイテムを選びましょう。
とくにおすすめの毛髪保護成分は、加水分解シルク・加水分解ダイズタンパク・アミノ酸・セラミド・植物油脂などです。髪にうるおいやツヤを与えて、なめらかでツヤのある髪へと導く効果が期待できます。髪のダメージや乾燥・ぱさつきが気になる方は、全成分表示をチェックしてみましょう。
市販ヘアカラーのおすすめ|人気アイテム
ダリヤ(DARIYA) パルティ カラーリングミルク黒髪用ヘアカラー【医薬部外品】
使いやすさや仕上がりの美しさ、豊富なカラー展開を兼ね備えた人気の市販ヘアカラーです。液だれしにくい乳液タイプで、ブラシを使わなくても髪に密着するので、セルフカラー初心者にもおすすめ。また、同メーカーの従来の乳液タイプのアイテムと比べて1.5倍の内容量のため、カラー剤が髪全体に行きわたってムラなく仕上がります。
色持ち成分のシルクプロテインや、うるおい成分のフルーツエキスなども配合。しっとり感とツヤを与え、きれいなカラーが長持ちする髪へと導きます。なるべく髪が傷まないヘアカラーを探している方にもおすすめ。色味はナチュラルなブラウンからブルー系・紫系・オリーブ系などの個性派カラーまでそろった16色展開です。
ヘンケル(Henkel) サイオス カラージェニック ミルキーヘアカラー【医薬部外品】
プロのスタイリストが開発した市販ヘアカラー。黒髪も目立ち始めの白髪もきれいになじませて染め上げるよう、染料を組み合わせた処方が特徴です。髪をかきあげた時などに気付く程度の「ちらほら白髪」であれば、きれいになじむと謳われています。
均一に塗り広げやすいよう、ミルキータイプのテクスチャーとくし型のノズルを採用。また、ロングヘアにも対応した大容量タイプなので、セルフカラーに慣れていない初心者の方にもおすすめです。
カラー後の髪をケアするヘアパックも付属。サロントリートメントにも使われるうるおい成分の働きで、髪にツヤとなめらかさを与えます。
アンナドンナ(anna donna) エブリ ヘアカラー【医薬部外品】
個性的なカラーラインナップが魅力の市販ヘアカラー。あたたかみのある赤色のパロットレッド、ミルクティーのようなスモーキーな色味のパンテラレオベージュ、落ち着いた色味のエレファントグレーなど、派手すぎずに目を引くカラーがそろった9色展開です。
黒髪・茶髪用のアイテムですが、ちらほら白髪にも使えると謳われているのが魅力。白髪が気になり始めたけれど、おしゃれなヘアカラーは諦めたくない方におすすめです。付属品が充実しているのも魅力で、ヘアキャップ・手袋・ケープに加えカラートリートメントまでセットになっています。
花王(Kao) リーゼ 泡カラー【医薬部外品】
ドラッグストアでも取り扱いのある、手ごろな値段の市販ヘアカラー。7色展開のナチュラルシリーズと、ピンク系・バイオレット系・オレンジ系などトレンドカラーが豊富な13色展開のデザインシリーズから選べるアイテムです。
ピンク系は明るいピンクベージュと暗めの青みピンク、バイオレット系は明るいラベンダーカラーと深みのある暗いタイプの、2種類のトーンから選択可能。やわらかく透明感のある、洗練された髪色に仕上がります。
泡タイプなので、もみ込むだけで簡単に染められるのも魅力。ショートヘアはもちろん、ロングヘアも毛先までムラなく染め上げます。
ホーユー(hoyu) ビューティーラボ ホイップヘアカラー【医薬部外品】
やさしい自然なカラーも、こだわりのニュアンスカラーもそろっている市販ヘアカラー。とくに、ピンク系はアッシュピンク・アプリコットピンク・さくらピンク・ローズピンクの4色がそろった充実のラインナップ。暖色系カラーに挑戦してみたい方におすすめです。
青みがかった寒色系のカラーも豊富に展開。ほかにも、繊細なカラーが全18色用意されています。テアニン・タウリンなどの色持ち成分やうるおい成分も配合されており、つややかな髪色が長持ちする処方です。染めたあとの髪をいたわる、アフターカラー美容液も付属しています。
カラリス(COLORIS) ヘアカラー
3分程度のいくつかのWeb質問に答えることで、おすすめのヘアカラーがわかるユニークなヘアカラー剤とトリートメントのセット。髪の状態や理想の仕上がりに合った薬剤が送られてきます。定期購入の場合、届く周期はライフスタイルに合わせて選択可能です。
さまざまな組み合わせのなかから、自分の髪にぴったりのヘアカラー剤とトリートメントが届くのが魅力。プロも使用するカラー小物が6点付属します。根元から毛先まで、自宅でもムラなく綺麗に髪を染めたい方にぴったりです。また、ダメージを最小限に抑えているため、髪をいたわりながら染められます。
透明感や発色を重視したおしゃれ染めヘアカラーのほか、気になる白髪を目立ちにくくする白髪染めヘアカラーも展開。白髪染めヘアカラーにも、柔らかな印象のニュアンスカラーが展開されているのがポイントです。
市販ヘアカラーのおすすめ|ハイトーン・明るめ
ヘンケル(Henkel) フレッシュライト ミルキーヘアカラー【医薬部外品】
黒髪から明るくしたい方におすすめの市販ヘアカラー。トーンアップ処方を採用しているため、ブリーチなしでも明るい印象の高発色な髪色に仕上がるのが特徴です。また、配合されたグレープシードオイル、流動パラフィンが髪に輝くようなツヤをプラスします。
チャコールグレージュ・ミントアッシュなど、青みがかった色や緑系などクールなカラーが豊富な12色展開。くし型ノズル付きのミルキータイプで、ムラなく塗布できるのも魅力です。付属のトリートメントにはWケラチン成分が配合されており、傷んだ髪を補修します。
ヘンケル(Henkel) ゴッ トゥービー ボンディング・メタリックス【医薬部外品】
サロンの技術を反映して開発された市販ヘアカラー。染料と保湿成分が髪の芯まで届く設計が特徴です。透明感とメタリックな質感のあるサロンクオリティのカラーを実現しながらも、うるおいに満ちたしなやかな髪へと導きます。
また、ボンディング・テクノロジーを採用しているのもポイント。ハイトーンカラーのヘアダメージが気になる方におすすめです。暗い髪色に使用すると色味が分かりにくいため、ある程度明るい髪色向き。カラーはシルバーブロンド、シルバーブルーなど、スタイリッシュな色味が豊富です。
花王(Kao) リーゼ ブリーチオンカラー【医薬部外品】
ブリーチした髪用の市販ヘアカラー。黄色の補色であるバイオレットの色味をブレンドしたカラー剤で、ブリーチ後の黄みを抑え、透明感のある繊細なカラーに仕上げます。サロン後の褪色した状態の髪色メンテナンスにおすすめです。
カラーはさくらピンク・ラナンキュラスオレンジ・フランネルフラワーベージュ・スイートピーグレージュの4色展開。泡タイプなので、くしを使わずもみ込むだけで髪全体をムラなく染め上げられます。枝毛・切れ毛を防いでなめらかな指通りの髪へと導くトリートメント付きです。
市販ヘアカラーのおすすめ|暗め
ホーユー(hoyu) ビューティーン トーンダウンカラー【医薬部外品】
ナチュラルに暗めの髪色へトーンダウンできる市販ヘアカラー。次のカラーで明るくしやすい処方のため、一定期間経ったらまた髪色を変えて楽しみたい方におすすめです。一時着色料ではないので、シャンプーで洗ってもすぐには色が落ちません。
髪全体に行きわたりやすい泡立つ乳液タイプで、もみ込むだけでムラなくきれいに髪を染められます。また、毛髪保護成分として、ヒマワリオイルや椿オイルを配合。髪にツヤを与え、しなやかな指通りに仕上がるアイテムです。
ロレアルパリ(LOREAL PARIS) オレオリュクス【医薬部外品】
落ち着いたブラウンの色展開が豊富な市販ヘアカラー。モカブラウン・カプチーノブラウン・クラシッククールブラウン・アイシーアッシュブラウンなど、繊細なニュアンスのカラーがそろっています。
また、髪と頭皮に優しい処方にもこだわっており、カラー剤は主成分をオイルで構成。好みの色に染めながら、ツヤに満ちた指通りのなめらかな髪へと導きます。カラー剤とは別にアフターカラーヘアマスク、アフターカラーヘアオイルも付属。髪に光を放つような透明感とうるおいを与えます。
マンダム(mandom) ルシードエル ミルクジャム髪色もどし【医薬部外品】
ミルクタイプのテクスチャーが特徴的な市販ヘアカラー。とろりとしたカラー剤が髪に密着して色を浸透させるので、髪の根元から毛先まで、ムラなくしっかりと染まります。カラーはナチュラルブラック。本来の髪色になじみやすいトーンで、自然に仕上がります。
うるおい成分としてコラーゲン、つや成分としてパールエキス、毛髪保護成分としてツバキオイルなど、髪をいたわる成分を複数種類配合。髪を包み込んで、うるおいに満ちたしなやかな質感へと導きます。
市販ヘアカラーのおすすめ|メンズ向け
マンダム(mandom) ギャツビー ナチュラルブリーチカラー【医薬部外品】
髪をナチュラルに染め上げる、メンズ向けの市販ヘアカラー。ブリーチ成分が配合されているため、黒髪から明るくすることも可能です。クリームタイプのカラー剤が髪にしっかりと密着するので、ムラなく美しい発色の髪に仕上がります。
ハイトーンもダークトーンも、好みに応じて選べる全10色展開。あたたかみのあるオレンジ系・レッド系・ピンク系から、クールな印象のアッシュ系、王道のブラウン系など、豊富なカラーがそろっています。
ダリヤ(DARIYA) メンズパルティ ブリーチカラー【医薬部外品】
ブリーチしながら髪を染めるタイプの、メンズ向け市販ヘアカラー。髪を明るくしながら染めるので、好みの髪色にしっかりと発色します。カラーはシルバーアッシュ・スモーキーアッシュ・インディゴアッシュ・クリアブラウン・トゥルーレッドの5色展開。
毛髪保護成分海藻エキスやうるおい成分ローヤルゼリーエキスなど、5種類のヘアトリートメント成分が髪を乾燥やダメージから守ってツヤを与えます。香りは爽やかなシトラス。ツンと臭わないやさしい香りのヘアカラーを探している方におすすめです。
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市販ヘアカラーのよくあるQ&A
市販ヘアカラーのメリット・デメリットは?
市販のヘアカラーのメリットは、手軽に髪を染められる点。アイテムの購入さえしていれば思い立ったときに髪を染められるため、忙しくてヘアサロンの予約をなかなか取れない方にぴったりです。
また、市販のヘアカラーを使ったセルフカラーは、基本的にはサロンのカラーよりも安く済みます。そのため、定期的にサロンで髪を染める予算がない方にもおすすめです。
一方、市販のヘアカラーは誰でも簡単に髪を染められるよう設計されているので、それぞれの髪質・髪色に合った処方に調整ができません。サロンでプロに染めてもらうように、極力ダメージを抑えたり色味を合わせたりはできないので、やや髪が傷みやすい点はデメリットです。
失敗しにくい市販ヘアカラーの染め方は?
市販のヘアカラーは、塗り方に気を付けないと色ムラが起きる場合があります。ムラのないきれいな色に仕上げるには、とくにカラー剤を塗る順番に気を配りましょう。
髪は、部位によって染まりやすさが異なります。後頭部、とくに襟足は染まりにくいパーツのため、最初に塗るのがおすすめ。逆に、顔の周りの毛や頭頂部・生え際は染まりやすいので、最後に塗布します。
また、カラー剤の放置時間はメーカーやブランドの推奨時間を厳守することも大切。放置時間が足りないときれいに色が入らず、長すぎると髪が傷んでしまうためです。近くにタイマーや時計を置いて、正しく時間を計りましょう。
ヘアカラーの色持ちをよくする方法は?
お気に入りの色に髪を染めたあとは、できるだけきれいな色が長持ちしてほしいものです。色持ちをよくするには、髪への強い刺激を避け、髪をいたわるケアを積極的に取り入れましょう。
ヘアカラーは、紫外線や熱によって色が抜けやすくなってしまいます。そのため、外出時は帽子や髪用の日焼け止めを使いましょう。また、ヘアアイロンもできるだけ使用を避けるのがおすすめ。どうしても頻繁に使う必要がある方は、設定温度を下げて使用しましょう。
また、ヘアカラー後の髪はダメージを受けており、キューティクルが開いて色が抜け落ちやすい状態。トリートメントで傷んだ髪を補修することも大切です。色が抜けにくくなるだけでなく、ツヤが与えられて、より髪色が美しく見える効果も期待できます。
市販のヘアカラーで白髪染めはできる?
一般的に、市販のヘアカラーでは、白髪はほとんど染まりません。しかし、市販のヘアカラーで明るめの色に染めると、髪全体がトーンアップするので、白髪が目立ちにくくなる場合があります。そのため、白髪がまだ少ない方で、かつ明るい髪色に仕上げたい方であれば、あえて市販のヘアカラーを使うのもひとつの手段です。
一方、暗い髪色に染めたい場合は、かえって白髪が目立ってしまう恐れがあるため、市販のヘアカラーは不向きです。最近では明るめの色に染められる市販の白髪染めヘアカラーも展開されているので、白髪を染めたい方は、できるだけ白髪専用のアイテムを使いましょう。
白髪染めヘアカラーについて詳しくはこちら
市販のヘアカラーはタイミングや場所を選ばずに手軽に髪を染められる便利なアイテム。サロンより安く済む場合が多いため、美容院代の節約にも繋がります。一方で、髪質・髪色に合わせた施術ができないため、髪にダメージを与えやすい点がデメリット。説明書を読んで正しく使い、使用後は丁寧なヘアケアを心がけましょう。